第16回MM−1グランプリ 2回戦結果発表







X子:はいどうもー!
   2回戦からは、私達「乙女の方程式」がお送りしたいと思います!

Y美:今回は司会に専念させていただきます!!

X子:さて、MM−1グランプリと言えば奇跡の被りなワケですけども、

Y美:まぁ毎回のように何かあるよねぇ。それも連続した2組での奇跡とかねー…

X子:そうそう。例えばこんなような…







エントリーNo.018 チアノイズ
前回、初出場にして決勝進出。今回の優勝候補の一角!
ゾン:もうある程度考えてあるんだ。まずタイトルは「死体くん」。

矢野:くんを付ければ何でもポップになると思うなよ。

ゾン:死体くんはな、死んでるんだ。

矢野:100行以内に収めないといけないんだから無駄な行を挟むなよ。

ゾン:でも意志は持っている。所謂ゾンビの類だな。
   中国の奥地にあるという生き返りの泉を目指して、日本で知り合った仲間の妖怪と共に旅をしているんだ。

矢野:意外とちゃんとした物語に成りそうだな。

ゾン:死後硬直の体を懸命に動かすその姿はまさに健気。

矢野:なんでそこリアルにしちゃったんだよ。健気とも思えねえよ。

ゾン:しかし、そんな死体くんの行く手を阻む死体たちが居るんだ。

矢野:敵も味方も死体なのかよ。

ゾン:積み上げられたゾウの死体が道と言う道を塞いでいるんだ。

矢野:物理的に塞ぐのかよ。




エントリーNo.019 PARTY NOISE
4回連続決勝進出級の大本命。今回は某騎士団へのリベンジなるか!?
鳴子:はいどーもPARTY NOISEですよろしくお願いしまーす!! 乳首とか付いてないでーす!!

神崎:よろしくお願いしまーす! ねぇ、別に乳首取れとは誰も言ってないんですけどねー。
   そんなことよりも鳴子ちゃん、ちょっと聞いてほしい話があるんだけど。

鳴子:なんですか? カッパ見たんですか?

神崎:違うよー。カッパ見たとしたらこんな飄々としてらんないよアタフタだよー。
   あのさ、僕子供の頃は医者になるのが夢でさ、今でも憧れてるんだよ。

鳴子:なるほど、つまり淫乱甲子園に憧れてるということですね。

神崎:マジかよ淫乱甲子園お前女医かよー。ドスケベ養成学校からみんな羽ばたいてんじゃーん。

鳴子:ちなみに病院では「大和撫子先生」と評判らしく、高校時代のことを聞かれるとはぐらかすそうです。

神崎:黒歴史なんだよ淫乱甲子園時代ー。蒸し返さないであげてよー。

鳴子:ですよね淫乱甲子園! みんなに慕われてるんですよね淫乱甲子園! 下向かないで淫乱甲子園!!

神崎:デリカシーがないよー。淫乱甲子園を無駄に辱しめないであげてよー。ごめんね淫乱甲子園ー。




エントリーNo.023 ガンバラナイズ
前回優勝の茨木に続けと意気込む…のかと思いきや何を持ってきた!?
五竹:(布団一式を抱えて登場)

小村:いや待て待て待て!お前

五竹:どうもガンバラナイズです。(布団を敷いてる)

小村:あっ、皆さんどうも、僕が小村でこっちの布団敷いてる方が五竹です。
   ・・・で、何で布団敷いてんだよ!?

五竹:明日朝早いからさ、早めに寝なきゃと思って。

小村:ここで?

五竹:ここで。

小村:いや、おかしいよね!?

五竹:え、明日朝早いから寝坊しないように早めに寝るんだぞ?

小村:視野狭すぎかよ!?

五竹:じゃあお前は明日早くても寝ないの?

小村:寝ないよ!?俺はね、場所を選ぶよ!?

五竹:・・・風水?

小村:違うわ!倫理だわ倫理!




エントリーNo.024 分からないズ
前回、衝撃のデビューを果たした謎のコンビ。連続出場の今回はどうなる!?
坂本:前から聞きたかったんだけど
   それって「記憶力が無い」なのか「知識が無い」なのか、どっちなの?

