予選 Cブロック



審査については、事前に登録された審査員のみなさんにしかできませんのでご了承下さい。
参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきます。






エントリーNo.021  広田松森 「広田松森のコンビ名を変えよう。」 広田:広田です。 松森:松森です。 二人:広田松森です。 松森:思ったんだ。 広田:何を思った? 松森:俺たちに必要なのはコンビ名だ。 広田:広田松森じゃ不満か? 松森:あー、不満だ。 広田:長らくやってきたコンビ名をそこまで真っ向から否定されるとは思わなかったな。 松森:そもそも、この世界情勢からして不満さ。 広田:それはまた俺のついていけそうにない別の話だから、本筋に戻そうか。 松森:でだ。コンビ名を思い切って変えてしまおウゼ、コノヤロウ。 広田:後半、明らかに言いなれてないセリフがカタコトだぞ。 松森:どうせなら、思い切ってパクッたコンビ名でいこうか。 広田:そういう思い切りはどうかと思うぞ。 松森:「ありがとう、広田松森です」とか。 広田:まず、俺らの世代での「ありがとう、浜村惇です」の知名度からしてわかりにくいコンビ名になるぞ。 松森:朝はあれだろう。 広田:お前は関西在住の中年サラリーマンか。 松森:じゃあ、どうしろと。 広田:もっと、最近の情報を取り込もうか。 松森:「どんだけー、広田松森です」とか。 広田:ベースはそれで決まりなのか? 松森:当たり前だろう。 広田:お前の当たり前はかなりズレてるから、推奨できん。 松森:じゃあ、どうすればいい? 広田:素直に「どんだけー」とかでいいだろう。 松森:「広田どんだけー松森」とか。 広田:そんなミドルネームみたいなんはイヤだ。 松森:「広田松どんだけー森」とか。 広田:お前がそれでいいなら、それで行くぞ。 松森:これはイヤだ。 広田:じゃあ言うな。っていうか、「広田松森」は残す方向なのか? 松森:当たり前だろう。 広田:あんだけ不満だったのに、残す神経が俺はわからん。 松森:これだけは譲れん! 広田:じゃあ、改名する意味があるのかという話だが。 松森:あれだ。俺が言いたいのは、コンビ名にコンパクトがないってコトだ。 広田:インパクトのコトか? 松森:それそれ。 広田:コンビ名がラミパスラミパスルルルルルはないからな。 松森:「ラミパス広田ラミパス松森ルルルルル」とか。 広田:意外と極限的に言いにくいぞ。 松森:コンビ名にインパクトとコンパクトを入れてみたが。 広田:コンパクトはいらんと直接言わんとわからんか? 松森:あぁ、わからんな。 広田:堂々と言うセリフではないな。 松森:そういえば、売れるコンビ名には法則があると言うな。 広田:コンビ名に「ン」を入れるといいと言うな。 松森:「ン広田松森」とか。 広田:どうしてお前は一番入れるべきでないところに的確に入れてくるかな。 松森:安打製造機と呼んでくれ。 広田:誉めてないって直接言わんとわからんか? 松森:あぁ、わからんな。 広田:堂々と言うセリフではないな。 松森:お前はどれなら納得するんだ。 広田:お前が俺を納得させるようなコンビ名を言ってくれればいつでもOKとするんだが。 松森:なんだそれは。とんちか。 広田:お前のセンスがどうにかしてるんだ。もっとまともな案はないのか。 松森:「松森広田」とか。 広田:その程度でいいのか。 松森:充分じゃないか。 広田:ほとんど変わってないが。 松森:なんかめんどくさくなった。 広田:お前、ホントは改名とか、どうでもいいだろ。 松森:あぁ、どうでもいいな。 広田:長らくやってきたネタをそこまで真っ向から否定されるとは思わなかったな。 松森:そもそも、人生のすべてがどうでもいいな。 広田:何の達人だ。 松森:だから、俺はこういう。「もういいよ」と。 広田:もういいよ。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第35位(3回戦敗退)  広田松森
審査員
点数
 55  28  50  68  38 平均
点数
 49.8
[審査員の感想・コメント] ・関東在住にもかかわらず、なんでそんなローカルなもの引っ張り出すんだよ! と「浜村惇」で笑ってしまった。  最初から最後まで、ゆるくて妙な掛け合いがジワジワとツボを攻めてきて面白かったですが、反面これといった  決定打にかけていたのも事実。かなり好きですが、これ以上の点数はちょっとつけられないです。 ・途中ネタ飛んでるんじゃないですかね?ラミパスのところがすさまじく唐突に出てきますし、  70行くらいしかないですし、取り立てておもしろいボケもなかったので・・・ ・これは実際に演じると凄く面白いだろうなぁ、とか思っちゃいました  それはいいとして、「ン」を入れるボケがとても良かったんですけど  それ以降、失速してそのまま終わってしまった印象です 最後にもう一盛り上げあればなぁって感じです ・各改名案は、ベタながらも基本に忠実な感じで面白かったです。特に「ン広田松森」がツボでした。  ただ、やはり改名案を出していくだけでは面白さとしては物足りないものがあるので、  例えば「この名前に改名して漫才をしたらどうなるのか」など、より踏み込んだ設定を入れていくと良いと思います。 ・一言で言うと、物足りないといった印象でした。ボケ自体が少ないし、無駄なやりとりばかりが目立った気ががします。  最後の15行ぐらいなんかを見ると特に・・・ 実力的にはこんなもんじゃないと思うんですが・・・
エントリーNo.022  ダブルアクセル 「カブトムシ」 小角:よろしくお願いします。ダブルアクセルです。頑張っていきましょう。 矢吹:あのー、みんな子供の頃は一度は昆虫採集をやったことあると思うんだけど、実は僕昆虫採集やったことないんだよね。 小角:あ、そうなんだ。 矢吹:だからね、今度挑戦してみようと思うんだよね、昆虫採集に。 小角:いいじゃん。一度はやってみろって。 矢吹:僕が狙ってるのはね、昆虫の王様カブトムシ。でも捕まえ方がいまいちよくわからないんだよ。 小角:そんなの簡単だよ。仕掛けをつくっとけばすぐ捕まるって。 矢吹:仕掛けな!あ、俺仕掛けでカブトムシ捕まえたことあったわ!台所で! 小角:多分お前の言ってるやつはゴキブリだな!見た目似てるけど中身は似てないからね、あれは! 矢吹:20匹ぐらい仕掛けにかかってたんだよ! 小角:お前の家の台所汚いだろ!いすぎだよ、いくらなんでも! 矢吹:でもゴキブリとは訳が違うよな。カブトムシにはどんな仕掛けがいいの? 小角:う〜ん…スイカとかがいいんじゃないか? 矢吹:あ、スイカね!スイカはいいよね!あー、スイカといえば思い出すなあ… 小角:何の話だよ。今カブトムシの話だよ? 矢吹:おばあちゃんちで食べたスイカおいしかったなあ…    「わ〜い、スイカだ!ありがとう、おばあちゃん!」    「ゆっくり食べるんだよ!」    「うん!いただきまーす!ムシャムシャ…」    「さて、あたしも食べるとするかね、いただきます。ハモハモハモ…」 小角:ちょっと待て!おばあちゃんがスイカを食べる時の音がおかしいぞ!何だハモハモって! 矢吹:僕のおばあちゃんは地元でも有名なハモラーなんだよ。 小角:何だハモラーって!マヨラーみてーに言うな! 矢吹:まあ僕の地元は結構みんなハモラーなんだけどね、僕のおばあちゃんはかなりレベルの高いハモラーだったね。 小角:知らねーよ!レベルとかわからないから! 矢吹:普通のハモラーのレベルを50とすると僕のおばあちゃんはレベル80000位だったなぁ。 小角:群を抜いてるじゃねーか!圧倒的なハモラーだな! 矢吹:おばあちゃんのポテンシャルには驚かされたよ。 小角:レベル80000だもんな!潜在能力秘めすぎだよな! 矢吹:まあとにかくスイカを仕掛けに使えと。そうすりゃカブトムシはとれると。 小角:多分な。うまく行くと思うけど。夜に仕掛けて朝見に言ってみれば良いと思うぞ。 矢吹:なるほど。夜仕掛けて朝見ると。 小角:そう。そんで運が良ければスイカにカブトムシがたかってると。 矢吹:「あ、スイカを何かが食べてる音がするぞ!」    「ハモハモハモ…」 小角:お前のばあちゃんじゃねーか!何で仕掛けに引っかかってるんだよ! 矢吹:でもさ、こんな古典的な方法でカブトムシ捕まえられるのか? 小角:いや、カブトムシに古典的も何もないだろ。カブトムシは本能で仕掛けに引っかかるんだから。 矢吹:いやいや、さすがにそろそろカブトムシも学習してるって。 小角:学習とかないと思うけどな。じゃあ他にどんな方法がある? 矢吹:ひたすらカブトムシが来るのを待ち続ける。 小角:そっちの方が古典的なんだけど!もっと頭使え! 矢吹:カンパンとか用意しないと。 小角:めっちゃ長期戦の予感がするんだけど!カンパン用意する時点で相当待つ覚悟だよな! 矢吹:他には木に甘い香りのするパンツを引っかけてカブトムシを誘い出すとかな。 小角:それは斬新すぎるだろ!別にパンツである必要性も感じられないし! 矢吹:…これ案外いけるんじゃね!?さすがにカブトムシもこれは思いつかないから引っかかるだろ! 小角:カブトムシどころか普通の人間も考えつかねーよ!お前だけだこんなこと考えるのは! 矢吹:実はこれは僕の以前の体験からヒントを得たんだよ。 