宮本・はいどうもー、チリソースマシンガンです。トリオでやってます。
野口・僕ね、警察官になりたいなと思って。
宮本・いいじゃないですか、警察官。
野口・じゃあ僕が今から良い警察官の例をやって見せるから、君は、それに愚痴を言っていただけるとありがたい。
宮本・俺は愚痴を言っているんじゃない!
野口・まず犯人を見つける。でも、犯人の見つけ方は一味違う。
宮本・どこがどう違うんだよ!
平野・まぁ、それはずっと後でわかることだ。
宮本・今わかることなんだよ!
野口・釣竿に餌を付けて犯人がかかるのを待つんですよ。
宮本・絶対見つからないわ!
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・ご本人登場みたいに言うな!
野口・餌は大物ならルアーがいいでしょう。
宮本・魚釣りじゃないわ!
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・さっきからご本人登場みたいに言うな!
野口・撒き餌の場合は多数の犯人が釣れるのでこれこそまさに一石二鳥。
宮本・犯人を魚扱いしてないか?
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・そのボケ連発するな!
野口・逮捕は、しなくていいです。キャッチ・アンド・リリースの精神を心がけましょう。
宮本・再犯するわ!
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・だからそのボケ連発するな!
野口・どうしても、キャッチ・アンド・リリースをしたくないというあなたは、おいしく食べてしまうといいでしょう。
宮本・もう何度も言うが釣りじゃないから。
野口・犯人が強盗などの場合拳銃の代わりにテッポウウオの水鉄砲噴射で脅すといいでしょう。
宮本・すみませんね〜、こんな魚好きを連れてきてしまって。分からない人はわからないでいいんですよ。あとでグーグルで検索すればわかりますから。
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・そのボケはもういい!
野口・また、犯人が窃盗などの場合は定置網を構えておいて、その中に入ってきた犯人を確保して、盗んでいたものを網からあげるのです。
宮本・漁師か!
平野・と、ここでご犯人登場!
宮本・区別を付けようとして連発をするな!
野口・盗んでいたものはもったいないので市場にあげるのです。
宮本・逆窃盗だよ。
平野・新語つくったよね?
宮本・分からんけど、今のは窃盗だろ!
野口・でも、逮捕は、しなくていいです。キャッチ・アンド・リリースの精神を心がけましょう。
宮本・再犯するわ!もうええわ!どうもありがとうございましたー。
審査員 点数 |
2 | 21 | 1 | 12 | 20 | 平均11.2 |
【審査員コメント】 ・「3人組であることがわからなかった」という指摘の対策として「トリオでやってます」と丁寧に宣言しているのかもしれませんが、 問題はそういうことではなく、「3人いる必然性」にあるのではないかと思います。 このネタの序盤でもそうなのですが、最初に野口・宮本で会話し続けているのにいきなり平野に割り込んでこられても、 読む人は野口・宮本の会話をずっと見せられているわけなので、平野が出てきたことには注意していないとなかなか気付かないと思われます。 気付いたとしても、2人の会話に無理矢理3人目をねじ込んでいるように見え、違和感を覚えてしまいます。 また、このネタの中で平野がどういう立場にいるのかが不明確です。 平野の最初の台詞が「まぁ、それはずっと後でわかることだ。」となっているのですが、 そもそも平野が野口の考えを理解する立場に立っているのか、それとも宮本と同じく今初めて野口の考えを聞かされているのかが不透明な状態でその台詞を聞かされたとすれば、 平野の台詞を宮本の台詞と思いこんで3人組だと認識されないまま読み進められて、審査でそれを指摘されても仕方ないことだと思います。 形式的な3人組アピールではなく、実質的な3人組の必要性を追求すべきではないかと。 最初の10行について長々と述べてしまいましたが、単純にボケに破壊力があればそんなことはどうでも良くなる要素ではあります。 ただこのネタにおいては破壊力のあるボケどうこうよりもまず文章的な部分、要は外堀を固めていく方が手っ取り早いと思います。 ・ボケや話題の方向性が、読んでて見えてくるようになったのは、以前のネタよりよくなったと思います。 ただ全体で見て、おもしろいかおもしろくないか、って言ったらおもしろくない、んですがね…… この漫才に関していうと、平野の立場は完全に蛇足です。 ・初っ端からボケツッコミが噛み合ってない。 ・まず、トリオなんですから3人である事を有効に使ったネタ作りをしてくださいよ。 野口さんと平野さんはクローン人間か何かなのですか?別人である必要性が感じられなかったです。 名前を隠して読んでも3人いるんだと分かるくらい、それぞれにちゃんとしたキャラクターを付けてください。 でないといつまでも構成の面で無駄な減点を喰らってしまいます。キャラ付けが自分の主義に反すると言うのなら、トリオでネタを書くことは控えるべきです。 それと宮本さんは一度カルシウムを取った方が良いと思います。導入部から意味の無い所をツッコミすぎです。苛立ちすぎです。 何事にもツッコめば面白いという訳では無いのです。冷静に言葉を見つめ、それをどんな返し方をしたら一番面白いのかを常に考えるべきです。 もう一つ、魚ネタをやりたいなら、もう警察とかやらないで魚ネタオンリーで書いた方が良いと思います。 警察と魚ネタがあまりにミスマッチすぎて、ネタ中から「もうどうなってもいいから魚ネタを入れてやる」という熱い思いがビシビシ伝わりました。 それだけ好きなら、魚ネタだけで書いてくださいよ。自分が書きたいものを思いのままに書くことが許される場なんですから。無駄な縛りは解いたほうが良いですよ。 ・個人的には「ご犯人」の連発が一番印象に残りました。その一方、本筋の野口の話は現実離れし過ぎかつ意味不明でした。 いろいろと工夫しようと心がけるのは良いことなのですが、まずはしっかりとした話を作れるように頑張ってみてください。
アステカ像:はいどうも!!こんばんは!ユアセルフマイセルフです!!
あなた:(ぺこり)
アステカ像:いやねー、ほんとねー、今日も頑張っていこうかなと思ってるんですけどね
にしても最近暑いですよね!!いやほんとこんなに暑いとはねー、とろけてしまいますよこんなんー
あなた:(好きなツッコミを入力しよう!!)
アステカ像:いやいや確かに自分アステカ像ですけどこんな自分だってとろけますからね、2000℃くらいで
あなた:(好きなツッコミを入力しよう!!)
アステカ像:すいませんでした・・・本当は1億万℃で溶けます・・・
あなた:(被せボケに対しても的確なツッコミを入力しコンボをたたき出そう!!)
アステカ像:あー頭きた!!いやそんな事言ってるとラー呼びますよ!!いいんですか!?
あなた:(ラーはアステカではなくエジプト神話における太陽神だという事をわかりやすく、
しかしくどくならないよう説明しつつ上質のツッコミを入力しよう!!)
アステカ像:そ・・・そんなに言わなくてもいいじゃないですか・・・
あなた:(追い打ちをかけるようにたとえツッコミをかまし高ポイントを狙おう!!)
アステカ像:ひどいや・・・うえぇっ・・・
あなた:(なぐさめよう!!)
アステカ像:嘘だ・・・そんなこと口だけでしょ・・・
あなた:(なぐさめよう!!)
アステカ像:ほんとに・・・?
あなた:(ほめちぎろう!!)
アステカ像:ほんとにほんとに・・・?
あなた:(ほめちぎろう!!)
アステカ像:あたし・・・アステカ像だけど・・・いいの・・・?
あなた:(やさしく髪をかきあげ、耳元でささやこう!!)
アステカ像:約束・・・してくれる・・・?
あなた:(この日のために用意してきたエンゲージリングを差し出そう!!)
アステカ像:う・・・嬉しい・・・
あなた:(そっと抱きしめよう!!)
アステカ像:い・・・今のあたしの体温・・・1億万℃かも・・・
あなた:(強く強く抱きしめワンピースに手をかけよう!!)
アステカ像:やだ・・・みんな見てる・・・
あなた:(有無を言わさぬ手つきでブラのホックに手をかけよう!!)
アステカ像:だめだって・・・
あなた:(アステカ像に覆いかぶさるように倒れこみ、ベルトを外そう!!)
アステカ像:やだ・・・もっと順序を踏んで・・・
あなた:(つっこもう!!)
あなた:(好きな体位でツッコもう!!)
あなた:(的確な腰使いでつっこみを入力しコンボをたたき出そう!!)
あなた:(あえぐアステカ像の惚け顔を堪能しつつ時に優しく、時に激しく己の欲望をうちつけよう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(追い打ちをかけるように再びピストン運動を行い高確率での受精を狙おう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(射精しよう!!)
あなた:(追い打ちをかけるように再びピストン運動を行い高確率での受精を狙おう!!)
〜〜〜〜〜〜〜(3時間経過しよう!!)〜〜〜〜〜〜〜
アステカ像:・・・疲れちゃったね・・・
あなた:(無言でマイセンにライターの火を灯そう!!)
アステカ像:ふふ・・相変わらずなのね・・・
あなた:(アステカ像に覆い被された事により壊死した下腹部を撫でながらお前を一生守る的なセリフを入力しよう!!)
アステカ像:ほんとう・・・?ねぇ・・・これからも・・・一緒にマン才、してくれる・・・?
あなた:(うなずこう!!)
アステカ像:でも・・・あたしの親・・・そういうのに厳しいよ・・・?どうやって説得するの・・・?
あなた:(オチに持っていくための渾身のボケを入力しよう!!)
アステカ像:いやお前それ北欧神話におけるグズルーンの親の世代であるホスクルドがヨールンに結婚を申込む時の手順やないか
あなた:(どうもありがとうございましたと入力しよう!!)
