Y美:いやはや…今回も予想できない展開ですね。

X子:残っているのは俺の塩、リーベルパウンド、センチメンタルゼリービーンパニックの3組です。
   それぞれがそれぞれで個性的だったわね・・・

Y美:果たしてどのコンビが王座に就くことになるのでしょうか!?

X子:3位から1位まで、一気に行きます。優勝は…!?



















































第3位 エントリーNo.014  俺の塩
審査員
点数
70 90 92 83 47 92 75 合計549

第2位 エントリーNo.026  リーベルパウンド
審査員
点数
84 88 73 90 52 91 91 合計569

優勝 エントリーNo.033  センチメンタルゼリービーンパニック
審査員
点数
94 77 90 88 75 86 82 合計599





ということで優勝は
センチメンタルゼリービーンパニック!!



X子:…に決定いたしました!おめでとうございます!

Y美:お二人の今の気持ちを伺ってみましょう!

国立「おめでとうございます」

高岡「あけましておめでとうございます」

X子:ありがとうございました。
   さん、本当におめでとうございます!!

Y美:以下、審査員全員のジャッジペーパーと、各コンビからのコメントとなります。

X子:審査員は上から順にKKジハードさん、、さん、エフラムルートさん、槍沢 雑さん、
   夏草さん、六升さん、ひろちょび@管理人(現在コメント未完成です、すみません…)です。



優勝 センチメンタルゼリービーンパニック
【審査員コメント】  
・設定がズルい。「洗濯機ずきんちゃんってのを考えたんだけど…」って設定を言っただけでなんでこんな強烈な出オチになんねん。
 洗濯機の要素をブレずに突き通したボケをガンガンぶち込む展開は最高でした。しっかりと面白い画が想像できる作りになっているのも素晴らしいです。
 笑わせていただきました。ほんと貪欲やなアンタは!!
  
・「なんで白物家電なんだよ」と聞かれて白物家電のいわれを話すのは少し不自然かなと感じました。「白物家電ってなんだよ」ならだいぶ語弊の方が勝ってますが、違和感無いかと

 洗濯機がつっかえて家に入れない部分は「うーん」と思いましたが、その後の脱水ボタンで家に入るところでめちゃくちゃ笑いました。
 それ以外の洗濯機を活かしたボケとか赤ずきんが寄り道してるくだりとかはイマイチはまらなかったです
 凝りすぎているのかもしれません。もうちょっとシンプルにしてもよかったかもしれないです
  
・2行目でもう盛大に笑わせていただきましたわ!
 その後も終始メチャクチャ笑わせていただいたのですが、
 原作がそういう話なのでアレですが、「おばあさんのお見舞いに行くの」→「オオカミはおばあさんを食べようとしました」と結びつくのはおかしい気がするので、
 その辺は自分の手で改変しても良かったんじゃないかと思います。
 オチの「コインランドリーの奴に憧れてただけかよ」というツッコミですが、どっちかと言うとコインランドリーのくだりだけ見ると、
 乾燥機付きよりも、靴用の洗濯機の方が印象に残りがちな気がします。
 その2点だけ気になりましたが、非常に面白かったです。
  
・一体どこからこんな発想したんですか!
 ずきんの代わりに洗濯機を被るというあり得ないに設定に乗れるかどうかが笑えるかどうかの分かれ目になりますね。
 正直、最初のうちは設定が無理過ぎて――想像した時の絵面と唐突な切り出しには笑いましたが――あまりピンと来なかったのですが、
 「白物家電のいわれ」と「業者なのかな」で確実に掴んで、
 「動向が不明すぎる」と二回に渡ってツッコむことで設定への疑問に思ったまま進んでもいいんだ――だってそういうボケで、そこにはツッコミが入ったんだから――と思わせ、
 ダメ押しのごとく「洗濯機ずきんちゃん(笑)」でネタの中で扱いを伝えることで、この不条理な設定をどう扱っていいのか段階を踏んで理解させていて上手い。
 ここまで読んで最初は受け入れづらかった洗濯機ずきんの世界にしっかり入り込め、それから先のずきんを洗濯機に変えることで生まれるインパクトの強いボケとそれを的確に拾うツッコミに笑いました。

 おばあさんの家に来てからがやや短いのと、おばあさんと一緒に吐きだされているけれど、洗濯機ずきんはいつ食べられたのか分からないのが引っ掛かりましたが面白かったです。

 最初は洗濯機以外のボケが少なかったのが寂しいかとも思いましたが、設定の色が強すぎるんで変に他のものを入れたらブレかねないんでこれでよかったと思います。
  
・アンデルセンの件で過剰に期待しすぎたのか、前半ははまらず。
 後半、バラエティ見てる辺りから急に面白くなってきた。
 洗濯機かぶった赤ずきんちゃんが脱水押してガタガタ鳴らしながら家に入るとか考えるの世界中でこの人だけやわ…
  