小角:どんな体験!? 矢吹:甘い香りのするパンツで昼寝してて、起きたらアリがたかってたんだよ! 小角:何でお前は甘い香りのするパンツをはいているんだ!お前普段どんな生活してんの!? 矢吹:とにかく!俺はこの方法が良いと思うんだ! 小角:じゃあもう好きにしてくれ!それでカブトムシがとれると思うならいいんじゃないの! 矢吹:よし、じゃあシミュレーションしてみよう!まず俺が森に行きますと。そして俺のはいてるパンツを脱いで木にひっかけると。 小角:何ではいてるんだよ!別でもってこいよ!っていうか今お前下半身が全開じゃねーか! 矢吹:あ、でも木の下の部分だとひっかかりにくいな…少し登らないとな。 小角:その格好で登るの!?変質者だよ! 矢吹:で、登りましたと。そしてパンツを引っかけると。…多分なかなか引っかからないな。パンツを振り回す必要がある。 小角:必要ない!普通に枝に引っかければいいんだよ!というか今お前は木に登っていてパンツを振り回している下半身丸出しの男だぞ!    簡単に言えば変態だぞ! 矢吹:大丈夫だよ、人に見られないようにやるから。 小角:そういう問題じゃねーんだよ!せめてパンツははいてくれ! 矢吹:無理だよ!俺パンツのストックないんだよ。 小角:普通あるだろ!パンツのストックがないってかなり致命的だよ! 矢吹:ほとんど穴があいちゃったんだよ。 小角:お前パンツどれだけ使い込んでるの!?穴があくほど使い込むってすげーよ! 矢吹:いや、ちょっと待て。パンツってブリーフの方がいいのか、それともトランクスの方がいいのか? 小角:どっちでもいいよ!早い話甘い香りがすればいいんだから! 矢吹:俺はトランクス派だが、ブリーフが体にフィットした瞬間はとても感動的だ。 小角:別に感動しないけど!ブリーフで感動できるなんてお前は幸せ者だな! 矢吹:しかもブリーフは真っ白だから、見る者をすがすがしい気分にさせてくれる。まるで富士山だ。 小角:絶対違うから!形は似てなくもないけど!富士山ではないだろ! 矢吹:そんなブリーフを汚すわけにはいかない…トランクスを使おう。 小角:そんな理由で決めちゃうの!?カブトムシが捕りやすいとか、そういうことは考えないの!? 矢吹:じゃあとりあえず甘い香りのするトランクスを3つ仕掛けておこう。それで、朝まで待つと。…森の夜は寒いぞー。 小角:森で待つ気!?家に帰れ!しかも寒い原因はお前にもあるんだよ! 矢吹:じゃあ家に帰りましたと。そして朝見に行きましたと。    …ん?何かが罠に引っかかってるぞ!    「ハモハモハモ…」 小角:お前のばあちゃんじゃねーか!パンツ食べてるじゃねーか! 矢吹:俺のばあちゃんボケてきちゃったな。 小角:ボケで済まされる状態じゃねーよ!早く病院に連れて行ってあげろ! 矢吹:罠は全部で3つ仕掛けたからまだチャンスはあるぞ。 小角:ばあちゃんほったらかし!?かわいそうなばあちゃんだな! 矢吹:あ!2つ目の罠にも何かが引っかかってるぞ!    「ハモハモハモ…」 小角:何でまたいるんだよ!ばあちゃん出現率高! 矢吹:違うよじいちゃんだよ! 小角:じいちゃんもハモラーかよ!っていうかじいちゃんもボケちゃってるよ! 矢吹:いや、まだ3つ目の罠がある。チャンスはあるぞ! 小角:じいちゃんも無視か! 矢吹:あー!3つ目の罠にも何かが引っかかってるぞ!    「ウォウウォウイエーイフォー!!!」 小角:明らか別の生き物がひっかかてるんだけど!めっちゃテンションが高いんですけど! 矢吹:やった!カブトムシだ! 小角:絶対違うよ!カブトムシの「カ」の字もあてはまらねーよ! 矢吹:あー、カブトムシじゃねーわ、俺の父ちゃんだ。 小角:普通見間違えないだろ!それにお前の父ちゃんパンツに引っかかりながら奇声をあげちゃってるよ! 矢吹:あーあ、カブトムシいなかったなぁ… 小角:俺はカブトムシよりももっとすごいものがいたと思うんだけどな! 矢吹:…あ!カブトムシを手に入れるいい方法が浮かんだぞ! 小角:どんな方法!? 矢吹:ちょっと今からホームセンター行ってくるわ。 小角:買う気かよ!もういいよ! 二人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第23位(準決勝敗退)  ダブルアクセル
審査員
点数
 47  85  47  77  82 平均
点数
 67.6
[審査員の感想・コメント] ・普通の入りから、少しずつ不条理な展開を見せていくわけですが、不条理への飛躍が弱くてあまりツボにはまりませんでした。  パンツや変な家族という手垢のついたものではなく、どこか一箇所でいいのでオリジナリティを感じられるボケが入っていればよかった。 ・アホやなあ。こういうのを「暴走」っていうんでしょうね。  終盤のたたみかけは申し分ないのですが、話の進め方がもうちょっと自然だと後半さらに爆発できたように思います。 ・ちょっとハモラーで引っ張りすぎたかなぁ・・・  後は、地元にハモラーがたくさんいると言っておいて仕掛けにかかった人がおばあちゃんと断言する場面は少し矛盾してます  でも、パンツのところで押していくのは良いと思いますし、ツッコミも奇麗でいいですね ・基本「パンツ」とか「ハモハモ」といったボケが主なのですが、分かりやすいバカバカしさが妙にツボにはまりました。  ただ、「パンツのストックがない」と「トランクスを3つ仕掛けておこう」が少々矛盾しているのが気になりました。 ・オーソドックスな感じのネタだけどこれは面白かったですよ。パンツのネタは笑いました。  その中でも「まるで富士山だ」は特に笑いましたね。言葉の選び方がいいです。今回躍進して欲しいです!
エントリーNo.023  ひろたか 「ポッキー&プリッツ」 高田:ポッ木ー。 広川:・・・いきなり何言ってるんだお前。 高田:いや、ポッキーのチョコレートじゃない部分って、木っぽいなぁ、って思って。 広川:確かに色もそれっぽいし、木目みたいな模様がついてるけど。 高田:だからポッキーは、ポッ「キ」ーに「木」がうまくかかった名前だなぁ、と。 広川:うまい・・・のか? 高田:グリコも大した事考えるよなぁ。 広川:いやいや!多分そんな事考えてポッキーって名付けた訳ではないと思うぞ。    お前が勝手に気づいただけだって。 高田:・・・待てよ。 広川:ん? 高田:じゃあプリッツって何だよ! 広川:いや何がだよ! 高田:あれこそ全体的に木じゃねぇか!    なのに名前のどこにも「キ」が入ってないってのはどういうことだ! 広川:だから木っぽいかどうかは名前と関係ないってば! 高田:・・・しかし、木は英語で「ツリー」か。 広川:英語がどうしたんだよ。 高田:ツリーツリーツリーツリーツリーツ・・・プリーツ・・・プリッツ。 広川:いや、おいおい。 高田:そうか、そういう意味で「プリッツ」だったのか! 広川:だから違うよ!そんな暗号めいた命名法ないから! 高田:すげぇ!江崎グリコすげぇ! 広川:江崎グリコ関係ないよ!お前の勝手な発想だろ! 高田:まさかポッキーやプリッツにそんな魅力があったとはな・・・ 広川:そんな所に魅力を感じるのはお前だけだろ。 高田:あれだ、だから俺たちはもっとポッキーやプリッツを敬うべきですよ。 広川:どんな理由で敬おうとしてるんだよ・・・ 高田:「ポッキー&プリッツの日」も11月11日だけじゃ物足りない。 広川:いや記念日が足りないってどういう事だよ。 高田:今年から1月1日と1月11日と11月1日もポッキー&プリッツの日に! 広川:だから増やしてどうするんだよ!まったく意味が分からないよ! 高田:一つ一つにそれぞれ意味があるんですよ。まず1月1日。 広川:知らないけどさ・・・1月1日ってそもそも元日じゃないか。 高田:そう、そんな新年の朝、お節料理とかを食べる前にまずポッキーやプリッツを食べます。 広川:いきなりかよ!正月早々スナック菓子て。 高田:でもポッキーやプリッツって歯にくっ付くでしょ? 広川:そうだよ、新年早々変な感じになるよ。 高田:なので、お雑煮を食べるときに口の中でうまく餅にくっ付けて処理してください。 広川:何だよそのテクニカルな方法は!しかも無駄に作法的な感じがするし。 高田:あ、お雑煮はちゃんと、ポッキーのチョコ部分の長さだけ伸ばしてから食べるんですよ? 広川:何の意味があるんだよその行為は!それはさすがに理解できないよ! 高田:その他、正月遊びにもポッキーやプリッツを使うようにするんです。 広川:正月遊び? 高田:例えば、凧揚げの糸を天まで届く位長いプリッツにしたりとか。 広川:折れるよ!凧を揚げようとするだけで、いや持ち運びの段階で折れるよ! 高田:大丈夫、ポッキーじゃないから折れてもチョコ部分にアリが群がったりしませんし。 広川:その心配も訳分からないよ!それにプリッツでも十分アリは寄ってくるから! 高田:ポッキーもちゃんと別の遊びで使えますよ、    すごろくでサイコロの代わりにポッキー転がしたりとか。 広川:何の意味があってポッキー転がすんだよ!しかもいろいろ汚れるだろ! 高田:ま、そんなこんなで1月11日頃までポッキーやプリッツを楽しむ、と。    次に11月1日・・・ 広川:・・・って1月11日は大して何もないのかよ! 高田:さて、この日の前日は何の日だ。 広川:えっと、11月1日の前日だから10月31日・・・ハロウィン? 