三須:アナルと雪の女王
松野:実家帰れお前
三須:しりのー♪ あなのー♪ 姿見せるのよー♪
松野:あっ、これ裁判になったら勝てないやつだ。歴史的敗訴になるやつだ
三須:というわけでね! 今年の冬はアナル丸出しで雪山に登ろうと思うんですけどね!
松野:山の神の逆鱗に触れるだけじゃねぇか
三須:で登り切ったらアナル女王と記念撮影したいですね!
松野:略すなよ。ただの卑猥なお姉さんみたくなってるじゃねぇかよ
三須:おやつは277円以内とします!
松野:消費税の値上げに対応した予算案を出してきやがった
三須:バナナは女の子に入りますか!?
松野:てめぇのケツにでも入れておけ!
三須:あとおやつで欠かせないのはうまい棒ね! うまい棒(ネギジャムコーララーメン味)!
松野:そんなファンタスティックなうまい棒聞いたことねぇよ
三須:あとはスルメとかサラミとかエイヒレとか!
松野:お前雪山に何しに行くんだよ。一杯ひっかける気満々じゃねぇか
三須:雪山ですから防寒具にも気を使った方がいいね。セーターにダウンジャケットにヒートテック!
松野:なんで上着だけは完ぺきなんだよ。下半身丸出しのくせによ
三須:それとタバコも! 銘柄はポコチンスター☆
松野:☆じゃねぇよ。そんな銘柄が発売された瞬間JTは吹っ飛ぶわ
三須:よし! これでアナルマスターに会えるぞー!
松野:もう最終的に誰に会いたいんだかわかんねーよ
三須:アナルマスターで思い出したんですけどサッカーW杯ってのが4年に1度あるじゃないですか!
松野:タイムリーな話題だね。アナルマスターとは何にも関係ないんですけどね
三須:オレも学生時代はサッカー部だったからね。凄い燃え滾るものがあるんだよ
松野:今すぐ消火したいですけどね
三須:それでさ! 実はサッカーでオレはやってみたいことがあるんだよ!!
松野:ほうほう。三須さんはサッカーで何をやってみたいですか?
三須:はい! 僕はクンニをしてみたいです!!
(しばらくおまちください)
松野:改めまして、お上品劇団です
三須:(猿ぐつわをされてるので喋れない)
松野:先ほどはね、不適切な発言があったことを心からお詫び申し上げます。アナルは医学用語だからセーフだったんですけどねー
三須:(恍惚の目)
松野:今日帰りスーパー寄らなきゃなぁ。卵安いといいなー
三須:んーんーんーんー!
松野:あっ、そうですね。猿ぐつわ取らなきゃ漫才は出来ませんよね。次に放送禁止用語言ったら前歯折るからな
三須:ぷはー! いやぁ、失礼しました! 以後気をつけます!
松野:よし、良い返事だ。じゃあさっきのは不問にしてやる。じゃあ元気出して漫才やり直そうか
三須:よーし! 勢い余ってチンコも出しちゃうぞー!(ポロン)
(しばらくおまちください)
松野:改めましてお上品劇団です
三須:お願いします(手錠をされている)
松野:前科持ちの三須とあくまで正常の松野の二人でやっていますー。絶対に、絶対に個人名は覚えて帰ってくださいね
チンコ出したのは三須ですからね。短小包茎の方です
三須:(恍惚の表情)
松野:てめぇ! 一度ならず二度までもやりやがったな
三須:おいおい。オレは放送禁止用語は言ってないぜ?
松野:放送禁止のモノが飛び出てんだよ! 小さな小さななアフリカゾウが顔出してたんだよぉ!
三須:オレは自分の息子の名前をポコチンスター☆ と名付けた
松野:今すぐ死ね。ほら漫才続けるよ。頼むから人の道を外さないでくれ
三須:いやぁ、すっかりW杯ですね! W杯といえば松野さんはどこのチームを応援していますか?
松野:スペインなんか応援していますよ
三須:え? ポコチンスター☆?
松野:耳ちぎれろ。どうやったらスペインとポコチンを聞き間違えられるんだ
三須:この前ね、台湾に旅行に行ったんですよ。そしたらね、見渡す限りにポコチン屋さんがあるんですよ! さすが本場ですね!
松野:そういえばアナルと雪の女王の話はどこに行ったんだろうね
三須:店に入ってみるとですね! 店員さんが「温かいチンコにしますか? 冷たいチンコにしますか?」って聞いてくるんですよ!
松野:そういや最近mixiのページにログインしてねぇなぁ
三須:だからオレはこうやって答えてやりましたよ! 「ハヴ ア ナイス デイ」 ってね!
松野:お前TOEIC15点ぐらいだろ
三須:ということでそろそろ手錠は外してもらっていいかなー!
松野:もう脱がないって誓うか?
三須:大丈夫だ!
松野:よし、それなら外してやろう
三須:ちなみにこの手錠を外すと勝手にパンツが脱げる仕組みになっているんだよ!(ポロン)
(しばらくお待ちください。ジャッジペーパーなどは適当にお書きください)
松野:もう間もなく終わりますからね
三須:(全裸。股間にジョン・トラボルタの顔写真)
松野:そろそろ帰れコールが起きそうなのでさっさと漫才をしましょうか
三須:(恍惚の表情)
松野:なんでさっきからチョイチョイ恍惚の表情してんの
三須:……なぁ、もういい加減こんなの止めにしないか?
松野:あん? いきなり何を言ってんだよ?
三須:……こんなの、オレ達がやりたかった漫才じゃねぇよ!
松野:……三須
三須:松野……。もっと素直になれよ! もっと自分をさらけ出してみろよ! パシーン!(右肩甲骨にビンタする)
松野:……へっ。お前の言うとおりだ。オレはどこかで背伸びをしてしまったのかもな
なぁ、オレのパンツ、降ろしてくれないか?
三須:その言葉待ってたぜ!(イソイソ)
松野:じゃあ、はじめようか!
三須:改めまして! お上品劇団です!
松野:よろしくお願いします!