・ガッツリと完成度が高め。
 話し始めのインパクトを、最後まできっちり持続させてネタを持っていけてるのは凄い力量ですね。
 創造しやすいイメージ映像でトバした上で徹底して一つの設定を通せてるから、かなりのめり込める。
 派生させるボケもバリエーション豊富に出来てますし、威力も常に平均以上のモノをキープできている。
 バランス良くかなり高水準。
 大オチが若干肩すかしなのが惜しいですが、全体通してはかなり楽しませていただきました。
  
・「洗濯機を被る」というのがいまいち現実離れしていて想像しにくいのが気になりましたが、
 想像出来るような展開なのにしっかりと面白かったのは流石だと思いました。




第9位 リリコミンストレルショー
町々:お前のせいだから。
悪原:そうか! 俺のせいか!
町々:お前がキモいのが一番良くなかったから。俺悪くねえから。
悪原:そうだよな! お前悪くないよな! 俺のせいか! じゃあ脱ぐよ! 脱ぐよホエエエエエッ!
【審査員コメント】  
・久々に山下さんのネタが見れて懐古感を感じまする。
 ネタの方ですが、このコンビにしかできない両方ともブラックな面が垣間見えるボケツッコミの掛け合いがしっかりできているところはさすがです。
 しかし、破天荒に展開していってるのにボケの一発一発が決まり切っていない部分がところどころあり、全体的に調和がとれていないように感じてしまいました。
 特にツッコミの町々が急にキモいモテキャラ的になった部分が浮いてしまって、「ここ必要かな?」という違和感もありました。
 その部分はオチへの伏線だったとは思いますが、そこが浮きすぎるととってつけたようにも感じてしまいます。
 ボケの一つ一つがいいだけに、全体的な調和と不自然に思われない展開の導入が不十分なのが目立って非常にもったいない。
 そこが加われば相当化けるネタだと思います。
   
・ツカミの「癌です!」と町々がモテ台詞言っていくくだりは好きです。

 キャラ設定でしょうがないのかもしれませんが、ツッコミ入れそうな部分で入れてなかったりしたのが気になりました。
 具体的には「オウイェー ディス イズ マッチョ コンビーニ!」だけが急に英語になっている部分だとか(「訳すと〜」というフォローみたいなのはいれてますが)
 女の子が「あなたのエスパー伊藤にしてください」って言うところだとか
 ツッコミを入れたら冗長になりすぎる感じもあるんですが、だったら無理にそのボケいれなくてもよかったかなぁ、という印象です。
 後、強盗が「覆面かぶった人みたいなおもち」なのか「人間」であるのかちょっとあやふやになってた感じがします。
 読み手はどういった感じで受け取ればよかったんでしょうか

 他のリリコミの作品と比べてボケに狂気性が薄いかなぁ、と感じました。
 普通の作品として見ればちょっと雑だけど安定感のあっていい漫才だとは思うんですが
 もうちょっと暴走する感じを期待してました
  
・話の流れはしっかりしているし、漫才としての構築もレベルの高いものだったとは思うのですが、個人的には笑いの量で物足りなかったです。
 2人のテンションの浮き沈みや切り替えがはっきりし過ぎているので、それが逆に僕の中では、そこで読み手としてのテンションもリセットされてしまった印象です。
 後半町々さんのダサい感じのキャラが、急に悪原さんのキャラを上回ってしまった感じも勿体無いかなと思いました。
 それだけキャラ付けもはっきりしている訳ですし、もっと一貫してキャラクターを推しても良いんじゃないかと思います。
  
・久しぶりに拝見しますが、悪原の奔放さと町々をの心を抉るような鋭さは健在ですね。
 二人のキャラクターで支離滅裂な話をネタとして成立している剛腕ぶりが素晴らしいです。予想できない急展開がくるたび戸惑うよりも先に笑いっぱなしでした。
 コンビニ強盗の話になって早々、

 >悪原:で、俺が拳銃片手にレジスターを開け閉めして遊んでたんだな。

 >町々:よし一旦止めてみようか。

 >悪原:なにゆえ!?

