予選 Aブロック



審査については、参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきました。





エントリーNo.000  寄せ集めブラザーズ
「前説」


シン:はいどうも、よろしくお願いします。

たつ:ついに、第5回MM−1グランプリ開幕ですよ!!

洋平:ではそういうことで今回は、前説を担当させていただきます、寄せ集めブラザーズといいます。

たつ:よろしくお願いします!

シン:まぁ前説とはいえせっかくですから僕らの名前だけでも覚えて帰ってください。
   寄せ集めブラザーズ、略して、寄ズでございます。

洋平:いつからそんな略称になったんだ!? よズってまずその言葉の響きがなんか変だし。

たつ:そうだそうだ、それによズってまるでモズみたいだし。俺たち、得体の知れない鳥じゃないんだから。

シン:モズを得体の知れない扱いするな! 確かに子供の頃、童謡「小さい秋みつけた」の歌詞で、
   「♪呼んでる口笛 モズの声」っていう部分は、てっきりもずくの声だと勘違いしてたけど・・・

たつ:もずくがしゃべるわけないだろ! まったく、シンったらアホなんだから〜っ!
   略称ならここはシンプルに「寄せブラ」でいいじゃないかと思うけど〜。

シン:いやそれはダメだ! 寄せブラだと、なんかまるで寄せて上げるブラジャーみたいだし・・・

洋平:お前らどうでもいい話で時間をつぶすなーーーーーっ!!
   つーか俺たち、前説のためにこの舞台に来たのだから、略称とかそんな話はどうでもいい!

たつ:やっぱりそうだな! どうせ俺たち誰からも知られてないのに略称なんていらない!

洋平:それはそれで悲しいな!

シン:そもそもこの会場で、俺たちのことどれぐらい知ってるんでしょうか?

たつ:じゃ僕らのこと知ってるという人は、手をあげてもらうってのはどうですか?

シン:じゃ、今から全員顔を伏せて、私は知ってますよという人はそっと手をあげてください。
   誰が手をあげたかについては、他の誰にも言いませんから・・・

洋平:それ何の学級会なんだ!? つーかこれじゃ俺らのこと知ってることが悪いことみたいじゃないか!

シン:先生はウソつきません! だから安心して手を上げなさい。

洋平:お前はいつから先生になったんだ!?

たつ:お父さんはウソつきません! だから安心してお年玉をお父さんに預けなさい。

洋平:今度はお父さんまで出てきたし! だいたいなんでお年玉とかそんな全く関係無い話になるんだ!?

シン:お父さんなんか信用できない!
   このお年玉は僕のものだ。これで前から欲しかったおこめ券をいっぱい買うんだ!

洋平:急に子供役とかやらなくていいから! つーか買いたいものがおこめ券ってどんな子だ!?
   つーか、さっきから話があっちこっちにそれ過ぎだ! だいたい俺たちは前説のために来たんだと言ってるだろ!

シン:ごめんなさい! でも俺らのことどれぐらい知ってるかは気になるからそのアンケートだけはさせて・・・

洋平:じゃ分かったからすぐ終わらせろよ。

シン:では、俺らのこと知ってるって人は、そーっと手をあげてみてください。

たつ:そう、強盗から拳銃を突きつけられてるようなその感覚で・・・

洋平:それだと手をあげろと脅迫されてるみたいじゃないか! そんな感覚とかいらないから!


(何人かが手をあげる)


シン:お〜っ、意外にも、知ってるって人がチラホラといましたね。

たつ:ありがとうございます! 脅迫したかいがありました!

洋平:だからもういい加減にしろ! じゃそろそろいきますよ。
   では今からは、まぁ前説での恒例行事ですが、お客さんと一緒に拍手の練習をしましょう。

シン:じゃいきますよ。
   まず、芸人さんが舞台に登場してきたら、みなさん思いっきり握手をしてください!

洋平:握手じゃなくて拍手だ! そんな、舞台でお客さん全員が一斉に握手求めてきたら芸人さんが困り果てるだろ、握手会でやれ!

たつ:じゃ気をとり直していきますよ!
   まず、芸人さんが舞台に登場してきたら、みなさん思いっきりアクションしてください!

洋平:アクションって何なんだ!? 何をどうやって動けとかいうんだ!?

たつ:とりあえず歓迎の意味をこめて、芸人さんに向かって華麗にカンフーパンチとか・・・

洋平:進行の妨げにも程があるだろ! だからアクション映画のワンシーンとかそんなのはいらないから!
   もうお前らはほっといて、俺がやる。
   では、気をとりなおしてお客さんいきますよ。じゃ、芸人さんが登場してきました、はい拍手!


(パチパチパチ・・・)


洋平:もっと大きく!


(パチパチパチパチパチ・・・・・)


洋平:ありがとうございました! その調子ですよ。

たつ:いや〜、こんなに拍手されるなんて照れるなぁ・・・

洋平:俺たちに拍手してるんじゃないから!

シン:それでも嬉しいですよ、前回司会だったのに今回一気に前説に格下げされた俺たちのいうことに従って拍手だなんて・・・・・

洋平:確かにそうだけど! 冥王星もびっくりの格下げっぷりっだけど!

シン:本当立場下がりすぎだ・・・ 俺たち前説だからMM−1での審査対象にもならないんですよ。
   せめて・・・・・ 点数をください。審査員様お願いします。

洋平:前説に審査を求めるって異例だな・・・

たつ:俺たちに情けをください。お願いします。

シン:ついでに、おこめ券もください。できたらお願いします!

洋平:さっきの子供はいらないから! そんなの審査員からもらえるわけないし!

たつ:冷たい水をください。できたら愛してください!

洋平:それポルノグラフィティの曲じゃないか! だからこれ以上甘えるのはもういい加減にしろ! 

シン:・・・あ、そろそろ時間のようですよ。

洋平:時間ですか。そりゃ俺たちがダラダラ前説やったせいで時間も押しますよね。
   では以上、前説でございました! 今日は、思う存分みなさんの漫才を楽しんでいってください!

たつ:次回は、会場の外でパンフレットを配る係としてみなさんとお会いしましょう!