三須:(全裸。股間にジョン・トラボルタの顔写真)
松野:(全裸。股間にサタデーナイトフィーバーの刺青)
(逮捕)
審査員 点数 |
57 | 75 | 46 | 25 | 66 | 85 | 平均59.00 |
【審査員コメント】 ・すいません、下半身出して捕まるオチはAブロック冒頭で哲夫がやってるんすよ。 なんだ、MM?1はブロックトップが猥褻物陳列罪で捕まらなきゃならんってルールでもあんのか。 さて。アナルと雪の女王の下りは普通にイマイチだったんですが、不覚にもクンニ以降面白いんですよね……むかつく……。 フレーズも凝られていてますし飽きさせない工夫もありますし、搦め手の下ネタ漫才として高いレベルにあると思います。 普通に面白くないボケもありますし高い点はつけられないんですが、読後感のいいクソ漫才でした。 余談ですが「アナルと雪の女王」って、こないだバスで野球部員の中学生がヘラヘラしながら言ってました。 ・いやありのままの姿見せてんじゃないよ。 温度差のあるボケとツッコミが大好きです。行間使って仕切り直すのも、このスタイルなら納得。 笑った事は笑ったんですが、ゲスな下ネタの割合があまりに多いので、少し点数を下方修正させていただきました。 面白ければなんでもアリですけど、下ネタでね、半分以上占められるとさすがにね。 あとこれは個人的な意見ですが、最後は和解せず、壁を作ったままオチを迎えた方が僕は好きです。 ・おい日和って下ネタじゃないボケも入れて来てんじゃねえか。「ハヴ ア ナイス デイ」おもしれえじゃねえか。 もう感想とかもそんなに欲しくないでしょ ・ボケのテンションが一辺倒過ぎますねえ。 単なる安易な下の羅列で終わってるので 強引なら強引なりにもっと1つ1つに破壊力があればよかったです。 ・カッコつけず変に取り繕わずバカバカしさ全開の下ネタは何回か読み返しても笑えました。他の部分はそうでもないです。 66点です ・下ネタ中心とはいえ、フレーズ選びが絶妙すぎるんですよね。 1やりとり1やりとりに意味があって、無駄無く笑える濃密なネタだったと思います。特に最初の段落。 (ポロン)といっちゃうタイミングとかも絶妙でしたし、 そして何と言っても極めつけは「ジャッジペーパーなどは適当にお書きください」ですね。 ト書きなので評価の仕方は迷うところではありますが、3度目の「しばらくお待ちください」に付けるフレーズとして絶大な威力を誇っていました。 ある意味、力が抜けた作品だからこその良さみたいなものが出ていたように感じました。 このネタにちゃんとしたジャッジペーパーを書いてしまったのは一生の不覚ですが、 何気に学べる点が多い良作だったんじゃないかと、ごく個人的には思うわけです。
加藤:どぉーもぉー!! 形でーす!! よろしくお願いしまーす!! ちょりーっす!!!
館川:(ハゲている)
加藤:とりあえず顔と名前だけでも覚えてもらうために自己紹介しましょーか!
こっちの金髪パーマの方が加藤でしてー、そんでー……えー……。
館川:(むごたらしいほどハゲている)
加藤:……………えーっと………そのー………なんつーか………あのねー………そのー……………。
……………家でグッピーを20匹飼ってる方が館川さんでーす!! よろぴこー!!
館川:(他の追随を許さぬほどにハゲている)
加藤:そんな二人で形なんですけれどもー! 聞いてよ館川さん、俺バイクの免許取りたいなーって……。
館川:どうも。形のハゲている方の館川です。(死んだ目 )
加藤: ! ! ! ? ?
あれ、言っちゃう!? 俺がオブラートに包んだこと自分で言っちゃう!? オブラート突き破っちゃう!?
館川:めっちゃハゲてるでしょ、近くで見てみます? あ、こんなハゲ近寄りたくないか。ハハハ。(死んだ目)
加藤:物悲しいよ館川さん!! 感情の無い自虐は物悲しいよ館川さーん!!
館川:それより聞いてください、僕こないだキツネに化かされまして……。(死んだ目)
加藤:何だその話!! ちょっと、館川さん!? 哀しい目をした館川さん!?
館川:何だい加藤君、また女相撲の横綱やってる彼女の自慢話かい?
加藤:そんな話レパートリーにねぇよ!! まず女横綱と付き合ってねぇよ!!
いや館川さん、自分で弄っちゃっていいの!? 明らかにそれコンプレックスでしょ!?
館川:コンプレックス? 僕のコンプレックスというと、鼻の穴の大きさが左右で違うことかい?
加藤:いや頭だよ!! そんなコンプレックス言われなきゃ永久に気付かなかったわ!!
館川:ハッ、ハゲは自分でネタにしてなんぼだよ。弄れないハゲはただのハゲだよ。
加藤:ジブリみたいに言うんじゃねぇよ!! 何を紅気取ってんだ!!
館川:まっ、自分の頭は弄れても毛先は弄れないんですけどね。ハハハ。(死んだ目)
加藤:悲愴感に溢れすぎてるよ!! 自分を納得させきれてないよ!!
いや、にしても気を使っちゃうぜ? ただでさえ館川さんの頭皮、枯れた大地みたいになってんだし……。
館川:ハゲヘッドバッド!!(ズドン)
加藤:ぉめあ!! みぞおちに、俺のみぞおちにハゲが!!
館川:残念だったな……ハゲヘッドバッドを喰らった者は、必ず50年後ハゲる……!!
加藤:それヘッドバッドの効果じゃねぇよ!! 単純な老いだよ!! 何だよいきなり!!
館川:ハゲてるヤツに気を使うな! 気を使われるハゲがハゲ界隈で一番バカにされるんだぞ!?
加藤:何その界隈!? こんなにリアルスコープで潜入したくない界隈はじめてだ!!
館川:生ゴミにまみれるハゲ、底無し沼に沈むハゲの間に気を使われるハゲだよ。
加藤:そんな下層なの!? そんなプライドの高い界隈だったんだ!?
館川:お前のせいで今度の箱根旅行、俺だけ行きのバスで助手席決定だよ……。
加藤:知ったこっちゃねぇわ!! 何をイベント企画してんだ、楽しそうだなハゲ界隈!
館川:しかも気を使うにしても、何なんだあの狂言みたいなたっぷりとした間は!!
「えーっと……なんつーか……」じゃねぇよ、あの数秒で何万本の毛根が死ぬと思ってんだ!!
加藤:知らねえよ!! 時間の経過を毛根で換算したことねぇよ!!
館川:お前はアレか、フォローしたつもりで事態を悪化させるタイプか……?
友達に女紹介する時「前科あるけどいいヤツなんだよ」とか言うタイプか……?