 >町々:うん……なんだろう? 本当はお前がコンビニ強盗だったってオチだったら、お前のことぶち殺していいかな。

 それなりに安定するけれどありがちな落とし所を放り捨てるアナーキーさがすごく好きです。

 行数制限があるからしかたないですが、モテ話の脱線から戻ってすぐに警察が来てあっさり話が終わったのが尻すぼみで、最後の最後で急失速していたので、
 できればもうちょっと警察なり女の子なりを使って遊ばせてもほしかったです。
  
・ゴミみたいなネタの後だったせいか、「うっそぴょーん!! 癌です!!」で笑い転げた。
 後半は残念、こういう挑戦的なことは好きだけど点数に結び付かない。
  
・んー…………。
 ま、個々のセリフ回しとか展開の作り方とかかなり面白いんですよ。
 くだり一つ一つも高水準ですし。
 ただ、二人の噛み合わせ自体がなかなかに絶望的な悪さです。
 互いの良い所をスルーし合っていると言うか。
 ツッコミの表現が少々トバし過ぎているのに、それを拾って次の展開に繋いでいるワケでもない。
 コレだとただただ会話が寄り道を繰り返しているように見えてしまう。
 ストーリー軸をもっとしっかりさせるか、ビシっと簡潔に流れを修正するポイントをばらまくか。
 そのどっちかが欲しかったかなと。
  
・序盤からとんでもないボケがたくさんあって引き込まれました。
 後半が相対的に落ち着いているので、何かもう一発あれば…というところです。
 



第7位 アベレージ
山川:いやあ、もうここまで来たことに僕、満足!
村田:そうだね。
【審査員コメント】  
・長文で使われがちな筋肉ネタで、展開も目新しいものではなかったのですが、それをカバーするだけのボケのチョイスが素敵です。
 プロテイン飲むタイミングとか脊柱起立筋など、しっかりといい角度から切り込んでいて笑えました。
 それだけに、後半から少しずつ展開が粗くなっていっているのがすごく惜しい。特にオチ付近で顕著にそれが見えたのが個人的に大きなマイナスでした。
 何かしらの大どんでん返しか、もしくはオチまで筋肉ネタで一貫させるかなどして、気持ちよく終わらせてほしかったかなぁと。

 以上カリヤイサムでした。アベレージだけに!アベレージだけに!アーッハッハッハッハ(伝わる人には伝わる)
  
・「ボディービルダー目線」なら「胸肉」じゃなくて「胸筋」じゃないですかね。語呂を重視してたのかもしれないですけど

 一つ一つのボケは面白いものは多かったです。特にプロテインを飲むタイミングを間違える天然キャラと「残虐なる愛撫」がツボでした
 ただ、ちょっとツッコミが淡白というかガサツという印象で、ボケを料理しきれてないかなぁ、という感じがしました
 番組を紹介するくだりに入ってからボケとツッコミのかけあいが希薄(山川が筋トレ後に飲まないと意味がないと言及したところのみ?)になったのももったいないかなぁ、と。
 村田が熱意を持ってアイドルをプロデュースしたいという設定だと思うので、山川のツッコミに無茶苦茶に喰ってかかっていった方が面白い展開になったかと思います
 「前田敦子を悪く言うな」と「フジテレビよりクソ」は良い印象にも悪い印象にもなりませんでした
  
・面白い部分はちゃんと面白いんですが、細かいところで惜しい部分が目立つネタというのが率直な感想です。
 肝心のユニット名に使われている「脊柱起立筋」っていうのが耳なじみの無い言葉だったり、
 「不・ツ・天」っていうのがパッと見て何の事を言っているのかがよくわからなかったりといった所が、僕の中では少々気になりました。
  
・「筋肉+アイドル」という設定に沿った良質なボケと的確なツッコミばかりで設定負けすることなく面白かったです。揃いのポーズを想像したら声出して笑いました。
 ただ、せっかく三人のアイドルのキャラクターを設定したわりにネタに積極的に生かされておらず――しいて言えば、不思議系の語尾ぐらい?――あまり違いが見えないのが残念です。
 一定以上のクオリティはあるから飽きこそしないものの、ボケは筋肉に一辺倒だからどうしても単調に感じられ山場がなかったので、
 やはりもっと三人のキャラクターをより強調するようなにかアイディアを入れて欲しいです。
  
・突込みがちょっと甘いけど、ボケの強烈さでカバーされてる。
 今まで見てきたアベレージのネタで一番生き生きしてて良かったです。
  
・既存の理解しやすい基礎設定に一つ、インパクトとオリジナリティの抜群なひねりを上乗せするこの構図は、しっかり作れていればやはり純粋に強いですね。
 かなり楽しめました。
 安定した高クオリティが持続出来ていた印象です。
 もう少し爆発的なアクセント部分が数か所欲しい気はしましたが、流れるように飲み込め、堪能できた心地よさは素晴らしかったです。
 センスも技術もガッツリとエンジョイさせていただきました。
  
・「アイドルをプロデュース」という設定を「愛$」などのボケで読み手に引きつけた後、
 その上で「筋肉」を足してこのネタのインパクトを決定づける。ここが上手いですね。
 全体を通してすごく面白いんですが、何か予想外の展開が合っても良かったかなぁ、と思いました。




