予選 Bブロック



審査については、事前に登録された審査員のみなさんにしかできませんのでご了承下さい。
参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきます。






エントリーNo.011  スーパーいちのへはちのへ 「いのち」 一:そろそろ私、子供を授かりたいんですよねー。 八:あー、なるほど。10年早い。 一:なんで。遅いくらいでしょ。 八:はぁ・・・ 溜息がはぁ・・・ 口からはぁ・・・ 一:うわ臭う。 八:あのねぇ。そういう事は、私みたいにいい女になってから言うものなの。 一:高飛車だなぁ。八戸さんのどこがいい女なの? 八:愚問ね。ちょっとでも表を歩いて御覧なさい。   私が通った所はやがて道となり、他の哺乳類動物もそこを利用するようになるだろう。 一:けもの道作ってどうすんの!アンタの表ってどこだよ! 八:ちょっとでも虫取りに出掛けてご覧なさい。すぐセミに顔射されるんだから。 一:それは彼らの防衛手段だよ!絶頂に達してる訳じゃないから! 八:そんなセミ達の誠意に応えて、私もつくづく奉仕してあげるんだけどね。 一:ツクツクボウシみたいに言わなくていいよ。 八:どーだ。 一:えっとね。八戸さんがいい女だというのは百歩譲るとして、   子供を授かる上での相談に乗ってほしいんだけど。 八:あー、なるほど。10年早い。 一:むしろ遅いくらいだって。いくつになるのよ私。 八:しょうがないわね。子宝の持ち腐れこと私が一肌脱いであげる。 一:腐らすな!何その道徳的にマズい表現!? 八:それくらい子供が居るのよ。今だけで10人いるし。 一:すごーい。そんなにお子さんがいるだなんて、ちっとも知らなかったわ。   少子化で騒いでる今の日本では、十分すぎるんじゃないかしら。 八:そんなこと無いわ。そろそろ11人目にチャレンジするつもりよ。 一:そんなポンポン作って大丈夫なの?麻雀やってるのと違うのよ? 八:まあ確かに家計的には苦しいけど、私はもう心の中で決めてるの。   野球チームを買収できるくらい子供を作るって。 一:大企業を目指してるんだ!?何人産むつもりだよ! 八:唯一の難点は、誰が誰だか分らなくなることかしら。 一:論外ね。親としてどうなの。 八:もう、どれがノッポでどれがデブなのか・・・ 一:それは視覚で分かれ!体系の概念を知らないの!? 八:・・・あ、そうだ!何かと掛けて名前をつければ、こんがらなくて済むんじゃないかしら。 一:ん?ああ、赤毛だからアンちゃんとか? 八:そうそう。一番腐りかけだから美味子ちゃん。 一:冷静に判断してる場合じゃないよ!ちゃんと保存してあげて! 八:何よさっきから文句ばっかり。 一:アナタが極端すぎて、何の参考にもならないのよ。 八:ム。じゃあ今度はアンタの番。ほら早く産みなさいよ。 一:産むか!そんな趣旨で会話進めてなかったでしょ! 八:さっさと営んで!いとなみにおごれて! 一:累乗根の覚え方みたいになってる!   いや違う!そうじゃなくて、出産の辛さとか大変さを教えてもらいたいの。 八:いいよ。 一:いいんだ。10年早くなかった。 八:とにかくね、妊娠したら安静にするのが鉄則よ。 一:それは知ってるわ。うーん、妊娠したらお出かけするのも一苦労かしら。 八:あ、その点は大丈夫。   電車とかバスには、しっかり「妊婦さんをお譲りください」って書いてあるから。 一:それただの人身売買だよ!譲るのは座席でしょ! 八:あと、お腹にいる赤ちゃんに下手な刺激を与えたらアウトだからね? 一:うんうん。 八:人質が撃ち殺されたらたまったもんじゃないわ。 一:別に立てこもってる訳じゃないよ!彼は生前に何やってんの! 八:さらに、あとあと赤ちゃんに害が出るような行為もやめた方がいいわね。 一:え、じゃあタバコやお酒も控えた方がいいのかしら? 八:当たり前よ。控えるのは常識じゃないのよ。一戸の分際で、赤様に向かって頭が高いぞコラ! 一:控えるの意味が違うよ!赤様ってどういう敬意の表し方だよ! 八:そして、最後の難関が出産。とてつもない陣痛に襲われるからね。 一:そうみたいね。男性だと気絶するくらいの痛みに見舞われるって聞いたことがあるわ。 八:いいこと?痛みはいきなり襲ってくるからね?「陣痛が来たぞー!」って言ってからじゃ遅いのよ? 一:獣が来たみたいに言うなよ!なんで他人が察知してんの! 八:あまりの痛さで、朝と昼が引っくり返った気分になっちゃう。 一:天と地でしょ!何そのちょっとした海外旅行は! 八:でも、そういう痛みを乗り越えて出産するからこそ、喜びもひとしおなのよ。 一:その通りね。「見てください!元気な男の子です」なんて言われたら堪らないわ。 八:(カチャカチャカチャ)   見てください!立派なチャンピオンベルトです。 一:そんな物付けて分娩室に来るか!何の覇者だ私! 八:見てください!玉のような受精卵です。 一:その段階で摘出するな!それまだこの世に降り立てないよ! 八:そうね。10年早いわ。 一:そんなに待たなくていい!9か月すれば出てくるから!   無駄なことしてないで、早く赤ちゃんを受け取ってよ。 八:生憎だけど、それは後回しよ。 一:なんで? 八:今は人質を助け出す方が先だから。 一:だから中で立てこもってる訳じゃないよ!体内で何が繰り広げられてんの! 八:あなたの要求を呑むから、おとなしく人質を解放しなさい!   ・・・何々?逃走用の道を別に用意しろ? 一:どっから外に出るつもりだよ!決められたルートで生まれてこい! 八:よし、お宅のお子さんがやっと出てきました。やんちゃな男の子です。 一:やんちゃどころじゃない。 八:・・・はいこれで出産の場面終わり。じゃあ次祝うシーンね。 一:いや淡々と進めないで!祝うシーンって何だよ! 八:私が「おめでとー!」っていいながら、赤ん坊の進水式を行うの。 一:それは船が完成した時の祝い方でしょ!赤ちゃんを水に浮かべるな! 八:はい祝うシーン終わり。そして私から教えることはもう何もない終わり。 一:さっきから何そのテンション。   まあでも、子供を授かることがどれだけ大切で大変なのか分かったわ。 八:あ、そうでしょう?お役に立てて嬉しいわ。 一:一概に感謝はできないけど、ひとまずありがとう。俄然子供が欲しくなってきたわ。 八:そうそう!その意気よ一戸さん! 一:ようし、今日から出産に備えようっと! 八:・・・あれ? でもアンタ、結婚どころか彼氏もいないわよね? 一:ウグ。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第16位(準決勝敗退)  スーパーいちのへはちのへ
審査員
点数