審査員 点数 |
65 | 66 | 6 | 65 | 81 | 平均56.6 |
【審査員コメント】 ・この手法は自分も使いたくなるほど魅力的で、新機軸に値すると思いました。 ただ下ネタのような方向に進んでいったことが最善だったかと言われると、あまり効果的とは感じなかったです。 これは下ネタを使うこと自体に対してどうこう言ってるわけではないことを前提としたうえでの感想なのですが、 こういったかなり可能性を秘めた(と思われる)機軸を使っていることに鑑みると、「下ネタを利用して面白くなった」といった効果があればどんどん突き詰めてもらって構わないですが、 このネタに関しては「この展開のせいでつまらなくなってないか?」と疑問に感じざるをえませんでした。 他にもっと面白くなる展開があるのにそれを潰しているような印象を受けました。 また、今大会でも軽い重いを問わず下ネタを使っているネタが割と多いので、印象が知らず知らずのうちにそれらの組と一緒くたになり、個性がいくらか失われているようにも感じました。 新機軸が特徴であるこのネタで「他の組と似てる」という印象は何だかもったいないので、 どうしても入れなければ気が済まないのであれば別として、そうでないなら他にもっと面白くなる方向性も存在したのではないかなと思います。 ・括弧内の表現とか、オチとかすごくセンスを感じます。最後のオチは、全作品の中で一番おもしろかったです。 しかしセックスまでいってしまうのは如何なものかと……プロポーズからそこまでいってしまったのは、少なくとも笑いの要素にはなり得ていないと思いました。 でもこの設定でこの調理が一番正解な気はするんですけどね。うーん。 ・最初、何が新機軸やねんアホかと思ったが、最後まで読んでもやっぱりアホだった。 ・漫画でもなく映像でもなく舞台でもなく、長文テキストでしか表現できないエンターテーメント。 沈んだ潜水艦に向かっていとも簡単に矢を突き刺していくような、別次元からの笑いの表現をこれでもかと言うほどに堪能しました。 とても凝った作りの作品だと思います。「読者参加型」という発想で満足せず、さらにそこからアステカ像などの異物を取り入れる作者の追及心に感服しました。 読者参加型と言って全く読者を参加させないという発想も素晴らしいと思います。おそらく本当に読者参加型にしたら、この作品はベラベラな手抜き作品になっていたでしょう。 そしてこの作品の一番素晴らしいところは、とても読みやすいんです。読みやすいし分かりやすいんです。 最初アステカ像とか出てきて「うわよく分からんの出してきたな」と思ったら、1000℃で溶ける→1億万℃で溶けるの切り替えしに爆笑しました。 像であるという設定を有効に使ったボケが多く、エジプト関係だということも説明せずともなんとなくネタの流れで分からせる。だから疑問も特に持たずに読むことができたのです。 よほどネタの構成を見直されたのでしょう。より多くの人にこの表現を伝えたいという志に、評価を付けたいと思います。 ただ、ネタの中でなんやかんやあってベットインという展開は、もう何度も他の色んな作品で見ているので、ガッカリさせられました。 ベットインというのは前後の起点でどうやっても持って行ける使い勝手の良い展開なので、凄く意外だという気にもなりませんし、 山場にしては大した掛け合いも無く非常にあっさりしていて、なんだか物足りなさを感じました。。 別のネタが見たかったです、構成でも展開でも誰もがおったまげるような、そんな作品を目指してください。 ・受付初日・2通目からすごいの来たなって思いました。 良いボケは本当に良いですよね。特に序盤とオチが好きです。 あとはやはり、一番の盛り上がりどころが濡れ場ネタだったのが惜しいですね。 それはそれで面白い感じにもなっていましたが、新しい仕掛けだからには別の展開が見てみたかったです。
黒野:は?何言ってるの?クレイジー☆バンパイアだし。
竜虎:こんなヤンキーギャルが相方ですが、よろしくお願いします。
黒野:は?ヤンキーじゃないし。
竜虎:お前は口が悪いんだよ!
黒野:これは、も・と・も・と!
竜虎:無視していきたいと思うんですが。というわけで、今年は「忍たま乱太郎」の実写映画が「子供店長」で有名な加藤清史郎君が乱太郎役として主演することになったのですが・・・。
黒野:そんな、お子様が見るようなもの私は興味ないね!
竜虎:じゃあ、毎日録画して爆笑しているのは何かな?
黒野:「忍たま」だ。
竜虎:やっぱり好きじゃねーかよ!というわけで、これを見て忍者にあこがれた人も多いのではないでしょうか?
黒野:私は興味ないよ!ずっと私は暴走族にあこがれていたもんね!
竜虎:お前は「子供が好きだから、保育士になりたい」って卒業文集に書いていたよな。それはどうなったんだ?
黒野:忍者関係ないじゃないかよ!
竜虎:まあ、関係ないことで追及してネタの路線に入ろうとしたんですがね。
黒野:じゃあ、さっさと入れよ!
竜虎:入らせてくれないのは、黒野さんが原因なんですが。忍者と言えば、足音を立てずにものすごいスピードで走っていくのが有名なんですが。
黒野:そんなの不可能じゃねーかよ!
竜虎:凡人には不可能なんですがね。僕一回やってみたかったんですよね。
黒野:一人で道路の真ん中でそれやってればいいじゃねーかよ!
竜虎:私に車にひかれて死ねって言いたいところだと思うんですが。つーか、お前もやるんだよ!
黒野:自殺行為なんかしたくねーよ!
竜虎:漫才のネタを否定されかけたんですがね。じゃあ、一回やってみましょうか。
黒野:やればいいんでしょ?や・れ・ば!
竜虎:いかつい顔ながら、肯定してくれたところで、中に侵入します。
黒野:オラオラー!どけどけー!組長のお通りだ!
竜虎:なんで、大声を張り上げるんだよ!つーか、組長って誰だ!
黒野:師匠だよばーか。
竜虎:もはや、黒野の更生に終始しなければいけないとくやしいのですが。
黒野:暴走族になんか入ってねーよ!
竜虎:決めつけたわけではないんですけど。それでは、侵入する寸前で高い塀が待ち構えているわけです。
黒野:まあ、よく見るわな。
竜虎:やっぱり忍者好きなんじゃねーか!というわけで、黒野さんの忍者好きが暴露されたところで。
黒野:お前が振ったからじゃねーか!
竜虎:振った記憶はないのですが。それでは、これを乗り越えたいと思います。まずは、この紐みたいなやつを壁の上に括り付けます。
黒野:それを登っていくのか?
竜虎:そう。これをよじ登って、向こうに行くんだ。
黒野:は?こんなことめんどくさいことをするのか?
竜虎:じゃあ、どうやって向こうに?まさか、一息で・・・。
黒野:オリャー!!イッテー!!
竜虎:自分の足で壊そうとするなよ!
黒野:119番呼べよ!
竜虎:無理して足を折ったところで。
黒野:折るわけねーだろ!
竜虎:漫才の利点がここで出たところで、最後はまきびしで、相手をまくということになるんですが・・・。
黒野:とがってるなら痛いじゃねーかよ!
竜虎:これを我慢してこその忍者なんですが。これを敵の足元に巻いて足止めをするという。
黒野:刺して相手の動きを止めるなら・・・もしや・・・。
竜虎:お前、サバイバルナイフ出すんじゃねーよ!
黒野:は?石包丁だし!
竜虎:時代を考えろ!あー、さっさとまけよ!
黒野:これを・・・
竜虎:種みたいにまくな!それは鉄製だから育たねーぞ!つーか、俺は、まきびしを前に巻くというベタな展開を予想していたんだが・・・。
黒野:私はそんな安いボケはしねーよ!
竜虎:というわけで、これで忍者ごっこは終わり。楽しかったか?
黒野:パラリラやってた方が楽しいよバーカ!
竜虎:いい加減にしろ!
黒野:次も笑い地獄にお誘いするぜ!
竜虎:俺たち2人は!
2人:笑いの吸血鬼だからな!
審査員 点数 |
6 | 1 | 3 | 3 | 30 | 平均8.6 |
【審査員コメント】 ・ボケにキャラを付けて、ツッコミが冷静に流すという形を狙っているのであろうことはわかったのですが、 まずそういった形どうこうの前に個々のボケが弱く、読んだ後に記憶に残ったとは言い難かったです。 最初に述べた二人のキャラも、黒野は口調が強い以外にこれといった目立つポイントはなく、一方の竜虎もただ淡々としているだけ、みたいになっていました。 語尾に「ですが」を付ければいいというわけではないと思うのですが。 さらにツッコミが淡々と流すことで、もともと弱く感じていたボケがどんどん流れ、印象が薄さに拍車をかけているようにも見えました。 中途半端に流して痛々しくなるくらいなら、真っ向からツッコミを入れた方がよっぽど良いと思います。 また、オチに関しては、おそらく作者の意図とは違う形で面白いものになっていました。 笑いの吸血鬼、ですか… ・「読み手に内容が全く伝わってこないネタには容赦なく0点をつけます。」 まあ諸事情で今回は1点なんですけども。 アドバイスとして言うなら、ツッコミはどちらかに定めましょう。意味不明です。 ・で、何だったんでしょうか ・魚民で酔っ払い二人がワーキャーと支離滅裂な会話で盛り上がってる。そんな印象が与えられました。 なにもかもグチャグチャです。ネタ以前にまともな会話にすらなっていません。ちゃんと落ち着いて文の前後を見つめてください。 テンションが高い日に書き上げたのなら、別の日にしっかり読み直してください。丁寧語を考え無しに乱用するとか、ギャップを無理矢理取り入れるとか、そういうのって面白くないんですよ。 それと最後の決め台詞がテンポが悪い上にダサいので、もっと別の台詞を考えた方が良いかと思います。 ・竜虎さんが多重人格だったのが気になりました。オードリーの若林さんだったりそうじゃなかったりで。 黒野さんの反抗系のキャラは悪くなかったので、もう少しよく考えてキャラ設定をしっかりと立ててみると良いと思います。 「パラリラやってた方が楽しいよバーカ!」は個人的にツボでした。
○○:どうもーー!後藤○○です!よろしくお願いしまーす!