不明:分からないです

坂本:こればっかりは質問したこっちが悪いけどさ
   なんだろう、思考回路が動いてないのかな
   じゃあ例えばだけど、10回クイズとかやってみようよ

不明:ちょっと分からないですけど、良いですよ

坂本:もう無理なのは分かったけども
   じゃあ「ピザ」って10回言って

不明:分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない
   分からない

坂本:じゃあここは?

不明:分からないです





Y美:っていやいやいや!!ネタやボケの内容ならともかく、
   まさかのコンビ名の末尾の連続て!
   「ノイズNOISE」て!「ナイズないズ」て!

X子:次のもなかなか珍しいやつよ。






エントリーNo.032 リトルバスターズ
女性ユニットの名門からまた新たなコンビが登場。どんなネタを魅せるのか!?
七瀬:はいどーも。リトルバスターズです。よろしくお願いいたします。
   向かって左手側が七瀬寛子で、右側が百山ひなせです。

百山:あのー、メイドカフェなんかが流行って久しいじゃないですか。
   それだけでなく最近は猫カフェとか、監獄風居酒屋とか、他には無いモチーフを使ったお店なんかが流行ってるじゃないですか。

七瀬:ああ、まあ最近はそういうのをよく見かけたりするよね。

百山:だからわたくしめも、そういった流行り廃りに便乗してみようかと思いまして。

七瀬:乗るなら流行りだけにしておけよ。廃りには便乗するなよ。

百山:たとえばですね、AKB48風カフェとかどうですか。

七瀬:ああ、まあAKB48自体が流行ってるからね。流行りものに流行りもので乗っかってくスタイルは悪くないと思うよ。

百山:秋葉原に第1号店舗のAKB48カフェをオープンしまして。
   で、そのあとに支店を開くごとに、その地の名前で店舗の名前をつけていくんですよ。
   2号店は栄のSKE48カフェ、3号店は難波のNMB48カフェ……といった感じです。

七瀬:なるほどね。その辺りもAKBに則って行くわけね。




エントリーNo.033 XENOGLOSSIA
いまやMM−1の常連となったXENOGLOSSIA。でも何かが違う…!?
歌姫:君が代は(あなたといるこの世界が)
   千代に八千代に(いつまでも続きますように)
   さざれ石の(さざれ石のような平和が続きますように)
   巌となりて(光速ゴリラの棲むあの丘で)
   苔のむすまで(光速ゴリラの棲むあの丘で)

寛子:なんで出てくるなり君が代を嘘字幕で歌うし。

歌姫:さあ、皆様ごきげんよう! XENOGLOSSIAのお嬢様担当、六川歌姫ですわー!

寛子:うふふのふ☆ 七瀬寛子でーす♪
   いや、っつーか何事も無かったかのように自己紹介するなよぉ。何なのよ今の歌。

歌姫:君が代(光速ゴリラの時代)ですわ!

寛子:光速のゴリラに支配されてる国歌、やばたんが過ぎるだろ。

歌姫:ところで寛子さん! わたくし、お料理研究家になりますわあー!!

寛子:おぉう、いきなり何の絶叫よ。

歌姫:お料理番組をやりますわー! お料理研究家になって、お料理番組をやりますわー!
   寛子さん! お料理ですわー! お料理研究家になって、お料理を、お料理ですわー!!

寛子:うーるさいって、うっせえんだよこのキンキン声が!
   何だよいきなり。料理番組ぃ? 歌姫ちゃん、平野レミにでもなりたいのかよぉ。





Y美:こっちの七瀬さんは七瀬寛子さんで、こっちの寛子さんも七瀬寛子さんでー…
   ま、まさかの同一人物!?