洋平;今度はもはやバイト社員クラスにまで格下げか! いい加減にしろ。

3人:ありがとうございました。




エントリーNo.001  ○○オブエグジット 「明らかに桂」 2・どーも○○オブエグジットでーす ボ・よろしくお願いします ツ・ いきなりなんですけどこの前 明らかに桂かぶってる人がいたんですよ ボ・お前もだろ ツ・はぁ? ボ・だからお前も桂だろ ツ・いや違いますよ ボ・えっ!桂じゃなかったっけ ツ・桂じゃないですよ いきなりなに言ってるんですか ボ・日本語だけど ツ・いやいやそんなの聞いてない ボ・えっ!言ってなかったっけ ツ・お前絡みにくいわ ボ・はいはい ツ・はいはいじゃなくて絡みにくい ボ・えっ! ツ・いや驚くことじゃないでしょ ボ・驚くでしょだってサッカー選手だよ ツ・なんのことだよ誰がサッカー 選手の話しをした ボ・中田! ツ・なにいってんだよ ボ・日本語ですけど ツ・はぁ ボ・どうした? ツ・お前本当絡みにくい ボ・はぁ膝蹴るな ツ・えっー! ボ・膝蹴るな! ツ・それを言うならふざけるなでしょ ボ・喧しいわ ツ・なんで! ボ・この生え際 ツ・いや意味が分からない ボ・何でよ ツ・うん触らないで ボ・あっそっちタイプの人 ツ・言ってる意味が分からない ボ・じゃあコロッケが食べたいのね ツ・いやそんなこと言ってないよ ボ・じゃあなにが食べたいの? ツ・はぁ ボ・どうした ツ・お前本当絡みにくい ボ・なんでよ ツ・もうめんどくさい ボ・喧しいわ ツ・はぁそう言うとこがめんどくさい ボ・別に臭くないけど ツ・意味がちがう ボ・一味がちがう? あぁ七味ね ツ・はぁもう絡みづらっ ボ・はいはい ツ・いやこれマジだから ボ・またぁ冗談きっつぅ ツ・だからそう言うとこが絡みづらい ボ・じゃあどうすればいいの? ツ・ちゃんとして下さい ボ・分かりましたよ ツ・頼みますよ ボ・それより何の話しだったっけ ツ・えーっ ボ・あっ思い出した ツ・頼みますよ ボ・お前が桂って話しだったな ツ・ちがうちがう ボ・そもそもなんで個々 にいるんだろうなぁ ツ・漫才するためだよ ボ・えっ! ツ・いや驚く事じゃないだろ もう絡みづらいわぁ ボ・このてっぺんハゲ ツ・ハゲてないわ もういいよ 2・ありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第52位(1回戦敗退)  ○○オブエグジット
審査員
点数
  2   5  16   0   1 平均
点数
  4.8
[審査員の感想・コメント] ・せっかくこんな機会なんでねたまには長文で思いっきり審査コメントしちゃいますよ まずね、このネタを実際に2人でやってるのを想像してみてください このネタが面白いと思いますか? 小学生の学級会でやるならかろうじて小笑いって感じじゃないですかね? 何言ってるんだよ? 日本語ですけど? これ、多分全然人を笑わそうとしない人でも思いついちゃうボケなんですよね っていうかボケでもなんでもないんですが せっかく漫才を書こう!って思っているんでしたら適当に書くんじゃなくて、しっかりと書いてみましょうや! このMM-1にはたくさん面白いネタがあるんでそれを読んで勉強してください 最初は面白いなぁ、と思った人を真似してネタを書いてみてください もちろんボケやツッコミを真似するのではなく形式だったり文章の書き方だったりね そして少しずつオリジナリティを出せるように頑張ってくださいね これは漫才ではなくてただの言葉の羅列ですから 思ったよりも長文の審査じゃなくてごめんなさい!どーも、ネカフェ難民の翔です! ・まず言っておきたいのが、 普通は漢字で書かないような単語は無理して漢字で書かなくていい、ということです。 読み手が自然に読めたほうがいいですし、「桂」なんて致命的な誤字をやらかしてしまう心配もありませんので。 で、内容ですが、 「お前カツラだろ」で誰でも笑わせられるんだったら、 お笑い芸人なんて世の中に必要ないわけですよ。 途中でシュールを狙っているのか、ちょいちょい話を脱線していますが、 それはシュールとは言いません。意味不明なだけです。 まずはちゃんとした文章を書くことからではないでしょうか。 ・どんどん唐突な話題を入れていこう、という試み自体は悪くないと思います。 ただ、肝心のやり取りの内容が、割と誰でも思いつくようなレベルのものが大半を占めており、 それらは文字上の漫才におけるボケ・笑いとしてはあまり面白味がないと思います。 もっと漫才のテーマを意識してボケを作っていくと、自然と面白味が出てくるのではないかと思います。 例えば今回でいえば、タイトルを「明らかにカツラ」(漢字にするなら「桂」ではなく「鬘」だと思います)としたくらいですから、 ツッコミがカツラであるかどうか、という所にもっと深く焦点を当てた話題で通すと良いのではないかと思います。 ・面白くなかったです。 ボケツッコミの掛け合いが全然できてないように思います。「絡みづらい」っていう ワードに逃げてるだけだと感じました。 第一、容姿が見えないテキスト漫才で「お前かつらだろ」っていわれても。 個人的に「桂」は「かつら」と表記したほうがいいと思います。 ・まず「桂」の時点で誤字ですからね。「カツラ」を「桂」とは書きません。 出だしでいきなりこんな風につまづくと、全体の盛り上がりにも影響してしまうと思います。 ネタの方も話があっちこっちに飛びすぎで、漫才にも会話になっていませんでした。 まずは、しっかりとした会話になったネタを作ることから始めて欲しいです。
エントリーNo.002  ヘルシーライフ 「プロポーズ大作戦」 大黒:どうも〜ヘルシーライフです! 西岡:どうも〜体に優しい漫才をあなたに!ヘルシーライフです! 大黒:よろしくお願いします。ということで今日も元気にヘルシーに頑張りましょう! 西岡:お前が好きだ〜! 大黒:いきなり何を告白してくれてんだよ!俺にそんな趣味はねえぞ! 西岡:そんなに照れるなよ〜 大黒:照れてねえよ!それだと何か俺らが変な関係みてえだろ! 西岡:要はお前にプロポーズしてえんだよ! 大黒:なんで俺なんだよ! 西岡:間違えた!未来の彼女にだった! 大黒:間違いすぎだろ!どうしたら間違えるんだよ!? 西岡:で、その時のために今日はプロポーズの練習をしたいんだよ! 大黒:別にいいよ。付き合ってやるよ 西岡:マジで!?やっと俺のプロポーズを・・・ 大黒:そっちじゃねえよ!お前の練習に付き合うんだよ! 西岡:それでどんなプロポーズがいいのかな? 大黒:例えば・・・ベタだけど高級レストランに行ってその後に夜景のきれいな公園でプロポーズをする。 これならロマンチックで思い出に残るプロポーズだと思うけど・・・ 西岡:ちょっといいかな? 大黒:何だよ? 西岡:ロマンチックじゃなくてロマンティックな! 大黒:発音はどうでもいいよ!まずはレストランだぞ! 西岡:どうだい?いい店だろ? 大黒:うん!ほんとにいい店だね。 西岡それじゃ、何か食べよっか? 大黒:うん! 西岡:だけど、今夜は俺がお前のことを食うけどな・・・ 大黒:最低じゃねえか!お前は何てこと言ってんだよ!そんなこと言ったら彼女ドン引きだろ! 西岡:ところで、今日は何の日か知ってる? 大黒:え?私の誕生日じゃないし、あ、もしかして私たちが出会った日とか? 西岡:違うよ。 大黒:じゃあ、初めてキスした日とか? 西岡:違うよ。 大黒:じゃあ、何なの? 西岡:前の彼女と別れた日なんだ・・・ 大黒:なんて日に呼び出してくれてんだよ!そんなこと言っちゃうと何か変な空気になっちゃうだろ! 西岡:そうだ!今日は君にプレゼントがあるんだ! 大黒:うれしいわ!何なの? 西岡:花束だよ。花の数は君の年の数、80本も用意したよ。 大黒:お前の中で彼女は何歳の設定なんだよ!? 西岡:いや、俺はどちらかといえば年上好みなんだよ。 大黒:上にも程があるだろ! 西岡:いや〜ほんとに苦労したよ。君にぴったりの花を探すのに・・・ 大黒:え、そうなの? 西岡:ああ。健康的だけどトゲがある君にぴったりの花はこれしかない!そう・・・アロエしか! 大黒:何をチョイスしちゃったんだよ!お前バカだろ!?普通はアロエなんかもらっても喜ばねえよ! 西岡:このアロエで君の恋の火傷を治してくれ! 大黒:うるせえよ!たいして上手くねえから!確かにアロエは火傷に効くけど!そんな言葉では女の子はキュンとしねえぞ! 西岡:おや?そうこうしてるうちにワインが来たね。 大黒:本当だね 西岡:今日はね君の生まれた日のワインを用意したよ。 大黒:え?本当に? 西岡:本当だよ。1920年の・・・ 大黒:だから年上過ぎだろ!もういいいから夜景の見える公園に行け! 西岡:着いたよ。 大黒:うわ〜きれいだね〜 西岡:あのさ・・・大事な話があるんだ。 大黒:何なの? 西岡:俺と結婚して欲しいんだ! 大黒:え? 西岡:これを受け取ってくれないか? 大黒:え?これってまさか・・・? 西岡:その・・・給料3ヶ月分の・・・うまい棒なんだけど・・・ 大黒:何を渡してんだよ!ていうかお前の月給はいくらなんだよ!?ちゃんとやれよ! 西岡:これ、給料3ヶ月分なんだ。(パカッ) 大黒:ありがとう!うれしいわ・・・ 西岡:もしもし?あ〜俺だけど? 大黒:携帯かよ!指輪だと思って損したよ!もう指輪はいいから早くプロポーズしろよ! 西岡:実は前々から言おうと思ってたんだけど・・・ 大黒:何なの? 西岡:僕と・・・僕と・・・離婚してください! 大黒:何でだよ!そこは「結婚してください」だろ!離婚しちゃだめだろ! もういいよ。お前にはロマンチックなプロポーズは出来ねえよ! 西岡:違うって!ロマンティックだろ! 大黒:発音はいいよ!いい加減にしろ! 2人:どうもありがとうございました〜 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第47位(1回戦敗退)  ヘルシーライフ
審査員
点数
 15  28  41  10  19 平均
点数
 22.6
[審査員の感想・コメント] ・ 大黒:別にいいよ。付き合ってやるよ 西岡:マジで!?やっと俺のプロポーズを・・・ 西岡が「間違えた!未来の彼女にだった!」とコメントした直後にこのやりとり はおかしいと思うんですよね コントに入ってからはなんか内容が薄いなぁ……と 年齢の部分は最初は正直、そこまで面白くないんですけど次のワインのくだりの時は 面白かったですけどね笑 携帯の部分はテキストじゃ伝わりにくいですね パカッの効果音だけではただの自己満足な伝え方になっているので オチも発音ボケの天丼で終わってしまっては消化不良 サンドウィッチマンがピッツァの発音ボケのイメージがオレには強く印象に残ってい るのでなお更、モヤモヤした感じが残ってしまいました ・漫才としての形はできていますが、「裏切り」がほとんどありませんでした。 「プロポーズといえば給料3ヶ月分だよな、そこで渡すものでボケるのは常套だよな、 まさかそこでうまい棒とか渡したりしないよな・・・」 と読みながら思ってたら本当にそういう展開になる、 全体的に本当にそんな感じなんですよ。 唯一、携帯電話のところは予想してなかったですが、 他にもこういうボケがほしかったなあという感想です。 ・ボケのほとんどがやり尽くされた物だったので、ネタ全体としてはあまり印象に残らなかったのですが、 相手の年齢に関するボケの使いまわし等、ドベタには見せない工夫がところどころされていたのは良かったです。 ただ、盛り上がるべき終盤になって「うまい棒」「結婚→離婚」といったかなり単純 なボケが続いたりと、 まだまだ改良の余地があるネタだと思います。 ・あまり面白くなかったです。 漫才の基礎をなぞっただけで終わってしまった印象を受けました。発音ボケはちょっと古典的すぎるかなと。 もしテキスト漫才のフリー素材集があるとすれば、今回出てきたボケは全部そこから拾ってこれるんじゃないでしょうか。 「今夜は俺がお前のことを食うどな・・・」は面白かったです。「だけど」がないともっとよかったですが。 ・「うまい棒」は完全に使い古された感がありますね。 ここぞの山場ということろで、ボケが「うまい棒」とか「離婚してください」レベルでは・・・ 漫才の形はできているので、次回以降に期待いたします。