後藤:いやー恐ろしいことに2年前の話するけどさ、
○○:別に恐ろしくはないけどね。2年前どうした。
後藤:なんか急にパチンコしたくなってさ、そうだ、パチンコ行こうって思ったの。
○○:ああ京都的な感じで?
後藤:ただ俺その日熱が39度8分あったの。
○○:スゲェ高熱じゃん!パチンコやってる場合じゃないでしょ。
後藤:もう意識もうろうとしててさ、よしパチンコ行こうって思ったの。
○○:やめろよ!それ熱で頭おかしくなったんだろ。
後藤:熱の苦しさよりもパチンコ行きたい気持ちが勝ったんだよ。
○○:勝っちゃったの?もうちょっと頑張れよ苦しさ。
後藤:48対52で勝ったんだよ。
○○:接戦だな。そんな接戦ならやめた方がいいだろ。
後藤:それで俺の家から1番近くのパチンコ店まで車で3時間掛かるんだよ。
○○:お前どこ住んでんだよ!
後藤:川崎。
○○:川崎にそんな所ねぇだろ!
後藤:それで外出たら凄い寒いんだよ。あの日確か26度くらいあったんだけど。
○○:悪寒だね!完全にやめた方がいいだろ!
後藤:それで家から徒歩1時間のところにある駐車場に向かったんだよ。
○○:どんだけ遠いんだよ!他になかったか!?
後藤:それで歩いてたら電話がかかって来て、俺の親父が大ケガして入院したって言うんだよ。
○○:大変じゃん!
後藤:それで俺思ったんだよ よしパチンコ行こう。
○○:病院行けよ!なんで予定通りだ!
後藤:だって病院まで5分はかかるから。
○○:スゲェ近いじゃねぇか!行けよ!
後藤:パチンコ行くしかない!って思ったの。
○○:なんでより決意固くなってんだよ!
後藤:それでフラフラしながらなんとか車にたどり着いたの。
○○:いやそんなんで運転危な過ぎるよ。
後藤:それでもう120キロで走ってたんだよ。
○○:飛ばし過ぎだよ!やっぱ熱で頭おかしいだろ!
後藤:もう焦る気持ちが抑えられなくて。
○○:抑えろ!焦る気持ちもパチンコしたい気持ちも!
後藤:折れた右足で目いっぱいアクセルを踏んだんだよ。
○○:折れてんの!?
後藤:折れてるよ。朝折れた瞬間思ったんだよそうだパチンコ行こう。
○○:どういう繋がりなんだよ!
後藤:目いっぱいアクセル踏んだよ!10本同時に突き指した手でハンドル握って!
○○:10本同時に突き指!?どんな奇跡だよ!
後藤:突き指した瞬間に思ったんだよ よし病院行こう。
○○:正解!本日初!
後藤:それで病院行く準備してたら転んで足折って思ったんだよ よしパチンコ行こう。
○○:なんでだよ!なんでお前の足の骨にパチンコ行こうのスイッチあんだよ!
後藤:手と足の痛みよりパチンコ行きたい気持ちが勝ったんだよ。
○○:勝たせるなよ!
後藤:98対2で勝ったんだよ。
○○:圧勝だな!なにやってんだ痛み!
後藤:それで走って5分くらいのところで何故か警察が止めるんだよ。
○○:そりゃ120キロだからね!何故かって言うお前が何故かだよ!
後藤:それで減点で免停になっちゃってさ、もう歩いて行くしかないと思ったの。
○○:歩いて!?その体で!?
後藤:歩いてパチンコ行こうって思ったの。
○○:お前諦めない心持ち過ぎだよ!
後藤:それでなんとか2時間半で着いたんだよ。
○○:なんで早くなってんだよ!車で3時間掛かるんだろ!
後藤:やっぱ人間ピンチになると強いね。
○○:完全に自分で防げたピンチだけどね!
後藤:それで開店の2時間前に着いたから待ったの。
○○:2時間前!?出発時間考えろよ!
後藤:それで2時間経って遂に人生初めてのパチンコをやったんだよ。
○○:初めて!?それだけの決死の大冒険初めてのパチンコのため!?
後藤:そしたらパチンコクソつまんないね!
○○:つまんなかったのかよ!なんて無駄な苦労だったんだ!
後藤:それで帰る時思ったんだよ、またパチンコ行こう。
○○:なんでだよ!つまんかったのに!
後藤:それから俺週6でクソつまんないパチンコやってんだよ。
○○:やんじゃねぇよ!どんだけハイペースで自ら好きじゃないことやってんだよ。
後藤:それで良かったら今日一緒に行かない?
○○:ああ今日?まあいいよ?
後藤:よっしゃ。じゃあ競馬行こう。
○○:パチンコじゃないのかよ。もういいよ。どうもありがとうございましたー!
審査員 点数 |
55 | 80 | 9 | 37 | 65 | 平均49.2 |
【審査員コメント】 ・どんどん新しい要素が出てくるのと、その展開のくだらなさが面白かったです。10本突き指とか勢いで笑わされました。 ただ後半にいくにつれ徐々にそれに慣れてきたのか、新しい要素が出てきているが特に笑いはしないという状態が続き、勢いが薄れてしまったように感じられました。 良くも悪くも展開に正直というか、何でもありの格闘技に拳だけで戦いを挑んでいる感じがしました。 ・後藤○○さんのネタ、僕好きなんですよね。 勢いのままボケ倒すといいますか、理性の入れ込む余地なくスパーンスパーンとボケていく流れがとても気持ちいいです。 その分、すごくあっさりしてるというか、読み終わってボケが残らないのがネックかなと。 今回のネタだと、数字に依存したボケや直前をひっくり返しただけのボケがほとんどだというところです。 あっさり書き終わらないで、がっつりした部分も作れれば、いわゆる点が取れるネタになるかと思います。感覚的な言葉が多くてごめんなさい。 ・小手先漫才に笑いナシ ・一方通行のオチにブレーキも踏まずに突っ込んだ。そんな印象でした。 どんな状況に対面しようがパチンコに行く後藤さんの執念が凄かったです。好奇心は無理に妨げてはいけないということでしょうか。 しかしボケが本当に変化しないので、読んでて飽きがきてしまう上に、先が読めてしまいました。 「二年前の話」とか「父親が入院した」とか、単発な面白いボケがその後の展開に全く活用されなかったのが、残念で仕方ありません。 どんなボケも「そうだ、パチンコに行こう」の一言で打ち消されてしまうので、もうボケは何でもいいのではないのかという気がして、構成としての面白味が低かったように思えました。 一直線な展開は、よほどインパクトが強くない限り、物足りなさを感じてしまうのです。 「そしたらそこに入院してたはずの親父が現れてさ」など自分が出した情報をもっと絡ませていけば、とても面白い作品になると思います。 ・気持ち良いくらい裏切りまくる展開であった一方、その裏切り方が次第に想定内に落ち着いていってしまっているのが気になりました。 一直線に走り続けてしまったような感触だったので、もう少し話題の持たせ方に余裕というか幅を持たせてみてはいかがでしょうか。
2人:どうもエンジェルビーツです。
白石:最近、僕の妹が魔法少女になりたいって言ってて。
後藤:まぁ、なれないものへの憧れっていうのはわかりますもんね。
白石:妹ね、なんか起こるたびに魔法のせいにするんですよ。
後藤:それは違うだろ
白石:でもね、学校ではクラスのアイドルらしいですよ。
後藤:そうなんだ。
白石:ジャニーズにいそうだねって。
後藤:アイドルってそっち!? AKBとかそういうの想像してたから驚いたよ!
白石:で、声も超かっこいい。
後藤:それ男だろ絶対!
白石:身長も2m超えてる。
後藤:それ人間ですらないだろ!
白石:で、韓国出身。
後藤:それチェ・ホンマンだろ!
白石:こういう嘘も全部魔法でなかった事にできるのが僕の妹
後藤:いや嘘だったのかよ! いや、お前の妹すごいな!
白石:近々政界にも参戦予定。
後藤:どこに魔法使ってんだよ! まぁ、たしかにそれ使うべき相手だろうが。
白石:さらに、魔法で何もかもを破壊することができるんです。
後藤:たしかにそれは便利かもしれないですね。
白石:今までに破壊した物、地球。
後藤:何破壊してんだよ!
白石:よって宇宙船の中でネタをしています。
後藤:無重力! お前の妹に魔法で地球戻してくれ!
白石:僕の妹戻す魔法使えないんだよ。 だから僕が戻します。
後藤:お前も魔法使えるのか!今使え!
白石:では時間を戻してこのネタを最初からやり直します。
後藤:時間戻すな!地球戻せ!
白石:では行きます、時間よ時間よ戻れ!
後藤:今時間もどれってはっきり言いましたよね!
白石:いや、地球戻れって言いましたよ、今
後藤:さっき言えよ!
白石:失礼いたしました。 では行きますhj8verjifgegfie地球nijerjgiengirj
後藤:何語!? っていうか地球だけ日本語かよ!
白石:これで地球が戻りました。
後藤:地球戻ったってここ宇宙船の中だぞ。 どうやって地球へ行くんだ?
白石:飛ぶんだよ、魔法で。
後藤:なんの魔法だよ!
白石:(天井に頭をぶつける)
後藤:一回外出てから使え!
白石:じゃあ、今まで使ったことのない魔法使います。 このネタを終わらせる魔法です。
後藤:使え!