X子:歌姫さんが2回出たことならあるみたいなんだけどねー、まさかの連続寛子さんっていう。
   しかも今回のXENOGLOSSIAはプロデューサーさんがいつも違うっていうねー。

Y美:いったいどういうことなの…

X子:そして、細かい奇跡がこちら。






エントリーNo.027 MMー1交通局
MM−1史上、いや漫才史上初!? バス停とマイクが漫才に挑戦!
バス停:まぁでも異例の出世ですから疑われちゃうと思うんですけど、
    実はこの代表取締役停留所、国土交通省出身の天下りなんですよ。

マイク:どういうことだよ。
    バス停がそもそも役人だったって時点で意味不明だけど、
    天下りなのに一旦ヒラの停留所を経由してるのは逆に偉いぐらいだな。

バス停:しかもこの停留所、学歴としては東京大学理科三類出身の超エリートですからね。

マイク:ほぼ全員医学部に進むところじゃないかよ。どんな経緯で国土交通省行ったし。

バス停:在学中に「毛細血管を路線バスで乗り継いで4日以内に心臓にたどり着けるか」って発想が生まれて、
    そこからですね。

マイク:最近テレ東でよく見るやつだろそれ。
    ってかちょっと待て。謝罪会見どこ行ったんだよ。

バス停:うーん、飽きちゃいましたね。バス停だけに。

マイク:飽きるなよ。ってかどこがだよ。
    むしろバス停って基本動かないだろ、飽きたらやってらんないだろ。

バス停:(飽田西小学校/九州産交バス)

マイク:知らねえよ。あるのかもしれないけど。だとしても何だよ。
    さっきから北海道とか九州とかのバス停名よく出てくるな。




エントリーNo.028 機械と栂野
お次は人間とロボットの漫才! そして現る九州の小学校(2校目)
栂野 バグった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
メカ うむ、ならデニー友利なんてどうだろうか
栂野 こんな時にバグるなんて想像だにしてなかったよ〜!
メカ うむ、ならデニー友利なんてどうだろうか
栂野 このままだとこの鉄の立方体は誰を講演に呼ぼうか迷ってる自治体会長にしか役に立たない、、、
メカ うむ、ならデニー友利なんてどうだろうか
栂野 こうなったら苦肉の策だ、Wikipediaのおまかせ表示機能をこいつに組み込もう

栂野つ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/特別:おまかせ表示 メカ

ガシャン

栂野 よし、これでどうだ
メカ 北九州市立池田小学校
栂野 しかたないけどここで諦めるのもアレだ、これで漫才を続けよう




エントリーNo.040 暗黒天国
今回はトリオで居酒屋ネタ。突然、ドぎついモノが出てきた…!?
鈴村:いいですねぇ〜。
   それでは日本酒と「漬物盛り合わせ」をお願いします。

ハナ:この店は何でも盛り合わせるなぁ・・・

夏海:どうぞ、イカをぬか漬けにしたものです。

ハナ:この店のイカに対する絶対的信頼感何なのよ!?
   いくらなんでもぬか漬けはやりすぎでしょ!

鈴村:程よく漬かっていて、しんなりしつつもしっかりと歯ごたえがありますね。

ハナ:アズマオウのお刺身逃げたくせにイカのぬか漬けには挑むのね。

鈴村:またこの日本酒も、イチゴ味で飲みやすいですね。

ハナ:そんな日本酒はない。

夏海:すいません、もしよかったらなんですけど、他にもオススメのメニューがあるんですけどいかがですか?

鈴村:お、いいんですか?

夏海:常連さんにしか出さない特別メニューがあるんですよ。

鈴村:マジですか!?ではお願いします!可愛いママさんだし、ヌキとかあるかもしれん!

ハナ:だから居酒屋をチンコで楽しむな!

夏海:どうぞ、「ハライチの2人の小便を混ぜ合わせてキンキンに冷やしたもの」です。

ハナ:異次元の飲み物・・・!!捨てなさいよそんなもん!!




エントリーNo.041 あかつき
いろんなものに変化する水戸さん、さらに前後の組とのネタ被りを達成。
 前橋:あかつきのわいわいキッチン、アシスタントの前橋なつきと!

宇都宮:料理研究家の宇都宮です。

シチュ:調理後のシチューです。

宇都宮:あら、終わってしまいました。

 前橋:調理されたのもダメーーー!!!!





 前橋:あかつきのわいわいキッチン、アシスタントの前橋なつきと!

宇都宮:料理研究家の宇都宮です。

 宇宙:誕生後の宇宙です。

宇都宮:今日は太陽を創りましょう。

 前橋:ハライチシステム始めるのやめろやめろ!!!!