エントリーNo.003  ぽん 「ヒーロー/引きこもり」 ツ:ど〜も〜ぽんでーす! ボ:よろしくおねがいしまーす! ツ:ヒーローっていいですね〜 ボ:そーですね! ツ:プチいいともありがとうございました ボ:どうも ツ:でね俺ヒーローなってみたいからお前は怪人をやってよ ボ:わかった超セクシーな女の怪人やるわ ツ:余計なことせずに普通の怪人やってくれ! ボ:じゃあ超セクシーな女の怪人やるわ ツ:普通の怪人をやってくれよ! ボ:あのなぁお前なぁそのなぁこのなぁ… ツ:何言いたいんだよっ! ボ:じゃあ普通の怪人やるわ… ツ:うんうん。それでいい ボ:俺の中での ツ:何でだよ!もういいやショッカーやってくれ      おれ仮面ライダーするから ボ:うんわかった…可能性がある ツ:…何パーセント? ボ:3.14パーセント ツ:円周率じゃねぇか ボ:ごめん本当は100パーセント ツ:じゃあやろうぜ ボ:うんわかった。あとでポッキー5本くれ! ツ:おい!ショッカー、住民を苦しめるのはやめろー ボ:こいつら全員万引きしました ツ:なんで悪をこらしめてんだっよっ! ボ:どうも警察兼ショッカーです☆ ツ:どっちの立場だよっ!   も〜う、ちゃんとやって〜 ツ:おい!ショッカー、住民を苦しめるのはやめろー ボ:おれはライダー二号だー! ツ:おれ馬鹿じゃねーか      なんで見間違えるんだよ ボ:近視!遠視!乱視! ツ:だからなんだよっ!   ちゃんとやってくれよ ツ:おい!ショッカー、住民を苦しめるのはやめろー ボ:おい!ライダー、ショッカーを苦しめるのはやめろー ツ:立場が逆だよっ!      ショッカーのくせに偉そうにすんな ボ:ショッカーが偉かったらだめなのか?総理大臣の地位を狙っていたんだが… ツ:ぜったいだめだよっ!   ちゃんとやって ツ:おい!ショッカー、住民を苦しめるのはやめろー ボ:はいはいはい、確かに僕はショッカーですよでもね   本当の姿はね平日には毎日奥さんの悩みを聞いてる珍しい人なんですよ! ツ:みのさんじゃねーか ボ:タン、チャチャチャ ツ:タモリさんじゃねーか      そうだ!お前敵のボスをやってくれよ ボ:いいね〜やってやるよ ツ:よしっ、やろう ボ:ライダーごときがよくぞここが分かったな ツ:そんなことはどうでもいい檻に入れられている子を返せ! ボ:「返せ」というからにはこれはお前の所有物なんだな!      燃えるごみにだしてやる ツ:地味にひどいことをするな ボ:あっ!ごめん、これ燃やせないごみだったわ ツ:どっちにしろ人を燃やしちゃいけないから      ちゃんとやってくれ ボ:あいさー ボ:ライダーごときがよくぞここが分かったな ツ:おい、その箱に閉じ込められている子をかえせ ボ:うるさい仮面ちゃん ツ:なんだその呼び方は? ボ:なんとなくだ! ツ:もういいや。   ヒーローはあきらめた ボ:じゃあ俺のやりたいことがあるんだけどやってくれる? ツ:うん。何やりたいの? ボ:引きこもりを説得したいのよ ツ:じゃあやろうぜ ボ:おい、出て来い。中でエロゲやってることはお見通しだ ツ:なんでエロゲやってんだよ ボ:おい、ずっと部屋に引きこもってたらどうなるか知ってるのか? ツ:知らねぇよ ボ:引きこもりになるんだぞ ツ:俺はすでにそれなんだよ〜 ボ:あのな母さんも心配してんだぞ ツ:母さん… ボ:いまは北朝鮮に行っているけどな ツ:絶対心配してねぇじゃないか。あと国のチョイスの仕方を考えろ! ボ:俺は心配してないけどみんなお前のこと心配してるんだぞ ツ:お前も心配しろよ!   じゃあ俺が見本をしてやるわ ツ:ゴンゴン!おい、入るぞ ボ:うるせーな!また親父かよ! ツ:おい、とにかく明日から学校いけ! ボ:うるせーな ツ:母さんも心配しているんだぞ ボ:うるせーな ツ:お前学校行かないとろくな大人にならないぞ ボ:うるせーな ツ:お前は「うるせーな」以外の単語を知らないのかぁ ボ:うるせーな☆ ツ:星をつけても変わらないだろ   もういいよ ボ:うん! 二人:どうもぽんでした ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第50位(1回戦敗退)  ぼん
審査員
点数
  5   9  28   0  20 平均
点数
 12.4
[審査員の感想・コメント] ・これも会話がもの凄く幼稚なんですよね 小学生の作文よりひどいわ!っていう印象なんですよ :でね俺ヒーローなってみたいからお前は怪人をやってよ ボ:わかった超セクシーな女の怪人やるわ ツ:余計なことせずに普通の怪人やってくれ! ボ:じゃあ超セクシーな女の怪人やるわ ツ:普通の怪人をやってくれよ! ボ:あのなぁお前なぁそのなぁこのなぁ… ツ:何言いたいんだよっ! ボ:じゃあ普通の怪人やるわ… 結局、言いたいことと実際の結末が全く同じなんですよね。ボケってこうなるだろう なぁ……っていう想像を裏切ることによって成立すると思うんですよ 何一つ裏切られた感がなく、ただ文字が並んでいただけって言う感じなんですよね ボ:タン、チャチャチャ ツ:タモリさんじゃねーか これなんか良い例だと思うんですけど、自分が伝えたいことってなかなか相手に伝わらないんですよ オレは未だになんでこれがタモリなのかわかりませんしね 自己満足で終わるか、笑いに導けるかが大事な今後のポイントだと思いますよ ・ボケも無理矢理はさみこんだと思われるところがちらほら見られるのですが、 それ以上にツッコミがピンときません。 ツッコミの仕事には、単に「おかしいだろ」と言うこと以外に、 「なにがおかしいのか」を説明することもあると思うんです。 例えば、 ボ:わかった超セクシーな女の怪人やるわ ツ:余計なことせずに普通の怪人やってくれ! という部分ですが、 なぜ女の怪人ではダメなのか、なぜ普通の怪人でないとダメなのかというのが、 ボケが弱い云々の前にピンとこないんです。 他にも、 ボ:近視!遠視!乱視! ツ:だからなんだよっ! というところでは、 全部混ざってるところの方がつっこみどころだと思いますし、 ボ:いまは北朝鮮に行っているけどな の一言で「旅行」と思う人はまずいないと思いますよ。 ・入れる試み自体は悪くないとは思いますが、一発ギャグ系のボケは文字上だと特にスベリやすいので注意が必要です。 いいともの真似や「近視!遠視!乱視!」等は、舞台上で動作付きでやって初めて伝わる部分もあるので (舞台上ですら笑いにつなげるのは難しい気もしますが)。 それ以外の話の軸となるボケも、比較的ベタの領域を脱し切れていないボケが多かったと思います。 例えばですが、もっと後まで繋がっていくようなボケを入れていくと良いのではないかと思います。 あと、2つの話題の間で繋がりがないのなら、テーマは1つで良かったように思います。 その方がネタ全体としてのインパクトも強まるとおもいます。 行数を増やしたかったにしても、1つのネタを伸ばしていくほうが面白くなりやすいとは思います。 ・面白くなかったです。 基本的に面白くなかったんですが、余計な肉付けが面白くなさを増幅させてると感じました。 随所に見られる「☆」がイラッときました。悪い意味で。 題材もどっちか1本に絞ったほうがいいと思います。 ・形になってきつつはあるけど、依然として無駄な部分も多いと思いました。 ボ:あのなぁお前なぁそのなぁこのなぁ… ツ:何言いたいんだよっ! とかが特にそうですね。 それでも中盤の「警察兼ショッカーです」とか面白い発想のボケもあるので、 そのへんをもっと伸ばしていって欲しいと思いました。 それだけに、急に話題を引きこもりの話題に変えてしまって、 それも盛り上がることなく中途半端に終わってしまったのが残念です。
エントリーNo.004  ライレオン 「ニュースキャスター」 ボ・僕ね、ニュースキャスターになりたいんですよ。 ツ・どうした、どうした!!まだコンビ名言ってないだろうが! ボ・あ!ど〜もライレオンです。お願いします。 ツ・ぐだぐだですがお願いします。 ボ・僕ね、ニュースキ・・・ ツ・二度デマだよ!!ニュースキャスターに成りたいんだろ!? ボ・うん。 ツ・お前みたいなんが、ニュースキャスターみたいな難しい職業できるか! ボ・大丈夫や、最近のアナウンサーアホみたいなん多いし! ツ・失礼な事言うな!!あれは、天然な人が多いだけ。 ボ・まぁ、俺は頭が良いから何も心配することないけどな。 ツ・最初にコンビ名言うのを忘れたあなたが賢いんですか! ボ・賢いよ!賢すぎて中学の時の俺のニックネーム「澤田君」だよ! ツ・関係ねーよ!!本名じゃねーか! ボ・まぁ、とりあえず俺が今からニュースを伝えるから俺が向いてるかどうか見てくれよ。 ツ・そんなに言うんやったらやってみろよ! ボ・こんにちは。 ツ・まあ、あいさつはいいな。 ボ・マックスニュースのお時間となりました。 ツ・チョイス!!それは、サンテレビのお色気ニュースのコーナーやろが!!高校生のくせに変な番組見るな!! ボ・お前こそ知ってるやないけ! ツ・ウルサイは!!ちゃんとしたニュースやれ!! ボ・こんにちはちゃんとしたニュースをお伝えします。 ツ・余計なこと言わんでいいよ! ボ・ニュースをお伝えする前に、先程番組にふさわしくない発言がありましたことをお詫び申し上げます。 ツ・そうだしっかり謝っとけ!! ボ・さて、最初のニュースです。今日、埼玉県の銀行に強盗が襲いに来ました。 ツ・うわぁ、恐いな。 ボ・午後一時頃、強盗は突然銀行に乗り込み、中に居た銀行員に「ピー」を突き付け・・・・失礼しました、拳銃を突き付け ツ・最初何言った!! ボ・「早く、金を出せ。さもないと、ピーで撃つぞ。」と叫んだようです。 ツ・止めろこのピンクアナ!!最初のほうから下ネタ続きじゃねぇかよ!! ボ・先程の発言に不適切な表現があったそうですが、これは私のポリシーなのでお詫び申し上げません。 ツ・日本一情けないポリシー発言するな!!てか、さっきは謝罪したじゃねーかよ!! ボ・続いてのニュースです。 ツ・君はさっきからツッコミを華麗に無視するね・・・ ボ・これはかなりの大事件です!今日、50年間の伝統がとうとう破られました! ツ・え!何が起こってん!? ボ・さざえさんでお馴染みのイクラちゃんがとうとう言葉を喋りました!! ツ・どーでもええは!!そんなもん磯野家で勝手に盛り上がっとけ・・・ ボ・ちなみに、話された言葉は「天上天下唯我独尊」だそうです。 ツ・釈迦か!!イクラちゃん「ハーイ」と「バーブ」と「天上天下唯我独尊」やとバランス悪いやろが!! ボ・続いてのニュースです。今日、奈良県内で通り魔事件が発生しました。 ツ・通り魔!?俺の実家奈良県やからやばいやん!どこで起きてん!? ボ・ ・・・次のニュースです。 ツ・言えや!!大事件やぞ!! ボ・本日、この番組のカメラマンが全国カレー大食い大会で優勝しました! ツ・そんなん今言うな!!通り魔やれや! ボ・カメラマンの大谷くんは体重150kgという巨体をいかして圧倒的な力を見せてくれました! ツ・そんな説明いらん!! ボ・まぁ、カレーの大会だけに華麗に勝ってくれました。 ツ・うまいこと言わんでいい!! ボ・(声色変えて)恐縮です。 ツ・大谷出てくんな!! ボ・それでは大谷君は番組の後半で授賞式を行ないますので、今は通り魔事件の続きをお伝えします。 ツ・やっとか!はよ伝えてくれよ。 ボ・えーと、今日午後三時に強盗が奈良県の・・・  (ボケ突然揺れる) ツ・どうした地震か!? ボ・今、非常に揺れております。立っているのが精一杯です。 ツ・台風の実況か!!安全にしろ!! ボ・あ、やっと揺れが落ち着きました。先程の揺れは大谷くんが貧乏揺すりをしたそうです。 ツ・大谷!!どんだけ事件作んねん!! ボ・恐縮です!(声色変えて) ツ・それ以外喋れや!! ボ・以上ニュースをお伝えしました。 ツ・何を伝えれたんだよ!!お前みたいな奴キャスターなんて向いてねぇよ。 ボ・じゃあ、成りたい職業二位の声優目指すは。 ツ・声優!?じゃあ、アニメのキャラの声やってみろよ。 ボ・天上天下唯我独尊! ツ・イクラちゃんかい!!もうええは、どうも御粗末様でした。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第48位(1回戦敗退)  ライレオン