(ネタ終了後に白石は火星に着陸して死にました。)
審査員 点数 |
1 | 5 | 1 | 9 | 26 | 平均8.4 |
【審査員コメント】 ・これといった中身も面白さも無い会話を見せられたあとで最後に唐突にぶっ飛んだ(ように見せようとした)オチを入れられても、それまでの印象が良くなることも無いですし、 そもそもオチそのものが面白かったわけではないのでトータルで大きく損していると思います。 オチでの唐突さといいその内容といい、「このオチぶっ飛んでますよ」感がむき出しでむしろ冷めてしまいました。 ・白石:こういう嘘も全部魔法でなかった事にできるのが僕の妹 後藤:いや嘘だったのかよ! いや、お前の妹すごいな! ↑ 意味がわからない……。 嘘なんだから、なかったことにすることは別にすごくはないと思う。 論理的にツッコミが破綻している箇所が多々あります。 後半の展開ですが、行方がわからないままはっちゃけて、収拾できずにぐちゃぐちゃして終わってます。 ・チェホンマンは人間です ・「こういう嘘も魔法で全部無かったことにする」がどういう意味なのかが、考えても分かりませんでした。 嘘というのは「事実ではない」ことなのですから、「事実ではないことをなかったことにする」じゃおかしいと思います。 せっかくチェ・ホンマンまでのボケの天丼が面白かったのに、訳の分からない締めで瓦解されました。大事なところなのですから、もっと言葉を考えてください。 それでずっとウダウダと喋るんだろうなと思ったら実は地球が破壊されたと急展開。この発言にはど肝を抜かれました。 しかしこの急展開に一番驚いてるのは作者自身だと思います。 白石も実は魔法使いだということが発覚されましたが、どういう魔法使いなのかどんな風に魔法が使えるかなどが一切省かれていて、凄い曖昧なキャラ付けだなと思いました。 後藤のツッコミも、「無重力!」など的を外してるものが多く、展開の流れについていけてなく、戸惑いまくってる印象がしました。 後先を考えていない展開はやめてください。「どんな突拍子のない展開だろうと俺の文章力なら表現できるぜ」という自信でも無い限り、急展開は避けた方がいいです。 「地球が割れたからこんなボケをすることが可能になった」のような頭が回らないなら、ただの設定オチで終わるだけになってしまいます。 変な状況を出しても笑えないのです、その変な状況を面白く伝える文章力があって初めて、笑いに繋がるのです。そこをはき違えないでください。 自分がした展開に自分が苦しめられるほど馬鹿らしいものはないのですから、もっと自分に優しいネタを書いてください。 ・出だしはそれほど悪くなかったのですが、魔法の話になってから一気に意味不明になりました。 もう少し行数を費やして、丁寧に説明したりボケ・ツッコミを作ったりするだけでも全然変わってくると思うので、 他の場所でも言っていますが、まずは日本語の力を付けてください。
テル:ヒーローになりてえ。
新居:開口一番どうしたテルさん、訳を申してみよ。
テル:おお、申す。
いやさぁ、ニュースとか新聞見ててこの世の悪事は減らないなぁって思ったわけよ。
そこで俺が正義のヒーローになって悪を懲らしめてやりたい。
新居:あらすばらしい心がけ。勧善懲悪は日本人大好きですからね。
テル:っつーわけでこの場を借りてヒーローの気分を味わわせてくれ。
新居:どうぞどうぞ。
テル:「タバコ税をさらに増税しろぉ!愛煙家を苦しませるんだ!
過疎化の進んだ限界集落にダムを作って住民を追い出してしまえ!
予算はまた国債発行して若い次世代に負担させるぜフハハハハ!」
「とぅ! 出たな菅直人!今日こそお前を退陣に追い込んでやるぜ!」
「ふん、貴様ら少数野党ごときになにが出来る!」
新居:はいストォーップ!!!!
テル:なんだよ気分よく一人芝居してたのに。
新居:敵がでかい。
テル:たかだか170cmちょいだぜ?
新居:そういう物理的な意味じゃなくて。なんで敵が日本の総理大臣なんだよ。
テル:悪じゃん。
新居:いや……たしかに良い人ではないかもしれませんけど悪では……
テル:じゃあ聞くが、お前にとっての悪とはなんだ?人を恐怖のどん底に陥れ街を破壊する怪物のことか?
新居:まぁそれがステレオタイプなヒーローに対峙する悪ですよね。
テル:だったら無能な総理大臣も同類だろう。
先進国中でも低水準の社会保障で低所得層の人々を苦しめ、
来年度分の予算を維持するために無計画な土地開発で予算を使い切り、
みんなの思い出の街を私利私欲で変えていく。
これも十分な悪じゃないんですか!?ねえ皆さん!
新居:重いよ……。何舞台で日本の政治批判しちゃってるんだよ……。
テル:だから俺は!悪しき総理大臣を倒すためにヒーローになる!
新居:クーデターだ。成熟した国家体制を持つこの国で愚かにも暴力的クーデターを企ててる人がここにいる。
テル:っつーことで改めてヒーローを演じさせてもらいます!
新居:じゃあボクは三歩後ろに下がって嘲笑してますね。
テル:菅「早く見かけだけの事業仕分けを行え!国民の支持率を上げるんだ!」
テ「とぅ! 菅直人!今夜お前に辞任会見をさせてやるぜ!」
菅「出たな野党!日本の政権は私のものだ!」
新居:これ「野党」ってことはヒーロー結構いるんですね。テル君は代表の谷垣さん的ポジションなのかな。
テル:テ「何を言う!日本の政権は戦後からずっと自民党のものだ!返してもらおう!」
新居:自民党が正義のヒーローというのもまたどうなんでしょうね。
テル: 菅「しつこい奴等だな…ちょっとこいつらで黙ってもらおうか。
出でよ、我がしもべ17大臣!」
大臣「イーッイーッ!」
新居:大臣ザコ扱いですか。
テル:菅「お前ら、ヒーローをやってしまえ!」
臣「えー、明日から消費税を300%にします」
テ「うわー!人々が買い溜めに走って街中が混乱してしまうー!」
新居:攻撃が地味なのに効果的とは一番見栄え悪いですね。
テル:臣A「年金制度はめんどくさいので廃止しまーす」
臣B「血税を横領して銀座で豪遊だぜ!」
臣C「米軍の日本駐留ばんざーい」
新居:実行力がありそうな分、どんな悪役よりもいやらしいですねこいつら。
テル:テ「こ、このままじゃ日本がむちゃくちゃになっちまう……一体どうすれば……
!! そうだ!あの人を呼ぼう!」
新居:お?
テル:テ「えーい静まれーい静まれーい!この方を誰と心得る!」
臣「イーッ?」
テ「この方は最高裁判所長官に在られるぞ!」
新居:おーっと出ました三権分立。権力のいき過ぎを止める近代民主政治の結晶だー。
テル:長官「あー、君たち?調子ぶっこいてるようだけどそれ全部違法にしちゃうから無効ね」
臣「そ、そんなぁ……」
新居:さすが法の番人。強いですね。
テル:菅「なんてことだ……私の…改造内閣が……無力化されただと……!」
テ「おとなしく観念するんだな菅直人!」
新居:ところで長官はなんであんな素早く登場できたんでしょうねえ。考えたら負けですか。
テル:菅「……くっくっく。だがまだ手はある。
長官を買収しろ」
テ「なにぃー!?」
新居:あららこれはいけませんねえ。裁判官を縛っていいのは法と良心だけですよー。
テル:臣「長官さん、先程は申し訳ありませんでした。お詫びといってはなんですがこれをどうぞ」
長「ん?なんだねこれは」
臣「つまらないものですが……」
長「ほぅ……どれどれ…… こ、これは!」
臣「某下着メーカーの女性社員208名の身体測定表です」
長「よぅブラザー。仲良くしようゼ!」
新居:バカですか。この国の中枢は皆バカで構成されてるんですか。
テル:長「ふむ…この娘は54kgなのにEもあるのか。逆に怪しいな」
新居:何考えてるんでしょうねこのヘンタイは。
テル:臣「あのー……長官さん、それでお話の方は……」
長「うーん、顔写真が無いとイメージ沸かないなぁ」
臣「おい早く持って来い!長官さんが至急ご所望だ!」
新居:あのー、ヒーローと悪の戦いはいつになったら見れるんですかね。
テル:臣「長官さん、こちらが先程の女性社員達の顔写真リストになります」
長「これだけあっても自己満足に終わるし、やっぱ関係持ちた……お、おーっとなんでもないよー。
彼女たちのメルアドも欲しいなぁ」
臣「は、はい!かしこまりました」
長「メルアドは変えられるから携帯の電話番号も知りたいねえ」
臣「はいー!ただいまお持ちしますー!」
長「できればでいいんだけど、彼女たちとのコンパなんてセットできる?」
臣「はい、前向きに善処します」
新居:長官しつこい。どれだけOLに食いついてるんですか。
いい加減進展しましょう。
テル:臣「す、すべて用意できました!」
長「君もなかなかやるじゃないかー。よーし、法案は全部合法ってことにしちゃうよ!」
臣「所得税を10倍にします!」」
テ「うわああああああああああ」
新居:あ、ヒーローさんおひさしぶりでーす。
テル:菅「ふはははははは!これで完璧に日本は私のものだ!!もう誰も止められまい!」
テ「くそぅ……三権分立が集中しまった今、もう打つ手はないのか……」
?「ちょっと待ってもらおうか!!」
テ「そ、その声は!!」
?「同盟国の平和を守るため、東海岸から駆けつける!