加藤:よくわかんねぇよ! 例えがよくわかんねぇよ、急に静かに語りかけるなよ!!
館川:前科を持ってると知らされた女とお前は付き合えるのか……?
ちなみに俺は全然いけます、むしろ前科ある方が興奮します。んふーっ。
加藤:知らねえよ!! ハゲの性癖とか日本一興味ないんだよ!!
館川:やっぱ付き合うなら泥棒で、結婚するなら詐欺師がいいかなって……んふーっ……。(ポッ)
加藤:うるせぇよ!! 可愛くないから照れないでくんない!? んふーっもやめてくんない!?
館川:それにそのあとの絞り出した情報だって間違ってるからな。
グッピーは先日の落雷で酸素設備が停止してわずか一時間で全滅したわ!!
加藤:そうなの!? それに関しては心よりのご冥福しか捧げらんないわ!?
館川:そのグッピーの亡骸を空き地に埋めてお墓作ったら、後日コンビニ作るとかで空き地ごとコンクリで固められたわ!!
加藤:もう勘弁してくれよ! さっきからエピソードが逐一悲しくて目も当てらんないよ!
館川:そのコンビニで「ウォシュレットからグッピーが湧く」って怪談が流れたら、それ多分ウチのグッピーなんでよろぴこ。
加藤:よろぴこじゃねぇよ! 奪うな俺の流行語大賞狙いワード!
館川:まぁつまり俺の言いたいことを総合すると、鼻の穴のサイズが違うのも個性だと……。
加藤:絶対総合それじゃねぇだろ! 途中経過にすらまとめられてなかっただろ!!
つまり、変な気を使わないでガンガンハゲてること弄っちゃっていいってことだろ?
館川:そうだよ、それに気を使うならハゲてるヤツの相方が金髪な時点でおかしいんだからな?
お前はアレか……戦争映画見ながらポップコーン貪ってデリシャスデリシャス言えるタイプか……?
加藤:やめろその「お前はアレか」シリーズ! なんでそこだけ静かになるんだよ!!
館川:ちなみに俺はそういうデリシャスデリシャス言うタイプの子にも興奮します。んふーっ。
加藤:それもやめろ! これ以上フェチを世に出すな!!
わかったよ、じゃあツカミからやり直すよ。仕切り直さないとイラッとしちゃう。
館川:ああ、そうしよう。仕切り直してからキツネに化かされた話をしよう。
加藤:もうみんな忘れてるけどなそれ……そんなインパクトある話題が忘れ去られるとか前代未聞だけどな……。
……っはい、そんなワケで形でーす! 俺ら金髪とハゲのコンビでやってますけどー。
館川:ハゲヘッドバッド改!!(ギュルルンッ)
加藤:ぃりあっ!! 回転の加わったハゲが、みぞおちに、より破壊力を増したハゲが!!
館川:ふぅ……ハゲヘッドバッド改を喰らった者は、500年経っても死ねなくなる……!!
加藤:改良前と効果違いすぎない!? 俺火の鳥か!!
何だよまた!! 今度は言われた通りハゲに気遣いなくやっただろ!! 発注通りだよ!!
館川:違うだろう……もうプンプンだよ……あっ、プンプンというよりツルツルでしたね。ハハハ。(死んだ目)
加藤:それやめろ、心が荒む!! 一体何がお気に召さなかったというんだよ。
館川:「 ハ ゲ 」って言うな!! 「 ハ ゲ て る 人 」と言え!!
加藤:どーでもいーだろーがそんなもんよー!! ハゲもハゲてるヤツも一緒だろーがよー!!
館川:一緒じゃねぇよ! モビルスーツとエチゼンクラゲくらい違うよ!
加藤:違いすぎてよくわかんねぇよ! 多少なりとも関連性のあるもので比べてくれよ!!
館川:いいかい? 「ハゲ」とは髪の毛が減るという『現象』だ。
一方「ハゲてる人」は「ハゲ」という『現象』に不本意ながら巻き込まれた被害者だ。ここまではわかりはりますな?
加藤:いや、よくわかんねぇけど! 急に京女みたいな口調になった理由もわかんねぇけど!
館川:つまり、ハゲは人ではない『現象』、そして俺達『ハゲてる人』は『人類』!!
俺達はハゲている、だが人の髪の毛を減らす『現象』ではない!! なぁそうだろみんな!!
加藤:誰に呼び掛けてんの!? ハゲ界隈の人々いんの!?
館川:俺達はハゲじゃねぇんだ!! 腐ったミカンでもねぇんだ!!
加藤:後者は重々承知してるよ!! お前金八先生に教わってなかったもん!!
てか、お前さっきまで散々自分たちをハゲって言ってたじゃん! お前の技名ハゲヘッドバッドじゃん!!
館川:(死んだ目)
加藤:なんか言えよ! 都合が悪くなった時だけ放心で逃げんな!!
館川:ハッ、えっと、何の話だっけ……あっ、加藤君、バイクの免許取りたいんだっけ……?
加藤:もう今更話すつもりねぇわ!! 自転車でいいわしばらく!!
なんか現象がなんちゃらって話だよ、つーかそんな細かいこと気にしてるからハゲんだろ!!
館川:違いますー! 俺がハゲてる理由は先祖が頭髪を司る神社のご神体を蹴り壊したからですー!!
加藤:何やってんだ先祖!! 祟りでハゲるヤツとか初めて見たわ!!
館川:仕方ないんですー、先祖はキツネに化かされてご神体をおむすびだと思い込まされてたんですー!!
加藤:だとしてもおかしいよ! なんでおむすび蹴り壊さんばかりに蹴ろうと思ったんだよ!!
館川:ちなみにお前の彼女の先祖は、相撲の神様のご神体を毎晩舐め回してたんだよな?
加藤:だから俺の彼女女横綱じゃねぇよ!! 女流棋士だよ!!
とりあえずハゲとハゲてる人の違いは何となく理解したけどさぁ、そんな気にすること?
館川:だから、お前は人を現象で呼ぶんですかって話だよ。
お前はアレか……? メガネかけてる友達に「よぉ乱視!」って声かけるのか……?
加藤:かけねぇよ!! 友達無くすわ!!
館川:「よぉ乱視! 今俺と眼精疲労も来たばっかりだよ!