 75  74  88  70  50 平均
点数
 71.4
[審査員の感想・コメント] ・前半は、時にぶっ飛んだり時にブラックなボケ、異常なまでに冷静なツッコミといった二人の特徴が  噛み合っていないように思いましたが、出産のくだりから一気に盛り上がってきましたね。  海外旅行とか、逃走用の車とか破壊力のあるフレーズが続いてよかったです。 ・なんでしょう。全体的に、かたい感じを受けてしまったのです。題材が自分になじみのないことだったのも一因かもしれませんが・・・  終盤のたたみかけがうまいのは感じるのですが、どこかに堅苦しさが抜けませんでした。 ・比喩表現のボケがとても上手ですね 正統派のネタにそのボケを入れて笑いをどんどん増やしています  テーマが少し難しいかな?とも思いましたが広げ方も素晴らしいです  あえて、欠点を言うならば最後の祝うシーンが尻つぼみだったかな ・二人の会話の雰囲気が良く、そう言う意味では全体的に面白かったです。  ただ、(ボケのレベルはある程度高いものの)雰囲気だけで持っていかれた感じがしたというか、  明確な盛り上がり部分がなかったためなのか、最終的にあまり印象に残らなかったのが何とも言えない所です。  あと、ところどころツッコミが女性口調っぽくなかったのが気になりました。 ・うーん・・・ 個人的にはどう考えてみてもこの点数が限界です、すいません。  まず出だしの時点で、なんか笑える雰囲気に無かったです。やりとりがギクシャクというか、殺伐としてるというか、  そんな雰囲気の上に下ネタまで出てきてちょっと引きましたし。こういうネタを実際に女性コンビがやったらと思うとなおさら・・・  途中からは良くなってきたと思うのですが、やはりこの点が限界かと・・・
エントリーNo.013  世直し族 「野球の実況」 西村:はいどーも。こんにちは。 大羽:よろしくお願いします。 西村:僕ら中学2年なんですけどね。 大羽:そうなんです。一番調子乗ってる時期なんです。 西村:嫌な言い方で言うねぇ・・。 大羽:お前最近太ってきただろ。 西村:いやいや、そんなことないよ。てか文章。 大羽:このままだとお前「メタボリックメトロノーム」になっちまうぞ。 西村:シンドローム!!気をつければ大丈夫だ。ところで、俺ね、前から思っていることがあるのよ。 大羽:何ですか? 西村:最近野球選手の話題が多くてね。 大羽:今日はそのネタじゃないだろ!! 西村:今日はこのネタだよ!!さっき打ち合わせしただろ!!何いきなりツッコんでんだよ! 大羽:すまん、すまん。 西村:ちゃんとやれよ。それで、野球選手の話ね。 大羽:最近だと人気なのがやっぱダルビッシュ無だね。 西村:有だよ!!そこ間違えねえだろ。 大羽:そのダルビッシュ有とかもそうだけど、最近の野球選手ってカッコいいっていうかチャラチャラしたのが多いね。 西村:まあまあ、確かにね。 大羽:俺が若い頃なんかあんな人なかったよ。 西村:お前まだ13だろ!!冒頭で中学2年って言ったばっかじゃねえか。 大羽:まあまあ、俺らが小さい頃は巨人の星とかリアルタイムで見てたじゃないですか。 西村:見てねえよ!!「ポケモン」とか「デジモン」だろーが。 大羽:「のらくろ」とかね。 西村:もういいよ!!野球の話に戻すぞ。 大羽:戻さなくていいよ!!どうもありがとーございましたー。 西村:終われないんだよ!!まだ本題に入ってないんだよ!! 大羽:だからさっきの「のらくろ」の話が今回の漫才のエピローグでいいじゃん。 西村:「のらくろ」の話なんかしてねえよ!! 大羽:それで本題って何よ。 西村:本題に入るけど、野球の試合を見てて1回くらいやってみたいって思うのよ。 大羽:何を? 西村:野球の実況。 大羽:おいおい・・・、それは禁止用語だろ・・。 西村:全然違うよ!!とにかく俺が実況やりたいの。 大羽:じゃあ、俺解説やるわ。 西村:「さあ、始まりました。中日VS阪神、実況は私西村、解説は元プロ野球選手のホームランバッター大羽さんに来ていただきました。大羽さんどうも。初めまして。」 大羽:「お久しぶりです。」 西村:「ハハ、会話が噛み合いません。今日はどうもよろしくお願いします。」 大羽:「期待に答えましょう。」 西村:「・・・・・・ところで、今日は山田投手の調子があまりよくないと聞いたんですが、どう思われますか?」 大羽:「それが嘘だったら面白いんですけどね。」 西村:「真面目に答えろ!!・・あっ、すいません・・。いつものツッコミ癖が・・。」 大羽:なんかやりづらいね。 西村:多分、お前側に問題があるよ。悪いけど。 大羽:俺に解説やらせてよ。 西村:俺は何すりゃいいんだよ。 大羽:バッターでもやったら。 西村:やりづらくね?まあ、お前の解説聞いてやるからおかしかったらアドバイスするわ。 大羽:普通は選手には聞こえないんだけどね。 西村:いいから早くやれ。 大羽:みなさんごめんなさいね。こんなネタで。 西村:早くやれ!! 大羽:「引き続きお送りします。中日VS阪神、解説は俺大羽。」 西村:偉そうだな!!乗っ取った感丸出しじゃねえか!! 大羽:「試合は6対3現在12回裏のツーアウト満塁。一打でれば逆転のチャンス、バッターは西村。」 西村:「よし。一発打つぞ!」 大羽:「ここで、試合の途中ですが他球場の各試合の結果をお送りします。」 西村:「なんだ、まだか。」 大羽:「巨人VS広島、東京ドームで試合の予定でしたが雨天中止となりました。」 西村:「ありえねーだろ!!ドームだぞ!!」 大羽:「横浜VSヤクルトはヤクルトの5目半勝ちでした。」 西村:「意味が分からない本当に理解が出来ない。」 大羽:「プ・リーグは以下のとおりです。」 西村:「プ・リーグって何だ!!」 大羽:「残念ながらオンエアに至らなかったみなさん、またの挑戦をお待ちしております。」 西村:「ハァ!!」 大羽:「さあ、ここで試合再開です。」 西村:「やっとだな。」 大羽:「ピッチャー振りかぶって投げた・・物は・・ボール!!」 西村:「まぎらわしいよ!!投げた物はボールってそりゃそうだろ!!ボール以外に何投げるんだよ。」 大羽:「1球目はストライク!!バッター荒れています。」 西村:「お前のせいなんだよ!!次は打つぞ。」 大羽:「振りかぶってピッチャー投げた。」 西村:「カキーン!!」 大羽:「良い当たり!入るか・・入るか・・入るか・・ファール!!!」 西村:「ああー、惜しかったなー。」 大羽(アナウンス):「ファールボーイにご注意ください。」 西村:「誰なんだよ、その少年は!!何でアナウンス流したんだ今。」 大羽:「さあ、ピッチャー空気読んで投げた。」 西村:「何言ってんだよ。カキーン!!」 大羽:「また、打ったー!!レフト線・・・、しかしファール!!」 