第3位 俺の塩
俺:悔しいん。
塩:単純に自分たちの実力が足らなかったせいですね・・・。
【審査員コメント】  
・こういうタイプのネタって落ち着いてしまう分爆発が生み出しにくくなって非常に難しいのですが、このネタはそのタイプの中でもかなり完成度の高いものだと思います。
 ツッコミがあえて引いたポジションでツッコんだりしているのもボケと相まっていい空気感が生まれているかと。
 ただ、全体的な粗さが否めず、特にツカミの部分で特に掴まずに緩いまま入っていったのがもったいなさ過ぎます。
 テンションを落としたネタと展開を控えるネタというのは似て非なるものなので、緩いなりの展開がツカミで必要になるかなと。
 個人的に冷静なネタで70台を超えるのはかなり難易度が高くなるとは思いますが、あえてそこに挑戦してここまでできる俺の塩さんを尊敬します。
 このスタイル+αで確実に強くなります。
  
・導入をもうちょっと短くできたんじゃないか、という部分とオチが雑という部分とゴルフボールのくだりが唐突すぎてハマらなかったこと以外はこのスタイルでは完璧なんじゃないでしょうか
 ボケをシンプルなぼやきでさらに面白さを増幅させて、淡々としたやりとりにどんどん飲まれていきました
 前半がかなり好きですね。後半も「一方その頃地球では」とかハマるところもありましたが、少しだけ息切れ感がありました
  
・おい、こういう特定の審査員狙い撃ちとか止せやいw!
 1度ジャンバトで見た事あるのにクソ笑ったでおい・・・www
 てか、ジャンバトの時のマイコーりょうがジャネットになってるし!
 とりあえず、ジャンバトで指摘した所が変わってはいるけど、相対評価的な部分と、
 ジャンバトと違って今回は100点満点での審査という事で、この点数でよろしくお願いします。
  
・どこまでが計算でどこまでが適当に書きなぐったのか……。判断できないけれど肩の力を抜きまくった自然体なやり取りが面白い。
 塩のフレーズがことごとくツボでした。ポイントをズラした冷静なツッコミが、粗すぎて普通なら笑いにならないようなボケを全部拾って笑いに昇華させていて見事。
 ひどいボケだなと思った直後に、それが計算だったと明かされてやられた! と笑うの繰り返しで楽しかったです。
 ボケで一回否定的な気持ちに振れるから、こちらの心を見透かしたようなツッコミが入るとその反動があってより破壊力を増しているのがいいんですよね。

 ただ、終盤でゴルフボールの伝え方が乱暴でそこからの展開に上手く乗れなくて、そこまで微妙なバランスで成り立っていたネタが崩れていたのが残念です。これのせいで尻すぼみかと思ったんですが、

 >俺:一方その頃地球では

 >塩:今までの話が宇宙の話だったとか壮大すぎて何も言えない

 この豪快な飛び方とと冷静すぎる返しに腹から声出して笑いました。最終的にこの二行だけで数十点は上乗せしたんじゃないかと思うぐらいツボでした。

 人によっては「これのどこが面白いの?」と言われるだろうし、そっちが正しい反応な気がするから高得点付けるのはなんだか不安だけれど、ここまで笑わされたら僕の負けです。面白かった。
  
・「やっぱり本場のHIPHOPは違うなあ」じゃねぇよw
 オチはまさしく糞みたいでしたが、
 それまでの淡々とした流れは概ね嫌いじゃないです。
  
・コレすっごいわぁ!
 展開一つ一つが結構無茶やってるのに、勢いと浦島イケルのキャラだけでスラスラ読めるモノにしてしまっている。
 その上ツッコミが飽くまでマイペースを貫くので、話を冷静な側面から切り取るような視点も作れていて、ボケの奔放さで置いてけぼりを食らいそうな所をキチンと止めてくれている。
 このバランスは素晴らしい。
 こんなに上手く超展開を観せるネタは、そうそう無いんじゃないかと思います。
 爆笑させていただきました。

 P.S. 最初読んだ時に「本場のHIGH-POPは違うなぁ」って誤読してスイマセン。
  
・淡々とインパクトのある台詞を出していく様は流石ですね。
 後半の展開がちょっと弱かったので点数は少し抑えたのですが、間違いなく面白いネタでした。




第8位 こけまみれコオロギ
惜しくも決勝で敗れても優勝したいです
【審査員コメント】  
・何だろうなぁ。この特に飾らない感じが読んでると癖になってきます。スルメか君は!
 この二人の空気感と設定ですでにこのユニットの確固たるスタイルが出来ていて、緩いボケとシンプルイズベストなツッコミがお見事。
 後は全体的なボリュームですかね。要所要所でボケの弱い部分があり、穴になっていてもったいなかったです。
 特に前半で大きな笑いのポイントが少なくツカまれにくい導入に感じるので、そこの強化でもっとぐいっと引っ張れるかと。