高田:そう、ハロウィン。この日は子供たちがお菓子をおねだりしに近所を回る日だ。 広川:確かにそうだけど。 高田:「(ピーンポーン)」「はい、どちら様ですか?」 広川:・・・何だよいきなり。 高田:「ポッキー オア プリーッツ」 広川:「トリック オア トリート」だよ!何ポッキーとプリッツ限定で要求してるんだよ! 高田:そりゃぁ、翌日に学校で友達同士でポッキーやプリッツの端だけ見せ合って   「これはポッキーでしょうかプリッツでしょうかゲーム」みたいなのをやるためですよ。 広川:どんなゲームだよそれは!ってかお菓子なんか学校に持っていったら没収されるんじゃないのか? 高田:大丈夫、その日だけは見逃してくれるんです。    さらに11時台の授業にはポッキーとプリッツを教材にしますから。 広川:先生達も何考えてるんだよ!? 高田:まぁ、11月1日はこの程度です。    その10日後の11月11日、この大本番のポッキー&プリッツの日はすごいですよ。 広川:大本番って、元々ポッキー&プリッツの日だからか。すごいって何する気だよ・・・ 高田:この日は朝早くからポッキーとプリッツを篤く敬うため、    日本中のポッキー・プリッツ愛好者が、大阪は道頓堀にあるグリコの看板前に集合。 広川:篤く敬うって・・・もはや宗教の域かよ。 高田:かに道楽ではカニ味噌味のポッキーが販売され、    食い倒れ人形もこの日ばかりはプリッツで太鼓を叩く! 広川:地域一帯で何考えてるんだよ! 高田:そして午前11時11分を迎えた瞬間。    一同は右手にポッキー、左手にプリッツを2本ずつ持ち、一斉にグリコのポーズ! 広川:完全に怪しい集団になってるよ!! 高田:さらに11時11分11秒になったら、    グリコのポーズのまま「ポッキー万歳!!プリッツ万歳!!」 広川:あのポーズを万歳に利用するな! 高田:「グリコ万歳!!江崎グリコ万歳!!」 広川:もはや会社ごと敬ってるし! 高田:正午頃には万歳の勢いがピークに達する!! 広川:1時間近くも何やり続けてるんだよ! 高田:そして熱くなった男達はそのまま道頓堀川へダイビング!! 広川:真っ昼間から危ないマネしないでくれ! 高田:大丈夫、阪神優勝の時期とは重ならないから大した騒ぎにはならない!! 広川:なるよ!!大勢で道頓堀川に飛び込もうとしてる時点で警察が出動するよ!! 高田:その警察もジャイアントプリッツを持ってはしゃぎまくる!! 広川:警察まで何やってるんだよ!せめて棒菓子じゃなくて警棒を持てよ!! 高田:まぁ、そんな騒ぎですから毎年1111人は逮捕されます。 広川:されすぎだよ!!ってか集まる人数自体多すぎだろ!! 高田:でも逮捕された連中は、騒ぎすぎたと反省し、社会貢献を始めるんですよ。 広川:社会貢献?何を始めるんだよ。 高田:砂漠にポッ木ーを植える活動。 広川:いや全然懲りてない!!もういいよ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第18位(準決勝敗退)  ひろたか
審査員
点数
 76  82  75  52 平均
点数
 71.2
[審査員の感想・コメント] ・これ、ひとつのテーマで通すのきつくないか? と思っていましたが、どんどんどんどんおかしな方へ狂っていて面白かった。  特に、11月11日からの一連の流れはは想像したときのインパクトが大きくて笑いました。  ただ、そこまでがボケが弱かったり、微妙にピンと来ないものばかりで盛り上がりに欠けていたので、そこが本当にもったいない。 ・1行目のツカミ。見事です。爆笑はなかったのですが、最後まで安心して読めました。  強いて足りないところを挙げるとすれば、ボリュームでしょうか。 ・発想力がまずはかなり良いと思います  どんどんとボケに勢いも出ていて11月11日の場面はかなり笑いました ただ、前半が弱かったかなと ・1行目でボカーン・・・ 前半の、木がどうのこうのといったボケがどうにも無理矢理過ぎで笑えず・・・  後半は面白かったけど、個人的には出だし部分で笑えずに引いてしまったネタは一番高得点をつけづらいんですね。  後半の出来だけ見たらもっと評価してもいいのかもしれませんが・・・
エントリーNo.024  クロレラゲキジョウ 「F1」 クロ「はいどーもうクロレラゲキジョウです」 レラ「こんなMM-1グランプリに出れるなんて夢にも見ませんでしたよ」 クロ「誰でも出れるんだけどね。」 レラ「あ、誰でも出れるで思い出したんだけど、お前F1グランプリ出たいんだって?」 クロ「それは誰でも出れねーよ。    まぁちょっとやってみたいですね。」 レラ「じゃあ俺が実況をやるからここでちょっとやってみようよ。」 クロ「あ、いいの?」 レラ「じゃあ、クロレラゲキジョウのF1コント、この後すぐ!」 クロ「いやいや、そんな入りいらないでしょう。」 レラ「…。」 クロ「…おい、早く始めろよ。」 レラ「いや、この後すぐって後にはたいていCMが入るでしょ?」 クロ「そんなTV番組のシステムを再現しなくても良いです。    早く始めましょう。」 レラ「さあ始まりましたF1グランプリ、今日はMM-1サーキットからお送りしています。」 クロ「よし、絶対1位になるぞ〜」 レラ「いよいよスタートだ!ピッ、ピッ…。」 クロ「お、信号がともったぞ。」 レラ「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」 クロ「信号いくつあるんだよ。」 レラ「ピッ、ピッ、ピあっ!…。ペーーーー!」 クロ「何だ今の間!?」 レラ「おーっと、クロ選手、いきなりトップに踊り出た〜」 クロ「よし、このままゴールまで突っ走ろう!」 レラ「おっとクロ選手、このコース最大の難関、連続ヘアピンに差し掛かった〜」 クロ「いきなり最大の難関か。あらよっと!」 レラ「おっと?クロ選手飛び越えてショートカットだ〜」 クロ「そんなゲームみたいな事出来ねーよ!!」 レラ「次もまた難関、道が細くなってくるぞ〜」 クロ「いやいや、サーキットだったら道幅は一定にしてくださいよ。」 レラ「ここからは大変滑りやすい道になってますよ〜」 クロ「え?水溜りでもあんの?」 レラ「いえ、バナナです。」 クロ「マリオカートかよ。」 レラ「おーっとクロ選手バナナがタイヤにこびりついているぞ〜」 クロ「皮じゃないのかよ。    いや皮でもおかしいけどさ。」 レラ「次はS字カーブだ〜」 クロ「うわ、バナナの影響ですべる〜」 レラ「次の道は右折!」 クロ「カーナビみたいな実況だね。ちゃんとやれよ。」 レラ「次の十字路を左!」 クロ「サーキットには十字路無いの〜!」 レラ「次はここでは車の乗換えがあります」 クロ「ねーよ!途中で止まってたら後ろからぶつかられちゃうだろ!」 レラ「え、後ろから?いませんよそんなの」 クロ「さっきトップって言われたし誰にも抜かれてないですよ。」 レラ「何言ってんですか?一人で走ってたんじゃないですか。」 クロ「一人だったのかよ!ってかお前の実況無茶苦茶じゃねーかよ!」 レラ「難しいですね〜これ。でもレーサーのほうが上手く出来ますよ。」 クロ「本当?じゃあ交代してみましょう。」 レラ「お、ありがとう。」 クロ「さあ始まりました、F1グラン…」 レラ「ちょっとちょっと、お前あれやんなきゃ、この後すぐっての。」 クロ「いや、ボケとツッコミまでは入れ替えねーよ。俺はツッコミだぞ。」 レラ「いーよじゃあ無しで。」 クロ「お前が言うなよ!    さあ始まりましたF1グランプリ、MM-1サーキットからお送りしております。」 レラ「ブオー」 クロ「もう走ってんじゃねぇよ!    ちゃんとスタートの合図を守りなさい。」 レラ「分かってるって。」 クロ「分かってるんだったら最初からやりなさいよ。」 レラ「はいどーもクロレラゲキジョウです    MM-1にでれるなんて」 クロ「最初からの意味が違う!    コントに戻ろうよ。」 レラ「だから、コントはまた今度ってことだよ。」 クロ「上手くないよ。」 レラ「あーっと走行してる間にスタートッ!」 クロ「無理矢理始めたなー。    第一コーナーに差し掛かってくるぞ〜」 レラ「キイイイィィィィ…。ブーン…。」 クロ「一回止まってから曲がるなよ。    そんなことしてるから抜かされてしまったぞ〜」 レラ「ここで抜かしたいな〜。」 クロ「さあイン側からぬかすかアウト側からか!?」 レラ「プップー」 クロ「クラクション鳴らしてもどかないよ!    ってかこういう車にはついてないの!」 レラ「え、F1のFって普通の車ってことだろ?」 クロ「なわけねーだろ!F1のFはフォーミュラだよ。」 レラ「そうだったのか。ってことは4台のミラでレースするのか。」 クロ「ミラも普通の車!」 レラ「じゃああの白いやつか!」 クロ「まぁ白いけどね。」 レラ「新幹線!」 クロ「早いけどレースになりません。」    ってか俺がやりたいんだよ。    話それすぎだろ。」 レラ「甘いな。レースは主導権を握ったほうが勝ちだ!」 クロ「な、何ーっ!?ってもういいよ。」 クロレラ「どうもありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第49位(2回戦敗退)  クロレラゲキジョウ
審査員
点数