世界の首領、バラク・オバマ参上!」
テ「オ、オバマさんだーーー!!」
新居:ついに国際問題にまで発展しちゃいましたか。
テル:菅「オ、オバマさん、わざわざ来日までして一体どうしたんですか!?」
オ「菅さん、貴方には失望しました。いや、元々期待もしてませんでしたが」
新居:オバマさん意外と毒舌ね。
テル:オ「戦後何も無かった日本を僅か20年で世界屈指の経済大国にまで育てあげたのは
アメリカのおかげというのをお忘れですか?
これ以上好き勝手な真似をしたら今度から日本との貿易を止めますよ?
サミット招待しませんよ?日本のマクドナルド全滅させますよ?」
菅「それだけは止めてください!私はこれからどこでお昼ご飯を食べればいいんですか!」
新居:菅さん庶民的。
テル:オ「菅さん、政府というのはですね、営利目的で動く企業とは違うんですよ。
いかに自分達の私腹を肥やすのか、名誉を保つのかではなく、
いかに国民の求めているものを提供するか。それが政治に一番大切なことなんです」
新居:現実の日本政府にも言ってやりたいです。
テル:菅「……私が間違っていました。いつまでも総理の席にしがみつく愚かさを美しいと勘違いしていました。
私、辞任します!」
オ「それはダメだ」
菅「え?」
オ「君、いや、君達政府が犯した過ちを清算するのは今からでも遅くありません。
それをきちんと終わらせてから席を譲りましょう」
菅「オバマさん……」
オ「なんだい、菅さん……」
菅「今ので確信しました……
私…………貴方のことが好きです!」
オ「………………。
ばかっ……実は私も?」
新居:なんですかこの薔薇色な急展開。
テル:菅「ワタシ……アナタが生まれた国がなかったら軍事政権の下で暮らしてるままだった」
オ「私も同じだよ。君が育った国がなかったら朝鮮戦争で物資が足らなかった」
新居:理由が意味不明。
テル:菅「ねぇ……オーくんって呼んでもいいかな?」
オ「いいよ。じゃあボクは君をなんて呼べばいいかな?」
菅「なおちゃん、って呼んで」
オ「なおちゃん……」
菅「なーに、オーくん?」
オ「……うぅん、呼んでみただけ」
菅「もぅ……オーくんったら///」
新居:確認しますけど、これ50、60のおっさん2人の会話ですよね。
決して高校生の甘酸っぱい恋愛ではないですよね。
テル:菅「じゃあね、オーくん……」
オ「また来るね、なおちゃん……」
国民「ありがとうオバマ!本当にありがとうー!」
テル:どうだった?
新居:教育的内容だったり、途中脱線したり、結果的に時間の無駄だったり色々感じたけど、
一つだけ声を大にして言いたいことがある。
テル:なんだい?
新居:これ、どちらかと言うとヒーローはオバマじゃね?
テル:あ……。
俺、アメリカ大統領になってくるわ。
新居:いい加減にしろ。
審査員 点数 |
62 | 62 | 20 | 68 | 73 | 平均57.0 |
【審査員コメント】 ・オーくんなおちゃんは個人的にツボでした。くだらねーと思いつつ笑わずにはいられませんでした。 ただその部分以外はすっきり笑える感じがせず、なんだかお勉強に無理矢理笑い所をはさみ込んでみました的な印象を抱いてしまいました。 勉強が主で、そこに笑い所を入れていくのであればもっと面白く感じれるのかもしれませんが、単純に面白いネタが見たくて、という観点から見るとこのネタはボケが弱いように感じました。 もっとくだらないことで笑いとっても良いのではないかと。 (裁判官買収のくだりはそういった良い意味でのくだらなさを感じましたが、その部分はボケとしてあまりはまりませんでした。) 三権分立が崩れたとかそういう笑い所もありだと思うんですが笑いを主軸に据えて見ると少々弱い気がしたので、 大臣がショッカーっぽいみたいな、そういったくだけたボケの割合を増やした方が良いのではないかと感じました。 ・政治が悪だ、っていう、まあ尤もな話ですが、それをヒーローものに当てはめた展開がリアルすぎる。お笑い的な展開にどうも見えなかったです。 そういう意味では、オバマ登場からは馬鹿馬鹿しくておもしろかったです。前半からもっと無茶苦茶やってくれた方が、お笑いのネタとしてはおもしろかったのではないかと思いました。 ・経連団にでも送ればウケると思いますが、ここでは単に経済の単語を並べた云い合いにしか見えず、 更に新居のツッコミ方が、云い方はあれですが根本的に受け付けませんでした。 ・自分の中の取り留めない不満を、どう面白おかしく、かつ人を不快にさせずに伝えられるのかを作者は常に考えているのだと思います。素晴らしいことです。 うわ、風刺ネタか・・・と最初読んだときは不安になりましたが、大臣「イーッイーッ!」と三権分立で大爆笑しました。 この手のネタでまさかここまで笑えるとは思いませんでした。菅直人本人に見せても笑ってくれるんじゃないでしょうか。 政治をボロクソに批判したいという気持ちよりも、「こういう政治になってほしい」という作者の主張の方が多く感じられ、読んでてとても気持ちよかったです。 ただ、オバマが出てきてから少し笑いの密度が薄くなったように思えます。 一番真面目に主張したいところなのでしょうが、笑いのベクトルが突然ズレてしまい、読んでて少し戸惑いを感じました。 菅直人だけでなく大臣とかとも対決してほしかったですね。次々に主張してくる大臣をオバマが論破してなぎ倒していくなど、オバマの活躍をもっと広げてほしかったです。 そうすれば、菅との対談がもっと盛り上がるシーンになったと思います。 それと一番突っかかったのが、このネタはコントの方が面白かったんじゃないでしょうか・・・。漫才の形に展開が少し阻害されてる感じがしました。 コントの方が、もっと伸び伸びと馬鹿みたいな展開ができてたと思います。枷を外したこのネタの全体を、見たくてたまらなくて、そこが残念に思いました。 ・初見ではそれなりに衝撃を受けながら楽しめました。主に政治を題材にしたこと自体にではありますが。 しかし何回か読んでみると、漫才としての面白さよりヒーローのストーリーそのものが浮きすぎているような気がして、 実際にはそうでもないのに「軽いネタ」のごとく見えてしまったのが惜しいです。 ハマる人にはハマってそうでもない人にはそうでもない、10か5か、みたいなネタだったような気もします。 ところで、一部の悪行?が自民党時代から続いたものだったりとかするのを考えると、 政治風刺として的を射ているのかどうかも良くわからないところですね。そんなところも含めてネタ、なのでしょうか。
玉山:ごはんはごはん玉山です
苫米地:苫米地です
大島:大島です
3人:ごはんはごはんです。よろしくお願いします
大島:まあですね、出てきていきなりこんなこと言うのはアレです
けど、ウチの相方たちはお馬鹿なんですよ
2人:馬鹿馬鹿言うんじゃねぇよ!
玉山:何だよ、ツッコミやってるからっていい気になってんのか?
苫米地:玉山さん、コイツ絞めちゃいましょうよ
玉山:よっしゃ!今からテメェを絞めるからな
苫米地:電話番号で送信っ
玉山:ってそれはCメールだ
(2人満足そうな笑顔)
大島:……。何すか、一体このミニコントは
玉山:俺達は、お馬鹿じゃないってこと
苫米地:そう。お馬鹿じゃない
玉山:お馬鹿じゃなくって
2人:大馬鹿よっ
(2人満足そうな笑顔)
大島:えっと…。今日は一発ギャグの発表会じゃないよ
玉山:そうだったっけ?
大島:うん。今日は漫才をやりに来たんだよ
苫米地:そっか。で、何の話でしたっけ?
大島:あんたらがお馬鹿って話
2人:馬鹿馬鹿言うんじゃねえよ!
玉山:何だよ、ツッコミやってるからっていい気になってんのか?
大島:やらなくていいよ、その流れ。さっき見たから
玉山:でも、俺達は馬鹿じゃないよ
大島:本当?
苫米地:三塁ランナースタート
大島:それは本盗
玉山:呪ってやる…
大島:それは怨霊
苫米地:いいか、押すなよ。絶対に押すなよ…。いや、押せよ!
大島:それは王道
玉山:お前をこの刀で斬る!
大島:それは日本刀
苫米地:小学生が図工で使う
大島:それはボンド
玉山:ホテルで使うゴム
大島:それはコンドー…
ってやかましい!何で大喜利大会になってんだよ
玉山:ほら、大喜利をやって出来る男アピールを
大島:出来る男は下ネタ言わねえよ。このままだったら、見てる人は変な3人組が馬鹿やってたって感想しか持たないよ
苫米地:それは困ります。家には妻が待ってるんです。なのに、夫が馬鹿やってる人だなんて分かったら…
ただいまー
玉山:お帰りなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ、た、な、べ、つ、ね、お?
苫米地:場を弁えろ。たかが新妻が
玉山:酷いっ。離婚よ!
苫米地:って感じで、離婚一直線に…
大島:あ、そう。漫才やろうぜ
玉山:そうだよ。何だよ急に一発ギャグやってさ…
大島:玉山、お前も共犯
玉山:ワオ!リアリー
苫米地:いえ〜っすアスミス!
大島:……。
玉山:さ、漫才やりましょう
苫米地:どうしたんスか?お客さん待ってますよ
大島:ああ…、うん。ま、いいや。
この前電車に乗ってたら、電車の中で騒いでる人がいたんですよ
玉山:なるほど
大島:で、そこでちゃんと注意できる人になりたいなって思ったんですよ
玉山:じゃあ俺達がお手本見せてやるよ
苫米地:見せてやるです
大島:おぉ、ちょっと不安だけどよろしく
なぁなぁ、昨日のテレビ見た?そうそう。和田のズラがずれててさ、「太陽拳」じゃねえよ!って
そうそう、小田もヤバかったよな。熱湯風呂ん中に10万円のコーヒー入れてから、めっちゃ怒られてたよな
……。ねえ、注意は?
