第11回MM−1グランプリ 3回戦結果発表








X子:はいどうもー!

Y美:3回戦の放送も、あたし達「乙女の方程式」がお送りしたいと思います!

   …出場者ですけどね。…まだ残ってて内心司会どころじゃないですけどね。





X子:さて。今回のMM−1は、初参戦も多くいる一方で、懐かしい面々が揃いました。

Y美:第6回や第5回以来、というコンビが複数組参戦しています。
   いずれも、過去に準決勝や決勝に進んだ強豪揃いです。

X子:ここでは、そんな久々参戦のコンビのネタを見ていきたいと思います。

Y美:どうぞ!






エントリーNo.051 言霊連盟
第4回まで準決勝止まりの後、第5回では決勝5位。久々参戦の今回、また決勝の舞台に戻れるか!?

槍沢:「すみません、同窓会の参加者で……。奥の座敷ですね。中学卒業して以来か。みんな元気にしてるかなあ」(ガラガラ)

栃城:「おめえ、ふざけんじゃねえぞ! あ、なんだその目は? ……上等じゃねえか! 表出ろやオイ!」

槍沢:ちょっといいかな栃城さん! ……なんで一触即発状態ですか!?

栃城:本番ではなにが起こるか分からないでしょ? だったらいろんなケースを想定した方がいいって。

槍沢:だからって、想定事例がハードすぎますよ。
   やるなら和やかにお願いしますよ。なんか、「お前変わってないなー」みたいなのが飛び交う感じでお願いしますよ。
   じゃあ、やり直しますね!
   「……奥の座敷ですね。中学卒業して以来か。みんな元気にしてるかなあ」(ガラガラ)

栃城:おめえ、ふざけんじゃねえぞ! あ、なんだその目は? ……上等じゃねえか! 表出ろやオイ!

槍沢:一字一句違ってない! 当事者の意見取り入れてくださいよ!

栃城:「ちょっと二人ともぉ! せっかくの同窓会でそういう乱暴なことするの……いけないと思います!(メガネの縁を上げるマイム)」
   …………。
   「うわあ、出たよ委員長の怒る時の癖! メガネクイッってやるやつ」
   「卒業して大分経つのに、お前変わってないなあ!」
   「『……いけないと思います!』の溜めも全く一緒!」
   「アッハッハッハ アッハッハッハ」

槍沢:…………結果、和やかなったけど! 一旦、不穏な空気を経由しないでくださいよ。
   というか、そもそも幹事より先に集まってなにやってるんですか。じゃあ、もう、それでもいいんで始めましょう。
   まずは乾杯からスタートですよ。
   「では皆様、お手元のグラスをお持ちください」

栃城:そうしたらみんなマックシェイクを手に持って。

槍沢:……マックシェイクってなんですか!? え? 会場、マクドナルドって設定でやってました!?

栃城:もちろん。




エントリーNo.032 KOYOMI
こちらも第5回以来の参戦。第4回決勝9位の屈辱を跳ね返せるか!?

睦月「牛丼・・・牛丼・・・・・・。そうか!牛だ!
   牛をテーマにしたテーマパークみたいにすればいいんじゃないかな!」

如月「わお、見事に小学生の発想だ。」

睦月「『ようこそ!東京ギュウニーランドへ!』」

如月「あぁ、よりによって一番怒られる場所選んじゃったかぁ。」

睦月「ギュウニーランドのキャストさんは全員牛の被り物を被ってて、語尾には『もぉ〜』って付けてるんだ。」

如月「なんというか。びっくりするほど安直ね。」

睦月「『さぁ、みんなこの魔法の牛さんのどんぶりを頼むんだもぉ〜!』」

如月「うわぁ、なんだか得体の知れないものを食べさせられようとしているんだけど。」

睦月「で、テーマパークって言ってるくらいだからイベントも作っていかないとね!やっぱりパレードとかかなー。」

如月「パレードって。コレまた発想が貧困すぎて可哀想になってくるよ。」

睦月「もちろんっ!なんとっ!・・・パレードの主役は牛でーす!」

如月「さもお待ちかねのように言ったけど、誰一人ワクワクしてなかったからね。だって読めたもの、アンタ単純だから。
   てかパレードって。牛丼屋の店内のどこにそんなスペースがあるのよ。」

睦月「スペースが無いかぁ・・・。じゃあ、別のイベントを考えないとだめかなー。」




エントリーNo.045 百鬼夜行
こちらも第5回以来の参戦。再び決勝進出で前回の4位以上、いや優勝を狙う!