 前橋:あかつきのわいわいキッチン、アシスタントの前橋なつきと!

宇都宮:ユーチューバーの宇都宮です。

 水戸:プロゲーマーの水戸です。

 前橋:料理できそうな奴で出直してこォーーーーい!!!!





 前橋:あかつきのわいわいキッチン、アシスタントの前橋なつきと!

宇都宮:娘の親権を元旦那にとられた上に家を追い出された料理研究家の宇都宮です。

味噌汁:味噌汁です。

1汁2人:よろしくお願いします。

 前橋:もうこの辺で妥協しよう……。




エントリーNo.042 半熟メルソン
不思議な世界観を持ち合わせるコンビが初登場。その味噌はいったいどこから…!?
★んー、それでは、あなたには世の外を直してもらえますか?

○世の外ってなんですか?

★世の中の外側です。
 私たちは世の中で生きています。
 しかし、私たちの生きる世界の外には世の中を包む世の外というのがあるのです。
 世の中と世の外の間には味噌シールドと呼ばれる味噌が固まってカチカチになっている部分があって、
 それが世の中と世の外を分けているのです。

○それではこの世の果てには味噌シールドがあるということですか?

★そうです。しかし、その味噌シールドが壊れかけているのです。
 味噌シールドが壊れてしまうと世の外から大量のボラが世の中へ流れ込みます。

○もしかしてたまに川でボラが大量発生しているのは…

★ご察しが良いですね。その通りです。
 あの時も高校のボランティア部を中心としたメンバーで味噌シールドは修復されました。
 お分かりの通り、世の中の為にもボラの為にも世の外を直すべきなのです。

○分かりました。私、世の外を直すために努力します。
 世の外を良くする方法を教えてください。

★とりあえずは味噌シールドの修復です。
 味噌シールドは北側が赤味噌シールド、南側が白味噌シールドになっていて、
 北から南にかけてグラデーション状に変化しています。
 味噌シールドに傷があれば、その位置にあった割合でブレンドした味噌をそこに塗っていくのです。

○それはたくさんの味噌が要りますね。
 スーパーで買ってきます。

★買う必要はありません。市役所の味噌申請窓口でもらうことができます。

○それは知りませんでした。
 私買ってばっかりでした。私の人生すごく損してるじゃないですか。














X子:……安心してください、被ってますよ!

Y美:いやそれ普通に何組かがやってたやつ!!



※今回の特集におきましては、
 審査員の方々や参加者の方々ののコメント・発見を多大に参考にさせていただきました。





X子:さて、ルールについてなのですが、
   今回は3回戦進出基準:50点以上、準決勝進出基準:65点以上とします。
   悩んだ末、準決勝の基準は上げさせていただきましたが、
   この2回戦ではいつも通り、平均得点が50点超えた組が3回戦進出となります。

Y美:現時点で勝ち残っているのは42組中40組。
   果たしてどんな結果になったのか!?
   3回戦に進出できるのは……

   この組です!!






























3回戦進出者発表

No.コンビ名
001
002ようこそ哲夫ワールド(with・・・)
004後藤○○
006今は亡き理系文系
009バニーガール
010木工用ボンドーズ
011
012ひろたか
015ゴゴゴゼン
016順列組合
017ブロッコリースプラウト
018チアノイズ
019PARTY NOISE
020ヱス・ヴン・ノエルρ
022こけまみれコオロギ
023ガンバラナイズ
024分からないズ
025炭酸電池
026エクサかわいい おーりん☆
028機械と栂野
029エルトアール
030帰ってきた安物鬼
032リトルバスターズ
033XENOGLOSSIA
034オールナイトスター
035非可逆劇場
036天体観測
037惑星Daydream
038ミルキーケース騎士団
039置き去り
040暗黒天国
041あかつき
042半熟メルソン





X子:・・・以上、33組の皆さんが3回戦進出となりました。おめでとうございます!

Y美:ああっ、今回取り上げた「あの組」が…!

X子:ではまた、3回戦でお会いいたしましょう!

Y美:またね!


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