うん、充血はドタキャンで、さかさまつげは遅れてくるってさ……」
加藤:どんな集まりだ!! 俺そんな目に問題を抱えたやつらばっかりと遊ばねえよ!!
館川:だからお前が俺を現象で呼ぶなら、俺もお前を現象で呼ぶからな!
どーも形でーす。ハゲと大腿骨剥離骨折のコンビでーす。
加藤:俺そんな重傷抱えてねぇよ!! 骨折してちょりーっすとか出てこれねえよ!!
さっきも言ったように、どうせ紹介するならわかりやすく「金髪とハゲのコンビでーす」でいいだろ!
館川:いや、金髪は現象じゃなく髪の毛の状態だろ。まさかお前、人じゃなく髪の毛だったの!?
加藤:違うよ人だよ!? 自分のルールに縛られてパニックになってんじゃねぇよ!!
館川:はいどーも形でーす。髪の毛と現象のコンビでーす。
加藤:どんなコンビだ!! 舞台上から人間がいなくなっちゃった!!
館川:まっ、髪の毛が減少してるのは僕だけなんですけどね。ハハハ。(死んだ目)
加藤:もうやめようよぉ!! お前の自虐は悲しみしか生み出さないんだよぉ!!
館川:ハハハハハハ、ハハハ……あれ、何でだろう、目から涙が。
加藤:ほら、いよいよ自分の精神にもキテるじゃん!! 自分の心は騙せないんだよ!!
館川:えっぐ……あーあ……この涙が全部育毛剤だったらなー……。
加藤:気色悪いよ!! 切実だけど願い事が気色悪いよ!!
館川:ちなみに俺は涙が育毛剤な女の子にも興奮します。んふーっ。
加藤:もういいわ!! この短時間でどんだけハゲの性癖に詳しくならなきゃなんねぇんだ!!
もうやめようよ、こんなハゲをこねくりまわしたところで時間の無駄だよ。
館川:そうだな……こんな言い争い、不毛だもんな。
加藤:ハゲだけにね!! ヒャッホー!!!
金髪とハゲ:どーもありがとうございましたーっ。
審査員 点数 |
― | 59 | 86 | 80 | 45 | 83 | 平均70.60 |
【審査員コメント】 ・アチキです。本当は長文奇想杯に出したかったけど頓挫したネタを書き抜いてみました。 ハゲの方を特別ディスる意図はありませんが、傷ついたハゲの方が入れば深くお詫びさせて頂きます。 ちなみにハゲヘッドバッドにはheadがbadという意味もあります。これネタで言えば良かったな。 ・長文で見た目をイジり倒す漫才は初めて見た気がするかも…。 様々な切り口からのハゲいじりは、よく最後まで息切れしなかったなーと感心します。 しかし見方を変えれば、終始似たようなやりとりが続き、展開がなかったようにも思います。 途中で仕切り直しても、結局「ハゲとは何か」という論点は変わってないので…。 ○○したい、○○になりたいのような目的を持って漫才を進めると、違うのかなーと思います。 ・BOMBさんだと、思いました 「気を使われるハゲ」という設定が見たことない感じで良かったです。 (BOMBさんだとしたら得意の)見た目のいじり方が上手 京都弁とかちょっと本題とはずれたボケと処理の仕方もうまく、すごくテンポ良かったです 「お前はアレかシリーズ」でちょっとリズムが崩れるのが残念。フェチ発覚するの面白いんですけどね ・綺麗にまとまってる漫才だと思います。 話題がハゲ一辺倒にならないように ちょくちょく挟んでくるボケが良かったです。 ・しっかりとした書き方なんですが、それ故に自己完結といいますか閉塞してる感じといいますか 読んでて入り込みにくい印象でした。 バカバカしい題材にはミスマッチなくらいカッコつけた文章で面白さが入ってこないです。楽しい読み物という風には思いましたけど。 くだらなくて単体でも十分に面白い発想もあったんですが、その見せ方が 申し訳ないですけどハマらなかったです。 ・ハゲ自虐系のコンビやネタは多いのですが、切り口が新しかったりフレーズが独特だったりでインパクトがありました。 グッピーの話のように、自虐?ネタもインパクトがありました。 終盤に来てからの「先祖が頭髪をつかさどる神社のご神体を蹴り壊した」「女流棋士だよ!!」の破壊力もすさまじかったです。
庄野:どうも生涯探究です。よろしくお願いします。
あれ?下村が来ない?下村ー?
下村:どうもー。
庄野:おい何やってんだ下m
下村:(with屋台)
庄野:・・・うん、色々と言いたいけど一言にまとめる。
なんでだ?
下村:え?今日ラーメン屋のリポートのネタでしょ。
庄野:それを言ってしまうか。
下村:だから、リアリティがあるように屋台用意したよ。
庄野:いやね、別に漫才なら身振り手振りで出来るじゃない。
いらないよ。
屋台:(しょんぼり)
庄野:とりあえず、もう一回。出てくるところから、これじゃコントだ。
下村:へーい。
庄野:まぁ屋台はそこに置いといていいわ。背景だと思えばいいよ。
屋台:(にっこり)
(2人退場)
庄野:どうもー生涯探究ですよろしk
下村:(with屋台)
庄野:2台目!?
屋台A:(屋太郎兄さん!?)
屋台B:(よう!屋次郎!)
下村:はー、どっこいしょ。ふぅ。
庄野:ふぅ、じゃねぇよ。いい汗かいたぁって顔してんじゃねぇよ。
なんなの?
下村:いやね、背景でいいんだったら一つじゃさびしいかなって?
屋次:(兄さん今までどこ行ってたんだよ!!)
庄野:ラーメンの屋台が並ぶって博多か!!ここは、博多か!
屋太:(そう、博多に行ってたんだよ)
下村:それに2つあれば専用の屋台でやればいいよね!
庄野:だから、漫才だって言ってんだろ、この 不器用!
シチュエーションを起用に身振り手振りでこなしてこそ是、漫才人なり!
はい、やり直し、も一度戻ってやり直し。
それと出てくる場所逆にしよう。さっきから変なことばっかするから。
下村:はーい。
(2人舞台袖へ。)
庄野:くっさ!豚骨くっさ!!
庄野:どうもー、生涯探究です。よろしくお願いします。
下村:よろしくお願いします。いやー庄野さん豚骨の匂いがしますねー。
こんな日は、ラーメンが食いたいなぁ〜!