西村:「またか。」 大羽:「ピッチャーのムルアカ、ホッとしています。」 西村:「え?ムルアカさんが投げてたの!?」 大羽:「さあ、この最後の1球、ムルアカが防ぐか、西村が打つか。・・緊張の一瞬です。ピッチャー振りかぶって投げた。」 西村:「カキーン。」 大羽:「おっと、でかい!・・レフトのムルアカがバック」 西村:「レフトもムルアカ!?」 大羽:「ムルアカがバック、ムルアカがバック、ムルアカがバッ・・、ムルアカがぁぁ・・ムルアカがぁ・・・。」 西村:「ムルアカ、ムルアカうるせえよ!!」 大羽:「・・ムルアカがキャッチ!」 西村:「結局とったのかよ!!」 大羽:「試合終了―!!えーちなみに、この後放送予定のみのもんたの朝ズバッ!は放送を15分遅らせた午前5時45分からお送りします。」 西村:「この試合朝5時台にやってたのかよ!!いい加減にしろ。」 大羽:なんだこのつまらんオチは 西村:そういうこと言うなよ。 2人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第51位(1回戦敗退)  世直し族
審査員
点数
  8  31  28  53   3 平均
点数
 24.6
[審査員の感想・コメント] ・大羽:今日はそのネタじゃないだろ!!  西村:今日はこのネタだよ!!さっき打ち合わせしただろ!!何いきなりツッコんでんだよ!  ここだけに限りませんが、本人にしか楽しめないような楽屋落ちやネット上のお笑いなのに観客に話しかけるといった  メタなボケはよほど上手く使わない限り、読み手との距離を作ってしまうので、控えた方が無難です。  全体的に、費やさなくていいところで言葉を費やしているのに、ボケがダジャレにもなっていない言葉遊びと  固有名詞頼みで安易だったり、ツッコミがツッコミとして機能していなかったりで  丁寧に広げなくていけないところを乱雑に書いている印象でした。 ・脱線しすぎ。今日やるネタはどれだとか、こんなネタでいいのかとか、行数稼ぎ以上のなにものにも感じません。 ・大羽:俺に解説やらせてよ  実況をやるんですよね?ネタの流れを止めてしまう痛いミスです  後は、ツッコミに工夫が欲しいですね。ボケに対してストレートにつっこんでいるのは  良いんですが、多用するよりは変化球のツッコミを入れるともっと良くなると思います ・本題の流れとは関係ない余計なボケ(「今日はそのネタじゃないだろ」etc)や  あまりにも基本的すぎるボケが多かったのですが、逆に勢いに押された感じです。  「プ・リーグ」「オンバト」と来た後の「ハァ!!」というツッコミが妙にツボでした。  もっとも、特に「余計なボケ」みたいなのは普通はするべきではないと思いますが。  最後は、ムルアカのような固有名詞に頼らないほうが良いと思います。 ・まず出だしの段階で、「てか文章。」とか「今日はそのネタじゃないだろ」とか、本人たちだけで盛り上がっている、  これは、初心者が漫才を作る上において一番ありがちなミスなんですよ。  こういう内輪のやりとりで笑いを取るのは、よほどのウマさや技術がないと難しく、大抵は失敗してしまいます。  その後の実況ネタについても、この手のネタによくありがちなパターンのボケしかなかった気がします。  それと「ムルアカ」は今更って感じですよね・・・ これもよほどウマく使わないと、笑いはとれないでしょう。  まだまだこれからですので、次はさらにもっとじっくりネタを練ってがんばって欲しいです。
エントリーNo.014  Rendezvous 「メイドさん」 大柴:どうも、Rendezvousです。 鈴村:お願いします。 大柴:僕ね、最近頭の中にメイドさんがいるんですよ。 鈴村:どうした?急に気持ちの悪い事を言い出して・・・ 大柴:今日はちょっとそのメイドさんを皆さんに紹介したいと思うんですよ。 鈴村:嫌だよ、気持ち悪いな。そんな事よりもちゃんと漫才をやりましょうよ。 大柴:1つ言っておくけど、僕は大きな暴力団の重役に貸しがあるからね。 鈴村:何で急に暴力で持って脅してくるんだよ。怖いからお前の話を聞くよ。 大柴:それじゃあ、メイドさんの紹介をさせていただきます。    「リリカ」って言うんですけどね、料理が大得意なんですよ。 鈴村:まぁ、可愛らしいじゃないですか。 大柴:ちなみに特技が分身の術。 鈴村:人間のなせる業じゃねえよ!黄河忍者か!? 大柴:いや、伊賀忍者ですけど・・・ 鈴村:流派はどうでもいいよ。って言うか忍者ではあるんだ!?メイドさんなのに。 大柴:ちなみに分身と本物の見分け方はくるぶしの色ね。 鈴村:見分け方おかしいな!?瞳の色とかあっただろ。 大柴:本物は緑で、分身は肌色ね。 鈴村:なんか偽物の方が人間らしいな・・・ 大柴:リリカにはもう1つ特技があって、そのもう1つの特技は利きタバコね。 鈴村:そんなメイドさん見たくねえよ・・・ 大柴:それからメイドさんという事で、やっぱり萌えは必要だよね? 鈴村:そういうものなのかなぁ・・・ 大柴:リリカの萌えポイントはイリオモテヤマネコ耳萌えね。 鈴村:種類はどうでもいいよ!普通の猫で良いだろ。 大柴:それから絶体絶命萌えね。 鈴村:それを言うなら絶対領域だろ!絶体絶命の状況下で興奮したらただのド変態だからさ。 大柴:それじゃあ、今日はここで僕とリリカの2人の生活の様子を見せたいから、お前ちょっとリリカの役やってよ。 鈴村:巻き込まないでくれよ!僕はそんなの絶対やらないからな。 大柴:言っておくけど、僕は人間の姿を借りたウルトラセブンだからね。 鈴村:もはや脅しでも何でもねえよ!ただの頭のおかしい人になってるからさ。 大柴:ウルトラアイでスパークしちゃうよ? 鈴村:もう、訳がわからねえよ。お前がかわいそうになってきたから言う事聞いてやるよ・・・ 大柴:じゃあ、僕が仕事を終えて家に帰ってきたところをやるから、お前は出迎えて。 鈴村:わかったよ。 ガチャッ 大柴:ただいま。 鈴村:お帰りなさいませ、ご主人様。 大柴:はい、やり直し。 鈴村:厳しいな。メイドさんってこんな感じじゃないの? 大柴:さっき言い忘れたけど、リリカは語尾に「〜でし。」って付けるんだよ。    だから今の場合は「お帰りなさいでし、ご主人様。」だな。 鈴村:勘弁してくれよ!そんなのやりたくねえよ 大柴:言っておくけど、僕のおじさんは松田 筋肉っていう名前だからね。 鈴村:いじめられるだろ!脅しのつもりだったんだろうけど、今のに関してはまったくわけがわからないよ。 大柴:とにかくリリカ役をやってくれよ。 鈴村:仕方ないな・・・ ガチャッ 大柴:ただいま。 鈴村:お帰りなさいでし、ご主人様。 大柴:ただいま、ルルカ。 鈴村:名前を間違うな!