利根川:あとね、今度はファンモンも見に行く予定なんだよね。

岩清水:マジ?ファンモンって、あのファンモン?

利根川:あのファンモンもクソもファンモンはファンモンだろ。
    6月に解散すんじゃん?最後の公演はどうしても見たいからちょっと知り合いの伝手を使ってチケット取ったんだよ。

岩清水:えぇ!?マジかよ!確かに6月で解散だもんな、ファンモン。
    えーいいなー、俺も行きてえわ。

利根川:悪ぃな。一応チケット2枚あるんだけどね。
    一枚は俺ので、もう一枚はちょっと気になってるバイト先の女の子を誘ったんだ。
    彼女もファンモンのすげえファンらしくてさ。

岩清水:なんだよそれ。そんなんされたら絶対女の子喜ぶじゃん。

利根川:岩清水。俺、ライブ終わりにその子、抱こうと思っている。

岩清水:お、おぉ・・・。

利根川:岩清水。俺、ライブ終わったらその子、理性が保てなくくらい、めちゃくちゃに抱いてやろうと思っているよ。

岩清水:お、おぉ・・・。好きにすればいいと思うけど・・・。なんの所信表明だよ・・・。
    でもいいなぁ、ファンキーモンキーベイビーズの解散ライブ行きたいわぁ・・・。

利根川:ファンキーモンキーベイビーズ????????

岩清水:すごい数の疑問符でた!え!?ファンキーモンキーベイビーズの話じゃなくて?

利根川:俺が言ってるのはファンク亭モン吉一座の解散公演の話だけど・・・。

岩清水:いやだからどこの誰だよ!?何?ファンク亭モン吉!?落語家!?




エントリーNo.052 前髪
第3回・第7回に続き、ちょうど4回おきの出場。決勝3回進出の灯風もいるが、初の決勝進出なるか!?

五月雨:あ、俺?…いやーそれがね、最近彼女が出来たんですよ。

 樹木:えーマジで!?

五月雨:しかもね、今日ここに連れてきてる。

 樹木:なんだよ聞いてねえよー。え、相手誰なんだよ?

五月雨:ああ、実は………………この、「左手」です!!

 樹木:…………はぁ!?

五月雨:ね、可愛いでしょ、左手ちゃん。

 樹木:いや可愛いとかもわかんねえし。え、なに、自分の左手と付き合ってんの!?

五月雨:そうなんだよー。もうかれこれ20年の付き合いになるんだけどね。

 樹木:そりゃ産まれたときから一緒だからな!そうだろうけど!

五月雨:いわゆる“幼馴染”ってやつだね。

 樹木:手を“幼馴染”とは言わないだろ。

五月雨:しかもね…一緒に同棲してるんだよ。

 樹木:うん別居できるならしてみろよな。




エントリーNo.049 ワイトラック
第4回は準決勝止まり、第5回は3回戦止まり。久々の出場で一気に決勝進出を狙う!

光:どうも、ワイトラックです。

影:よろしくお願いします。先日、僕の従姉の結婚式がありまして。

光:へぇー、そうなんだ。おめでたいことだね。

影:で、まぁ僕も行ってきたんですけれど、いやぁ柄にもなく感動してしまいましたね。

光:おっ、良いじゃん良いじゃん。やっぱ人の幸せを目の当たりにすると心がほっこりするもんだよ。

影:本当に凄く感動して……あ、話は変わるんですけど、うちの爺ちゃんが死にました。

光:えぇー!は、話の落差!

影:しかもこれ結婚式の前日ですよ。

光:タイミング最悪すぎるでしょ!