 点数には関係ない個人的な事ですが、前からこけまみれコオロギさん好きでした。特に名前が。まみれねえよコオロギは。
  
・★の持論で展開する感じがかなり面白かったです。好きな子に思い伝える部分から結構パワーダウンしちゃってたかなぁ、と。
 俺の塩と同じく淡々としたやりとりで進んでいくスタイルですが、空気感は俺の塩よりは弱いかなぁ、と感じましたね
 何が悪いというのは分からないんですが・・・
 「食べ物が食べられないように努力した」ところを言及するくだりも面白かったんですが、ここで○がツッコミに回らなかったのはちょっと違うかなぁ、と感じました
  
・話のトーンと言いますか、2人のテンションや話の流れの構成など、いろいろな要素が相まって、良くも悪くも漫才らしくない漫才という印象です。
 僕の中では、前置きが長くてその間に期待値が下がってしまっていたのですが、ゴーヤのあたりからメチャクチャ笑わせて頂きました。
 「人が食べられる」という本来ならブラックな要素を、上手い事ポップな感じに見せられていたと思います。
  
・アイディアは面白くなりそうなのに、自分たちだけで完結していて伝わってこないです。
 無理のある押し問答を重ねるうちにボケとツッコミのないシュールな世界観にしたいのはわかるのですが、
 やり取りをしている二人の感情や話をどうもっていきたいのかという意図が分からず行き当たりばったりで作られているように見えます。
 たとえば、○はどのタイミングで食べ物側に肩入れしたのかが分からないから情緒不安定に感じられ、後半はシュールというより支離滅裂に感じました。
 世界観の掘り下げが圧倒的に足りていないのでもっと考えて作り込んでください。
  
・冒頭で垢抜けた普通の漫才になってしまったかと危惧したけども、
 緩い雰囲気は健在で良かった。
 欲を云えば山が欲しい。この作風に山とか要らない気もするけど。
  
・キレイに加速できていて、すごく面白いです。
 いつの間にか独自の世界観に引き込まれてしまう丁寧な構成には感嘆です。
 大爆発こそありませんでしたが、非常に楽しめました。
 なかなかに上質なエンターテイメント空間に招待していただいたような、そんな印象でした。
 空気を支配してしまうような、そんなネタ運びは絶対的に強いです。
 その強さを存分に発揮できていました。
 コレも「ハマる」って人が多そうですねぇ、あ、モチロン私もその一人ですよ。
  
・盛り上がりの頂点こそ低いですが、全体として話がしっかり繋がってるのが良いですね。
 独特さは相変わらずなのですが、今回は以前にも増して「おおっ」と思いました。




第4位 有機丸アポロ
出雲:また何かが足りなかったんですね。
遠山:そろそろその足りない物を見つけたいんですけどね。
出雲:見つけるまで俺達は諦めませんからね!
【審査員コメント】  
・完全に全力投球のネタやないか。本気度がビンビン伝わりました。
 「バクに憑りつかれる」「○○オバケ」この二つの設定がなじみ切ってない感を多少感じましたが、難点はそこくらいです。
 ボケの破壊力もそれを生かすツッコミも展開も非の打ちどころがないです。『読み応えのあるネタ』のお手本ですね。

 ネタも面白くて大喜利番組で大活躍して、ほかに何が欲しいんや君は!!!
  
・本筋はかなり面白かったんですが、夢専門レストランのコントにしようとする一連を入れるのは結構違和感がありました。
 凝った設定で進めていってるのでそれのみで進んで欲しかったなぁ、と。
 でも本当に面白かったです。「義母だし!」で特に笑いました
  
・「夢のマレー半島や!」でクソ笑いましたわw!
 しかしながら、夢の話とお化けの話が僕の中では完全に独立してしまっていた気がしてならないです。
 1度に2つのネタを平行してやっているような感じがして、読みづらかったです。
 1日ソ連ならきっとコンクリート食えると思います。外はカリっと中はフワっと!
  