審査員
点数
  9  41  36  15   9 平均
点数
 22.0
[審査員の感想・コメント] ・ボ・マックスニュースのお時間となりました。 ツ・チョイス!!それは、サンテレビのお色気ニュースのコーナーやろが!!高校生のくせに変な番組見るな!! いや、知らんがな笑 北海道在住!北海道在住! あと高校生なんだから色気のあるテレビなんて見たくてしょうがないじゃないですか笑 審査員の利根川さんだって死ぬほど見てるっつーの あっ、取り乱してごめんなさい笑 イクラちゃんが喋ったのがニュースってのは安直だし、正直言うとベタ感がありますね アメザリっぽいネタなんですけど まだ勉強不足!しっかりと勉強してくださいな 偉そうでごめんなさい! ・最後の大谷君のところはまずまず。 しかしその前が・・・ 下ネタというのは並外れた巧さが求められますし、 イクラちゃんがしゃべるネタも各地でよく見かけますしね。 ・ニュースネタでありがちなのですが、ちょっとボケが何でもアリ過ぎてしまったかもしれません。 通り魔やカメラマン等後に生かしたボケもあるものの、全体的にはちょっとごちゃごちゃした印象を受けました。 また、序盤からツッコミの勢いが強かった分、ボケが少々霞んでいたかもしれません。 ネタ全体でどういうところを主な笑いどころにするのか、を意識してネタを作ると良いかもしれません。 あと、マックスニュースってそこまで一般的な知名度高くない気がします。 コント入り最初のボケがマニアック過ぎると、読み手を分け兼ねないので注意が必要です。 ・あまり面白くありませんでした。 まず、最初の「澤田君」っていうボケを使うならコンビ2人の表記は個人名にしない と意味ないと思います。澤田と竹元とかでよかったんじゃないでしょうか。 本題のニュースのくだりですが、このネタもボケが古いなぁと。もっと個人色をつけたネタが見たかったです。 あと急に「(声色変えて)恐縮です。」→「大谷出てくんな!」とはならないんですね、こっちとしては。もっとそこをリンク させるフリを効かせないと。 ただ、「唯我独尊」→「釈迦か!」の流れは面白かったし上手いと思います。古典的 ですが綺麗なボケツッコミが成立した唯一のポイントだと思いました。 ・「イクラちゃんがとうとう言葉を喋りました」「天上天下唯我独尊」 これは、思いっきりどこかで見たことあるようなボケですし、 他にも「チョイス!!」というツッコミもどこかで見たことあるようなツッコミでしたし、 他にも「カレーの大会だけに華麗に」とか、 こういう加齢臭のしそうなダジャレもいらないですね。カレーなだけに。私も人のこと言えません。はい。 とにかく全てにおいてベタ過ぎました。 ちなみに私の住んでる所は、「サンテレビ」は見られないのでその部分のボケは分からなかったんですよね。 本当、奈良でもサンテレビを見られるようにして欲しいです。生駒山さえなければ電波が入るのに・・・ 余談でごめんなさい。
エントリーNo.005  ごめんあそばせ 「求む!規制緩和」 くみこ:こんちゃー! ゆみ:ごめんあそばせでっす。いやー、ひっさしぶりやなあ。    復活までかなりの期間はさんだんちゃう? くみこ:もー、いややわゆみちゃん『はさむ』やなんて。 ゆみ:のっけからそんな話かい! くみこ:でもな、やっぱはさむアレって、はさむモンも影響してくると思うねん。 ゆみ:どういうこっちゃ。 くみこ:はさむ側がどんだけ大きくても、はさまれる側が小っちゃかったらダメやん。 ゆみ:アンタ刺されるで。 くみこ:でもなでもな、挟んでる部分にタップリぶっかけられるとコレがまたタマらへんのよ。     で、大きく口を開けてほおばると。 ゆみ:あのな、折角出てきたのにすぐつまみだされるのはイヤやからそこまでにしとき。 くみこ:何でやのん? ゆみ:今の時代、そこまでキッツいシモネタはBPOの意向に沿うてへんねん。 くみこ:シモネタ?ホットドックの話が? ゆみ:紛らわしすぎるわ!わざわざ主語を置き換えるほどのモンでもないやろ!    ていうかぶっかけるって何なん!? くみこ:そこはマスタードでもケチャップでも好きなほうでええやん。 ゆみ:いっそのこと両方かけとき。 くみこ:まあそんな感じで、今の世の中TVの世界も規制規制でウンザリやね。 ゆみ:こっから本題かい!うっとうしい前フリになってもうたなあ。 くみこ:まあなんつってもポロリがブラウン管から消えたんが寂しいわあ。 ゆみ:オンナのアンタが寂しがることもないやん。フジテレビのアレやろ? くみこ:ううん、NHK。 ゆみ:『おかあさんといっしょ』のネズミの方かい!あれは今の規制関係ないんちゃう? くみこ:まあフジの水泳大会も、是非おかあさんといっしょに観たい番組やったけどね。 ゆみ:絶対気まずい空気に溺れてまうわ! くみこ:あと『ギルガメッシュないと』は外せへん。 ゆみ:テレ東伝説のエロ番組やね。今あんなんやったら局そのものがなくなるかも知れへん。 くみこ:今じゃ出演してたメンバーごと消えたなあ。 ゆみ:飯島さんだけや!岩本さんもフーミンもイジリーさんも地味に頑張っとる! くみこ:でもなあ、いっつも思うねんけど、何でオンナのチチ見せたらあかんの? ゆみ:そんなん言わずもがなやろ。 くみこ:そんなんやったらいっそ悟空の嫁にもモザイクかけたらええねん。 ゆみ:アンタの理論やと毎年6月第3日曜は大人の祭典になってまうわ! くみこ:でもコレって男女差別やん。 ゆみ:んー、まあそう受け取れなくはないと思うけど。 くみこ:お笑い番組やと、オトコのタレントさんなんかしょっちゅう全裸になるやん。 ゆみ:タレントのキャラにもよるけどね。 くみこ:でも肝心な部分はしっかり隠してるやん。 ゆみ:そんなん当たり前やろ。隠さんかったら猥褻物チン列罪や。    精神的ダメージも大きいはずやで。 くみこ:アレ見せないからって誰が傷つくん!? ゆみ:常識で物事考えてえや。 くみこ:少なくともウチは見られなくて傷つくわ!長いこと見てへんねん!もっと見せてえな!      ゆみ:ガツガツすんなやみっともない。 くみこ:BPOやらPTAにも言いたいわ!     アンタらホンマに全然エロスに興味ないんか!?     日本国民がエロスに興味無くなったら日本種族は滅亡するんやで!? ゆみ:なにどーでもええこと熱弁しとんの!    あんな大きな組織にケンカ売ったらアカン! くみこ:おかしいと思わへん?人間の三大欲求は食欲、性欲、睡眠欲やで?     そのうち二つはなーんも恥ずかしいことないのに。 ゆみ:まあ今の時代ってその三大欲求の定義自体もっと細分化されてるんやけどね。    生得的欲求とか社会的欲求とか。 くみこ:まあここではその議論はやめとこ。     とりあえず、食欲と睡眠欲も、もっと規制されてしかるべきやと思うねん。 ゆみ:無意味な提案やけど一応聞いたる。具体的にどんなことするん? くみこ:まず食欲に関しては、レストランの完全個室化。 ゆみ:テレクラみたいになってまうなあ。 くみこ:石塚さんや内山君などのデブタレントは全員ガリガリにCG処理。 ゆみ:新手のヤラセかいな。それこそ人権問題やん。 くみこ:『ミスター味っ子』や『美味しんぼ』などの料理漫画は18禁。 ゆみ:そんなん言うたらクッキングパパがAV男優扱いになってまうやん! くみこ:次に睡眠欲やけど、まず睡眠薬はバイアグラのように年齢確認が必須。 ゆみ:それはあんまし違和感ないかな。色々問題多いしね。 くみこ:電車で寝たら懲役3年。 ゆみ:痴漢並の扱いやん!エコノミックアニマルにとっちゃ絶滅の危機や! くみこ:とりあえずお年寄りは大喜びやね。 ゆみ:確かに狸寝入りは無くなるかも知れんけど!マイナス面がでかすぎるわ。 くみこ:そんなら逆に、性欲を規制せんと、他の二つと対等に扱ってほしいわ。         保育園ですらおやつタイムとお昼寝タイムがあるんやで。 ゆみ:そんなん無理に決まってるやん。    大体、乳児や園児に性欲があると思うか? くみこ:性欲の結晶やから別にええやん。 ゆみ:アンタはBPOに消されとき!もーええわ。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第24位(3回戦敗退)  ごめんあそばせ
審査員
点数
 46  73  61  60  92 平均
点数
 66.4
[審査員の感想・コメント] ・ほぼ下ネタなんですけど小気味が良くて思わず笑っちゃうようなボケもあるんですが ちょっとツカミまでが長い気がしますね ポロリとか父の日とか秀逸するボケもあるんですけど後半は蛇足気味かなぁと もっと食欲や睡眠欲を深く掘り下げてほしかった感が残っちゃいましたね ・ギリギリのネタのはずなのですが、至極まったりと読めるところがさすがです。 「ポロリ」のところなど、裏切りもありましたし。 ただ、最初のエロ未遂は、期待していた割には至極普通におさまってしまった感があります。 あと、 くみこ:アレ見せないからって誰が傷つくん!? この1行、いわゆる「らしくない凡ミス」だと思いますがいかがでしょうか。 ・コンパクトにうまく言おうとした台詞が多いせいか、全体的にボケ→ツッコミでの飛躍が大きいものが多かったように思います。 特に「悟空の嫁(チチ)にモザイク」→「6月第3日曜(父の日)は大人の祭典」が飛躍しすぎのような気がしました。 ボケ・ツッコミの意味がすぐには分からない人が出てしまいそう、というか。 あと、食欲・睡眠欲の規制の部分はボケの方向性があまり統一されていないのが気になりました。 等々、細かいところはいろいろと気になったのですが、ボケ1つ1つの発想はそこそこ面白いと思います。 ただ、芸能ネタや下ネタが多い分、読み手を分けるネタにはなっていたかもしれません。 ・なかなか面白かったです。 テキストであるのにここまでのテンポの良さが出せるのは素晴らしいなと思います。 なんというか、非常に熟練された方のネタだなと感じました。ただ逆にいえば少し堅 苦しさを感じ、大笑いするとまでは至りませんでした。 前半はエロ系の話からうまく展開していったように思いますが、後半に進むにしたが いボケが小難しくなっていった印象。最後はそのまま駆け抜けていってしまったかなと。 ・笑わせていただきました。何がすごいかっていったら、 下ネタなのに質の高さを感じずにはいられないというところがすごいです。 あとツッコミが面白いです。「クッキングパパがAV男優になる」なんて本当笑いました。今大会のベストツッコミです! ただ、「規制規制でウンザリ」という流れのネタだったのに、 中盤で突然「とりあえず、食欲と睡眠欲も、もっと規制されてしかるべき」 この話題に行く際の流れがちょっと強引だった気がしたのがひっかかりました。 そこさえスムーズにいってたら完璧だったと思います。 でも久々に漫才ネタをこういう形で見られて、よかったです。