玉山:あ、ゴメン。昨日テレビ見てなかったからずっと話聞いて想像してた
大島:いいんだよ別に。今言ってたのは全部フィクションなんだからよ
苫米地:いや…大島さんのトークに聞き入ってました
大島:大したこと言ってねえよ!中学生男子レベルだろ
ちゃんと注意して
おい、見ろよあの女子高生。スカートの中身がもうちょいで見えるぞ
玉山:マジで?
苫米地:どこどこ?
大島:話に入って来んなよ。注意して!
なあ、ポケモン交換しようぜ。俺が一回ユンゲラー送るから、そっちは一旦ゴローン送って。よし、これで図鑑がまた埋まった
玉山:いや、でもそのフーディンは個体値が低いから、ケーシィから育て直した方が…
苫米地:性格とか色も厳選して自分が使いやすいのが出るまで卵を…
大島:もう、何かお前らにツッコミ入れるのが馬鹿らしいよ
玉山:馬鹿?
苫米地:馬鹿?
大島:馬鹿?
馬鹿馬鹿言うんじゃねえよ!
って言えよ!
玉山:大島さん、漫才やりましょうよ
苫米地:どうしたんですか?急に怒鳴って
大島:合わせてやった結果がこれだよ!
もういいよ
3人:(礼)
審査員 点数 |
37 | 58 | 4 | 54 | 35 | 平均37.6 |
【審査員コメント】 ・ボケが個性的だったとかそういうことは特に感じられなかったのですが、言い表せない面白い雰囲気が漂っていました。 「わ、た、な、べ、つ、ね、お」「場を弁えろ」は雑ながら、その雑かげんが絶妙に面白さをアシストしてました。ここすごく好きです。 ただそこ以外はまったと言えるボケは見受けられませんでした。 ただつまらなかったわけでもなかったんです。 何ともいえてなくてすいません。指摘するとすれば、同じ人が2行に分けてしゃべる時は 大島:馬鹿? 馬鹿馬鹿言うんじゃねえよ みたいにスペースを活用してほしいです。形式的なことですがしないよりはした方が良いのではないかと。 ・なんでかわからないんですけど、ネタに漂ってる雰囲気がおもしろいんですよ。 今回、行を一律に空けていますが、サイクルバトルで拝見したような行の空け方の方が僕はおもしろく感じました。おもしろさがなだらかになってしまってる感じがします。 ・「馬鹿馬鹿言うんじゃねぇよ!」 いや1回しか馬鹿って云ってないですけど ・なんでしょうか、すごく気持ちのいい気分になりました。ラヴです。 出だしは少しグダグダで、大丈夫かなと不安になりましたが、不覚にもCメールで勢いよく吹き出しました。 くだらないボケをここまで率直に出してくる技術が凄いです。変わったことをしようなんて考えず、単純にボケの面白さだけで勝負にでる作者の態度に好感が持てました。 その後も大島のツッコミの掛け合いなど、テンポの良いボケ回しが多くて、まるで爽やかなピアノ曲を聴いてるような気分にされました。心地良いです。 ただこのネタの欠点と言えば、主食となる部分が無いという所です(ごはんなのに) ずっと野菜を食べさせられてるみたいで、どこまでもあっさりで、盛り上がりに欠けるのです。 電車の話に入って、やっと本題になるかと思ったら、相変わらずのほほんとした力の入らない展開で、漫才としての物足りなさを感じてしまいました。 迫力満点の展開が二転三転と転げ回る「面白い漫才」とはどうしても一線を引いてしまうので、これは点数を取るには不利な構成であると言えます。 かといってこのネタのような雰囲気作りがダメという訳ではないのです。 おそらく気持ちがとても苛立ってるときにこのネタを見たら、思わず満点を付けていたかもしれません。要は「見る人を選んでしまうネタ」になってしまうということです。 このネタの雰囲気をもっと極めてみてください。新しいジャンルのネタが生まれてくるんじゃないかと思います。そうすれば今度こそ、誰からも受け入れられるネタになるんじゃないでしょうか。 「読んだ後のリフレッシュ感」では、今大会で一番だと思います。どうかこの芸風を大事にしてください。 ・いろんなボケ方に挑戦しているのは良いことだと思います。「伝われば面白そう」というボケが多かったですね。 ただ、フリーダムにボケすぎてあまり話にまとまりがなかったので、もう少ししっかりと「本題」にあたるテーマを設定した方が良いと思います。
みるく:どーもーっ!!キヨミ、みるく、翔太郎!3人合わせて血華美人は愛の華でーっす!
キヨミ:よろしくお願いします。3人仲良く頑張っていきます。
翔太郎:今日は3人とも親の葬式をバックレてきました。
キヨミ:事実無根です。仮にそうだったらみるくのテンションが物悲しいです。
みるく:私達はトリオなんですが、見ての通り翔太郎だけが男なんです!
えーっと……あれ! 俗に言う刻一刻ってやつ!
キヨミ:黒一点ね。何の時間が近付いてるというの。
翔太郎:あっはっはっはっは……そりゃ死だろ。
キヨミ:暗いよ。漫才始まってから今まで死の話しかしてないよ?ちゃんとお笑いやろうよ。
翔太郎:そだな、ところで2人とも、ある日突然砂漠と化した街に放り出されたらどうする?
キヨミ:うん、意味がわかりません。前提が異次元すぎてついていけません。
みるく:とりあえずラクダを探す!
キヨミ:答えなくていいから。バカのもしもに付き合わなくていいから。
翔太郎:俺さ、生まれてこの方砂漠に放り出されたことが無いのよ。だから今からそのシミュレーションをしたいんだけど。
キヨミ:絶対要らないシミュレーションだよ。砂漠で迷うこと自体が一生に一度あるかないかだから。
みるく:まぁ、備えあれば憂いなしっていうし。
キヨミ:備え自体が私の憂いの元なんだけど。準備段階から帰りたいんだけど。
翔太郎:とにかく手伝ってくれよ!俺とキヨミが砂漠で迷うから、みるくは砂漠の暑さをやって!?
キヨミ:何故みるくだけ概念?どうせなら3人仲良く砂漠を彷徨おうよ。
翔太郎:残念ながらラクダは2人分しか用意出来ませんでした。
キヨミ:そこ融通聞かそう?想像の世界なんだからどうにでもなるでしょう。
みるく:いやいや、ちょっと待って!?私砂漠の暑さなんて出来ないよ、ツンドラの寒さしか出来ないよ!
キヨミ:それはそれで凄いよ。概念を表現出来るポテンシャルがあるだけ凄いよ。
みるく:そんなんだったら砂漠のくだりなんかやりたくない!だったら私修学旅行の夜やりたい!
キヨミ:………おぉう!?ちょっ、ここに来て意見割らないでよ、この漫才の方向性が見えなくなってきたよ。
翔太郎:あぁ!?修学旅行!?それはあれか、小中高の修学旅行全てを肘爆弾破裂により欠席してきた俺への当てつけか!?
キヨミ:知らないよそんな悲しい過去!よく人生の要所要所で肘ぶっ壊してきたな!?
みるく:とにかく!私はキヨミちゃんと修学旅行の夜をやるから!翔太郎は修学旅行特有の高揚感をやって!
キヨミ:何故2人とも概念をやらせたがるの!?男子とか先生とかいろいろあるじゃん!!
翔太郎:修学旅行の楽しさなんて出来ねえよ、病室での気まずい雰囲気しか出来ねえよ!
キヨミ:だから悲しいんだって!トラウマをネタに生かそうとするな!
翔太郎:とにかく、俺は今からキヨミと砂漠に放り出されるんだよ!オアシス目指して果てなく旅をするんだよ!!
みるく:いーや、キヨミちゃんは私と京都の旅館でキャッキャするの!布団を被ってアホみたいな恋バナするの!
キヨミ:なんだこの状況!?「私のために争わないで!?」とは到底言えない取り合いに巻き込まれた!
翔太郎:いいか!?キヨミは今日本で一番ラクダが似合う女なんだよ!
キヨミ:初耳!ラクダに跨るどころか生で見たことすら無いよ!?
みるく:それだったらキヨミちゃんは日本で一番修学旅行に行ってる女だよ!
キヨミ:3回しか経験無いよ!日本一は恐らく旅行会社の人だよ!!
翔太郎:あぁ、もう埒があかねえ!いいよ、俺達は俺達で砂漠のくだりやってるから!ぷいっ!
みるく:じゃあ私達は私達で修学旅行の夜やってるよ!ぷいっ!
キヨミ:……えっ、ちょっと待って!?私はどっちについていけばいいの!?
2人とも自分のくだりに私が必要不可欠みたいになってるけど、私の体は1つしか無いからね!?
翔太郎:おいおいキヨミ何やってんだ、早くラクダに乗れよ。
キヨミ:勝手に漫才コント始まった!導入が雑!
みるく:キヨミちゃーん、なーに壁に向かって話してるのー?恋バナしようよーっ。
キヨミ:挟まれた!!砂漠と旅館に挟まれたこの空間は一体何なの!?そして翔太郎は壁なの!?
翔太郎:ラクダが疲れるまでにオアシスを見つけたいからな。
ラクダが疲れたら動かなくなるのはお足っす、なんてな!ガハッ!
キヨミ:こっちの漫才滑り芸だ!嫌だ、絶対怪我する!実際の砂漠とは比べ物にならない怪我をする!
みるく:ねぇねぇキヨミちゃんの好きな人って誰?私の好きな人は、一つ目小僧君なんだけど……。
キヨミ:こっちはシュールだ!正統派トリオ漫才やろうよ、気をてらわず堅実に笑いを取ろうよ!
翔太郎:さぁ早く来いよ、ラクダに乗った方が楽だ、なんてな!ガハッ!