影:おいおい結婚式の前に葬式かぁ〜、なんて親族で言い合っていたんですけども。

光:君の身内随分呑気だね!

影:実際問題ね、爺ちゃんが死んだとなると、これ当然喪中になるんですよ。
    ただ結婚式の予約は既にしてある、と。だからもう、仕方ないからやっちゃえ、ってなって。

光:そ、それって大丈夫なのかな!何かこう、宗教的な問題とか色々…。




エントリーNo.057 乙女の方程式
MM−1で正体が明かされた姉妹漫才師。司会業の傍ら、久々のMM−1参戦だ!

Y美:あたしY美!高校生!
   下校途中にを寄り道をしていたら、路地裏で小学生のいじめっ子男子共に囲まれちゃったわ!!
   1人1人は可愛らしいけど、集団で襲ってくるとなると話は別ね!
   …よーし、こんな時は大声でお姉ちゃんマンを呼ぼう。せーの、
   おねえーーちゃーーんマーーーーーン!!

X子:………

Y美:…えっ、あれっ、こ、来ないなぁ?
   こ、こんな時はもう一度お姉ちゃんマンを呼んでみようね。せーの、
   おねえーーちゃーーんマーーーーーン!?

X子:(いじめっ子)
   「プププ…おい、聞いたかよ、『お姉ちゃんマン』だってよ?」
   「お姉ちゃん……マンwwwwてwww女なのにマンてwww」

Y美:ほら笑われたし!!だから嫌だったのよ!!
   ってかさっきまで知らなかったことをよくボケに反映してきたね!?

X子:(いじめっ子)
   「ってか、女でマン、とか……」
   「マンて、まん、て…おま……トんだエロスじゃねぇかよww」
   「ハハハ!本当だ本当!エロスだエロス!」
   「エロスゥ!エロスゥ!」

Y美:さらに一番心配してた展開が来ちゃったよ!!
   こっそりモヤモヤしてた要素をいとも簡単に再現してくれちゃって!!

X子:(いじめっ子)
   「はいエーロース! エーロース!」
   「エーロース! エーロース!」
   「エーロース! エーロース!」
   「エーロース! エーロース!」

Y美:ってかお姉ちゃんマンも早く出てきなさいよ!!「すぐ」駆けつけるって言ってたでしょ!?
   あたしが恥をしのんで大声で呼んであげたんだからさぁ…

X子:(どこからともなく飛んできて塀の上にシュタッ)
   ででーん、お姉ちゃんマン、参っ上!

Y美:うわぁ、カッコイイけど何かがダサい!でも来てくれてありがとう!









X子:うーん、いずれも準決勝以上に勝ち上がったことのあるすごい面々ね…

Y美:どの漫才師の直後にそれを言ってるのよ…
   ってか、あたし達までこの枠で紹介されるとか、いよいよ司会やりづらいんですけど…




Y美:さて、3回戦のルール確認ですが、平均得点が60点以上のコンビが準決勝進出となります。

X子:現時点で勝ち残っているのは57組中32組。
   このうち何組が準決勝に進出できるのでしょうか!?

   発表したいと思います。・・・どうぞ!!




























準決勝進出者発表
No.コンビ名
009リーベルパウンド
010優しい朝の光に包まれて
013XENOGLOSSIA
015ガンバラナイズ
016天体観測
022whitewhite
024血華美人は愛の華
026あかつき
031バトルロワイR
032KOYOMI
033インパク×インパク
034池田佐藤
036ENDGREEN
037茨木からの刺客
040月影連盟
042メリースリー
045百鬼夜行
046kissしてシクラメン
048こけまみれコオロギ
049ワイトラック
051言霊連盟
052前髪
053灯風
056サンザンヒーローズ






X子:…以上、24組の皆さんが準決勝進出となりました。おめでとうございます!…はぁ。

Y美:一瞬またゴッソリ行くかと思いきや、結構残った感じですね。…はぁ。
   
X子:それではまた、決勝進出者発表でお会いしましょう…はぁ!!

Y美:お姉ちゃん、それそんな2度もやるネタじゃない…



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