 46  39  20  43  14 平均
点数
 32.4
[審査員の感想・コメント] ・ネタの出来はそれほど悪くはないのですが、コントに入る前の余計なやり取りが多く、肝心のF1コントが  窮屈なものになっていたのが残念です。ツッコミが強くツッコまないといけないところを流していたり、  逆に無駄にテンションが高いところがあったのも気になるのでもっとネタを見返してください。 ・ゲームの中で普通にあるようなものをボケとして使われても意外性はないわけで。  そういうボケが多くなってしまった前半よりも、個人的には後半をもっと引き延ばした方がいいように思いました。  後半に入ったと思ったところで終わったのですごく物足りない感じがありますし。 ・ボケがぽんぽんと出て、それをツッコミがツッコンで次のボケへ どうしても単調になりがちです  あとはF−1=マリオカートは安直かなと ボケも少し適当なんで練って欲しいです ・発想の良いボケもあるのですが、ツッコミが当たり前の事を言い過ぎた感じがします。  「そんな訳ないだろ」的なツッコミが多く、ボケのテンポを崩していたところもあると思いました。  前半はさらに、ツッコミがボケの話題に乗っかったり突っ込んだりで入り込みにくかったです。 ・クロ「分かってるんだったら最初からやりなさいよ。」  レラ「はいどーもクロレラゲキジョウです MM-1にでれるなんて」  この、最初の登場シーンに戻るってボケはもう使い古されてますね。  それ以外のボケも真新しいものはなかった気がします。次に期待したいと思います。
エントリーNo.025  ライジングブルー 「子の心親知らず」 昇:最近良く思う事なんですけど、やっぱり学校行事は思い出になりますね。 青:まあ確かにそうかもしんないですね。 昇:ちなみに青澤さんが特に思い出に残ってる行事はありますか? 青:僕ですか? 僕はなんといっても修学旅行ですよ。昇川さんも楽しかったでしょう? 昇:あー、僕はバスで車酔いしたんで良い思い出ではないんですよね……。 青:…そ、そうなんだ。まあ確かにいますよねそういう人。しょうがないですよそれは。    じゃあ…運動会。これは組ごとで盛りあがったでしょう? 昇:うー、僕いつも開会式で熱中症になっちゃっうんで参加できたことないんですよ……。 青:……そ、そっか。まあ熱い時期ですもんね。じゃあ三月の卒業式。これは感動的だったでしょ。 昇:あうー、寒さで風邪引いちゃうんで卒業式の事はほとんど覚えてないんですよ……。 青:体弱すぎるわお前!! イベントというイベント全て病気で阻まれてんじゃねーかよ!   運動会の開会式で毎年熱中症なる人とか見たことないぞ今まで! 昇:スポーマンシップにのっとる辺りが一番手強いんですよね。 青:いらないよそんな情報は! 大体そんな状況だったら良い思い出も何も無いだろ! 昇:ちゃんと苦い思い出ができたんですよ。 青:いやそんなビターな思い出とかいらないから! もしかしてちゃんとした思い出って一つもないんですか? 昇:いや、ありますよ。一つだけ、そう一つだけちゃんと心に残ってる行事があるんですよ! 青:一つだけですか。言い方とかも寂しいというか何というか…。ちなみにどんな行事ですか? 昇:えっとですね、「職業体験」っていう行事知ってます? 青:あーはいはい。知ってますよ。いわゆるあれですよね。   スーパーとかコンビニとかで数日間働いてみることで、社会のルールを学ぶみたいなやつ。 昇:それですそれです。それがとても良かったんですよ。 青:なるほど。その思い出の行事であなたはどこで働いたんですか? 昇:僕はですね、3日ほど幼稚園で働いたんですよ。 青:幼稚園ですか。いいじゃないですか子供と楽しくふれあう仕事。 昇:でしょ? それで実際働いてみたら、ものすごく子供が欲しくなったんですよ。 青:欲しくなりましたか。でもそうやって簡単に言いますけども子育てってやっぱり大変なんじゃないですか?   反抗期やら思春期やらになってくると子供が問題を起こして学校に呼ばれたりするかもしれないですよ? 昇:余裕でいけますよそんなの。 なんなら今ここでやってみましょうよそれ。 青:やりますか? じゃああなたが親で、学校に呼ばれたということで。 昇:はいわかりました。 昇:でんじ! お前何てことをしたんだ! 青:…待て待てお前。何だよ「でんじ」って名前。もうちょい良いのは無いわけ? 昇:いや、本当は「電磁誘導」っていう名前なんだけどさ。 良い名前だろ? 青:良いわけねーだろ! 何だよそのいかにも電撃的な名前! 名付けた理由とかが全然見えてこないよ。 昇:理由っていったらほら、お前がテストの時に困らないようにするために決まってんだろう。 青:別に名前でそんな配慮しなくていいよ! ちゃんと覚えるよ電磁誘導くらい! 昇:「あーこれ何だっけ・・・」ってならずに済むだろう!  青:だからいいって! 逆に言えばその時しか役に立たねえってことになるんだろ!?   こんな名前じゃ絶対学校でいじめられるって! 昇:大丈夫だよ。いじめる側からしたら「あ、こいつなんか放電しそうだからいじめるのやめようぜ」   みたいな感じになるもんなんだって。 青:そうはならねーよ! お前が思ってるほど子供は簡単に騙されないからな!   だれが「こいつ放電するぞ」って恐れるかよ。本当にこんな名前で大丈夫か? 昇:全然大丈夫。とりあえず俺の通りでやってみろって。 青:大丈夫なんですね? じゃあそれでいってみますか。 昇:おいでんじ! お前何てことをしたんだ! 青:けっ、親父かよ! 一体何しに来やがったんだよ! 昇:その言い方は無いだろう!こっちは会社でつい3時間前に電話もらってびっくりしたんだぞ!   ここに来るまでの3時間、俺がどんな気持ちでいたのかわかるのか!? 青:そ、そんなの俺に関係ねえよ! 昇:何だそんなこともわからないのか! ほら、お土産だよ! 青:タイミングおかしい! あんたがどんな気持ちでいたのかますます理解できなくなるわ! 昇:久しぶりにお前に会えると思って嬉しかったに決まってるだろう! 青:決まらねえよ!状況考えろ状況を!その嬉しい感情を捨てるべき事態だってあるんだよ! 昇:まあとにかくお前が前から欲しがってたマーライオンのキーホルダーを受け取ってくれ。 青:だからいらないってそういうの! 前から欲しがってたとかないから! 昇:何だって!? 父さんがお前に「オーストラリアからのお土産何が良い?」って聞いて見たときの事だ。   お前が「絶対マーライオンが欲しい」って言ったからここに来る前にシドニーで父さんが選んできたんだぞ! 青:‥‥お前3時間前に第一報聞いたんじゃねーのかよ!! 3時間でよく国と国渡れたなお前! 昇:何かこう上手く日付変更線に乗るとスピード早くなるんだよ! 青:ならねえに決まってんだろ! さっきから子供も騙せそうにない言い訳すんのやめろ!   何でわざわざオーストラリアからこの程度で帰ってきてんだよ・・・。 昇:何、「この程度」だと!? とにかくお前は自分が何をしたのか反省しなさい! 青:うるせぇ! お前に何がわかるっていうんだよ! 昇:そんなこと知ってるよ! 何でも暴力事件を起こしたそうじゃないか。 青:………。 昇:よくもこんな酷いことをできたもんだよ。 青:けっ………。 昇:人の頭を狙うなんて自分でも卑怯だとは思わなかったのか? 青:そ、それは……。 昇:しかもこんなものまで使いやがって。俺はお前の親だ、詳しく質問させてもらう権利がある。 青:…………。 昇:……この黒板消し、どこで手に入れたんだ? 青:…黒板消し使った傷害事件ってどんなんだよ! どこで手に入れたも何もねえよ黒板消しに! 昇:こいつをドアに挟んで頭の上に仕掛けて罠にはめたんだろ!? 青:カツオか俺は!! シリアスな場面だと思ったら何だよこの犯行は!   その程度で俺の心拍数上げさせようとしてんじゃねーよ! 昇:ほう、まだ言い逃れするか。 この被害者の頭に付いてるこの赤いものは何なんだ!? 青:赤いチョークだよ!! 血の類とかじゃねえんだよ! 黒板消しに付いてた赤いチョーク!   こんなイタズラ程度で大袈裟すぎるんだよお前はさっきから! 昇:そうか、だ、だがこれは大袈裟でも何でもないだろう。お前がこんなものに手を染めていたとはな。 青:こんなもの? 俺が何に手を染めたっていうんだよ! 昇:法律で禁止されてるってお前もわかってただろう? 青:な、何の事だ! 昇:こんなものに手を染めたばっかりに人生を棒に振るやつが大勢いるんだぞ! 青:何の事だよ! はっきり言えばいいじゃないか! 昇:じゃあ言わせてもらおう! この白い粉のことだ! 青:し、白い粉・・・!? 昇:そうだ、これでよくわかったろう。被害者の頭部に付いていたこの白い粉だ! 青:…そっちは白チョークだよ!!ああ、よくわかったわあんたの言う通り! それは100%白色チョークだよ!   さっきから赤だの白だのって色に振り回されすぎなんだよあんたは! 昇:‥何だ、もしかして紅白をイメージしてのことだったのか!   何かめでたい事があったのか!? 青:違う違うそういう事じゃない! 別にお祝い事とか何もないから!偶然だよ偶然。 昇:すまんな、今持ち合わせがマーライオンくらいしか無いけど・・・。 青:別にお祝いの品とかいらねえよ! さっきからちょいちょいそれ渡そうとするなって!   