エントリーNo.006  ヒョーウエ 「車内アナウンス」 ボケ・ツッコミ  どうも!ヒョーウエです! ツッコミ     実はさ〜オレ最近電車の車内アナウンスをやっ          てみたくてさ〜 ボケ       は?お前何言ってんの!!そんな冗談笑えねー          ぞ。 ツッコミ     いやいや、ただオレは電車の車内アナウンスが          やりたいだけで・・・ ボケ       今の世の中、まともに食事ができずに苦しんで          る人もいるというのに・・・・ ツッコミ     そんな事言われてもよ〜 ボケ       だからオレはそんな苦しんでる人に、少しで          も・・・少しでも・・・笑いを届けてあげたい          んだ!だから、オレは今から電車の車内アナウ          ンスという内容の漫才をやろうとう!! ツッコミ     だったら最初からやれよ。そんなかっこいい台          詞いらねーだろ。 ボケ       まあそれで、お前は電車の車内アナウンスをや          りたいんだろ?だったらやりゃいいさ〜 ツッコミ     素直に最初からやらせろよ。んでまあお前はオ          レのアナウンスを聞いてこうしたら?みたいな          のを教えてほしいわけさ。 ボケ       オッケイ!! ツッコミ     じゃあやるぞ。          本日は〜ご乗車して頂きまして〜誠にありがと          うございます〜次は〜終点〜仙台〜仙台〜お忘          れ物の無いようにお気をつけください〜 ボケ       お〜、なるほど〜うんまあ0点かな? ツッコミ     マジかい!そんなダメだった? ボケ       お前さ〜いくらなんでもひどすぎだろ。お前そ          れでも人間? ツッコミ     車内アナウンス出来なきゃ人間じゃないのか          よ!てかどこがダメだった? ボケ       まずお前の顔がダメだった! ツッコミ     どこダメだしだよ!顔関係ね〜だろ! ボケ       それと何が「次は〜テリヤキ〜テリヤキ〜」だ          よ。 ツッコミ     言ってなくね!?お前聞いてねーだろ! ボケ       ま後これはどうでもいいけど、もう少し息を伸          ばしてしゃべるべきかな。 ツッコミ     それが一番アドバイスっぽいけど!てかそんな          に言うならお前やってみろよ〜 ボケ       しょうがない、神に選ばれしオレが手本をみせ          てやる。 ツッコミ     お、自分でハードルあげた。 ボケ       え〜と〜え〜と〜次は〜え〜と〜どこだったか          な。 ツッコミ     さっそくダメじゃん! ボケ       え?・・ああ、あそこか!次は〜松島〜松島〜 ツッコミ     今誰かに聞いただろ。 ボケ       お出口は〜左右ランダムです〜   ツッコミ     困るわ!どっちかに固定しろ! ボケ       さっきからお前〜うるさい〜うるさい〜 ツッコミ     車内アナウンスで注意すな! ボケ       最近〜電車内のトイレの中で〜ゲリをするとい          う事象が発生しました〜おやめください〜 ツッコミ     いいだろ別に!してる方も揺られながら出すん          だから結構大変なんだぞ! ボケ       優先席では〜ジジイやババアや〜ドジで怪我し          たバカ者どもに席をおゆずりください〜 ツッコミ     お前サイテーだろ!それ! ボケ       また〜優先席付近では〜携帯電話を破壊してく          ださい〜 ツッコミ     そこまでしなくていいでしょう! ボケ       それ以外の場所では〜マナ、もうーどうする          の〜 ツッコミ     マナーモードにするんだろ!誰だよマナって! ボケ       通話はお控えください〜と言うと〜自由権の侵          害になりそうなんで言いません〜 ツッコミ     そこ言えよ!自由権セーフだから! ボケ       本日はご乗車されなかった方々〜誠に〜死ね〜 ツッコミ     そんな事言わなくていいだろ! ボケ       次は〜終点〜仙台〜だから〜早く〜降りろよ〜 ツッコミ     失礼だよ! ボケ       そして〜最後に〜ずっとツッコんでたやつ〜死          ね〜死ね〜 ツッコミ     いい加減にしろ! ボケ・ツッコミ  ありがとうございました〜 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第51位(1回戦敗退)  ヒョーウエ
審査員
点数
  2  11  20   0   7 平均
点数
  8.0
[審査員の感想・コメント] ・今回、Aブロックで低得点をたくさんつけてる気がします 多分、理由は ネタを書いた→投稿してみよう これに尽きると思います 今度からは ネタを書きたいなぁ→ちょっと他の人のも見てみるか→うわっこの人面白いなぁ→こんな風に書いてみたいなぁ→ネタを書いて みよう→出来た!誰かに見てもらおう→う〜ん……修正の余地ありだなぁ→よし!投稿しよう ここまでして投稿してください ネタに関しては他の人たちに任せた! ・改行が変なのは携帯からの投稿だからかな・・・? 1行がもうちょっと長くなっても大丈夫だと思いますよ。 むしろ、キリがよいところで改行していただきたいと思います。 内容に関してですが、 まず最初の、「電車の車内アナウンスをやりたい」というフリは、 ボケ方を考えると、ツッコミから切り出すべき話題ではないように思います。 あと、後半のボケのアナウンスは、ただ乗客をバカにしているだけに思え不愉快でした。 この次の安物鬼の作品を見て思ったのですが、 この作品も、安物鬼の作品も、人をボロクソに言ってるという点では変わりないわけです。 ではなぜこれほどまでに感想の差が出てくるのかというと、ボケの意外性、というのもありますが、 最大の違いは、ツッコミがボケの攻撃性をどこまでフォローして広げているかにあると思います。 ・前半はなんとなく工夫したやり取りも見られるのですが、 ボケが車掌をやり出して以降は、ただ言葉が悪いだけのようなボケが多くてあまり笑えませんでした。 そうでなくとも、全体的にボケとしては比較的単純だったというか、よく見るタイプのボケばかりだったので、 もっと練ったボケがないと厳しいかなぁ、と思います。 ・面白くありませんでした。 ツカミからオチまですべてが空回りだったように思います。 ボケや構成うんぬんより汚い言葉を羅列したやり取りを行っていたという印象しか残りませんでした。笑えない「死ね」は嫌いです。 ・まず漫才の入り方がスピードワゴンの2番煎じとしか思えない時点でどうかと・・・ ネタの方も、死ねとかを簡単に使いすぎだと思いました。 ただ過激なこと言えばウケるというものではないですから・・・
エントリーNo.007  安物鬼 「柔道の解説」 禿:はいどうも、安物鬼です。 鬼:まあかろうじて安物鬼ですがね。ギリギリのラインでしょう。 禿:まあ冒頭からわけのわからないことをおっしゃっていますけど今日は何の話題をしましょう? 鬼:ちょっと柔道の解説者をやってみたいです。 禿:では私が実況、あなたが解説者でお願いします。 禿:国際柔道選手権、さあ!次はいよいよ決勝です! 鬼:日本人はいますか?日本人は決勝に残っていますか? 禿:・・・えー日本選手は残念ながら2回戦敗退ということでしたが・・・ 鬼:じゃあもう実況やら解説やらやめましょうよ。 禿:そんな無責任なこと言わないでくださいよ! 鬼:柔道は日本が発祥だというのに外人が決勝とかってふざけ過ぎだし。 禿:その発言かなり問題ですよ!なんか内向的です!   それだったら野球とかの外国発祥スポーツでは日本が決勝いっちゃいけないことになりますが。 鬼:いや、そこは強いんだからいいじゃん。 禿:ならば柔道だって強い選手が決勝進出でいいじゃないですか! 鬼:いや、国技だから決勝は日本人だろ。 禿:矛盾してる!!なんか無限に繰り返しそうなニオイがするのでもうやめますね。   決勝ですが3連覇中のムハンマド選手、彼はどうでしょう? 鬼:外人ですね。 禿:そんなことは誰でもわかっていますけど!   そうじゃなくて解説者目線でいうとどんな感じでしょうか、っていうことを聞いたんです。 鬼:変人ですね。むしろ変態ですね。 禿:なんですかその根拠のない発言は!!選手に失礼ですってば! 鬼:取っ組みあったときに胸チラを意識していますよ彼は。 禿:・・・それは不可抗力というものではないでしょうか? 鬼:出身はマレーシア・・・いやもうこれで結構なところまで変態レベルきてますからね。 禿:出身がマレーシアっていうだけで変態になるんですか!?   なんかさっきから国を超えた問題発言ばかりなんですけど!もっと慎重にお願いしますよ。 鬼:それでこのモハメッド選手ですが、 禿:ムハンマドですムハンマド。 鬼:ああ、そうですか、そりゃケッサクですね。んでその選手の持ち味はなんといっても寝技でしょうね。 禿:ケッサクって。名前がおかしいと思うのはお互い様ですからね。   そうですか、寝技ですか。確かにここまでの4回戦はすべて寝技勝利でした。 鬼:まあ変態の極みでしょう。 禿:寝技っていうだけで変態扱いしないでもらえます?そんなのみんなやってますって。 鬼:まあこの変態スポーツも世界規模になったわけですね。 禿:何です変態スポーツって!そんな生涯スポーツみたいな言いかたされましても。 鬼:準決勝はこのモハメッド選手にとって嫌な相手でしたね。 禿:ムハンマドですムハンマド。さっきから間違えてばかりですよ。 鬼:いやあ、外人って名前の区別がつきづらくてみんな同じに見えるんですよね。 禿:それを言うなら顔だと思いますが。名前ぐらいは覚えましょうよ。   それで準決勝の際にムハンマド選手、右ひざを痛めたようですがこれは決勝にどう響くでしょうか? 鬼:なるべく早く病院で手当てしてもらうのがいいと思います。レントゲンも念のため撮っておきましょう。 禿:はい、決勝の後のことではなく決勝戦でのことについてお尋ねしたのですが。 鬼:それはムハンマド選手自身がよーくわかっていると思います。 