・相変わらず発想力・構成力の高さはさすがの一言。
 途中まではレストランと「〜〜おばけ」で話がニコイチで中途半端なっているのが気になっていたのですが、最後に繋がって驚いたし笑いました。
 そこまでの流れも徐々に遠山の壊れ方がヒートアップしてどんどん盛り上がって、最後にバクヘヘヘヘヘで一気に爆発する大きな山場を最後に作れているのも、
 コンクリートに始まり出雲の語る夢専門レストランの妄想と遠山の冷淡な返しや直前の「被害が拡大」に至るまでここまで出て来た笑いどころがことごとく結びついているところといい、これまで以上に。
 構成といえば、「〜〜ないおばけ」の大喜利だとお題の自由度が高いから
 ひとつひとつの破壊力がどうしても強くなりにくいところを各おばけがちょっとずつリンクしながら話が広がっていく構成で上手く補っている点も見事。

 前半のコンクリートを食べられるくだりを引っ張り過ぎなのと、遠山が出雲の話を――おばけだけならまだしも、アラレちゃんやドラゴンボールといった明らかに架空のものが混じる話を――
 信じる理由が描かれておないので後半の焦りに説得力がないのは引っ掛かりますが面白かったです。
  
・大会を追うにつれて遠山が段々ヤケになってるのが面白い。
 妖怪の本筋にアラレちゃんとかドラクエが上手く噛み合ってた。
 終盤の畳みかけはいまいちはまらなかった、そこだけ惜しい。
  
・話トバしすぎて読むの大変ですコレも。
 どうしてもこの手間は減点しないワケにはいかない規模です。
 話題転換の際における雰囲気切り替えの上手さや、ワード一つ一つの取り扱いは流石のセンスを感じます。そこは素直にすごい面白かったので。
 でも受け手としてはそれを手放しでエンジョイできない。
 読む上で要求される、情報の整理で頭が忙しいので。
 折角の個々の威力が、ぶつかり合ってそれぞれの威力をキチンと発揮できていないカンジでした。
  
・オバケに対しオバケが出てくるなど、どんどん面白いことになっていくのが良いですね。
 文句無しで面白かったのですが、今さらながら一点、根本的なことを指摘させていただくと…


 バクの食べる夢って、「将来の夢」の夢じゃなくて「夜見る夢」、なのでは?




第4位 みるくちょこれーと
ユウスケ:何やら負けたとの情報だよっ!
ユミ  :何やら負けたとの情報ねっ!
【審査員コメント】  
・ダブルボケダブルツッコミのスタイルはバランスが作りにくく難しいものですが、このネタの場合はそれぞれにキャラが立っていてうまくバランスが取れていたと思います。
 ボケツッコミももぶっ飛びつつゆるさを織り交ぜた感じが素敵です。特に「やったー!ニーズに応えてくれた!!」はパクってやりたいくらいのベストツッコミでした。え?ダメ?しゅん。
 後は全体的なボケの威力強化かなと。現状でもちゃんと面白いですが、全体的な爆発力が欲しいなぁ。特にオチの不発感も否めないので。
 面白いにも関わらずまだまだ伸びしろを感じるので、その部分が強化されたネタができれば90は余裕で超えそうです。

 いやあここで生姜焼きなユウスケさんの一員である生姜焼きな大好きなユウスケ君にお目にかかれるとは。
 またいつか生姜焼きなユウスケさんと戦って生姜焼きが大好きなユウスケ君と生姜焼きを食べたいです。
 ところでユミちゃんが好きなのはモツ煮込みですか?(知るか)
  
・子供二人で漫才をしているという設定のせいか、漫才というよりギャグマンガ読んでる感じがしました
 突拍子もないワードは毎度ながら面白いです。
 本筋の展開は笑うというよりもどうしてもほのぼのする感じになってしまったような気がします。オチが特に。
 「ことあるごとに魚介で殴ろうとする」のを最後まで持って行ったのは面白かったです。
 「生姜焼きが大好きなユウスケ」の時みたいに子供らしさのない発言が多かった方が面白かったかも?
  
・スピンオフ来たでおい! パパェ・・・
 多少ユウスケの素性がわかっていないと通じないネタと、ボケとツッコミがちょこちょこ入れ替わる形式は、僕の中ではちょっといただけないかなという印象です。
 「子どもが作り、子どもが演じるネタ」というテーマがこのネタにあるのであれば、語調の幼稚な感じや、話のぶつ切り加減は丁度いいかなと思いますが、
 どこまで狙って作ってるのかが読み手にとって伝わりにくいのがネックかなと思います。
  