庄野:・・・
下村:後ろにも屋台が有るじゃないですか〜
庄野:。
下村:あ〜これ、スタンドマイクかと思ったら、
湯切り用の網じゃないか〜。(網を取り外す)
庄野:
下村:じゃあ今日はラーメンのネタをやるしか
庄野:下手!この下手!!
下村:何?
庄野:あからさま!雰囲気にのまれるな!俺らの強い意志を貫け!
やっぱりいろいろあったらだめだ!一旦全てのものを撤去して・・・
軽トラ:キャキャアアアアアアア!!!!
屋太:(ぎゃああああああああ!!)
下村:や、やたいいいいいいいい!!轢かれたああああああ!!
屋次:(にいさあああああああん!!)
庄野:お前だれだああああああああ!!もういい加減何なんだよおおおおおお!
メンドーサ:ハーイ、サイキンは、ヤタイじゃなくてブタイでラーメンを
ケイエイすることがリュウコウらしいのでオレもやってみるヨ!
下村:お、お前はイカスミを練り込んだ麺を操る男!メンドーサ!
庄野:・・・それパスタじゃね?
メンド:ちなみに、メンをアタマにノセルのがトレンドらしいのでアタマをソッテノッケタチョ!
庄野:無理をするなて、そのトレンドはこの舞台上だけだ。
下村:この野郎!俺が最強のラーメン野郎だ!(湯切りの網を構える)
メンド:うるさいラーメンマン!オレがサイキョウのラーマンメンだ!(湯切りの網を構える)
(庄野、下村の方を掴む)
下村:!?庄野さん?
(壊れた兄屋台の所から湯切りの網を見つけ、弟屋台の方で麺をゆでる)
屋次:(!?兄さんの麺を茹でていたときの思い出が脳に・・・!?)
(茹で終わり、メンドの所へ向かう)
庄野:
メンド:ナ、ナンダ!!
庄野:〜〜〜〜〜!!(湯切りの網を振り回す)
メンド:ア、アツィイイ
下村:いいよ!庄野さん!ナイス湯切り!
庄野:〜〜〜〜〜!(中の麺をメンドにぶつける)
メンド:イイタイ!メンてこんなにカタイの!?
庄野:これはハリガネって茹で方だ覚えとけ!!
メンド:オオ!?ニホンジンはハリガネをクウのか!
なんてクレイジー!こんなのナイヨ!
下村:俺の屋台ぶっ壊して、よお言うな。
屋次:(兄貴ぶっ壊してよお言うな)
庄野:
(メンド(42)が器物損害罪で逮捕されるまでしばらくお待ちください)
庄野:
下村:庄野さん・・・
庄野:(ふらふらと屋台に向かう)食べにーおいでー・・・
下村:しょ、庄野さん
う、うわーここが、噂の行列のできるラーメンやかー
珍しく行列が出来てなくてすいてるなー
庄野:いらっしゃい・・・
下村:あ、どうもー!週刊ラーマンの下村でーす。
本日は、取材で来ましたー。いやーご主人!
あのー!そのー・・・、寡黙でしっかりとした方で・・・
庄野:・・・注文は?
下村:あ、豚骨ラーメンで・・・
庄野:(さっき振り回してた麺をスープに加える)はい。豚骨ラーメン。
・
・
・
どう?
下村:うん、美味しいよ!この麺スープがしっかり絡まってるよー!
庄野:そうかぃ・・・そうかぃ・・・
屋次:(兄さんが死んでしまったよ・・・でも・・・
ぼく・・・頑張るから・・・兄さんを超えるんだ・・・)
下村:あれ、このラーメンちょっとしょっぱいよ。
庄野さん・・・庄野さんしっかりー!すいません、ホントすいません!
審査員 点数 |
62 | 48 | 82 | 30 | 33 | 60 | 平均52.50 |
【審査員コメント】 ・相変わらず舞台の使い方が他を逸してますね。「With屋台」じゃねぇよ。 個人的に屋台の心情は(しょんぼり)からずっとハズレがありませんでした。(屋太郎兄さん!?)はズルい。 それと対照的に舞台上でのやりとりはあまりハマりませんでした。ハリガネとかバカバカしくて面白かったんですが。 「屋台の心情」「舞台上でラーメンを作る」「メンドーサとバトル」と、展開を盛り込みすぎて散漫だったかもしれません。 個人的には屋台の心情をもう少し掘り下げつつ、展開でも魅せてほしかったかなと。 これからも舞台をしっちゃかめっちゃかにし続けてください。劇場支配人と寝てんのか。 ・もうやだなにこれぇ…。出る度に意味わかんなくなってくよぉ…。 主語の無いト書きが多くて読みづらい部分もありましたが、もうムチャクチャでした。なんで途中からツッコミ不在になるんすか! それでも、荒削りで話が突飛なところが目立ちました。やりたい放題が過ぎた感じが…。 例えば、屋台兄弟は出すだけだして大して掘り下げる事無く見せ場が終わっちゃうのは勿体ないです。 しっかりここを掘り下げた方が終盤のメンドーサ登場以降にも繋がりますし。 ・審査員コメントの方で「サンパチマイクの前で会話してたら漫才」とか書いてたんですが、サンパチマイクじゃなくて湯切りザルだったんでフォロー出来ないねこれ 軽トラ突っ込んでくるところですげえ笑いました。派手だなー 屋台同士が会話してて、それにつっこまないとかルール無用を徹底してて良かったんじゃないでしょうか。自分は画が浮かびやすかったですが皆さんはいかがでしたでしょうか 急に終わった感じがしたのが残念 ・やりたいことは分かるのですが ちょっと頭のなかで想像すると絵がとっちらかりすぎて ごちゃついてます。 ・展開の無茶苦茶さが笑いに繋がってこなくて、最後までずっと意味がわからなかったです。 特に庄野の豹変ぶりが謎すぎて置いてけぼりをくらいました。 屋台が屋台にしか届かない発言をしているのがちょっと面白いなってくらいでした。 ・個人的には生涯探究のネタの中でも好きな方のネタでした。 舞台に屋台持ってくること自体が斬新ですが、そのうえ兄弟の再会・別れになってたのが面白かったです。 あとは、この設定ならもっと笑いどころ作れたんじゃないか、というところですね。ネタがもう少し濃厚になればなぁと。
陽一:最近、ベランダに花壇とか作って花育てたいなと思ってるんですよね。
まい:か、花壇を……花壇を作るだなんて……本気で言ってるの……命が惜しくないの……?