禿:なんかさっきから解説者として求められるコメントができてないですね。   得意の寝技に影響するかが心配されます。 鬼:そういう根拠のない発言、どうかと思いますね! 禿:めちゃくちゃ根拠ありますけど!マレーシアが変態っていうよりずっと根拠ありますけど!   こんな茶番に付き合ってる暇もないのでもう次に移りますね。   決勝の相手は今大会初出場と謎の多い新人ですがどうでしょう? 鬼:ロシアのボエスキー選手ですね。はいたった今謎がとけました。 禿:個人のちょっとした情報は謎に含みませんって!   そうじゃなくてどんな技を得意とするか、といった情報があまりないんですよ。 鬼:そりゃそうでしょう、私も興味ありませんから。 禿:なんであなた解説者やりたいって言ったんですか!   えーと、彼はこれまでの4回戦すべて一本勝ちしております。 鬼:強いですね。だから決勝に進めたのでしょうね。 禿:そのまんまコメントありがとうございます。   彼は体重の割に長身ですがこれは試合にどう影響するでしょうか? 鬼:観客の後ろの人もよく見えるのではないでしょうか。 禿:目の付けどころが違いますねえ。あ、褒めてないですよ。   2回戦で見せてくれた一本背負いは長身でかっこいい円をえがいていましたよね。 鬼:栄光への架け橋ですね。 禿:そのフレーズどこかで聞いたことありますね。体操男子でしたっけ?   なんかさっきからコメントがボロボロなんですが大丈夫ですか。 鬼:修羅の如く大丈夫です。 禿:やればできるのにしない、それ今の日本人の悪いところですよ。   さあ、試合もいよいよ始まろうとしてます。 鬼:早くしてほしいですね。私なんかもうペットボトルのお茶を飲み干してしまいましたよ。おかわり。 禿:大したコメントしてないくせにガブガブ飲みますね。燃費が悪い。   さあ、試合開始です!! 鬼:試合時間は5分ですよ。 禿:視聴者の皆さんは画面隅にタイマーが表示されているので余計なお世話といったところでしょうか。   ・・・さあ両者なかなか組みに行きません。お互い警戒しているのでしょうか。 鬼:組み合うと暑いからじゃないですか?ていうか臭いし。 禿:そんな軽率な理由で組まないってどんだけなめてんですか!   えー、両者まだ柔道着に乱れがありません! 鬼:柔道着は通気性良くないですからね。熱中症で倒れないかが心配ですね。 禿:だからもっと試合内容を解説してくださいよ!   おーっとここでボエスキー選手が投げに入りました!が、これは浅かったです。有効は取れません! 鬼:浅いところに比べ深いところはなかなか食いつかないんですがそれだけあって大物も多いんですよ。 禿:釣りですか?釣りですよね。今、柔道の実況ですよね?柔道です。   いまの試合運びに何か解説コメントをお願いしますよ!! 鬼:ごめんペットボトルの蓋を拾ってたら見逃した。 禿:お茶ボトル回収しますね。自業自得ですから。   今度はムハンマド選手が寝技にもっていきました!が、しかしこれも抜けられてしまいました! 鬼:そりゃあね、男同士ですから。ボエちゃんもお断りでしょう。 禿:そういうつもりで寝技に持って行っているのではないと思いますがね。限りなく。   てかボエちゃんって。 鬼:見てください、ムハンマド選手の残念そうな表情。 禿:それは純粋に技がかからなかったことに対してではないでしょうか。   ところでボエスキー選手は3連覇中のムハンマド選手に挑む形となったわけですが、そこあたりはどうなんでしょう?   やはり威圧というものを感じ取っているのでしょうか? 鬼:そうですね、やはり王者の威圧というものはあると思いますよ。   ボクシングでたとえるならムハンマドが内藤、ボエスキーがバカ亀田でしょうか。バカメダでしょうか。 禿:そのたとえはボエスキー選手に失礼ですってば!あとバカメダを言い直さなくていいです。たいしてうまくもないですし。   っとこうしている間に試合が動きました!ムハンマド選手が寝技を決めてきました! 鬼:必死に逃れようとするボエスキーがなんか天敵に捕まったトカゲに似ていますね。 禿:もう少し失礼のない比喩はできないんですか!   さあ、残り5秒でムハンマド選手の勝利です! 鬼:ではテレビの前の皆さんもラスト5秒のカウントをしましょう!5、 禿:決まったーーー!!ムハンマド選手4連覇!   今回ばかりは意味のないカウントダウンはスルーしたいと思います! 鬼:え、ずれてた?今の。ずれてた、スタッフさん? 禿:私が残り5秒といった時点であんな無駄なこと言ってるからこうなるんですよ! 鬼:だって退屈だったんだもん。 禿:仮にも解説者でしょうあなた!   やっぱり全然解説できていないじゃないですか! 鬼:だってルールよく知らないからどうしようもなくて・・・ 禿:いやルール知らなかったのかよ!もう結構!! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第22位(3回戦敗退)  安物鬼
審査員
点数
 61  83  92  50  60 平均
点数
 69.2
[審査員の感想・コメント] ・柔道ってありそうでなかったネタですよね なんか新鮮でした 序盤の矛盾のやり取りが結局はあやふやなまま次に言ってしまったのが残念って感じでしたね マレーシアが変態っぽいっていう発想力は非常に好きですけどね笑 最後の5秒がずれるっていうのも個人的にはツボでしたねぇ ただ、外人の名前をボケとして推すならば伏線なんかを張ってみるとオチ周辺でもっとドカッと来ると思います ・緩急のついたボケも、キレのよいツッコミもいい感じです。 ところで、 鬼:準決勝はこのモハメッド選手にとって嫌な相手でしたね。 禿:ムハンマドですムハンマド。さっきから間違えてばかりですよ。 この2行がやたら浮いているような気がしますが気のせいでしょうか。 ・まず、二人のキャラ設定がしっかりしているのが良いと思います。 とことんスカシ的な方向にボケる鬼と、しっかり実況とツッコミをこなす禿、という構図が想像しやすかったです。 そして、試合前の状況や試合展開が非常にリアルだったので、ボケの面白さが伝わりやすくなっていたと思います。 個々のボケで言えば、ペットボトルのお茶を飲んだり回収したりってのが無駄にリアルで面白かったですし、 「5、」「決まったーーー!!」なんかは、一番盛り上がるところに最強のボケを持ってきた感じでかなり良かったと思います。 えーっと・・・ちょっとベタ褒めし過ぎかもしれませんが、 このネタの面白さを挙げるとなると、そんな風に説明できたりします。 何度読んでも面白いんですよね。上記のような点がしっかりしているからなのか。 すごく面白い事言ってる台詞ってのもあんまり無いんですが、全部面白く見えてくるから不思議です。 気になる部分も全く無いワケでは無いですが、そういう部分を考慮して高得点を付けさせていただきました。 ・なかなか面白かったです。 ですがなんかむずがゆいですね。まず最初に「柔道は日本の国技であるから決勝に外 人2人が残るのはおかしい!」っていうスタンスをとったのだからそこを生かしたほう がよかったかなぁと感じました。 柔道と鎖国意識をリンクさせたネタになってくためのフリと思っていたこっちとしま しては意識にギャップが生じていまいち作品にのめり込めませんでした。最後も「ル ール知らない」で落としちゃ作品の軸がぶれるんじゃないかなと。 構成力は高いと思うのにいまいちそれを生かしきれてない感がすごくむずがゆかったです。 ・それなりにしっかり作られてはいるんですが、ボケが毒舌一辺倒になりがちな感じがちょっと気になってしまいました。 もっと意外な方向からボケを入れたりした方が、笑いの幅が広がると思います。
エントリーNo.008  有機丸アポロ 「フクダツインズ」 遠山:どうも、有機丸アポロです。 出雲:こんにちは、画伯です。 遠山:嘘をつかない。どこの山下清だ。 出雲:ボクは、女性の裸が好きなんだな。 遠山:単なるエロガッパじゃねえか。 出雲:いやあ、それにしてもMM−1グランプリですよ。 遠山:そうですよ、僕らみたいな若輩者がこんな大舞台に立てて、もう感無量ですよ。 出雲:おうよ、もう感無量も感無量、俺なんか感無量通り越してかんむ&りょうだから。 遠山:うん、ごめん、さっぱり意味が分かんねえ。何さかんむ&りょうって。 出雲:あ、知んない?かんむ&りょうのかんむは、桓武天皇の桓武。りょうは、女優のりょう。………わかるな? 遠山:わかるか!その二人並べられたからってどうすりゃいいんだ! 出雲:だから、せっかくのMM−1だろ?桓武天皇とりょうの漫才でもしようかってことだよ。 遠山:出来るか!そんな異色タッグ絶対無理だよ! 出雲:いやいや、こんな風にさ。    「いやあ、実は私都を京都に移したいんですが、どうでしょうか?」    「やっちゃえばいいんじゃないでござるか?人生思いついたらゴーゴーでござるよクエックエックエッ!」 遠山:りょうさんそんな気持ち悪いキャラじゃねえよ! 出雲:いや、今のは桓武天皇の方。 遠山:どっちみちありえないから!りょうさん遷都したがらないから!もっとちゃんとしたことを話そうぜ。 出雲:ちゃんとしたことな。だったらちょうどいい。実はな、お前にきいてほしい、酢があるんだ。 遠山:利き酢!?俺出来ねえよ、話なら聞くけどよ。 出雲:じゃあ聞いて?実はさ、好きな人が出来たんだよ。 遠山:へえ。 出雲:もうマジで好きでさ。もう二人でヨーグルトを投げかけ合いながら般若心経を唱えたいほど好き。 遠山:お前の好きの表現法がよくわからん!で、その娘どんな娘なんだよ。 出雲:ああ、もう初対面で惚れちゃってな。コシヒカリってやつだな。 遠山:ひとめぼれだな。急にブランド米の話になっちゃったな。 出雲:スタイルもよくてさ。ボン、キュッ、ボン、キュッなんだよ。 遠山:最後どこ締まったんだよ。足首? 出雲:ホント好きなんだよ。あ、その娘の名前はな、幸福の福に田んぼの田に凛としたの凛に子供の子で福田リンカちゃんってゆうんだけれども。 遠山:……そいつリンコじゃねえ!?菊地凛子とかの凛子だろ!? 出雲:いいじゃん、人名の読みは自由なんだから。 遠山:そうは言っても。 出雲:どっかに「銅鑼衛門」と書いて「あおい」ってゆう女の子もいるやもよ。 遠山:確実にいねえよ!自由の意味をはき違えてるだろ! 出雲:「ナース銅鑼衛門」とか「宮崎銅鑼衛門」とか。 遠山:むりやり当てはめるな!なんかご当地商品みてえになってるし! 出雲:まあ、そんなリンカちゃんなんだけど。 遠山:リンコだけどな。 出雲:そんなリンカちゃんには、全くそっくりな双子の妹がいるんだ。 遠山:双子!そりゃ珍しい。 出雲:関節の節に子供の子でエリカちゃんってゆうんだけれども。 遠山:そいつセツコだろ!かすってもねえ! 出雲:まあそんな福田リンカエリカなんだけど。 遠山:漫才師みてえに言うな!正確にはリンコセツコだし! 出雲:双子の性格はまるっきり違ってて、リンカちゃんは頭脳明晰な大和撫子なんだけど、エリカちゃんはお喋りでバカで発言の大半が下ネタ。 遠山:そりゃまた随分と違ったな!? 出雲:あとやたらと遷都したがる。 遠山:りょうさん!?いや、りょうさんでもねえけど! 出雲:だからもしリンカちゃんと間違ってエリカちゃんに告っちゃったら、4秒で世界に広まる。 遠山:そこまではいかねえと思う。エリカはインターネットか。 出雲:しかもその広まった情報は、8割方下ネタに脚色される。 