みるく:本当に一つ目小僧君が好きなの、一つ目小僧君に目がないの!
キヨミ:ええぇぇぇぇぇ……これ、選ばなきゃならないの……?何この苦行……。
私は1つのシチュエーションの中でテンポよくボケとツッコミが交差する漫才がしたいのに……。
翔太郎:(ラクダの尻を叩くようなパントマイムをしながらワクワク)
みるく:(うつぶせになって両手を顎の下に当てながらワクワク)
キヨミ:思い思いのアピールをするな!瞳をキラキラと輝かせるな!!
じゃ、じゃあ……とりあえずだよ?とりあえず……旅館で……。
みるく:ぃよっしゃーい!! だよねーだよねー、砂漠のラクダより奈良の鹿だよねー!
キヨミ:そういう観点から決めたわけじゃないんだけど!まだガハッよりはマシだと思っただけで!
翔太郎:……キヨミ、今のお前の判断により一頭のラクダがこの世を去ったぞ……。
キヨミ:だから怖いよ!そうやってやたらと死をほのめかすのも落選理由だからね!?
みるく:そんなことより恋バナ恋バナー!誰が好きなのー!?ぬらりひょん先輩ーっ!?
キヨミ:ちょっと待って、まずは設定を把握させて!?まさに話はそれからだ!
みるく:あっ、私が一つ目小僧君が好きだってことは誰にも言わないでよーっ!?
口が裂けても言わないで、あっ、ゴメンゴメン、キヨミちゃんはもう口が裂けてたね!
キヨミ:あ、私口裂け女なんだ!?あれかな!?妖怪学園の修学旅行ってことかな!?
オッケー設定は把握した!よーし、ツッコむぞーっ!!
翔太郎:するとその時京都に巨大隕石が落下!!京都の街は一瞬にして砂漠と化した!
キヨミ:砂漠が乱入してきやがった!!諦めが悪いし超展開すぎるし!!
みるく:そんな、いきなり何を言って……ま、街が砂に埋もれてる!?
キヨミ:ノった!!ここにきて砂漠と修学旅行が1つになった!!
みるく:ちょっと、キヨミちゃんは私と修学旅行を楽しんでたんだよ!?急に京都を滅ぼすなんて……。
翔太郎:臨・兵・なん・とか!砂塵と化せ、妖怪よ!!ブバシャぁぁぁぁぁっ!!
みるく:ギャァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!サラサラサラサラ……。
キヨミ:祓っちゃった!!さっきまで恋バナしてたクラスメートが謎の陰陽師に祓われちゃった!!
翔太郎:ふぅ……困ったもんだぜ。ほらキヨミ、早くラクダに乗れよ。行くぞ。
キヨミ:アンタが困ったもんだよ!!選ばれなかったんだから隅っこで見ててよ!
翔太郎:そう言うなよ、砂漠にいるからこそ俺は妖怪を裁く、なんてな!ガハッ!
キヨミ:その芸風なんとかならない!?さっきまでみるくを滅したとは思えない軽さ!
翔太郎:そんなことより大変だ、ラクダが弱ってきた!畜生、この日照りさえ無ければ……!!
キヨミ:グイグイ行くね!?力業で乗り切ろうとしすぎだよ!
もう仕方ない、滑り芸を笑いに変えるのもツッコミの仕事だ!腕が鳴るーっ!
みるく:せんせーっ、男子がキヨミちゃん連れて外に出てまーす!
キヨミ:修学旅行が戻ってきた!先生連れて戻ってきた!
翔太郎:くっ、まだ生きていやがったか妖怪め!!しぶとい奴だぜ!
みるく:フフフ……全国の学生が修学旅行への思いを捨てない限り、私は何度でも蘇る……!!
翔太郎:本性を表したな妖怪修学旅行女!貴様はこの俺、ラクダに乗った陰陽師・翔太郎が滅してくれるわ!!
みるく:笑わせるな脆弱な人間如きがぁぁぁぁぁっ!!牙とか翼が飛び出てキシャァァァァァっ!!!
キヨミ:あれ!?何でいつの間にか妖怪退治ネタになってるの!?何故第3の選択肢が!?
翔太郎:くっ、強い!だが師匠の仇を討たなくては!頼むキヨミ、援護してくれ!!
みるく:人間なぞに負けるかぁぁぁぁぁっ!!キヨミちゃん、手伝って!!
キヨミ:やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!仲良くしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
翔太郎:ちょっ、いきなりデカい声出すなよ、ラクダの体調に障るだろうが。
みるく:そうだよ、もう消灯時間過ぎてるんだから、閻魔大王先生に叱られちゃう……。
キヨミ:今更砂漠と修学旅行に戻したところでなんだってんだぁぁぁぁぁっ!!
ねぇ、ちゃんと1つの設定でやろうよ!何で仲間同士で争わなければならないの!?
こういうところで1つになれないから戦争は無くならないんだぁぁぁぁぁっ!!!
翔太郎:……キヨミ……まさか漫才から世界平和の話にまで飛躍するとは……。
みるく:……ハシャギすぎちゃった……ゴメンね、口裂け女ちゃん……。
キヨミ:確かにそういう設定だったけどさ……だからさ、ちゃんと設定纏めて漫才やろうよ……。
こんなバラバラじゃダメだよ、ひとつになろう、血華美人は愛の華……!!
翔太郎:キヨミがスローガンみたいなこと言い出したらよっぽどだぜ……!!
みるく:そうだね……こんなとこでワーだのキャーだの言ってないで、ひとつにならなきゃ……!!
キヨミ:2人とも……わかってくれた……!?
みるく:うん、じゃあ改めて漫才やり直そう!!じゃあ私が修学旅行生やるから!!
翔太郎:俺は砂漠に立つ旅館の主人で、キヨミはそこに古くから住む妖怪な!
キヨミ:設定をひとつに纏めるな!いいかげんにして!!
三 人:どうもありがとうございました!
R:はいどーも! バトルロワイRです! お願いしまーす!
?:今日も2人で漫才を頑張っていこうと思いますね。
R:いや、俺は大勢でやったほうが楽しいと思う。 少なくとも50人は要ると思う。
?:多すぎるだろ! 平均で1人何回セリフあるんだよ!
R:そう言われてみれば確かに多いな。 水素原子が50個あったら、水素分子が25個だもんね。 5人くらいが丁度良いかなぁ。
?:水素でどう納得したのかは分かんないけども! なぁ、2人で来てるんだから2人で漫才やっていこうよ。
R:ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……
?:ん? どうした?
R:分離!
R1:いやっほぅ!
R2:Yahoo!
R3:Google!
R4:LookSmart!
R1:あ、LookSmartはもう検索エンジンのサービス終了してる。
?:ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!? 相方が分離した!? なんか相方が4人に分離したぁ!?
しかも、それぞれ別々に意思があるようで思い思いに何か言ってるぅぅぅ!?
R4:いや、5人に分離したんですよ。 R5は分離すると衝撃で1人だけどっかにふっ飛ばされてしまいますけどね。
?:いや、何で分離とかできるんだよ! しかも、全員Rと姿形一緒って単細胞生物か!
R4:まぁ、ということで我々5人で漫才をやっていきましょう。
?:これは受け入れるしかないようだな……
R2:はじめるよ。 僕ね、よくカバンに爆弾を仕掛けられる夢を見るんですよ。 で、いつもそれが爆発して起きるんですけど。
?:変わった夢だな。 さぞ寝ぐるしいだろうに。
R1:た……大変だぁ! よし、R2のためにも爆発物処理ができるようになっていつでも処理できるようになってやるぞ!
R4:では、マインスイーパやって練習しましょうか。
?:ゲームじゃねえかよ! それにあれは地雷だからちょっとここでは爆弾のニュアンスが違う!
R3:マインスイーパの公式記録は上級が33秒、中級が9秒、初級が1秒です。ググりました。
?:お前はいつの間にググってんだよ! 出てくる瞬間に言うほどグーグル好きか!
R2:で、その爆弾はいつも時限爆弾なんですよね。 それで王道的な感じで赤か青の線を切れば止められるっていうタイプの。
R1:青でしょ。 信号機などでも赤は止まれだから止まりそう。 って、それじゃ青はダメか。やっぱ……
R4:私は赤で! 男なら一度言った意見とか取り下げちゃダメですよね。 で、どちらの線を切ったのですか?
R2:僕は君たちとの縁を切りました。 あぁ、スッキリスッキリ。
?:いや、何でだよ! お前ら元はRだし、家族の血縁とかよりも切っても切れない縁だろ!
R2:フン。 ふわぁぁ、眠い。
?:何だその完全に適当な返答は!
R1:どうやらパワー切れのようだね。 ちょっと合体してもとの1人に戻って回復しないといけないなぁ。
?:おぉ、急だけども戻るのか。 良かった。俺も是非戻ってもらいたい。
この超常現象が夢なら早く覚めてほしい。 さぁ、早く戻ってくれ。
R3:よーし、合体!
R1:聞いて驚け!
R2:見て笑え!
R4:我ら閻魔大王さまの一の子分!
?:いや、おじゃる丸の小鬼どもじゃねえか! 合体とは名ばかりでただ頭に上に乗って積み重なっていってるだけだろ!
それはそれで凄いけど!
R1:冗談だよ冗談。 ただ分離のときのように一瞬では合体なんてできないんだよね。
時間かかるし、ビジュアルがアレだけどそれでも合体してほしい?
?:あぁ、当然元の相方1人のほうがいいな。 さぁ、合体だ!
R達:スーパーアールズフュージョン! 合体!