お前の妄想が生み出した産物だろうが!    ちゃんとやれって! 大柴:ただいま、リリカ。 鈴村:ご主人様、今日もお仕事お疲れ様でし。 大柴:ありがとう。お前がいてくれると家の事を任せられるから、安心してサバの味噌煮の大食いができるよ。 鈴村:お前の仕事なんだよ!?    えぇっと・・・、ご主人様にそういって貰えると嬉しいでし。 大柴:そうか。ところで、今日は利きタバコはうまくできたのか? 鈴村:だからそれは止めろって!イメージが崩れるから。    もう、こんな得体の知れない役は僕にはこなせないよ。    交代しよう!お前がメイドさんをやってよ。その方がメイドさんがどんな人かも伝わりやすいでしょ? 大柴:良いけど、くるぶしは何色が良い? 鈴村:そこは別にこだわななくて良いよ。 ガチャッ 鈴村:ただいま。 大柴:お帰りなさいませ。ご主人様。 鈴村:お前、「〜でし」付けろよ!    さっきからちょいちょい間違うな!やり直せ。 大柴:お帰りなさいでし。ご先祖様。 鈴村:お盆!?勝手に僕を殺すなよ! 大柴:今日もウルトラ警備隊のお仕事お疲れ様でし。 鈴村:僕はウルトラセブンじゃねえよ!    お前と違って僕はウルトラアイでスパークもしなければウルトラホークでアタックもしません! 大柴:さっきからご主人様、怒ってて怖いでし!でも、それがたまらなく興奮するでし! 鈴村:絶体絶命萌え!!もう、さっきから全然ダメじゃねえかよ。    メイドさんを紹介するはずなのにお前が変だって事しかわからなかったよ。 大柴:ダメか・・・じゃあ、今度は僕の頭の中にいる巫女さんのイズミちゃんを紹介するよ。 鈴村:まだいるのかよ!もういいよ! 2人:ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第31位(3回戦敗退)  Rendezvous
審査員
点数
 57  52  53  52  57 平均
点数
 54.2
[審査員の感想・コメント] ・こちらは天津のパロディというか、本歌取りってことでいいんですかね?  このネタの一番の要は、二人が大柴とメイド役を演じることで、大柴が妄想しているメイドの  変なところを掘り下げることだと思うんですが、メイドに関するボケがほとんどなくて物足りなかったです。  読んでいて、ご先祖様とかそういボケはいいから、もっと面白くなりそうなところを広げてくれよ! と  かなりフラストレーションが溜まってしまいました。  改善する余地はかなりあると思うので、このネタを手直しして、完成度を高めてくれることを期待しています。 ・設定が活かせてないように思います。忍者、利きタバコ、萌え・・・ それぞれ全く無関係で、無関係なまま  終わってしまったので、結局爆発はしなかったですね。脅し方のしょぼさはおもしろかったのですが。 ・後半のボケには勢いを感じました。そして大柴の脅しも良く出来ていると思いますが、  やっぱりメイドといえば色々なシーンを想像できるので玄関の挨拶だけで終わるのは寂しいですね  話を広げるともっと良くなると思います ・脅し系のボケは入れ所も含めて面白かったのですが、肝心の本題、特にコント部分のボケや展開が  かなりベタだったと思います。また、「絶対領域」萌えはメイドに対して使うものなので、  そこでリリカが「絶体絶命萌え」というズらし方はなんとなくしっくり来ませんでした。 ・ネタの本編よりも、脅し文句の方が笑ってしまいました。  本編の方のボケがもっと強ければ・・・ あと、「黄河忍者」ではなく正しくは「甲賀忍者」です。
エントリーNo.015  MAGNETS of HYPER MM−1 LEAGUE 「MM−1は怖い」 古田 どうもー、マグネッツです。よろしくお願いします。 吉田 はい甘ーい。 古田 急に何ですか!? 吉田 君の挨拶、それは天下のMM−1をなめてるとしか言いようがない。 古田 えー・・・じゃあどうすればいいんですか? 吉田 ずばり、誠心誠意をこめて、敬語でやること!これは基本! 古田 「どうもよろしくお願いします。マグネッツと申します。」みたいな感じですか? 吉田 堅苦しいわ!堅苦しいだけじゃダメなんだよ!もっとセクシャルに。 古田 そんなことする必要あるんですか? 吉田 仕方があるまい。天下のMM−1だぞ。なめたネタを送ったらFBIに存在を抹消される! 古田 怖い!怖い!わかりました!やってみます。 吉田 しかし、いきなりでは難しいだろう。いや、ムズかゆいだろう! 古田 前者の方は当てはまります! 吉田 まるでダニが体中にまとわりついているかのようにかゆい君のために俺がお手本を見せてやろうと思う! 古田 うぅ・・・つっこんでいいのか悪いのか悩む・・・。 吉田 何故そこで迷う!天下のMM−1でつっこまないつもりかよ! 古田 え、つっこんでいいんですか? 吉田 あたり前だろ!お前、今日はどうしたんだ? 古田 冷静な判断ができなくなってるのかも。だって、天下のMM−1ですよ・・・。怖いのなんのって・・・。 吉田 うぅ・・・そうだよなぁ・・・過去に変なネタを投稿した「夢のクレヨンしんちゃん」さんは髪の毛を竪琴の弦にされたらしいぞ・・・! 古田 怖いぃ!音でなそうだし! 吉田 実はそれ俺んちにあるんだ。 古田 な、何故!何故!何かと怖い! 吉田 ネットオークションで売られてたんだ・・・その人の心臓がセットでついてきたぞ・・・。 古田 やめてぇー!今、リアルでMM−1出てるんだよ!?怖いよー! 吉田 しかもそれ、音出るんだ。「次はお前のばんだぞぉぉぉぉぉぉ!」って・・・。 古田 キャー!俺の番だ俺の番だ俺の番だ! 吉田 そう暗く考えるな。そのために誠心誠意をこめてセクシャルに挨拶するんだ。 古田 う、うん・・・。 吉田 よし、いくぞ!「うふーんでございます。よろしくお願いしますでございます。」 古田 ・・・・・・・・!? (スタッスタッスタッ) FBIの人 吉田広太。お前の存在を抹消する! 吉田 ど、どこがまずかった! 古田 そ、そりゃもう全体的に・・・。 FBI 覚悟! (ちゅど〜ん) 古田 間抜けな音だなぁ・・・あ、吉田がいない! FBI フハハハハハ! 古田 ど、どうやって漫才しよう・・・。 FBI 心配そこじゃない! 古田 あ、そうだね!今日どうしちゃったんだろう俺・・・。 FBI まぁ、漫才については問題はない。 古田 え? FBI というわけで「古田&FBI」ですよろしくおねがいします! 古田 !? FBI いやー、しかし最近暑いですなぁ・・・。今こんなに暑いんだから12月になったらどんなに寒いんだろうなぁ? 古田 こ、古典的!ってかパクリ! (スタッスタッスタッ) FBIの人2 そこのFBI隊員!