遠山:エリカが勝手に付け加えたんだな? 出雲:かといって見分けられるほど親しくないから、お前の知恵を借りようと思って。どうやって見た目で見分ければいいと思う? 遠山:双子の見分け方か……。 出雲:頼むよ、もしまともに考えてくれなかったら般若心経唱えながらヨーグルト投げかけるぞ。 遠山:それお前の愛情表現じゃなかったの!?うーん、とりあえずお前自身は何か考えある? 出雲:ああ、とりあえずリンカちゃんがリンカちゃんだとわかるような目印があればいいと思う。 遠山:目印? 出雲:そう、例えばリンカちゃんの左肩に物凄いプロテクタを取り付けるんだ。 遠山:はあ!? 出雲:そうすれば重さで傾いてるのがリンカちゃん、直立してるのがエリカちゃん。 遠山:嫌だろそんな女の子!常に傾いた女の子! 出雲:もしも重さに慣れて直立出来るようになっても、左肩が発達してるからすぐわかる。 遠山:そんな左肩だけマッチョな女は嫌だ!他は? 出雲:じゃあちとお前の力を借りて、リンカちゃんのみにかかる重力を強くするってゆう。 遠山:無理!俺そんな能力持ってねえもん! 出雲:そうすれば這ってるのがリンカちゃん、直立してるのがエリカちゃん。 遠山:なんでお前はリンカをまともに立たせてやれねえの!? 出雲:もしもその重力の重さにも慣れても、全体的に体が発達してるから。 遠山:お前の中ではリンカは変な立ち方してるかマッチョかの二択しかねえのか!? 出雲:ただ、問題としては重力をかける際にリンカちゃんが少しでものけぞっていたら、    リンカちゃん仰向けになっちゃうから、発達したところでエクソシストみたいになる。 遠山:デメリットだらけじゃねえか!ダメだ、他は!? 出雲:じゃあもうリンカちゃん刺すか!? 遠山:何でぇ!? 出雲:そうすれば刃物刺さってるわ、血流れてるわ、血の気引いてるわですぐわかるじゃん。 遠山:ダメに決まってんだろ!!リンカ死ぬもん!! 出雲:あ、この時使う刃物は「あなたを穴が空くほど見つめていた」というメッセージ性を込めて穴あき包丁にした方がいいかな?持つとこもキュートにピンクで。 遠山:そんな猟奇に満ちた状況でメッセージ性もクソもねえよ! 出雲:ちょっと想像してみよう。双子がいる、リンカちゃんであろう方になんとなく目星をつける、お前がリンカちゃんを抑えつける、俺が刺す。 遠山:俺を勝手にお前の殺人計画に荷担させるな!! 出雲:ほら、みるみるうちに血の気が引いて、あれ!?刺してない方も血の気引いてる!? 遠山:そりゃあ目の前で姉が刺されればね!! 出雲:しかもピンクだった持つとこがレッドになってる!? 遠山:返り血でね!!つーか、そんなどーでもいいこと気にするより自分の犯した罪の重さを気にしろ!! 出雲:あれ!?リンカちゃんはどっちだ!?両方血の気引いてるからわかんない!! 遠山:包丁刺さってる方だよ!!そうじゃなくてさ、例えばリンカちゃんに髪飾りプレゼントしてつけてもらうとか。 出雲:無理。二人とも坊主。 遠山:じゃあリンカちゃんと共通の趣味を持つとか。 出雲:無理。二人とも趣味は一人で人工的に蟻の巣を作ること。 遠山:じゃあリンカちゃんの好きな芸能人を聞き出して、そいつに近づけるように努力するとか。 出雲:無理。二人ともレズ。 遠山:もうやめちまえよそんなの!!お前が付き合うメリットがねえもん! 出雲:わかった、諦める。 遠山:素直だな!? 出雲:その代わりにさ、二番目に好きなヒカリちゃんが三つ子でさ。 遠山:いいかげんにしろ!! 二人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第16位(準決勝敗退)  有機丸アポロ
審査員
点数
 35  75  80  90  87 平均
点数
 73.4
[審査員の感想・コメント] ・最初の5行で笑っちゃった自分に悔しい笑 ただ、名前の読み方ボケは厳しいと思いますねぇ エリカはインターネットか っていうフレーズも好きなんですけどねぇ 後半につれて雑さが目に付くんですよね 整理して もっと展開を広げていってほしいです ・双子を見分けるにはどうすればいいか?という質問のところまでなら、80点は軽く越える笑いでした。 しかしその後がグロテスク一辺倒というのはちょっと・・・ そもそも、目印をつけられるならすでに見分けがついてるということではないか、 というツッコミをしてはダメですか? ・全体を通して設定やボケの発想がかなり良かったと思います。 特に「凛子→リンカ/節子→エリカ」の発想にはやられました。双子のキャラ付けも良かったと思います。 しかし、どちらか見分けられないから悩んでいるのにリンカちゃんの方だけを狙って 目印をつけようとする、というのが若干設定として矛盾しているような気がしました。 その後のボケ自体はやはり面白いだけに、そこが気になってしまったのが惜しいです。 あと、若干ツカミの部分が本題から見て浮いているような気もしました。 ただまぁ、そういう細かいことを気にしなければ、かなり面白いって言って良いかもしれません。 ・苦虫を噛み潰すくらい嫉妬する面白さでした。 以前このネタは拝見させてもらったことがあるのですが、何度見ても面白いです。 つかみのかんむ&りょうで引き込んでーの、本ネタいきーの、オチ決めーので、笑いーのでした。ありがとうございました。 ・本当に新人さんなのでしょうか? びっくりするぐらい面白かったです。 それだけに、人を刺すようなことはしない方が良かったのでは・・・ こういうのは確実に引く人もいるでしょうし。 それ以外は完璧でした。ぜひ決勝にいって欲しいです。
エントリーNo.009  七草 「祭り」 二人:どうもー。七草と申します。 鈴城:この季節と言えば祭りだよね。 草野:俺も祭り好きだね。 鈴城:だよな。血祭りっていいよな。 草野:それは祭りじゃねーよ。そもそも血祭りなんてやった事あんの? 鈴城:毎年やってるよ。それで今年は・・・ 草野:やっぱいいや。まさか本当にやってるとは思ってなかったから。 鈴城:いや聞いてくれよ!花火と一緒に打ち上げるぞ! 草野:やめろよ!話が逸れてるから。祭りがやりたいっていう話だろ? 鈴城:そう。だから俺、祭りを作ろうと思う! 草野:面白そうじゃん。 鈴城:祭り・・・英語にするとカーニバル。 草野:フェスティバルな。無理すんなよ。 鈴城:折角作るんだから、斬新な祭りにしようと思う。 草野:おー。 鈴城:まず神輿。最新技術を駆使して、全自動にする。 草野:担ぐのが楽しみな人だっているんだぞ! 鈴城:時速120キロで走行させる。 草野:もう神輿いらないんじゃ? 鈴城:歩行者天国を突っ走る! 草野:犠牲者でるぞ? 鈴城:スピードの向こう側・・・見てみたいんだ。 草野:・・・乗り物選ぼうか。 鈴城:次に屋台。 草野:屋台は個人の自由だろ? 鈴城:俺が決める。 草野:こだわるねぇ。 鈴城:まずカキ氷。あれはロックアイスにする。 草野:焼酎とかに入れるアレじゃねえか! 鈴城:気前よくシロップは多めに。 草野:ロックアイスだと染み込まないぞ? 鈴城:だから、ロックアイスをカキ氷機で砕く。 草野:それカキ氷じゃねえか!そんなんで大丈夫かよ! 鈴城:だめか・・・だったら射的。 草野:人気あるよ。 鈴城:クレー射的にする。 草野:クレー射撃みたいに言うな! 鈴城:あっ、クレー射撃!?・・・そう、アレンジしたんだ。 草野:ただ間違えただけかよ! 鈴城:クレー射的ね。 草野:だから無理すんなって。 鈴城:あの皿は屋台のおじさんが投げる。 草野:そんな正確に投げれるか? 鈴城:銃は今までの射的を真似て、エアーガン。 草野:難易度高え! 鈴城:たまにおじさんがお菓子とかぬいぐるみとかを投げる。 草野:なんで? 鈴城:それを打ち落とせば、それを景品としてゲット。 草野:皿関係ねえ! 鈴城:皿を打ち落とせば、皿をゲット。 草野:要らねえ! 鈴城:絶対要るって。 草野:何に使うんだよ。 鈴城:屋台の食べ物は、クレー射的の皿を持っていかないと、売ってくれないんだよ。 草野:何そのシステム! 鈴城:これで、クレー射的の売り上げがすごいことに・・・ 草野:どんだけ金に汚いんだよ!こんな祭り人が来ないって! 鈴城:大丈夫、大丈夫。日本人は「祭り」さえつければ集まって来る愚か者ばかりだから。 草野:何言ってんだ!?誰も祭りに来ねーぞ!?そもそもろくな祭りじゃねーじゃんか! 鈴城:そんなにこの祭りのよさが分からないんだったら、実際にやってみればいいんだよ。 草野:実際に? 鈴城:シュミレーションだよ。 草野:大丈夫かよ・・・ 鈴城:はいはい、早く始めるよ!真綿じゃなくて、綿菓子で首を絞めるぞ! 草野:やめてくれよ!なんでいちいち祭り関係で脅して来るんだよ!やればいいんだろ! 鈴城:草野は鈴城の作った祭り「フェスティバル祭り」にやって来た。 草野:覚えたからってすぐ使うな!「フェスティバル祭り」って、「祭り祭り」っていう意味だから! 鈴城:草野はクレー射的にやって来た。 草野:そこに行かないと何も食えないからな・・・ 鈴城:今日はおじさんの肩のコンディションが悪い。何もとれなかった。 草野:おーじさーん!! 鈴城:草野はおじさんを撃った。エアーガンだからかなり痛い。 草野:そんな事しねーよ! 鈴城:おじさんはちょっと睨みつけながら、「しょうがない」といって皿を8枚くれた。 草野:おじさん怒ってる!ゴメン! 鈴城:草野は「ロックアイスをカキ氷機で砕いたもの屋」へ行った。 草野:カキ氷屋でよくねぇ!? 鈴城:草野はロックアイスをカキ氷機で砕いたものに、水をかけてもらった。 草野:シロップかけてもらえ! 鈴城:草野はくじ引き屋にいった。トレーディングカードのレアカードが当たった! 草野:おー。 鈴城:草野はレアカードに水をかけてもらった。 草野:ふにゃふにゃじゃねーか!なんで、俺そんなに水好きなんだよ! 鈴城:キキーッ ドカーン!草野は神輿に轢かれた。 草野:いわんこっちゃない! 鈴城:草野は自分に水をかけてもらった。 草野:だからそこまで水好きじゃねーって! 鈴城:人がたくさん草野の所に集まってきた。 草野:助けてくれるのか? 鈴城:およそ10人に、殴る、蹴るの暴行を受けた。 草野:俺、神輿に轢かれてるんだぞ!そもそも神輿に轢かれること自体おかしいけど! 鈴城:草野は骨折、打撲などの被害を受けた。 草野:やりすぎだろ! 鈴城:しょうがないじゃん。 草野:何がだよ! 鈴城:日本人は元来、祭りが好きなんだからさ。 草野:今の、祭り関係ねーじゃねーか! 鈴城:いやいや、立派な「血祭り」だったよ。今年はお前だ! 草野:だからそれは祭りじゃねーよ!いい加減にしろ! 二人:ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第43位(2回戦敗退)  七草
審査員
点数
 31  58  62  20  40 平均
点数
 42.2