・両ボケになることでワードセンスをどこまでも押せるからステさんの世界観が炸裂する反面、広がっていくばかりで話に締りがなくなるというデメリットはある。
 ……あるけれど、そんなデメリットが問題ないくらいに広がりつづける世界観が面白い!
 常識や理性というリミッターを限界まで外して書き連ねたかのごときセンスあふれる面白フレーズと、わずかに残った理性をすべて注ぎこんだかのような構成の上手さが組み合わさって、
 用意された笑いどころがことごとくツボをついてきて最高でした!
 いちいち挙げていくときりがないですがどれもこれも秀逸で、右手のくだりや「ーザ」の畳みかけのナンセンスさとか天丼の上手さとかがまあ面れえ!
 「山へしばかれ」なんて化石クラスのボケが「魚介類でしばく」という斬新なボケと組み合わさるからすごく笑った。
 最後の方の栃東なんてただの乱暴なボケなのにこのなにが出てくるかわからない世界に浸っているから、急に栃東が出てくる突飛さにすごく笑える。
 しいて挙げればエロ関係を匂わせたのがそんなにハマらなかったのと、オチが普通のラブコメっぽくなってやや物足りなかったですが、すごく面白かったです。
  
・お前は、生姜焼き大好きユウスケやないか!
 うまくこの世界観を自分のものにしてる。アホみたいに笑いました。オチは残念。
  
・もうコレ、私が指摘すべきコトなんてほとんど無いんじゃないですかね?
 子供カテゴリのとんでもないキャラ同士で構成して、こんなにぶつかり合わずにあまつさえ相乗効果までをも引き出せてるって、本当に感動するレベルのお話。
 基本的に突拍子もないコトを言っても許容させるようなキャラクターだから、書き手のワードセンスを最大限以上に発揮できてます。
 ボケとツッコミがスクランブルするから繰り返しすら不意打ちに出来てるし、かなり良い構成。
 あとは小技・テクニックの追加があれば満点になるかな、と言うくらい。
 一番面白かった。
  
・「やったー!ニーズに応えてくれた!!」←このフレーズ大好きですww 後代官山のところも特に好きです。
 キャラとしては面白かったのですが、盛り上がり的には終盤にもうひと山欲しかったです。




第2位 リーベルパウンド
氷谷:あかん…終わりや終わりやで。

古城:美味しいマーマレードを作る作業に戻ります。
【審査員コメント】  
・安定感がハンパないねん。見事にそつがないねん。徐々に盛り上げていくネタの展開も見事やねん。
 特に悪いところはないのですけども、逆に安定しすぎてこれ以上点数つけられない感じもします。
 そこから安定を壊しかねない仕掛けを作って、ギリギリのところで爆発を起こす冒険をしてみるのもありかと。
 ていうかこれ以上MM−1出るのやめちくり〜(挑発)
  
・「結婚式とは聞いてなかったけどな!」と「ダーツの矢を投げて、矢が刺さったゾーンのモノを貸してくれる」でかなり笑いました
 出発しようとするくだりが本筋だとは思うんですが、ちょっと予測できるボケが多くて弱かったかなという印象です
 試験会場ついてからのくだりとかは面白いボケが多かったんでもったいないです
 安心して笑える空気のある文章を作る技術はかなり高いと思いました
  
・サイバト第1回チャンピオン大会の時のネタですね。何度か拝見した事あるんですが、僕の記憶が正しければ、面と向かってコメントするのは初めてかもしれません。
 内容としては、このユニット独特の言葉遊びやバカバカしさが如何なく発揮されているんじゃないかと思います。
 しかしながら、「女性の連絡先を知る→お赤飯」や、走馬灯で復習など、個人的にではありますが、「何故そこに結び付くんだ!?」と、気になってしまう部分が目立ちました。
  
・相変わらず清々しくバカですね!
 「ダーツの特訓」、「抜け殻を残しどこかへ飛び去って行きました」、「間に合ウーマンはマニアウーマン」、
 「抜け殻の中で眠る」、「こち亀全巻」、「全裸にタワシ」、「試験中に叫ぶ」などなど出てくるフレーズと展開のすべてがくだらないし、一発一発のインパクトも強い。
 試験会場に行くまでが長くて、試験本番が尻切れトンボになっているのは残念ですが、すごく面白かったです。
  
・たわしで股間を隠すことにしたってのは面白いけども、
 それ以上にカツラとかこち亀とかベタな単語がちょいちょい出てきたのが勿体無い。
 勿体無いよ、伊野波雅彦。
  
・かなり笑いました。
 序盤ちょっとスロースタートかなと思いましたが、どんどん加速して行っておんぶ以降はほぼ引っ切り無しの面白さです。
 世界観を一からきっちり丁寧に作り込まれていて、すごく惹き込まれる。
 オリジナリティを読者の頭の情報回路に導入して行くのが尋常じゃ無く上手いです。
 どんどん新しい情報を頭に入れなきゃいけないのに、それがすっと理解できる。
 基本で、単純なコトですが、ココまでの精度でそれが出来るのはやはりすごい。
 十二分に堪能させていただきました。
  