お前の髪の毛を竪琴の弦に・・・スキンヘッドか・・・。ならば脇毛を竪琴の弦にしてやる! 古田 小さい!小さすぎるよそのハープ! FBI1 ど、どこがまずかった! 古田 ちょっと考えればわかると思います。 FBI2 覚悟! (ぼにゅ〜ん) 古田 間抜けな音は変わらないんだ・・・ FBI2 というわけで「FBIと愉快な古田達」ですよろしくおねがいします。 古田 ど、どういうわけですか・・・。そして俺は何人いるんですか・・・。 FBI2 というわけで、うんこちんこ! 古田 脈絡のないシモネタ!さっきの奴より最低なネタしてるよ! (スタッスタッスタッ) FBIの人4 そこのFBI隊員!お前が家で食べるのを楽しみにしているワインを犬のエサにしてやる! FBI2 そ、そんな!命は差し上げますから!ワインだけはご勘弁を! 古田 ば、バカだ!いまさらながらこいつらどんなFBIだよ! FBI4 わかった、では命をもらおう・・・ (バリーン) 古田 今までのが情けなかっただけにちょっとかっこよく感じる・・・。ところで、何故あなたは3ではないのですか? FBI4 何故それを・・・あ、このバッジに番号が振ってあるのか。      実は3は、MM−1出場者に手を出して逮捕されてしまったんだよ。 古田 な、情けないですね・・・。 FBI4 しかも男にな。 古田 あ、女性の方なんですか? FBI4 無論男だよ! 古田 うわぁ・・・ダメ人間集団じゃないですか・・・。 FBI4 私もそれについては悩んでいたところなんだ。 古田 そうなんですか。 FBI4 ついでに言うと実は僕らFBIは5人だけなんだ。そう、有名なFBIは特に関係ないのだ。 古田 まぁ、そんなダメ人間集団がFBIだとは違和感を感じましたけどね。 FBI4 ま、お互い独り者同士仲良くやっていこうや。 古田 あれ、5人目の方は? FBI5 あ、実はこのセンターマイクの足、そいつの骨。 古田 怖いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第47位(2回戦敗退)  MAGNETS of HYPER MM−1 LEAGUE
審査員
点数
 55  15  15  65  30 平均
点数
 36.0
[審査員の感想・コメント] ・パロディをやろうという意欲的は買いますし、徐々にバカに振り切れて行く感じはよかったんですが、  いかんせん楽屋ネタ止まりなのと、行数の割りに色々と詰め込みすぎて窮屈になっているのとで、  それほど高い評価は出来ませんでした。前半の古田のリアクションを減らして、その分FBIを掘り下げていたらまだよかったんですが……。 ・こういう、人がいっぱい出てきて次々と消えていくタイプのネタ、時々見るんですけど、どれも安易なんですよね。  いくら漫才・コントの中とはいえ、人を殺すんですから、その悲しさをを打ち消す、もしくはその悲しさとの  相乗効果があるおもしろさを持ってこなければいけない。その意気込みが感じられないんだよなあ。 ・やりたい事はやっていて誤審では満足だとは思うんですけど  これだけ登場人物が出てきたら、やはり読み手は混乱すると思います  やはり一人一人、キャラを作ることによって引き立たせた方が良いと思うんですよ  今回のFBIは皆が皆同じようなキャラだったので、そこをまずは改善すべきかと ・これ、普通に爆笑しました。現実性の無いFBIの名を出しておきながら本当に出てきたり、  さらにそのFBI達がバカなボケを繰り出してきたりと、そのあたりが分かりやすいながらも意外性があってが面白かったです。  「うふーんでございます。」「うんこちんこ!」もバカ丸出しって感じで良かったです。  ただ、最後にFBI4と古田だけになってからがあまりにも単調というか、  基本ストーリーだけになってしまい、ボケはあるにしてもそれまでほど意外性がなかったです。  あと、最後から2番目のセリフはFBI4の間違いだと思われますが、オチでのミスは少々痛いです。  その他、全体的に何か幼ない感じの文章だったというか、軽い感じは否めなかったです。  (まぁ、軽いからこそ楽しめるネタだとは思いますが。)  何点つけるべきかは最後まで悩んだのですが・・・とりあえず、個人的には面白かった、という意味でこの点です。 ・これ、今回のネタの中で一番採点に困りますね(苦笑)  ある意味、というか別の意味で面白かったんですけど、細かく採点するとなるとやっぱりこれぐらいでしょうか。  セリフも崩れている所が多かったです。1つ例をあげると、ワインは「食べる」ではなく「飲む」ですよね。  ハチャメチャなネタの中にも、きっちりと作るべきところは作らないと・・・
エントリーNo.016  ローザンヌ∞ブルズアイズ 「髪質プロブレム2007」 古賀:どうも、ローザンヌ∞ブルズアイズです 永村:がんばっていきましょう 古賀:いやー僕最近悩みがありまして 永村:ほぉ、悩みが 古賀:いやー僕ね、髪の毛が尋常じゃ無いほど天パなんよ 永村:なるほどね 古賀:あまりにもクルクルしてるから、頭からチン毛が生えてるんじゃないかとか言われちゃって 永村:それは酷い表現だな 古賀:シャンプーする度にチン毛洗ってると思うとイヤになっちゃってね 永村:お前も真に受けるなよ! 古賀:それなのに僕、チン毛が尋常じゃ無いほどストレートなんよ 永村:お前の体内では何が起こってるんだよ!! 古賀:もう、風になびくほどに 永村:風になびかせるなよ!! 古賀:だから僕、今度から髪の毛をチン毛として扱うように心がけてるんですよ 永村:どこも立派じゃねェよ! 古賀:そして、チン毛は髪の毛にすることにしました 永村:すんなーッ!! 古賀:散髪も下のほうをカットしてもらいますね 永村:床屋のおじさんビックリだよ! 古賀:床屋に行ってから脱ぐのが面倒なんで、下半身露出して行きますけどね 永村:床屋に着く前に補導されるわ! 古賀:でもやっぱ、日常生活でチン毛を露出するのは抵抗がありますから、いつも頭にパンツ履いてます 永村:ただの変態じゃねぇか!! 古賀:そしたらこの前警察官に捕まっちゃいまして 永村:当然だよ 古賀:そのとき滅茶苦茶腹が立ったんですよ 永村:逆切れか? 古賀:いや、その警察官の髪がめっちゃストレートでね 永村:そこなのかよ!どんだけ気になってんだよ 古賀:もう、風になびくほどに。まったく風になびかせるなっつーの 永村:なびかせちゃいけないのはお前のチン毛だろ!!     てか、まずその髪の毛の逆転を止めるべきだな 古賀:やっぱそうだね。     でも、なんでこんな毛になっちゃったんだか 永村:俺には分からねぇ 古賀:あ、そういや遺伝だわ 永村:親父もそんな感じなのか? 古賀:母親もね 永村:母親にチン毛は生えないよ! 