[審査員の感想・コメント] ・鈴城:祭り・・・英語にするとカーニバル。 草野:フェスティバルな。無理すんなよ。 なんかカーニバルもフェスティバルも似た感じしません?笑 こういうボケをやるなら思いっきり意味の違う英語のボケにしたほうが良いと思いますよ ネタに関しましては形式はしっかりと出来ていますし漫才だなぁって感もあるんですがボケのパンチ力がどれも弱いんですよね カキ氷とかクレー射的とか題材は良いと思うんであとは発想の豊かさ勝負ですね ・うまいこと前に出てきたものを後で使えていると思います。 あとは、時々出てくる「それがどうした?」というレベルのボケがなくなれば。 カーニバルとフェスティバルの間違いなんて、間違いのうちに入らないように思いますし。 ・前半はボケがちょっと弱いかなぁという感じはしたのですが、 後半のシミュレーションで前半のボケがさらにバカバカしい方向性にぶっ飛んでいて面白かったです。 そういう意味では、構成的にはかなり良かったネタだと思います。 ただ、ほとんど必要最低限のセリフで進んでいるみたいなところがあって、 ボケにあまり厚みが無いように見えてしまうのが惜しいところです。 ・あまり面白くありませんでした。 まず、露天紹介のくだりですが、各店ごとに流れがぶつ切りで連動性に欠けると思いました。ボケ自体も光るものがなかったですね。 だからこそ後半のくだりがいまいちもりあがらないという悪循環。 まぁ狙いは悪くないと思うし、やりたいことも分かるだけに、ボケのクオリティアップが必要かと。
エントリーNo.010  KOYOMI 「マナー」 2人「はいどうも〜。」 睦月「めくれ笑いのカレンダー、」 如月「KOYOMIです。よろしくお願いします。」 睦月「マナーがなってない!」 如月「挨拶も早々に何事よ。」 睦月「いやね、この前イラっとくるコトがあってさ。」 如月「どんなコト?」 睦月「電車乗ってたんだ、そしたらずっとケータイで話してる人がいてさ。しかも優先席で。」 如月「あ〜。たまに見かけるよね。確かにソレはマナーがなってない。」 睦月「しかも、ケータイ本体に『燃えるごみ』なんてシール貼ってたんだよ!人前でゴミに向かって会話してんだよ!ゴミで!」 如月「なんで力説してるのかはわかんないけどさ、別にその人はケータイをゴミとして扱ってないと思うよ。」 睦月「だってさ、ゴミの分別も出来てないんだよ!」 如月「会話してる時点で捨てようとは思ってないでしょ。ましてや燃えるゴミで。    まぁ、その人は自分のセンスを捨てたほうがいいと思うけど。」 睦月「んで、やっとその人の電話が終わったかと思えば、今度は 隣の人がシャカシャカうるさいし。」 如月「ソレもよくあるよね。ヘッドフォンとかの音漏れ。」 睦月「違う違う、音漏れじゃなくてずっとケータイに向かってシャカシャカ言ってるの。」 如月「・・・何を持って何を伝えたいんだろうねその人。」 睦月「ソレを偶然乗り合わせたブラジル人が聞いて、マラカスの音と勘違いしてサンバ踊り出すし。」 如月「ブラジル人の血が騒いだんだろうけど、声とマラカスを聞き間違えてる時点でブラジルの恥さらしだね。」 睦月「三日三晩だよ、三日三晩。ずっと踊ってるの。」 如月「アンタは3日間ずっと電車に乗ってたのかっていう疑問は心にしまっておくことにする。」 睦月「ホント、みんなマナーがなってない。」 如月「ま、実は私もこの前イラっとするコトあったんだ。」 睦月「何?私に対して?」 如月「うん、自覚があるならいいとするよ。    アンタに対してじゃなくて、買い物でちょっと遠出したトキの話なんだけど、」 睦月「何デジャネイロに?」 如月「アンタの質問に対してより、その質問に『リオ』としか答えられない自分に怒りを覚えるよ。    電車で買い物に行ったんだけど。」 睦月「へぇ、遂に開通したんだ。地球貫通鉄道。」 如月「子供心を忘れないって大事だけど、大人になるのも大事だってコトを覚えてね。    私が行ったのは大体隣の隣の街ぐらい。行ったはいいんだけど道がわかんなくなっちゃってさ。    歩いてる人に聞こうと思ったんだけど無視されちゃって。」 睦月「そりゃ、ブラジル人に聞いたって言語が違うって。」 如月「・・・さっきからさぁ、なんでそんなブラジルに取り付かれてるのよ。三日三晩サンバに洗脳されたの?」 睦月「でも無視するなんてヒドいね。言語さえ通じれば道案内ぐらい簡単なのに。」 如月「へぇ、言うじゃない。」 睦月「なんたって私、親切仮面じゃない。」 如月「・・・・・・さらりと言ったけど、お客さんぽか〜んとしてるから。私が呆気に取られたぐらいだし。」 睦月「ホントに親切仮面なんだよ。たとえば、コンタクト落として捜してる人がいたら、コレで新しいコンタクトを買いなさいってお金渡すし。」 如月「結果としては確かにコンタクトが手に入るけれども。助けてもらった人はやるせないと思うよ。」 睦月「おばあちゃんが道渡れなくて困ってたら、歩道橋作ってあげるし。」 如月「スケールの大きい解決策ね。国土交通省動かしちゃうんだ。」 睦月「右の頬をぶたれたならば、左の頬を差し出すし。」 如月「もはやシチュエーションがおかしいよね。アンタ神様?ってなるから。」 睦月「とにかく、そんな親切仮面にかかれば道案内なんて。」 如月「不安しかないんだけど、大丈夫?」 睦月「まかせてよ!」 如月「すいません、ココから一番近い駅ってどうやっていったらいいんですか?」 睦月「駅ですね。まず、2つ目の信号を右に。」 如月「信号を右。」 睦月「右手にコンビニが見えてくるのでソコを左ですね。」 如月「コンビニを左ですね。」 睦月「しばらく行くと、おっきい木があります。」 如月「ソコも曲がるんですか?」 睦月「いえ、ソコの葉っぱを取ってください。」 如月「・・・はい?」 睦月「取る枚数はですね、」 如月「葉っぱを取るって言う発言に戸惑いの色を隠せない人が目の前にいるのにスルーですか。」 睦月「大体5枚から10万枚ぐらい必要ですかね。」 如月「取る側の裁量にまかせすぎじゃないですか?」 睦月「そして、宿屋、道具屋の前を通って、防具屋を右。」 如月「宿屋と道具屋は百歩譲っていいとして、防具屋って。どんな危険な街なんですか。時は200X年ですか。」 睦月「できれば、ココで一通り装備を整えておいたほうがいいと思います。」 如月「・・・あれ?私って駅に向かおうとしてたんじゃなかったっけ。モンスターかなんか倒したかったんだっけ。」 睦月「あと、宿屋にも泊まって行ったほうがいいですしね。万が一死んじゃってもココからやり直せますし。」 如月「・・・私の方が間違ってるのかな?人生って死んだら終わりだった気がするんだけど・・・。」 睦月「しばらく行くと三叉路があります。ソコを右に進んでください。」 如月「あ、やっと道案内する気になって頂けましたか。」 睦月「このトキ、絶対左には行かないでください。命が惜しければ。」 如月「道を間違えただけで命の危機が訪れるんですね。今まで平々凡々な生活してたはずの私が。」 睦月「間違って左にいくと、迷いの森に入ってしまうので。」 如月「ソレはアレですか?日本で最も『人だったモノ』が沢山存在する樹海ですか?」 睦月「進んでも進んでも同じところをずっと進むことになります。    まぁ、1画面分戻ればすぐ三叉路に戻れるんですけどね。」 如月「『1画面』とか、さも当たり前のように仰ってますけど、私ソコまで思考に柔軟性ないですから。    とりあえず理解出来たのは、そんな危険な森にたやすく入るコトが出来るこの街の異常具合だけです。」 睦月「そしたら砦が見えてきます。」 如月「『砦に入れ』っていいそうだなぁ、って予感が外れるコトを切に願ってます。」 睦月「砦に入ったら気をつけてくださいね。モンスターが襲ってきますから。」 如月「まさか砦に入るどころか、モンスターと戦うって予感まで的中しちゃうとは思ってもいませんでしたよ。」 睦月「万が一攻撃を受けてしまった場合、さっきの葉っぱで回復出来ますので。」 如月「本当なら、『あぁ、だからさっき葉っぱを取ったんですね』って言って欲しいんでしょうが、残念ながらその期待には応えられそうにないです。」 睦月「そうですね、1枚でドライアイが治るぐらいの効力があります。」 如月「ごめんなさい。私は今までドライアイ基準でケガの度合いを考えたコトがないんでちょっと分からないんですが。」 睦月「屋上にいるブラックドラゴンを倒すと聖なる剣が手に入りますので。」 如月「へぇ、これから私ドラゴンと戦うのね。このハイヒールを履いたままで戦うのね。そっかぁ〜。」 睦月「砦を出て左に行くと、関所が見えてきます。」 如月「いつになったら駅に着くのやら。剣持ったまま。」 睦月「関所の門番は、聖なる剣を見るやいなや、目の色を変えて迫ってきます。」 如月「門番に何があったか知りませんけど、女性が必死にとってきた剣を奪おうとするっていうコトから察するに、多分間違った人生だったんでしょうね。」 睦月「スキを見て関所の門をくぐってください。門番の腕を切り落とすなりなんなりして。」 如月「そっか。ドラゴンだけじゃなくて人まで殺さないとダメなんだ。駅行くだけで犯罪犯さないといけないんだ。」 睦月「・・・・・・。」 如月「・・・何ですか、急に黙って。コッチが頼んだとは言え、自分で引き受けんですから仕事を全うして下さいよ。」 睦月「駅ですね。まず、2つ目の信号を右に。    そしたらしばらくいくと右手にコンビニが見えてくるので・・・。」 如月「また最初からですか。今までの時間を返してくださいとは言いませんが、この疲労感はどうにかしてほしいんですけど。」 睦月「どうだった?私の道案内。」 如月「全然道案内できてないじゃない。どうすんのよ。」 睦月「大丈夫、その場合は近くにいる村人Bにでも聞けばいいから。」 如月「いいかげんにしなさい。」 睦月「以上、アナタを笑わす、」 如月「1年間。」 睦月「KOYOMIでした〜。」 如月「ありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第18位(準決勝敗退)  KOYOMI
審査員
点数
 65  87  71  75  64 平均
点数
 72.4
[審査員の感想・コメント] ・毎回ツッコミのうまさに感心を覚えますねぇ 今回も2人のやり取りが面白いしツッコミは的を得てるし技術力が飛びぬけていると思います ただドラゴンと戦うって言う部分が中途半端感がすごくもったいないと思います もっと思いっきりボケてもいいんじゃないかなぁ……なんて思ったりしてます ・「親切仮面」という言葉の出てくる理不尽度合がたまりません。 展開としてもおもしろかったのですが、さすがにRPG以外の要素も出して欲しかったように思いますし、 オチが少々唐突だったように思います。 ・ボケやツッコミの細かいフレーズはかなり面白いものが多かったです。 「何デジャネイロ」とか「ハイヒールを履いたままで戦う」あたりは特にツボでした。 で、ツカミの内容自体は良かったと思いますし、道案内に入ってからも飽きない展開ではあったのですが、 展開の方向性がシュールすぎたというか・・・如月までそっちの話についていってしまったので、 本来の道案内像が描かれていなくて、読み終わったときに「あれっ?」ってなりました。 引き込まれたし面白かったんですけど、なーんか足りないような気がして・・・ いやまぁ、こういうコンビごとのあからさまな脱線自体はもちろんアリなのですが、 その方向性で行くなら、話題のしっかりしたツカミは短めにしてすんなり本題に入り、脱線ネタをやる本題を長めに書かないと、 せっかくのシュールさがネタ全体で生きてこないと思いました。 ・面白かったです。 話の組み立てが上手いですね。葉っぱのくだりがああいう感じに展開していくとは思いませんでした。 ただ逆に上手すぎて感心が先に来てしまい、笑いまであともう一歩という感じでした。 もう少しボケをディフォルメしたほうが個人的に好みです。 あとツッコミで確実に面白みを増せているのは流石ですね。上手い人はツッコミが上手い。自論ですが。
MM−1トップに戻る