つーかさっきから勘違いしすぎなんだよてめぇは! 昇:おい! いつからお前はそんな風になっちゃったんだよ!    昔は心の優しい男の子だったそうじゃないか! 青:・・何で伝聞なんだよ! あんたは他人から当時の様子を聞いたのか! 昇:とにかくお前は優しかったんだよ!   皿洗いに苦労してる母さんのために夕飯の皿を割ってくれたこともあったじゃないか! 青:むしろ悪いことしてるじゃん!あんたの脳に優しい俺がインプットされてないのも頷けるわ!   もう親父なんていいよ! 俺のことはもうほっといてくれ! 昇:いい加減にしろ!いいか電磁、人生は一本の道みたいなものなんだ。 青:…い、一本の道…? 昇:そう、一本の道だ。そして人はその道を一度は踏み潰すもんなんだよ。 青:いや、せめて踏み外せ。 踏み潰したら何もかも無くなっちゃうだろ。 ごめん、そこだけもう一回頼むわ。 昇:わかった。いいか電磁、じ、人生は日付変更線のようなもんで・・・ 青:のようなもんじゃないだろ! 変な例え使うなって! さっきより何か質が落ちたぞ!? 昇:とにかく! お前なら絶対またやり直せる!父さんが応援するから頑張ろう! 青:・・・お、親父! わかった!俺頑張ってみるよ! 昇:そうか、ありがとう。 これは男の約束だ。 固い握手といこうじゃないか。 青:・・・そうだな。 じゃあこれから頑張っていこうな、親父!(握手する) 昇:ぐああああ!! こら電磁、親に向かって放電するのをやめなさい! 青:だから出ねぇよ! いいかげんにしろ!! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第27位(3回戦敗退)  ライジングブルー
審査員
点数
 64  61  52  75  69 平均
点数
 64.2
[審査員の感想・コメント] ・電磁誘導や黒板消しを落としただけっていうあたりは面白かったですし、それなりにまとまってはいるんですが、  爆発がなかったので少々物足りなかったです。このネタの一番の核が黒板消し落としだけなのはちょっと厳しいんじゃ……。  それと、最初の話題転換にちょっと無理があるというか、職業体験の方に興味が行くのと  幼稚園児からいきなり反抗期に飛んでしまうのとで、すぐに切り替えが出来なくてネタとちょっと距離が出来てしまいました。  これなら、何のつなぎもなく、「最近子供がほしい〜」と切り出した方がまだよかったのでは? ・慎重に行き過ぎたきらいがあります。分かりやすい文章にしようとするあまり、説明を長くしすぎて逆に読みづらくなってしまっている感が。  例えば、ツカミは非常によいのですが、そこからコントに入るまでがボケもなく長い。もっとスッキリ入れるはずです。  マーライオンのボケに対するツッコミにしても、最初から「マーライオンって明らかに海外じゃねえか!」などとしてしまっていいように思いました。  いや、2つに分けてもいいのですが、それにしては最初の1行があまりにおざなりすぎます。それでは普通の会話と変わりません。 ・職場体験からコントに入るまでの説明が少し長いかなと 苦い思い出のところは良かったんでスッとコントに入ると良かったと思います  後は時々、ツッコミの観点に少々違和感を覚えた部分もありました 二人の掛け合いはテンションが高くて楽しめました ・フリをうまく使ったボケが良く出来ていて良かったと思います。全体的に面白かったです。  ただ、後半になるにつれて深くコント入りしていったところで終盤になって「そこだけもう一回頼むわ。」っていうのは、  せっかくの流れを止めてしまうような感じで気になりました。  直後の「人生は日付変更線のようなもん」がかなり面白いだけに、そこが惜しいところです。  あと、本題に入るまでのツカミがちょっと長い気がしました。 ・悪くはないんですが、どうも前フリとか無駄な部分が多すぎると思いました。  ネタをもっと整理すれば確実に決勝行けるだけの力はあるはずなんですが・・・
エントリーNo.026  20セント 「ゲロをした時の対処法」 二人:はいどーも!20セントです〜。 太朗:頑張っていきましょう。 次郎:そうですね。この猛暑を吹き飛ばしましょう。 太朗:ところで次郎君。聞きたい事があるのだけど。 次郎:なんだい?言ってごらん。 太朗:てめぇゲロ吐いた時あるかぁぁぁ!!! 次郎:あ・・・あーあるよ時々。 太朗:公衆の前でゲロ吐いた時程せつないものは無いよなぁぁ 次郎:そうか・・・もっと他に 太朗:おらぁ〜(次郎を殴る) 次郎:痛ぇ〜。何で殴るんだよ 太朗:お前はゲロを見くびりすぎだ。あいつ等は悪魔だぞ 次郎:大袈裟すぎるよ。悪魔なんて 太朗:言いか。俺の壮絶な過去の話を聞け。 次郎:うん。聞かせて 太朗:小学生の時、俺は給食を3杯おかわりしたんだ。 次郎:へぇー。大食いだね 太朗:凄いだろ。俺も驚いたんだよ。何だがドンドン入って行ったんだよ。それまでは全然おかわりしなかったのに 次郎:そうなんだ。その日だけは凄かったんだ。 太朗:3杯目の牛乳をおちょぼ口で飲んでいた時に「悪魔」は降りてきたんだ。 次郎:おおー。 太朗:胃の中に凄まじい異変を感じた。まるで今まで食べてきたものが反乱を起こす兆候のように。 次郎:ふむふむ。 太朗:そしたら、食べていなのに。口に中が一杯になったんだ 次郎:だいたいオチは読めてきてますね。皆さん 太朗:そこで俺は大声の「ウオー」と共に3杯分に飯を吐き出してしまったんだよ。 次郎:やっちゃったな。お前の学生生活 太朗:クラス中大パニックだよ。 次郎:そうだろうな。食事中にとんだ新メニューが現れたんだから。 太朗:泣きっ面に蜂とはこういう事だと思ったよ。更に追い討ちをかける出来事が起きたんだ。 次郎:おおー。 太朗:大好きなG子ちゃんの服にそれが、かかっちゃったんだよ 次郎:うわー。そのG子じゃん完全に名字「ごうだ」だな。 太朗:そしたら、G子ちゃんが「ゲロ吐く人なんか嫌い」って言ったんだよ。平成の太朗さんによー 次郎:ようするにフラれたんだな。 太朗:あまりのショックで俺は只、外で生徒を怒鳴り散らしているエロ校長の面を眺めていただけだった。 次郎:そうだったんだ。 太朗:後になって必死こいて辞書でひいたよ。その「ゲロ」という奴を。それ以来俺はゲロを憎む事になった。 次郎:ふーん。 太朗:悔いに残ってるんだ。今でも。どうしてあの時、笑い飛ばせなかったのかを。ゲロを真にとらえてエロ校長を眺めていた事をよ。 次郎:そうか。その時にゲロをネタにしとけば良かったってことね。 太朗:そうだ。だから公衆の前でゲロを吐いちゃった時の乗り越え方を考えようぜ。 次郎:今日だけだよ。明日全部忘れるけど 太朗:ありがとう!最愛なる私のゲロフレンド 次郎:今日だけゲロフレンドな。何でも我慢してやるよ 太朗:早速。実践してみよう。まずお前やってみろ。自分でゲロを吐いて、その後に言い訳な。 次郎:ああ分かった。やってみるよ。 太朗:はい!スタート 次郎:オエーーーーーーー 太朗:汚いな〜次郎くん。ゲロ吐いちゃって(G子役) 次郎:ゴメン。少し食べすぎちゃって・・・ 太朗:バカヤロー(再び次郎を殴る) 次郎:痛いなー。 太朗:そんな言い訳で開き直りなんかできねえよ。俺がやる。 次郎:分かったよ。じゃあお前やってみろ 太朗:ウ・・・ウオエオエオエーーーーーー 次郎:やっぱ経験者は違うわ。汚いな〜太郎君 太朗:はあスッキリした。次、田中君いこうか 次郎:ヤバイヤバイ。最後には教室流されちゃうよ。 太朗:そうかなー。じゃあ次。ウオエオエオエーーーーー 次郎:汚いな〜太郎君。 太朗:プエ〜(口を手でぬぐう)。飲む? 次郎:オーソドックスだなー。飲んだ奴人間国宝になれるわ。 太朗:ダメか〜〜? 次郎:全くダメだよ。ゲロの話をここまで読んでくれてる人がいるかも分からないし。 太朗:じゃあ最後。これなら納得してくれると思うから 次郎:やっと最後か。皆さん〜。開放されますよー 太朗:ウゲゲゲゲロゲロゲロブボボボ 次郎:最後だから威力が大量破壊兵器並だな。    キャーー。太朗君汚い〜〜。 太朗:本当ですねー臭いですねー僕変態ですよねー 次郎:最後がそれかい。もうええわ ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第54位(1回戦敗退)  20セント
審査員
点数
  5  20   5  29   1 平均
点数
 12.0
[審査員の感想・コメント] ・我慢して読みましたが、ボケらしいボケがなくて不快にしかなりませんでした。個人的に下ネタ、  それも排泄物系統のネタは大嫌いだということを別にしても、多くの人が笑えるような配慮や、  我が道を走るようなカルトなボケが一切なかったのでまったく受け付けられませんでした(題材が苦手でも、面白ければ笑いますし)。 ・話題が話題だけに、実際にありそうなゲロエピソードをそのまま出されるとひいてしまいますね。  それを返上できるようなボケもなかったというか、そのエピソードで大半を消費してしまったのもまた痛かった。 ・何でしょう、コレは?友達同士の会話にしか見えないです 次郎の役割がツッコミではなく頷きになっていますし  太郎の発言をスルーしてるので読み手は違和感だけを覚えてしまいます  奇策を狙ったのかもしれないですけど、基本があっての奇策ですから ・ボケがボケになっていない印象でした。ノリだけで発したようなボケが多く、さらにツッコミがちゃんとツッコんでいないので。  「話を聞いて相槌を打つだけ」に近い感じのツッコミ方も、全く無いわけでは無いのですが(3つ下のシベリア派遣部隊さんのネタ参照)、  それを面白さに繋げるにはまだまだ技量が足りない、といった感じでした。  あと、細かいところで言えばG子=ジャイ子ってのもちょっと腑に落ちなかったです。  何で太朗の過去に漫画の登場人物が普通に出てくるのか、と。 ・見ててもらいゲロしそうになりました・・・ これしかコメントのしようがございません、はい。