古賀:もうすぐ生まれる弟も、こんな感じになる予定だよ 永村:予定ってなんだよ!!チン毛がストレートな子供を産む予定って聞いたことねぇよ! 古賀:でも、遺伝だとしてもここまで酷くはならないよな     ……もしかしたら、誰かが僕の寝てる間に髪の毛をねじってるのかもしれない 永村:しねぇよ!どんだけ暇な奴なんだよ! 古賀:そして一心不乱にチン毛にトリートメントをつけてるのかもしれない 永村:誰がそんな気色悪いことするんだよ!! 古賀:きっと、僕に恨みを持ってる誰かが 永村:恨んだ相手の毛を変形させるってよく分かんねぇよ!     ってかさぁ、そんなに気になるならパーマかけたらいいじゃん 古賀:そう。僕もそう思って、美容院に行く日を決める予定を入れる日を考えてたんだよ 永村:面倒くさいな!美容院行く日を決めたらいいだけじゃねぇか 古賀:そして、美容院でチン毛にカールをかけてもらおうと思ってね 永村:…………!? 古賀:そうすりゃ、やっと普通の人に一歩近づけるだろ? 永村:…人に近づくために人から見えない部分を修正してどうすんだよ!!     普通は髪の毛にストレートパーマだろ! 古賀:まぁこれで人並みになれたと思ったら大間違い 永村:当然だよ 古賀:僕、もう一つ悩みがありまして 永村:悩み多いなぁ 古賀:僕、後頭部がハゲてきてるんですよ 永村:どんだけ毛に関してのコンプレックスがあるんだよ! 古賀:これに関しては美容院に行ってもどうしようもないでしょ 永村:それなら育毛剤買えばいいじゃない 古賀:育毛剤?その中に俺の髪の毛が隠れてるのか? 永村:違うって!何でお前の髪が育毛剤に逃げ込むんだよ!    そうじゃなくて、髪の毛が生えやすくなるための液体だよ 古賀:なるほどな。そりゃぁ便利じゃないか    じゃぁ何か?その育毛剤をつけた次の日には髪の毛モッサモサか? 永村:突然そんなに生えてきたら誰もがビックリだよ!! 古賀:ついでにチン毛もモッサモサか? 永村:なんでだよ!!ってか、その辺にしとけ! 古賀:「パンツを頭に履いたツルッツルのモッサモサのクルクルパー」の称号は頂きだぜ! 永村:そんな称号もらっちゃってどうすんだよ!! 古賀:っていうか、その育毛剤でモッサモサになるなら、この間買っておいたサラサラなカツラは必要ないな 永村:あるんならそれ被っとけ!もういいよ ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第32位(3回戦敗退)  ローザンヌ∞ブルズアイズ
審査員
点数
 59  55  29  48  78 平均
点数
 53.8
[審査員の感想・コメント] ・これ異常ないってくらいアホなネタですね。下ネタは苦手なんですが、これだけ堂々とやられると受け入れられる不思議。  題材の持つ破壊力に笑いましたが、さすがにこれだけで引っ張るのは厳しいのか、遺伝のくだりから一気に息切れしていてもったいない。  ちなみに、アンダーヘアー専門の床屋も世の中にはあるみたいですよ(何情報だよ)。 ・好き勝手やってるなあ。嫌いではないですけどね。 ・中盤にチン毛と髪の毛がごっちゃになって部分があったので混乱してしまいました  例えば母親からチン毛 っていうのは天パの事だから女性でも関係ないのかな?とかですね あとはツッコミのしかたが少し単調かなと ・髪の毛とチン毛の扱いを入れ替える、などの発想は面白かったのですが、毛ネタとしてはありきたりなボケが多かった印象です。  好きな人は好きでも、ヒク人がヒき続けてしまいそうなのが難しいところです。  また、クオリティが高いボケやツッコミもそれなりにあるのですが、  例えば「美容院に行く日を決める予定を入れる日」のあたりなんかがそうなのですが、  話の流れから少々浮いた感じのボケや表現が多く、ネタに締まりが無くなっていたような気がします。 ・これまたコメントしづらいですね・・・(苦笑) 面白かったんですけど、  ただ後半のハゲネタがどうも中途半端で、それも気がついたらあっという間に終わってしまった、そんな気がします。  行数的にももう少しいけたんだからそこが惜しかったです。
エントリーNo.017  有希論 「ぷよぷよ」 森内:どうもー有希論ですー。お願いしますー。 久保:お願いしますーいや僕ら高校生なんですけどね。 森内:そうですー。 久保:やっぱゲームって楽しいやない、ゲーム。 森内:ああ、楽しいやんね。 久保:僕ね、ぷよぷよ好きなんやよね。 森内:あ、んじゃあちょっとやってみよか。俺やるからお前ぷよな。 久保:・・・え?ちょ 森内:はー、懐かしのスーファミのぷよぷよ買ってきちまったよ。まあやるか。ポチ。 久保:っと待て。 森内:なんや。 久保:・・・俺どうすりゃええねん。 森内:んなもん色違いのお前がいっぱい落ちて 久保:いや無理や! 俺ひとつしかないもん! 森内:そこはお前の持ち前の脚フェチでなんとかしろよ。 久保:関係ないやん! 今俺の脚フェチ関係ないやん。    いや、最低限ぷよぷよの2人プレイのコントをやりましょうよ。 森内:あーなるほどねぇ。じゃああなた、1Pで、俺7Pで 久保:どんだけあんの!?コントローラーどんだけあんのこのスーファミ!?てかスーファミかこれ?! 森内:だってこの2Pのボタン、連打し過ぎで戻ってこやんのやもん。 久保:いやようあるけどさ、ガマンしろよ。てかだからってなんで7Pだ。 森内:じゃあ始めようか。レベル選べよ。 久保:いいの? じゃあ俺は、あれだな、甘口。 森内:お前素人かよー。 久保:いいやん、これで端っこにバンバン積んでくのが好きやねん。 森内:まあようおるけど。じゃあ俺は甘栗。 久保:何それ!?むいちゃいましたやないか! 森内:いいやん、俺はツンデレが好きやねん。 久保:関係ないやん!全っ然関係ないやん! 森内:お前は積んでく、俺はツンデレ。これでOKやないか。 久保:なんでやねん!まあええ。はいスタート。 森内:スタート。 久保:・・・・・ 森内:・・・・・ 久保:(えいっ、ファイヤ、アイスストーム、ダイアキュート!)へへっ、連鎖やで。 森内:ちっくしょー俺かて・・・。 久保:・・・・・ 森内:・・・・・よーし、行くで連鎖! 久保:・・・・・ 森内:(べっ別に、ちょっと、作り過ぎた、だけなんだから!)よし連鎖! 久保:ちょ待て! ツンデレになってるよツンデレに! 森内:「パク、お!美味いぞ!お前ええ嫁さんになれるでー。」(そう?あ、有難く思いなさい!) 久保:会話成り立っとる!キモっ! 森内:いやーきっとこの子は弁当作ってきたんやよ。 久保:どうでもええわ!なんでツンデレになってんねん! 森内:絶対今朝5時起きだ。 久保:知らねぇって!ちゃんとやれよ! 