陽一:なんで花如きでそんな気合の入ったリアクション見せられなきゃいけないんだ……。
命の危機なんかあるわけないじゃん……。
まい:はぁー、そんな覚悟で花を育てようとしてたなんて、呆れて開いた口が虫歯まみれよ。
その土やら種やらはどこで揃えるつもりなの?
陽一:それは歯磨きちゃんとしろよとしか言えないよ。
ホームセンターとかかなーと思ってるよ。
まい:じゃあ今からホームセンターに行くシミュレーションしてみよっか。
はい、まずホームセンターの前まで来ました。どうする?
陽一:そこから!?そんなもん入り口から店内に入って園芸コーナーに向かうに決まってるじゃん。
まい:ガシャン!出入り口に仕掛けられたギロチンにやられる。ゲームオーバー。
陽一:なんでホームセンターにギロチンが!?
まい:ホームセンターは家庭に必要なものは何でも揃ってるのよ!ギロチンが無いわけないじゃない。
陽一:無いわけしかないよ!家庭においてギロチン用いたことねえよ!
100歩譲ってギロチンの取り扱いがあったとしても、入り口に仕掛ける意味は全くねえよ!
まい:ここは入り口からの突入は諦めて、店員の隙を見て裏口から侵入よ。
陽一:裏口から侵入しなきゃいけない店ってなんなの!?商売する気あるの!?
まあ入れたみたいだし、園芸コーナーに行かないとね。
まい:園芸コーナーの前にはあの農業用品コーナーがあるのよ!?それでもいくの!?
陽一:農業用品コーナーの何がそんなに怖いのさ!園芸コーナーに行かないことにははじまらないじゃない!
まい:その勇気、さすがはあたしの相方ね。さて農業用品コーナーだけど、
ここでは意志を持った電動草刈機が暴れまわってるから、うかつに足を踏み入れるとDEAD ENDよ。
陽一:!?
まい:幾多の農業従事者がここで命を落としていったわ……。
ちなみに彼の名前はかりーん君1号よ。
陽一:猟奇的な行為と名前が全くマッチしてないところがさらに怖いな!?
もう花は諦めて帰りたくなってきたよ。
まい:さっき大げさだって言ってた陽ちゃんは何処に行ったのよ!簡単に諦めないでよ!
いい、相手は意思を持っているのよ。なぜ疎通を図らないの?
陽一:暴れまわって無差別に人を襲う農業機械と、意思疎通を図る発想なんて生まれてこねえよ!
まい:意思疎通さえできれば大抵のことは平和に解決するのよ!
かの有名な犬養毅も「話せばわかる」という名言を残してるじゃないの。
陽一:その犬養毅はその直後問答無用で撃たれちゃってんだよ!!同じ未来が見えるよ!!
まい:大丈夫、かりーん君は物わかりがいいから。
巨人の打線の話とかしておけば、気を許して通してくれるわ。
陽一:何その「巨人ファンに悪いやつはいない」的論理!?こいつ巨人ファンだったのかよ!
でもこれで安心して園芸コーナーに進めるわ……。
まい:はいざんねーん!かりーん君に花を育てる夢を断たれた怨霊たちの呪いで死ぬ。ゲームオーバー。
陽一:もうなんなんだよこのホームセンター!そんな怨念どろどろの園芸コーナー見たことねえよ!
まい:ここは農業コーナーにあった農薬を床にぶちまけて、怨霊を追い払うのが正解ね。
陽一:農薬って除草効果だけじゃなく除霊効果まであるの!?
まい:これでやっと安心して園芸コーナーに入れるわ。
ここで土やら種やら選ぶんだけど、まあここは省略するわ。さて、次はどうする?
陽一:一番気になってた部分があっさり流されちゃったよ!
……まあ、必要なものも買えたみたいだし、お会計、かな。
まい:そうね、まあレジに向かうんだけど、ここで一つ注意しなきゃいけないことがあるのよ……。
勝手に裏口から侵入したうえに、商品の農薬を床にばらまかれて店員はカンカンよ!このままでは命が危ないわ!
陽一:だって仕方ないじゃんよ!どうしようもないじゃんよ!!理不尽な死!!
まい:特に清掃用具コーナーにいる店員は要注意ね。トイレのカッポンする奴を両手に装備していて、
とてもじゃないけど叶う相手じゃないわ。
陽一:カッポン二刀流!?見た目ダサいし脅威だとはとても思えないよ!
まい:おすすめはお菓子コーナーを通ってレジに向かう道ね。
うまい棒ぐらいなら手刀でも余裕でへし折れるでしょ。
陽一:なんでその店員はうまい棒で戦おうと思ったんだ!?まだ素手のがマシだよ!
まい:ただ歌舞伎揚げの意外な固さと殺傷能力には気を付けるのよ!
陽一:歌舞伎揚げの殺傷能力なんか聞いたことねえよ!うまい棒よりは固いけども!
まい:まあそこを上手く潜り抜けて、ようやくレジに到着、と。
陽一:……レジにも店員いるよね!?店員が敵に回った時点で命はなかったんじゃない!?
まい:大丈夫よ、レジにいるのは店員じゃなくかりーん君2号だから。
陽一:なんで草刈機がレジ打ちしてんだよ!!店員たちは何のためにこの店にいるんだよ!
まい:さてこのままレジ打ちなんか頼んだら足を刈り取られてDEAD ENDなわけだけど、どうする?
陽一:なんでここの草刈機はすぐ人を殺したがるんだよ!まあ話せばわかるんでしょ?巨人トークすればいいんでしょ!
まい:「お前いい度胸してんじゃねえか!」うなじを刈り取られる。DEAD END。
陽一:微妙な部位攻めてきた!?今更だけど他人をDEAD ENDさせる奴がレジ打ってんじゃねえよ!
まい:巨人の話なんてかりーん君2号には禁句よ。彼は阪神ファンだから。
陽一:草刈機同士でも趣味違うのかよめんどくせえな!
まい:だから最近の阪神事情を神妙な顔で語ったり、レジ横の道頓堀に飛び込んだりしとけば大丈夫よ。
陽一:お前の阪神ファンへのイメージよ!ってかなんでレジ横道頓堀流れてるんだよ!もうどうなってんだよこの空間はよ!!
まい:さて無事にレジ打ちもすみまして、次はどうする?