エントリーNo.027  付和雷同 「地震」 笠原:付和雷同と申します。 天川:いきなりで悪いんだけどさ、地震っていつ起こるか分からないだろ? 笠原:・・・まぁな。 天川:だからさ、日ごろから地震のために救急グッズを用意しとくべきだと思うんだ。 笠原:まぁ、それに越したことはないからな。何を用意するんだ? 天川:まずは水が出なくなっても飲めるように。 笠原:お、水道水を蓄えておくと。 天川:いや、食塩水。 笠原:なんでそこで食塩水をチョイスするんだよ。しょっぱくて仕方ないわ! 天川:それだったら砂糖とか混ぜればいいだろ。 笠原:そういう問題じゃないだろ。とりあえず普通の細工なしの水でいいんだよ。 天川:不細工の水? 笠原:細工なしで不細工とは言わないよ。ブサイクな水って絶対飲みたくねぇよ。 天川:飲んでから人の嫌味とか無性に言いたくなるんだよな。 笠原:心がブサイクになってんじゃねぇかよ。 天川:後、電気がつかなくなったとき用に。 笠原:懐中電灯か。 天川:そこはipodだろ。 笠原:意味が分からないよ! 天川:ipodの画面を頼りにするんだろうがよ! 笠原:あんなわずかな光に頼ってんじゃねぇよ!そこは懐中電灯でいいよ。 天川:次に、足元が破片やらで危なかったときようの。 笠原:スリッパか。 天川:スリッパなんて、ただの子供の暇潰しにしかすぎないからな。 笠原:暇潰しにスリッパってどんだけ寂しい子供なんだよ。    んじゃあお前は何用意すんだよ? 天川:ルーズソックスだろ。 笠原:変態じゃねぇかよ!    お前、ルーズソックスなんて履いたって無駄だからね。破片がザクザク刺さるよ。 天川:その破片がスリッパをも突き通すくらい鋭かったらどうすんだよ? 笠原:そんなこと言ってたらキリがないだろ。 天川:まぁ、そのためには足の裏を固くすることだな。 笠原:無茶だよ!足の裏なんかどうやって鍛えるんだよ。 天川:そして、食料がなくなったときようの。 笠原:非常食か。 天川:そうなんだけど、非常食っつっても迷うだろ?何入れればいいんだろ。 笠原:そこは代表的なカンパンとか。 天川:あ、ハンペンか。 笠原:おでんの地味な具じゃねぇか! 天川:ハンペンって響きがいいよな。しかも、ハンペン見ると心が安らぐしな。 笠原:それ世界中探してもお前くらいだよ。 天川:非常食にはハンペンを詰めてと。 笠原:お前がいいなら口出ししないけどさ。 天川:じゃあ無事に脱出できたけど、外が大雨だったときようの。 笠原:折りたたみ傘・・・あるいはレインコート? 天川:てるてる坊主。 笠原:全くの無意味だよ。無駄な抵抗にすらならないよ! 天川:じゃあてるてる坊主を逆さにしよう。 笠原:そうしても天気には一切変化が起こらないから! 天川:じゃあそこはレインコートを用意しとこう。 笠原:あっさり俺の意見を採用したな。 天川:次からは大事。もしも。もしもだよ? 笠原:もしもなんだよ? 天川:地震のときに運悪くライオンの群れが部屋に入ってきたらどうする? 笠原:もしもの次元を超えてるよ!そんな状況ないから! 天川:そこらへんにいたライオンが部屋に入ってくるかもしれないだろ? 笠原:大体そこらへんにはライオンなんていないよ!動物園の檻の中だよ! 天川:分からないだろ。洗濯で干してあるズボンのポケットの中から出てきたらどうすんだよ? 笠原:お前に想像力の限界はあるのか?お前ライオン知ってるのか? 天川:アレだろ?俗に言うビスケット。 笠原:こんなに無知数なヤツ初めてだよ。 天川:じゃあもう1つのパターン。 笠原:まだあんのかよ? 天川:もしも、コンピュータが起動しなかった場合。 笠原:地震中にそんな呑気なことやってんじゃねぇよ! 天川:ダブルクリックをしたいだろ! 笠原:生死がかかってんのにダブルクリックなんかしてんじゃねぇよ! 天川:しないと死んでも死にきれないだろ! 笠原:そこは毎日死ぬほどダブルクリってればいいだろ! 天川:・・・そうだな。 笠原:・・・そうだよ。 天川:まぁ、準備もできたし。ある程度の想定も考えておいたし。完璧か。 笠原:無駄な想定だったけどな。 天川:ここまで用意すると早く地震おきてほしいな。 笠原:面白半分に怖いこと言うなよ。 天川:そのバッグを枕元に置いてさ、早く地震おきてって願いごとしてウキウキしながら寝るんだよ。 笠原:遠足じゃないんだからさ。 天川:そして大地震がおきたことに慌ててバッグ蹴り飛ばして走って玄関に着いて脱出と。 笠原:なんだそのグダグダなシナリオは!それなら何の為に用意したんだよ? 天川:ただ単にバッグを重くするためだよ。 笠原:バッグをただ単に重くしてどうすんだよ? 天川:そして蹴り飛ばすに決まってんだろ? 笠原:意味わからねぇよ! 天川:は?お前鍛えるんじゃなかったの? 笠原:あ? 天川:足の裏を。 笠原:そんなんじゃ鍛えられねぇよ!いい加減にしろ! 2人:ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第30位(3回戦敗退)  付和雷同
審査員
点数
 63  54  45  64  72 平均
点数
 59.6
[審査員の感想・コメント] ・笠原:変態じゃねぇかよ!  防災対策という観点から見たら、もっとふさわしいツッコミがあるはず。ここだけでなく、  フレーズ選びで損しているところがいくつかあってもったいない。低温のやりとりは結構好きなんですが……。 ・途中「ライオン」が出てきた時は「おお」と思ったのですが、ちょっと残念な方向に行ってしまった気がします。  このあたりをいかに広げられるかが腕の見せ所ではないでしょうか。 ・ちょっと平坦ですね。盛り上がりに欠けます 後半のライオンからは多少、勢いも出てきましたが  中盤までは普通の道具→あり得ない道具のボケパターンだけだったので一捻り欲しかったです ・ベタな題材で進む割にはボケがぶっ飛んでいて、特に後半のライオンとかダブルクリックはかなり面白かったのですが、  全体的に並列的で単調だった感は否めません。地震が起きた後の想定をもっと作り込んでみるなどして、  何かオリジナリティのある展開があれば良かったと思います。 ・発想力豊かで面白かったです! 「画面の光」ってのはあるあるって感じでした。  あとは、ネタをもっと盛り上げていく力がつけばさらに良くなると思います。
エントリーNo.028  NOT FIX MEMBERS 「流れきれずに便器にこびり付いた排泄物を尿の勢いで以ってそぎ落とすのが男の仕事だったりするよね」 A:よろしくおねがいしますね、と。 B:いえいえ、こちらこそ。 A:別にあんたにゃ言ってないよ。 B:じゃ、ちょっと厠行ってくる。 A:厠て。漫才はまだ始まった所だぜ? B:今口元が光った気がした。 A:そんな格好良い事は言ってねーぜ? B:それでも厠が俺を呼んでいる。 A:呼んでない。こっちが勝手にお呼ばれするだけだよ。 B:呼ばれてるんじゃないか。 A:うるせーな。とりあえず、今から漫才するわけだからさ。トイレとか我慢して。 B:我慢するなんて無理だよ!厠は俺を待っている!俺も厠の温もりに飢えている!そんな2人の関係を我慢するなんて…無理だよ! A:まぁ温かいタイプの便座は確かに恋しいけれども。 B:もう…2週間も会えない日々を我慢してるんだよ…? A:どんだけトイレ我慢してるんだよ。 B:こぎれいなコテージで垂れ流したりもした…。 A:何漏らしてるんだよ! B:路地裏を探し回ってやっと見つけた! A:トイレぐらいどこにでもあるだろうが。 B:と思ったのにワールドカップの会場だった…。 A:「WC」って表すけどね、確かにね。 B:それもペタンクの…。 A:何てマイナーな。そりゃ路地裏で開催しても仕方ないやね。 B:たった今、ペタンク競技者を軽視する発言があった事を深くお詫び申し上げます。 A:そういう配慮してくれるのは嬉しいけどさぁ、何か変な妄想世界に入り込んでてうんこ漏らすような奴が言っても威厳がないんだよ。 B:成り行きでペタンクワールドカップに参加する事になった…。 A:成り行きの内容が凄く気になるけどね。 B:略して「タンクトップ」というそうだ。 A:どんな略しかたなんだよ。「ド」の「゛」まで略しちゃったよ。 B:準決勝は何とか辛勝した。 A:何、大健闘してるんだよ。素人が。 B:そして、決勝戦のゴングが鳴った。 A:ゴング鳴らす競技なの?あれって。 B:その時何かがふと頭をよぎった。「厠が俺を呼んでいる…」 A:ずっとトイレ探してたんだろ?早く気づきなさいよ。 B:俺はペタンクのボールを持って駆け出した。 A:いや、持って行くな!置いていけよ! B:ちょっと失礼してうんこを置いていった。 