森内:ったわ。・・・・・ 久保:・・・・・ 森内:・・・・・きた。 久保:マジで!? 森内:あっ!(ガチャッ あ、お取り込み中だったか? ごめんね〜!)おじゃまキャラかよ! 久保:おじゃまぷよまで変わってる!? どーなってんねんそれ! 森内:くそー腹立つー! 久保:俺がやよ! もーガマンならんわ。連鎖連鎖でゲームオーバーにしたる。 森内:・・・・・ 久保:(ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん)どうや・・・絵に描いたような12連鎖・・・ 森内:ちっくしょ、こっちだって。。。 久保:無理やろ。さっきおじゃま落ちてきてたやん。 森内:(な、なによ・・・わたしは・・・あんたが・・・あんたが・・・) 久保:何やそれは。 森内:(だ、大好きなんだからー!)フィーバー来たー!! 久保:なんだそのフィーバー突入?! 森内:(すぅー、はぁー、すぅー、はぁー・・・あ、あれ・・・身体が・・・ 「ばたんきゅ〜」) 久保:貧血か!    いやもういいよー、なんだこのぷよぷよー。 森内:なにが。 久保:俺が知ってるぷよぷよと一部違う。 森内:あー違うさそりゃ。 久保:なんで? 森内:これは「つよつよ」。 久保:あー・・・。 森内:納得したか? 久保:できるか! もうええわ。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第33位(3回戦敗退)  有希論
審査員
点数
 33  59  70  55  49 平均
点数
 53.2
[審査員の感想・コメント] ・ボケ数が少なくツンデレ一辺倒なのと、展開が単調なのとが重なって山場がなかったかなあ。  ツッコミの繰り返しが多いのもネタの勢いをそいでいると思います。色違いのお前が〜や脚フェチのボケは結構好きなんですが……。 ・作者さんとしても、舞台で漫才してる感じを出すために、あえて方言を使っているのだとは思います。  そしてそれは正しい方言なんだろうとは推測しますが、どうも方言に違和感を感じてしまいました。  都会的な題材と方言のアンバランスさゆえか、単になじみのない、クセの強い方言についていけなかったのかは分かりませんが。  あと、全体的にゆるい感じがあったのが気になりました。 ・いい意味でくだらない漫才なんですよね ツンデレがぷよぷよに上手くマッチしていますし  ただ、山場といえる部分に少々盛り上がりが欠けてしまっているかな?と思います ・漫才内でぷよぷよをする、というのはなかなか思い切った切り口だと思いました。  ぷよぷよを知らない人に伝わらなさそうなのは惜しいところですが、知っている身としてはそれなりに楽しめました。  ただ、ボケがちょっとツンデレ一辺倒だったかもしれません。 ・「色違いのお前がいっぱい落ちて」と、おじゃまキャラは笑いました。  しかし全体的には物足りない感じがしてしまいました。最後のオチがよく分からなかったのと、  あとボケの数自体が少なかった気がします。もう少し練ればもっと中身の濃くて面白いネタにできたと思います。
エントリーNo.019  鸚鵡神 「緊急オペ」 武・嬰:どうも〜よろしくお願いします。 嬰:よろしくお願いします。 武:や〜俺、最近やりたいことが見つかったんだよ。 嬰:へぇ〜、何? 武:あの〜、医者。 嬰:医者ですかぁ、でも難しいんですよ。 武:緊急オペとかやってみたいんだけど。 嬰:いいけど、なんで急にやりたくなったの? 武:あの〜、停電すると俺、ハイテンションになっちゃうからさ〜。 嬰:・・・いや、関係なくない!? 武:これから、緊急オペをはじめる・・・5秒前!4・3・2・1 こんばんは、これから緊急オペの時間です。 嬰:ニュースキャスターか!医者をやるんだろ!ちゃんとやれ。 武:わかった。これから、緊急オペをはじめる・・・メス。 嬰:はい。 武:あせ。 嬰:はい。 武:あせ。 嬰:はい。 武:あべ。 嬰:はい?あべってなんだよ。 武:晋三が悪い状況にきている。 嬰:いや、確かにだけども、政治の話をうまいこと入れなくていいから。 武:これから、緊急オペをはじめてください。 嬰:俺が医者か!お前が医者だろ! 武:これから、緊急でオペラグラスを買って来い! 嬰:遠く見なくていい! 武:これから、緊急来日したオペの先生が来る。 嬰:じゃあ、お前誰だよ!早くはじめろ! 武:メス。 嬰:はい。 武:名刺。 嬰:医者ってわかっているから。 武:痛いところあったら言ってください。 嬰:歯医者か! 武:いや、なんか、患者に声かけないといけないじゃん。 嬰:でも、そういうことじゃないだろ!安心させないと。 武:はい、終わりました。次の方どうぞ〜 嬰:オペはそういうのじゃねーんだよ!ちゃんとやれ! 武:これから、緊急オペをはじめる・・・メス。 嬰:はい。 武:どうも、あっ!どうも、すいません、ありがとうございます。あぁぁぁ、もう結構です。 嬰:いろんな人からもらうな!!! 武:みんな感謝してます。 嬰:それをポケットにしまうな!ちゃんとやれ! 武:メス。 嬰:はい。 武:飯! 嬰:我慢しろ! 武:あせ。 嬰:はい。 武:飴。 嬰:我慢しろ! 武:まぁまぁ、餅ついてください。 嬰:落ち着いてください。だよ!そんなになんか食いたいのか!我慢しろ!って! 武:あせ。 嬰:はい。 武:あっ! 嬰:どうしました? 武:なッなっなっんでもなぁぃですぅよぉぉぉ... 嬰:わかりやすいんだよ! 武:あせ…り 嬰:ほらぁ! 武:あぜん。 嬰:早く!どうなったんですか? 武:この子、出席状況がひどいです。 嬰:三者面談か! 武:あぁ、出血がひどいです。輸血お願いします。 嬰:はい。 武:あせ。 嬰:今やってられるか!早くあんたも対処しろよ! 武:あぁ。え〜と・・・ばんそうこう。 嬰:そういう程度じゃないんだよ! 武:なんとか治まったようだ。 嬰:あっ!先生、心臓が停止しました! 武:何!?今すぐ手術だ! 嬰:今やってるんだよ!!!!! 武:じゃあ、SHINJOマッサージだ! 嬰:心臓だろ!!!!!!! 武:「札幌ドームを満員にしてみせます!」・・・(心臓マッサージをはじめる) 嬰:心臓マッサージと変わらねーじゃねーか!コメント言ってるだけだし! 武:なんとか、心臓は動き出した。あとは、ここをよろしく! 嬰:新幹線のきっぷうりばの裏から出てくるベテランか!最後までやるんだよ! 武:はいはい。手術は成功しました。 嬰:よかったですね。 武:じゃあ、綿。 嬰:はい。 武:あと、麻酔。 嬰:今からかい!もういいよ! 武・嬰:どうもありがとうございました! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第43位(2回戦敗退)  鸚鵡神