陽一:びっしょびっしょで完了するレジ打ちが無事なのかは疑問だけどな!!
もう後は帰るだけだよ……花を育てるためになんでここまで苦労してるんだろう……。
まい:ガシャン!出入り口に仕掛けられたギロチンにやられる。ゲームオーバー。
陽一:ああギロチン忘れてたよ!今思えばこのギロチンに気づいた瞬間引き返しておくべきだった!
裏口から帰るよ!
まい:裏口は裏口で激怒した店員500人によって封鎖されているけどね。
陽一:なんでここそんなに店員いるんだよ!レジは店員でも何でもないのが打ってるってのによ!!
500対1じゃ勝ち目が見えないよ。どうしたらいいんだよ……。
まい:まあここは中立サイドにいる草刈機をなんとか味方につけて、突破を図るのが無難かしらね。
陽一:話せばわかってくれる機械たちがいて助かったとでも思うべきなのか……。
まい:ホームセンター内にはかりーん君1号から9号までが居るから、10対500の戦いになるけど……。
陽一:意志を持ってるやつそんなにいるのかよ……。まあそこそこ高い草刈機の殺傷能力に期待するしかないかな……。
まい:でもかりーん君達は草野球チームも結成してるからね、チームワークは抜群よ!
陽一:趣味が高じた!?草野球の相手チームが全員草刈機だったら、俺その日はもう帰っちゃうよ!
まい:ちなみに名前は江戸川バーニングドルフィンズ。
陽一:ちょっとぐらい草刈機要素出して来いよ!!イルカ燃やしてる場合じゃねえだろ!
まい:さて、陽ちゃんお得意の軽快な野球ジョークで上手く草刈機を味方にできたとしましょう。
陽一:俺そんなジョーク持ち合わせてねえよ。あとなんでここの草刈機野球ネタだけ食いつきいい奴揃いなんだよ。
まい:いよいよ決戦がはじまるわ!覚悟はいい?
陽一:なんでホームセンター如きでこんなことになってるのか、未だ疑問だよ……。
でもいいよ。ここまで来たら頑張って脱出するよ!綺麗な花、育ててみせるよ!
まい:さすが陽ちゃん!それでこそ私の相方よ!!
まずはかりーん君1号が、持ち前の凶暴さで、店員の群れに突っ込んでいくわ!
陽一:おお、店員たちが蜘蛛の子を散らすように逃げ惑い、統率が崩れていく!
まい:そして2号が、店員たちを次々と道頓堀へ投げ込んでいく!
陽一:おぉ!阪神ファンの本領発揮だ!……いや本領ではないか!
まい:さらに3号が、炎属性の攻撃魔法で店員たちをさらに牽制する!
陽一:意志を持つに留まらず!?魔法使える奴まで現れた!?
まい:しかし店員も一筋縄では行かないわ。歌舞伎揚げで華麗に魔法を跳ね返してくるわ!気を付けて!
陽一:何で歌舞伎揚げそんなに戦闘特化してんの!?歌舞伎揚げに炎当てても香ばしい匂いがするだけだよ!
まい:そしてそして4号が、小さく削った消しゴムを投げ続ける!
陽一:ここにきて大幅スケールダウン!?小中学生が授業中にやるやつ来た!?
まい:しかしここで、トイレのカッポンで上手いことキャッチし続ける店員!
陽一:さっきの店員出てきた!?そんな地味な玉入れ繰り広げないでよ!
まい:5号は、刃の部分で消しゴムを削り、弾を作り続け、6号は、文房具売り場と裏口付近を往復し、消しゴムを常に補充!
7号は、増殖魔法でさらに消しゴムの弾を増やしていく!
陽一:なんで!!なんで消しゴム絡みこんなに強化したのおおおお!?せっかくの魔法もそんな使い方をするのおおお!?
まい:8号は、床を削って魔方陣を描き、消しゴムを大量に召喚していく!
陽一:もっと何か出せるでしょおおおよおお!?山のようにゴミが積み上げられていく図だけが見えるよおおおお!
まい:9号も、床を削って魔方陣を描き、魔王ディアボロスを大量に召喚していく!
陽一:やったあああ一気に勝てそううううう!でも大量にはやめて!!ホームセンターだけじゃなく世界が壊滅する様が見えるよ!!
まい:魔王ディアボロスの吐く地獄の炎で、ゴムが焼ける嫌な匂いがホームセンター中に充満していく!
陽一:それだけなの!?魔王ディアボロス、もうちょっとだけ頑張って!地獄の炎、もうちょっと頑張って!
まい:たまらず逃げ出す店員たち、裏口がフリーになったわ!
陽一:最終的に臭いで勝っちゃった!?よし、この隙に裏口に飛び込むぞ!
まい:おめでとう!なんとか脱出成功よ!!
陽一:やったー!!やっと地獄のホームセンターから抜けれた!たぶん今ディアボロスによってさらに地獄と化してるホームセンター、抜けれた!!
まい:大丈夫、ディアボロス達もゴムの匂いにやられてみんな倒れちゃったから!
陽一:まさかの自滅!?ディアボロスよっわ!名前の割に、よっわ!!でもありがとう!
まい:さて、無事に外に出れたわけだけどどうする?
陽一:どうする、って帰らせていただくよ!もう一刻も早く家に帰りたくて仕方ないよ!
まい:まだよ、まだ陽ちゃんにはやらなきゃいけないことが残ってるわ。
手伝ってくれたかりーん君達に、ちゃんとお礼しなきゃ。花の種と土をお礼にあげちゃいましょう。
陽一:結局花育てられねえじゃねえか!いい加減にして!!
二人:どうもありがとうございました!