?:なんか戦隊もののロボが合体するときのセリフみたいでカッコいいな。
R達:(ズブズブ…… グチャグチャ……)
?:うわっ、本当に合体のビジュアルがアレだ…… カッコいいどころか超生々しい……
あぁ、グチャグチャ言ってる…… これはトラウマになっちまうわ……
合体したもの:合体が終了しました。
?:……ふぅ、終わったか。 って、あれ? なんか元の姿と違う気がするんだけど。
合体したの:固体化に失敗し、ブサイクになりました。 恥ずかしいので自爆します。
注意してください。
?:ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!? 相方が一変して爆発物に!?
合体した奴:自爆タイマーをセットしました。 あと約46億年後に爆発します。
?:長ぇ! その頃、もう太陽の寿命来て、膨張した太陽に地球飲み込まれてるし!
爆発物:カチカチカチ
?:うわぁ、カチカチ言ってるよ! えっ、これどうしよう……
46億年後だから俺には被害なさそうだけど、子孫にこれを押し付けるのもな……
R5:諦めるな! お前がこの爆発物を処理するんだ!
?:…………R5だとぉ!?
まさかお前が現れるなんて! でも、処理って一体どうやれば……
R5:その爆発するブサイクの頭の後ろを見てみろ!
?:お前もRが分裂したものの1人なのにひどい言いようだな。 で、頭の後ろ見てどうするんだよ。
R5:何か気付かないか?
?:う〜ん…… あ、髪がちょっと茶色っぽいかな。
R5:バカヤロウ! そんなことじゃねえよ! 赤の髪の毛と青の髪の毛が1本ずつあるだろうが!
?:気づくかい! ロン毛でも無いし、全然その2本目立ってないよ!
R5:そのどっちかを切れば、この爆発物は止まる! さぁ、どっちかを切るんだ!
?:なんだその構造! えっ、切るの!? 切らないといけないの!?
うわぁ、どうしよう。
R5:さっきのR達は何か言ってなかったか? 赤と青のどっちを切ったかとか!
?:縁を切ったって言ってた…… 役に立たねえ! あー、どっちを切ろう。
R5:遅い! もう俺がどっちも切る! 下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる!
?:それダメだよ! どっちかにしろ!
R5:20本くらい余計に切っちゃった……
ポン!
爆発が起きた。 その爆発を阻止するべく立ち向かった2人の勇者は負けてしまったのだ。
あんなにも果敢に立ち向かったものの後世には語り継がれない……
これはそんな哀れな勇者の物語でした……
?:いや、勝手にエピローグみたいなこと言ってんじゃねえよ!
R5:ダメだった?
?:爆発が起きたとか言ってるけど、規模小さかったぞ!
中学生の理科の実験で水素の入った試験管にマッチの火をいれた時くらいの小さな爆発だったぞ!
R5:爆発にはかわりないじゃん。
?:なんか無駄に疲れたわ! この程度のだったら、無視できるレベルだったわ!
それにしても相方が元に戻らないな。 爆発してからはボーっとして動かないし。
R5:あぁ、俺が入ってないから、元に戻るための均衡がとれずに合体に失敗したんだよ。
俺が入れば元通りになるよ。
?:なら、お前も合体しろよ! お前のせいで爆発物になっちゃったんじゃねえか!
R5:ちなみに、爆発物状態になってた時も俺が追加で合体すれば、爆発も止めれたんだよね。
?:だったら爆発させずにはじめから合体しろや! もうこれ結構!
皆:どうも ありがとうございました。
審査員 点数 |
20 | 60 | 20 | 25 | 56 | 平均36.2 |
【審査員コメント】 ・なんだかオリジナルな漫才をしようとしてる感じが伝わってきました。実際分離などのアイディアは素晴らしかったです。 ただそのアイディアをどう使ってるかという観点では、今のところ分離したことの意味を感じれるボケは見られませんでした。 もうちょっと大人数に分かれたことを踏まえたボケ・設定を試行錯誤していく必要があるかもしれません。 また後半大きく逸脱した展開をとっていますが、発言者の名前をいじってみたり、エピローグ入れたりといろいろ手当たり次第に手を付けて結局中途半端に投げ出している印象を受けました。 自由にやるのも素敵なことですが確実に面白さに繋がる展開にしなければその分ダメージも大きくなるのではないかと思います。 ・もっかい合体しようとするとこからの展開のバカバカしさ、おもしろかったです。 それでも終わってみて中途半端な感じがするのは……んー、中身がなさすぎるのかなあ。普通に5人で漫才する部分が微妙なんです。 あ、最初の水素のボケおもしろかったです。 ・前回より格段に形になってるんですが、 キャラクターの個性がまとまりきってない様子。 暴れてやろうと意気込みは伝わるんですが、それが空回り気味。 ・分離するという発想は好きなのですが、内容の半分以上がその分離に対する説明なので、笑える場所が殆どありませんでした。 説明はその時その時でちまちまするのではなく、一編に纏めて話して、その後のボケ展開に専念した方が良いと思います。 設定オチだと呼ばれたくなければ、設定を上手く活用したボケを繰り出し続けるしかないのですから。 R達がもともと一つの体なら、Rの体に対するネタもできますし、分離することで?への絡みも、もっと賑やかなものになると思います。 正直爆弾の展開は失敗だと思います。面白かったボケが一つもありませんでしたし、二人とも急に説明口調になって、演技臭さが目立ちました。 せっかく分離したんですから、分離した状態を有効に活用しましょうよ、一瞬登場してすぐにまた合体するなんてRさんの努力が報われません。 奇抜な展開に持っていっても、それが薄っぺらいものだったら意味がありません。果たしてこの展開がベストなのかと、書く前に少し考えてみてください。 ・「分裂する」という発想はなかなか面白かったです。飽きないうちに再融合やR5登場など次の展開があるのも良かったと思います。 あとは、いかに面白いボケや展開を作れるか、というところでしょうか。 細かくて具体的なボケも良かったのですが、安心して大笑いできる仕組みが欲しいところです。
浜田:はいどうもー、ミストラルビーチです、初めまして
きりりん:はじめましてじゃないだろ
浜田:初めましてだよっ!!!!!
きりりん:きりりんと言うものです。ごめんなさい
浜田:なんで謝るんだよ
きりりん:ヤツが浜田。ツッコミしてます。
浜田:ヤツって何よ。
きりりん:全国指名手配中の、浜田ですよ。
浜田:違うわ
きりりん:そのうち世界中に来るよ
浜田:だから違うって。
きりりん:犯罪者だよ。怖い怖い。
浜田:全然違うから
きりりん:じゃあヤンキー
浜田:それも違う!!!
きりりん:じゃあ殺人鬼かな
浜田:俺のことなんだと思ってんだよ
きりりん:殺人鬼
浜田:酷い!!!
きりりん:あっ、そうそう。今、蜜柑の早食いコンテストにチャレンジしようと思ってるんだよ
浜田:そうですか。勝手にしてください。
きりりん:ギネスと頂点、二つ取ります。よくばりかな?
浜田:はぁ、勝手にしてください。
きりりん:ちょっとぉ、無視はやめてよ、本気なんだよ
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!弐冠は欲張りすぎるだろうが
きりりん:あっ、もっとやりたくて、匍匐前進で世界一周のギネスに載りたいなって
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!三冠はさらに欲張りすぎるだろうが
きりりん:さらにね、
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!四冠はもっと欲張りすぎるだろうが!!!!狙うつもりか!!!!せめて頂点だけにしろ
きりりん:頂点越えてみたいんだ
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!頂点越えたら神だろ!!!!!!!
きりりん:うん、神になる
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!人間業では不可能なことやろうとするな!!!!!!!
きりりん:ああ、恥ずかしいこと言っちゃったな。
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!さっきから神とかギネスとかできねぇこと言うんじゃねェ
きりりん:とってもとっても恥ずかしい、テヘ
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!最後のテヘは余計だぁぁぁぁぁぁ
きりりん:いい加減そのツッコミのスタイルに飽きた
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!良いこと言ったな。じゃあ、変えるよ
きりりん:変えてもまた同じのが続くだろ
浜田:でね、匍匐前進で世界一周のギネスに載りたいなって俺も思ってるんですよ
きりりん:お前ぇぇぇぇぇ!!!!ツッコミとボケが逆になってるわ
浜田:よくあるよね
きりりん:お前ぇぇぇぇぇ!!!!そんなこと稀に見る出来事だぞ
浜田:オチがこれって、しょうもないよね
きりりん:お前ぇぇぇぇぇ!!!!そんなところで弱気になってんじゃねぇぞ
浜田:お前ぇぇぇぇぇ!!!!良くも俺のことだましてくれたな。変えるよって言ったのが悪かった。ごめんごめん
きりりん:どうも、ありがとうございましたー
審査員 点数 |
4 | 45 | 2 | 0 | 24 | 平均15.0 |
【審査員コメント】 ・あえて内容の無いネタを作ったのか、それとも思いつくままに作ったら中身が無かったのかが判別できませんでしたが、 どっちにしても面白いとは思わなかったので目論み、もしくは作り方を誤っているのではないかと思われます。 また、理想のやりとりを追い求めてこの会話形式に行き着いたのか、それとも何となく書き進めたらこういう会話になったのか判別できませんでしたが、 それが面白さを生み出すものとは感じられなかったのでどちらにしても何か間違えていると思いました。 ・たぶん適当に見せかけて意図的ですよね、これ。 なんかこう、上手いこと説明できないけどおもしろさを感じます。 物足りないのは分量的なとこなんですが、でもこれ100行続けてもどうか、ってのもありますね…… ただ少なくとも、終わりかたは突然すぎました。 ・はい。 ・フザケないでください。 ・「お前ぇぇぇぇぇ!!!!」の応酬はちょっと面白かったのですが、それだけにもう少し練られていれば、というところです。 他の部分はあまりにも話が薄かったです。話達者な幼稚園生には超えられてしまう気がします。