審査員
点数
 40  56  35  43  24 平均
点数
 39.6
[審査員の感想・コメント] ・思いついたボケを淡々と羅列している感じで、話に広がりがないですね。  ボケそのものがダジャレレベルで捻りが弱く、ツッコミが感想や単なる注意どまりになっているので、  もっとボケの種類を増やして完成度を高めるか、二人の掛け合いでネタを広げていくかしないと厳しいです。 ・個々のボケには光るものがあるのですが、全体としてみるとそんなに、という感じなんですよね。文章力と分量の問題でしょうか。 ・ツッコミが的を得てない部分が多少見受けられましたが言葉の選び方は悪くないと思っています  それだけに餅つけやSHINJOマッサージという弱いボケが話の核の部分にあると厳しいですね ・ちょっと捻ったようなネタも見られなくはないのですが、全体的に手術の設定としてベタでよく見るボケが多く、  しかも多くが単発的(1つのネタに対してボケてツッコんでそれで終わり)だったので、笑いが繋がっていかない気がしました。  例えばですが、何か設定にもう一捻り(「医者なのに○○」など)加えて、  それを上手く利用したボケを作っていくと、もっと面白くなると思います。 ・手術ネタとしては普通のボケばかりだったですし、それに2人のやりとりがあまりにもあっさりし過ぎかと・・・  一行一行のセリフも短いものばかりでしたし。もう少し中身の濃いボケや掛け合いが見たかったです。
エントリーNo.020  blanc 「3人目のポジション」 健:はい、blancです。よろしくお願いします。 忍&舞:パンタロン! 健:??? 忍:それにしても・・・ 健:ちょっとちょっとちょっと。パンタロンって何? 舞:挨拶みたいなもんってことで。 健:わかんないし。そういうときは僕も混ぜてよね。 忍:まぁ、それは置いといて。私らってこうして3人で漫才してるでしょ? 健:まぁ、たまにやりますね。 忍:そろそろ役割をちゃんと決めるべきだと思わない? 健:え?だって僕がツッコミで、2人がボケじゃないの? 舞:でもね。ボケが2人ってやりにくいのよ。 忍:そうそう。コントならまだしも、漫才となるとね。 健:でも、それだったらどうすんの? 忍:だから、健がツッコんで、 健:僕がツッコンで。 忍:舞がボケて、 舞:私がボケて。 忍:私には新しい役割をくれたらいいと思うの。 健:新しい役割って? 舞:じゃあ、「歓声」は? 健:「歓声」? 舞:そう。例えば、「実はわたし最近、太っちゃったんですよ。−3kgぐらい。」 健:「やせてるじゃん!」 忍:「ハハハハハ。」 健:笑い声担当か!ダメダメ。 忍:「HAHAHAHAHA。」 健:雰囲気アメリカっぽくしてもダメ! 忍:これ、おもしろい! 健:ダメだって!それじゃ、「客席にいてください」って言うようなもんだから。 舞:じゃあ、「タイミング」は? 健:またわけわかんないのがきたね。 舞:「実はわたし最近、太っちゃったんですよ。−3kgぐらい。」 健:「やせてるじゃん!」 忍:「さんはい!」 健:笑いのタイミングを取るのか!っていうか、逆に取りにくいよ! 忍:「さんHA・・・」 健:それももういいって! 舞:それから「遅刻」っていうのもあるよ。 健:遅刻ってなんだよ。 舞:「実はわたし最近、太っちゃったんですよ。−3kgぐらい。」 健:「やせてるじゃん!」 忍:「はい、どーも。」 健:今来たのか!ボケ直後でタイミングも悪すぎだし。 忍:「HOい、どーも。」 健:HAはもう・・・って、HOいってどういうこと?! 忍:「Hi、Do−Mo」 健:もういいって! 舞:それから「ぶちこわし」 健:もう、言葉の響きからして嫌な予感がするよ。 舞:「実はわたし最近、太っちゃったんですよ。」 健:またやるの? 舞:「−3kgぐらい。」 健:「やせてるじゃん!」 忍:「どうでしょ〜。」 健:なんでツッコミを否定すんの!ほんとに雰囲気ぶちこわしちゃってるし!微妙に長嶋だし。 忍:「太田胃散」!! 健:一茂の方になってるよ!古いし! 舞:「ハハハハハ。」 健:なんで舞まで歓声になってんの!ボケ役じゃなかったの?! 忍:「どうでしょ〜。」 健:上手いコト入ってこないで! 舞:「さんはい!」 健:タイミングもいいって! 忍:「はい、どーも。」 健:そのタイミングか!ってか、最初からいたでしょ! 忍:「どうでしょ〜。」 健:いたっての! 舞:「ハハハハハ。」 忍:「どうでしょ〜。」 健:あぁ・・・もう収拾がつかない。 忍&舞:「さんはい!」 健:次は、なんのタイミングだよ。 忍&舞:ありがとうございましたー! 健:最後の「さんはい!」はその意味だったの?!結局、最初も最後も僕だけ置いてけぼりじゃん! 忍&舞:「ハハハハハ。」 健:もういいよ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第38位(3回戦敗退)  blanc
審査員
点数
 54  39  41  47  47 平均
点数
 45.6
[審査員の感想・コメント] ・健:あぁ・・・もう収拾がつかない。  この台詞が全てを表している印象。ネタが短く、元になるボケの数が少ないのに天丼を重ねたから、  一回使ったボケを上手く生かせずに、ごちゃごちゃした印象しか残りませんでした。  三人の役割や脱力ものの笑いは好きなんで惜しいです。 ・最後のたたみかけが重要だったと思うのですが、ちぐはぐなまま終わってしまったように思います。  展開自体にもあまり新しいものはなかったような。 ・ちょっと後半がごちゃごちゃとし過ぎている印象です 「遅刻」や「タイミング」をもっと使って欲しかったです  あとは、3人組だからこそ出来ることっていうのが他にもあるんでそこを有効に使うともっと良いと思います ・役割系のボケとしては比較的ベタだったような気がします。  また、ほとんど最低限のセリフしかなく、掛け合いとしても甘かったと思います。  最後に収拾がつかなくなるのは良かったと思うのですが、そこに至るまでが軽い分、逆効果だったかもしれません。 ・前半はそこそこ良かったのに、後半が爆発しきれないままあっさり終わってしまった感じがしてしまいました。  トリオネタを作るとどうしても行数が長くなってしまうのですが、そこはセリフをもっと詰め込むことで中身の濃いやりとりができると思います。  その点、このネタは後半のセリフがあっさり流れてしまったかなと・・・   ここでインパクトのあるボケややりとりがあれば一気に点数は上がったと思います。
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