・裏切りに次ぐ裏切りが気持ち良い。ほとんど全てのボケが「当たり」か「味わい深い」。
 「間に合うマン」以外も個性的なキャラで面白かったです。
 強いて言えば、「センター試験に間に合うマン」と聞いて、初見の読み手がどれだけイメージできるか、というところが気になります。
 1つ1つのキャラに対しての説明が少ないので、伝わらないと厳しい面はあるかもしれません。




第6位 天体観測
 翔:決勝行けただけで最高でした
ミヤ:悔いはないです
【審査員コメント】  
・漫才としてはすごく上手。ミヤの暴走や言葉あそびを綺麗にツッコミで決めていく。基礎が完璧です。
 ただ、ボケが初歩的な段階を抜け切れていないのが残念。『ベタ』の領域内にあるんですよね。
 安藤照先生とか恋の上手投げとか光るボケがしっかり見受けられるだけに、扱い方が漫才の基礎で固められすぎて活かされていないように感じました。
 『基礎に忠実』は素敵ですが、『基礎に固執』であった場合、ボケの発想という点で損をすることが多いです。
 そこから自分にないスタイルを試してみるなどして固めた部分をぶっ壊してみると発見が出てくると思います。
 後これは申し訳ないのですが、「ミヤちゃんぱ〜んち!」が浮きまくってて必要性が相当薄く感じられるので、ここも蛇足にならないように展開を加える必要があるかなと。

 相方にパンチというのもかわいそうなので、どうせなら僕を殴ってくださいとミヤさんにお伝えください。
  
・一文字だけ変えるような言葉遊びが中心なのにここまで面白いのはベタの積み重ねとミヤのキャラの仕上がりのおかげだと思います
 初見の方でも冒頭の10行くらいで「ああ、この人はこういうキャラなんだな」という風になったんじゃないでしょうか
 ここも安心して笑える空気のある文章を作る技術がすごいです。
 安藤照の天丼がちょっとハマらなかった以外は全ボケ面白かったです
  
・力士に負ける花が不憫っていうツッコミが凄く好きですわw
 僕とかは十分楽しく読ませて頂いたんですが、読み手がミヤさんのキャラを知っている体で進みがちな部分がちらほら見られるので、
 初見の方がこのネタ見た時にどう思われるかなというのがちょっと気になりました。
 特に今回は、審査員にも大会初参加の方がいるくらいですし・・・
  
・デートプラン自体はやりつくされた設定ですがすごくよく練られていて面白かったです。
 大きな爆発やぶっとんだ展開はないですが、オーソドックスな題材をしっかりと作り上げていてこれはこれで一つの到達といえるはず。
 二人のキャラクターを前半で提示しているから、初見の人でも二人の関係や性格が分かるようになっているところはさすがに作り慣れていますね。

 特に「ハチ公像を作った人の家の前」というボケは目新しくてよかったし、
 そこからの発展が幾重にも用意されていて、安藤さんを被せていくたびに面白さが上がっていってよかったです。
 構成は場面場面のつながりがない並列的なものですが、
 各パートごとにちゃんと階段を踏んでボケが並べられているのと、いいタイミングで入る天丼によってちゃんと話が盛り上がっていてよかったです。

 スポーツ観戦とショッピングのパートが他と比べて短くあわただしい感じがするのと、
 ちょくちょく入る単発で終わるダジャレボケが弱いのが――模型から模型の夜景みたいに発展するのはいいのですが――難点と言えば難点だし、
 細かいところでは「花より力士」は語呂が元ネタと合っていないからもうちょっと工夫がほしいとか、
 模型の夜景でテンションが上がったのに翔のセリフ諭すようなセリフだけで別のアイディアを出していたの切り替えが急で戸惑ったりと気になるポイントは多いですが、
 トータルとしては完成度の高い作品だと思います。
  
・伏線が色々と張ってあって良い。
 今大会はこれで大笑いしてしまうレベル。
 天体観測ならもっと面白いものができるはず。
  
・ずば抜けたテクニックが発揮された構成ですね。すごく面白いです。
 安定した威力のくだりを、ひねりと追加の爆発力をのせて何度もたたみかける。笑わざるを得ない。
 特にツッコミが追加的に引き起こす、爆発力がなかなかに素晴らしい。
 主軸となる話も安定してるし、ボケも分かりやすい所からしっかり加速できるようなモノばかりですし、面白さが持続する。
 その持続の上に大きな笑いも点在させられていて、かなり楽しませていただきました。
  
・個人的には強いボケが無かったという印象はあるのですが、スキが無く、全体を通して良かったと思います。
 用意できるボケ次第でまだまだ上を目指せると思います。



X子:第9回MM−1グランプリ、51組の頂点はが勝ち取りました。本当におめでとうございました!

Y美:また第10回MM−1グランプリが開催されましたら、その時は皆さん、奮ってご参加くださいませ!

XY:ありがとうございました!!


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