A:汚すぎるわ!漏らすんじゃないよ! B:それはもう綺麗な直径8cmの球体だった。 A:完璧にカモフラージュ意識した大きさだな。 B:ボールだけでは不安になったので、俺の影武者として便座カバーも置いてきた。 A:何で便座カバー携帯してるんだよ!それにお前が欲している温かいタイプの便座は別にカバー要らないんだよ! B:俺は必死に厠を探したよ!厠の声がする方へ…。 A:何が聞こえてるんだよ。 B:左から厠のうめき声が聞こえる…。 A:なんでトイレが苦しんでるんだよ。 B:しかし、右折しかできないルールが俺を縛り付けて放さない…。 A:いつ作ったそのルール! B:仕方なく右折し、小汚いコテージで垂れ流す。 A:お前が汚くしたんじゃないか?そのコテージ。 B:でも、ずっと左から厠の声がする。 A:こいつ「耳だけはいいんだぜ?」っていっつも言ってたのに…。何でこんな事に…。 B:俺は右折しかできない、しかし左から声がする…俺は…左折をした…。 A:別に大した事じゃないだろ、左折ぐらい。 B:ルールを破った俺は、コテージからあふれ出てくるゾンビの団体に追われながらも走った…。 A:どんな世界だよ、マジで! B:厠が俺を待っている。その一心で山を越え、海を泳ぎ、インドに辿り着いた。 A:どこまで行ってるんだよ!その道の途中に絶対トイレがあったはずだ! B:俺は2週間振りに用を足した。 A:今の話の中で少なくとも3回は漏らしてたけどな。 B:水をつけた左手で肛門を拭く。 A:汚ねぇ! B:汚くなんか無い!これがインドのやり方なんだ!インドの文化を侮辱するんじゃない!   たった今、インドの文化を侮辱する発言があった事をお詫び申し上げます!誠に申し訳ございません!!! A:し、謝罪が熱いな…。 B:ほら!お前も謝れ!! A:あ、す、すいません!! B:何に謝ってるんだ?俺に謝るんじゃねぇぞ!!インドの文化に謝るんだ!!! A:は、はい!す、すいません! B:まぁ…こんな相方だが…俺がインドから帰ってきた時に最初に声をかけてくれたのはこいつなんだ…。 A:…。 B:「漫才するぞっ!」って…。正直、嬉しかった…。 A:…。 B:俺が厠に目を奪われて彷徨っていたにもかかわらず、こいつはずっと俺の事を待っていてくれた…。 A:お、お前…。 B:俺は思った…「厠なんかより…こいつが俺のベストパートナーなんだな」って…。 A:(ぐすっ)…ありがとう…ごめん、俺きつく言い過ぎたかもしれない…トイレ、行って来いよ…。 B:いいのか? A:あぁ。 B:ありがとう!やっぱりお前は…最高だ…。 A:お前もな! B:…………… A:…………… (固い握手) B:厠の温もりも良いが…お前の左手の温もりはもっと良い! A:あぁ…お前の左手も………ひ、左手ー!! B:インドの文化を侮辱するなー!!!!! A:インドでも左手で握手しないんじゃボケー!!!!! 2人:どうもすみませんでしたぁ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第12位(準決勝敗退)  NOT FIX MEMBERS
審査員
点数
 65  92  55  82  70 平均
点数
 72.8
[審査員の感想・コメント] ・不条理な世界観に戸惑っているうちに、少しずつツボが押されて面白かったです。  困惑が爆笑に昇華しきらないところが多かったり、大爆発がなかったのは気になりますが、これはこれでいいんでしょうね。 ・もう汚いとかそういうのはどうでもよくなりました。左折できないルールとか、ゾンビとか、好き勝手やりすぎです。参りました。 ・ペタンクが何なのか全然分からないんで、少し入っていき辛いかなと  テーマが難しいんで、どこまで清潔に出来るかと思っていたんですけど、まだ下ネタの強烈なインパクトが強すぎかなと  もう少し、爽やかに仕上げて欲しかった印象です ・「ペタンクのWC」「右折しかできないルール」「小汚いコテージ」この辺りのボケがかなりツボにハマりました。  全体的に勢いや展開があって面白かったのです。ただ、Bが2週間トイレに行っていないはずなのに、  インドで「用を足した」、という表現があるのが矛盾している気がして、そこがちょっと引っかかりました。 ・漏らし過ぎです。結構笑ってしまったんですが。
エントリーNo.029  シベリア派遣部隊 「visitor」 市河:どうもー、シベリア派遣部隊です。 碓氷:はあ・・・。 市河:のっけからどうしたよ、碓氷。 碓氷:聞いてくれるか? 市河:一歩下がって聞いてやるさ。 碓氷:おお、心の友よ。 市河:で、どうしたよ? 碓氷:最近家に見ず知らずの人がよく訪ねてくるのさ。    ここ3日に限れば毎日だし・・・。ウチに帰るのが恐いよ。 市河:まあ、兎にも角にも話してみろよ。 碓氷:うん・・・。    あれは赤白帽子のゴムひもをしゃぶっていた日のことだった・・・。 市河:変わった趣味だな。 碓氷:ピンポーン    誰かがやってきた。    そしてドアを開けたら中年のおっちゃんが一人いたんだ。    「私、警察の者ですが・・・」 市河:そりゃ恐いよね。ケーサツは恐いよね。 碓氷:ハッ・・・ま、まさかあのゴムひもに麻薬が練り込まれていたとでも言うのか・・・!? 市河:考え過ぎ。 碓氷:1日5時間はしゃぶらないと吐き気がするのはたしかだ・・・。 市河:それは単なるしゃぶり過ぎ。 碓氷:次の瞬間、おっちゃんは衝撃の一言を放った・・・。    「あのー・・・お宅に痔の薬はございませんでしょうか?」 市河:たしかに衝撃だわ。 碓氷:僕は口からボラギノールを吐き出した。 市河:よっ、ふじいあきら2世。 碓氷:「有難う御座います!これで張り込みが続けられます。あっ、この件はくれぐれも内密にお願いしますよ」    僕は生まれて初めて110番した。 市河:こらこらこら。頼む方も頼む方だが知らせる方も知らせる方だ。 碓氷:だって僕のデザートよこせって言ってきた極悪人だよ? 市河:あれは口に入れるんじゃないの。お尻にチューって入れるの。もしくは外に塗るの。 碓氷:あったまいいー。 市河:・・・で、それで終わり? 碓氷:いや、こんなのまだまだ序の口だよ。一昨日はもっと凄かったさ。    それは口にダイナマイトを咥えた女子大生に追い掛け回された日のことだった・・・。 市河:ごめん、どっちかっていうとその女子大生の方が興味あるわ。 碓氷:へとへとになりながらも家に帰るとイマクニ?が飯を食ってた。 市河:・・・あの「ポケモン言えるかな?」歌って消えた全身黒タイツの人? 碓氷:ここぞとばかりに白米を掻き込むイマクニ?。    ここぞとばかりに茶碗にのりたまを振り掛ける僕。 市河:何この連携プレー。 碓氷:5杯目に突入した時だった。     ガチャ    レイモンド・ジョンソンだ。 市河:何でお前んちにはおはスタ出て消えた奴ばっか集まるんだよ。 碓氷:イ「遅えぞレイモンド!何やってたんだ!」    レ「ザ、残業ガ・・・」    イ「うるせえ!!必殺、右手のパンチ!」    レ「アウチ!!」    僕はビッグコミックオリジナルを買いにコンビニへ走り出した。 市河:助けなさい。この修羅場をどうにかしようと努力しなさい。 碓氷:帰宅すると、そこにはストレッチマンがいた。 市河:また全身タイツかよ。 碓氷:珍しくショッキングピンクだ。 市河:尚気持ち悪いわ。 碓氷:ストレッチマンは夢を掴む為に明日へ走り出した。 市河:カッコ良過ぎてカッコ悪い。 碓氷:そして次の日、そう、それは東京湾に沈められた日だった。 市河:お前の日常が波瀾万丈過ぎる。 碓氷:家に帰りドアを開けると、そこは戦場だった。 市河:どうなってんだよ碓氷家は。 碓氷:そこではイマクニ?とストレッチマンの死闘が繰り広げられていた。    ス「のびーるのびーるキック!」    イ「秘技、身代わりレイモンド!」    レ「アウチ!!」 市河:レイモンドの扱いが可哀想だ。 碓氷:イ「必殺、両手のパンチ!」    マ「奥義、身代わりレイモンド!」    レ「アウチ!!」 市河:だからやめなさいって。 碓氷:デスマッチ開始から1時間経過したその時だ。上空からのプロペラ音が響き渡る。 市河:なんだなんだ? 碓氷:鳥か、飛行機か?いや、ペプシマンだ! 市河:もうタイツ要らない。 碓氷:屋根を突き破って戦場に降り立ったペプシマン。    血を流したまま動かないペプシマン。 市河:お前何しに来たんだよ。 碓氷:戦いを止めペプシマンの元へ駆け寄る2人のタイツ達。    きっと同じタイツ仲間として見捨てられないのだろう。 市河:そういう仲間意識あるんだ。 碓氷:ペプシマンの頭を引き摺らせながら病院へと運ぶタイツ達。 市河:助ける気あんのか? 碓氷:取り残されたレイモンド。 市河:最期まで酷い扱いだったな。 碓氷:僕はレイモンドの口にボラギノールを注入した。    顔色が悪くなった。 市河:当然だ。 碓氷:更にレイモンドにゴムひもをしゃぶらせた。    やっぱり顔色が悪くなった。 市河:やっぱりじゃねえよ。 碓氷:深夜2時、レイモンドを東京湾に沈めた。    金のレイモンドと銀のレイモンドを手に入れた。 市河:似たような話どっか聞いたことあるぞ。 碓氷:金のレイモンドは芝刈りに、銀のレイモンドは芝刈り狩りに行った。 市河:金が危ない。 碓氷:銀「金さん、金さん。お腰につけた腎臓をひとつ私にくださいな」 市河:2個しかないぞ。 碓氷:金のレイモンドは腎臓を千切ると    「僕の体をお食べ」と言って飛び去って行った。 市河:なんかいっぱい混ざってる。 碓氷:その後銀のレイモンドは7つの腎臓を集め、世界を平和にしたとさ。お終い。 市河:・・・いやもう色々言いたい事はあるけど、ひとつだけ言っとくわ。 碓氷:なに? 市河:オレにもボラギノールくれ。 碓氷:まいど。 2人:ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第13位(準決勝敗退)  シベリア派遣部隊
審査員
点数
 89  90  67  77  40 平均
点数
 72.6
[審査員の感想・コメント] ・なんだこれ? 多少固有名詞に頼っているところはありますが、  ダイナマイト咥えた女子大生とか戦場だったとかよどみなく続く不条理の連発に笑いました。  ここは淡々としているのがいいですね。芝刈り狩りに対する金が危ないっていう冷静さが最高。  ただでさえ面白いボケを何倍にも笑えるものにしています。閉め方が投げやりに見えたのと、  固有名詞が多くちょっと冷めたところは減点対象ではありますが、非常に面白かったです。 ・こんなものを文章として残そうとしたあなたがすごい。  あなたはきっとこれから変な人として見られることは間違いありません。一応ほめ言葉です。 ・登場人物がたくさん出てきて、どんどんと消えていくこのテンポがまた面白いですね レイモンドの出し方も上手ですね  あとは、オチはここまでレイモンドで引っ張っているのでレイモンドで最後まで行くのが良いのかなと思います ・レイモンドとかストレッチマンとか、ある意味固有名詞に頼り過ぎだとは思いつつも、個人的にはかなり笑いました。  基本カオスな展開ながらもストーリー的にはよく作りこまれていますし、オチも独特で面白かったです。  最後の「レイモンド+いろんな物語」の部分で、物語をそのまま当てはめた感から脱せられるようなボケがあるとさらに良かったです。 ・すいません、ついていけませんでしたとしか言いようがないです。もう完全に置いてけぼりを食らってしまった・・・  途中からは元ネタが分からない登場人物ばかりが出てきてもう何がなんだか・・・ 「おはスタ」は番組名だけ聞いたことはあるけど、  見たことはないし、「イマクニ」とか「レイモンド」に至っては何なのか想像すらできないし・・・  単純に笑ったかどうかだけを基準で採点してしまえばこのネタは0点〜10点の間ぐらいなんですけど、  そういうわけにもいかないですし・・・ 今回は、もうこの辺で勘弁してください。
エントリーNo.030  彼岸花 「RPG」 両人:よろしくお願いします。 圭一:がんばっていきましょう。 悟史:そうですね。 圭一:実はですね、僕RPGゲームを作ってみたんですよ。 悟史:ほぅ。どんな題名なんですか? 圭一:「リアルファンタジー」ってゲームなんですけどね。 悟史:FFみたいなタイトルですね。というかリアルなのかファンタジックなのかはっきりして下さい。 圭一:やりますか?やっちゃいますか? 悟史:じゃあやってみますよ。 圭一:では。 「主人公の名前を決定してください。」 →坂本龍_ 悟史:ほぼ坂本龍馬確定じゃないですか。 圭一:そうですか? 悟史:そうですよ。まぁ坂本龍馬でいいですよ。 圭一:それでは…スタートしますよ。 悟史:いいですよ。 圭一:「いつまで寝てるの?早く起きなさい。」 妻が現れた! 悟史:いきなり戦闘なの?しかも相手が妻って。 圭一:「どうしますか?」 →たたかう  さくせん  ごますり  どげざ 悟史:あとの2つしょぼすぎだよ! 圭一:はやくしないと攻撃されちゃうよ。 悟史:本当にFFっぽいな。 圭一:「妻の攻撃!{毎日寝坊ばっかりして嫌になっちゃう!}」 悟史:それって攻撃なの? 圭一:「龍馬に5のダメージ!太郎はなぜかニヤニヤしている!」 悟史:なんでニヤニヤしてるの!?Mなの? 圭一:「どうしますか?」 →さくせん  ごますり  どげざ  にどね 悟史:この状態でなんで二度寝が選択肢に出るのかわかんない。 えっと、とりあえず作戦で。 圭一: →さくせん →あしたは がんばる        いいから はたらけ        おととい きやがれ        おれを いじめて 悟史:もう少しまともな作戦はないの!? おれをいじめてってやっぱりMなの!? もういいや。一番まともそうな明日は頑張るで。 圭一:「わかったわよ。今日はごみ捨てだけで許してあげるわ」 悟史:結構やさしい奥さんだな。 圭一:「さて、仕事に行くか。」 坂本龍馬は会社に向かうために電車に乗った。 悟史:なんというか本当にリアルだな。 圭一:「もう少しで会社です。タイミングよく飛び降りてください。」 悟史:電車の外に乗ってたのかよ。…とりあえずボタン押しとくか。 圭一:「ぴょーん。ちょっと大成功!会社の前に降りられました。」 悟史:おぉ、よかった。ちょっとってのが気になるけど。 圭一:「やる気が1あがった。肉離れしてしまった。」 悟史:ちょっと大成功ってそういうことか。 圭一:接着剤でくっつけますか?それとも説得してくっつけますか? 悟史:接着剤でもくっつかないし、説得ではもっとくっつかないよ! 坂本龍馬が説得してくっつけるのは薩摩藩と長州藩だけでいいよ。 圭一:「龍馬は会社に到着し、仕事を始めた」 悟史:やっとついたか。 圭一:「『ちょっといいかね。』課長があらわれた!」 どうしますか? →さくせん  にげるの? 悟史:また攻撃コマンドがないし。にげるコマンドはなんか使えない雰囲気だし。 とりあえず作戦を選んでおくか。 圭一: →さくせん →ひらあやまり        おれがあやまる        いや、おれが        どうぞどうぞ 悟史:下の3つがダチョウクラブになってるし。 効かなさそうだけど平謝りしかないよな。 圭一:「龍馬の平謝り!課長に0ダメージ。」 悟史:やっぱり平謝りじゃきかないか。 圭一:「課長の攻撃!『君はなんでアマゾンをちゃんと書けないんだ。』」 悟史:アマゾンって確かに書き分けにくいけど! 圭一:「龍馬に9ダメージ!」 「どうしますか?」 →こうげき  アマゾン  アマゾンがわ  かめんライダーアマゾン 悟史:選択肢にアマゾンが無駄に出てきたよ。 普通に攻撃で。 圭一:「竜馬の攻撃!『自販機で千円が何回も帰ってきちゃうようにしてやろうか!』」 悟史:凄く地味だよ!しかもいきなり強気になってるし。 圭一:「課長に12ダメージ!課長を倒した!」 悟史:課長HP低っ!メタルスライム並だよ! 圭一:「龍馬は課長になった!課長はヒラになった!」 悟史:戦闘に勝つと昇進するのかよ。 圭一:「龍馬:元課長君。このゴミ捨てといてくれ。」 悟史:さっき奥さんに頼まれたゴミまだ持ってたのかよ。 圭一:「こうして龍馬は幸せになりましたとさ。」 悟史:これで終わりって半端だな…。 圭一:どう?すっごく面白いでしょ。 悟史:全然面白くないよ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第50位(1回戦敗退)  彼岸花
審査員
点数
 50  40  15  20  16 平均
点数
 28.2
[審査員の感想・コメント] ・悟史:ほぼ坂本龍馬確定じゃないですか。  名前を見て最初に思いついたのが坂本龍一なんですが……。それはともかく、一般人の生活をモチーフにしたRPGって  いう設定は面白いですし、選択肢のせこさに笑うところもありましたが、最後に悟史がいっているように、中途半端で物足りなかったです。  それとダチョウクラブ程度の誤字ならまだいいんですが、  圭一:「龍馬に5のダメージ!太郎はなぜかニヤニヤしている!」  主人公の名前が変わっているっていうミスはさすがにどうかと……。 ・最初の名前を決めるところが、第2回の優勝作品とかぶっていたり、この設定も既出だったり・・・  おもしろくなくはないんですが、なんか全体的にどこかで見たもの以上にはなっていなかったのが残念です。 ・全体的にボケの意表性を感じられないんですよね 予測どおりのボケとツッコミなんで殻を破って欲しいなと  オチも適当すぎるんで、改善してほしいです ・最初の「坂本龍_」でちょっと萎えてしまいました。理由はいろいろあるのですが、有名な音楽家に坂本龍一さんがいるため、  それで気になってしまった部分は大きいです。(ご存じなかったのなら仕方ないですけども。)  ゲーム本編については、作戦内容などのフレーズが少し面白かったのですが、  展開が行き当たりばったりな感じであまり笑えませんでした。ツッコミがボケの面白さを拾い切れてない所もあると思いました。 ・最初の「坂本龍_」は、坂本龍一しか思い浮かばなかったんですが・・・  それにしても今大会はゲームネタが多いですね。それだけに、こういう所でネタの個性や発想力が試されると思うんですが、  このネタはありがちなボケか、もしくは後半の「アマゾン」や「自販機で千円が」といった  あまりにも飛びすぎてピンとこなかったボケばかりが目立ってしまいました。
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