審査員 点数 |
79 | 73 | 62 | 60 | 53 | 74 | 平均66.83 |
【審査員コメント】 ・個人的に、今までのマグさんのネタの中で一番好きかもしれません。あくまで単純な「好み」ですが。 多少冗長だったりワンパターンだったりという減点箇所はあるのですが、単純にツボのボケが多かったです。 特にギロチンの天丼には意表を突かれました。非常に理想的な天丼だったと思います。 「無いわけしかねぇよ!」「イルカ燃やしてる場合じゃねぇだろ!」などのツッコミもよく、オチもしっかりまとまっていました。 個々のボケが説明的になりがちな点が気になったため、そこが改善されればなおよくなるかと。 あとカッポン、うまい棒など、ハズレボケも目立ちました。でも総合するとかなり笑いました。 ・今大会はこれですら正統派漫才に見えるのが恐いなあ…。 まさかホームセンターだけで終わるとは思いませんでしたし、 この設定も多種多様な商品があるホームセンターだからこそ出来る設定なのだと思います。 入口のギロチン、意思を持た草刈機というフレーズがインパクト抜群でしたが、 終盤の畳み掛けが思ったほど伸びなかったのが悔やまれるところです。 それと、花を育てたいというのが最初しか活かされていなかったので、 中盤以降にも花に関する言葉を出して、ツカミを回収していくと良いと思います。 ・突拍子もないことやってるように見せかけて、「ホームセンターにあるもので危機を演出する」というのに固執しすぎてるかなと感じました。 ギロチンや道頓堀は予想外で面白かったんで、もっとクッション挟めるかな、と。 後「イルカ燃やしてんじゃねえよ!」が面白かったです ・漫才自体は読みやすいのですが ちょっとボケがなんでもありになりすぎてますね。 延々と後出しジャンケンを見せてるような状態になってるので もう少し説得力がほしいです。 ・今回のMM-1ではこの組のネタが自分の中で基準になりました。 ボケの独自性もあるし、安定感もあるし、きちんと伝わる。けれど、大きな当たりには欠けているように思う。 良くも悪くも 基準 になるネタでした。 ・ホームセンターに電動草刈り機がいる、という設定自体が面白かったです。 「バーニングドルフィンズ」→「イルカ燃やしてる場合じゃねぇだろ!」を始めとして、独特なフレーズの使い方も良かったです。 ストーリー上でボケがどんどん続いて、という流れだったので、ボケの面白さで上手く勝負で来ていたとは思うのですが、 欲を言えば、序盤からさらにインパクトのある設定を取り込んで、積極的に勝ちに行くようなネタにしてみても良いのかなぁ、と。
稲森:俺コンビニの店員やるからお前買い物しに来るお客さんやって!
米倉:早いわ!先に挨拶せぇ!どうもシャイニング☆ロードです!常識やろ!
稲森:今から非常識な事すんのに?
米倉:屁理屈言うなや!
稲森:この前また女の子にフラレたんやけど何で俺モテへんのかな?」
米倉:コンビニのくだりやるんちゃうんかい!まあお前がモテへんのはいい加減な事ばっか言うとるからやないかな?
稲森:うるさいわしばくぞボケ!!
米倉:怖っ!!不条理極まりないわ!!何で俺なりにお前の事考えて意見喋ったのにしばく言われなあかんねん!!
稲森:あーなんで女の子にフラれんねん!!一緒にドロップ食べた時俺ハッカ味のドロップ全部あげたのに!!
米倉:それ原因ちゃう!?ハッカ味のドロップばっか食わせたらそりゃ嫌われるやろ!!
稲森:俺ハッカ味大好きやのに全部ガマンしてあの子にあげたんやー!!(号泣)
米倉:変わってんなお前。ハッカ味基本的に嫌いな人多いんやで。まあお前に悪気は無い事はよう分かった。でもな稲森。自分がおいしいと感じるモノが必ずしも他人がおいしいと感じるとは限らんのよ。何で確認の1つもせえへんかった?
稲森:うるさいわしばくぞボケ!!
米倉:デジャブか!!(叩く)
稲森:天丼や!!(叩く)
米倉:無理矢理じゃ!!(叩く)
稲森:別にええがな!!(叩く)
米倉:痛いわ!!(さらに叩く)
稲森:こっちもじゃ(さらに叩く)
米倉:倍返しじゃ(おもいっきり叩く)
稲森:飽きたわ。
米倉:飽きたんか!!
稲森:でもね、やっぱりSTAP細胞はあると思うんですよ。
米倉:話の構成滅茶苦茶やなお前。頭ドツキ過ぎたかな?
稲森:ところで私は誰なんでしょう?
米倉:やっぱ強くドツキ過ぎたわ!!記憶喪失や!!どないしよう!!
稲森:記憶はあります!!
米倉:小保方さん風に言うな!!
稲森:夢も希望もあります!!でもゾウさんの方がもっと好きです!!最高ですか!!
米倉:最高です!!って色んな人の言葉混ざっとるし!!
稲森:でも何故女の子にフラレるかはわかりません。
米倉:無茶苦茶な性格やからや!!自覚無いんかボケ!!
稲森:ないです!!
米倉:小保方さんやめろ言うとるやろ!!
稲森:私は稲森です!!
米倉:わかってんねん腹立つ奴やな!!
稲森:よし!下らないジョークはここまでにしようぜ!
米倉:全部お前のせいやないか!!
稲森:お前の意見を総合的に解釈すると俺には男らしさが足りないらしい!今から山に篭って修行して来る!
米倉:悪い所1つ追加する。人の話まったく聞けない所。
稲森:まずこのたるんだ肉体を鍛えあげる所から始まるわけや。山はどこがええかな?よし!天保山に行こう!!
米倉:あそこ山言うとるけど険しさゼロやからな!!もうええ!!山で修行したら少しは鍛えられるやろ!!お前はこれから比叡山で仏門に入れ!!心と体一緒に鍛えろ!!
稲森:イヤや!!
米倉:何でやねん!!
稲森:俺座禅苦手やし精進料理で若い胃袋が満たされるか!!大体座禅中に人の肩棒でシバくなんて人のする事ちゃうぞ!!朝も異常に早く起こされるしマズい料理食わされるしあんなもんSMクラブならぬSMテンプルやないか!!
米倉:ボロクソやなお前!!せやったらエベレスト登れ!!世界一の山を制して世界一の男になれ!!
稲森:俺は寒い所嫌いやねん!!あとエベレストでは毎年何人も死者が出てるんやぞ!!そんな危険な山に行かせるなんて相方としてお前どういう人格しとんねんボケェ!!
米倉:さらに悪い所増えたぞ!!ワガママな所や!!
稲森:あー!!何で俺女の子にモテる為にこんなに悩み苦しみ相方と言い争いせなあかんねん!!考えてみると最近の女の子って男性に求める理想が多すぎるんちゃうかな。
米倉:あっそれは言えますねー。やれ背が高い人がカッコ良いとかジャニーズ系みたいな人が好きだったりとか。
稲森:自分の顔鏡で見てから言うて欲しいもんなあ。
米倉:言い過ぎや。所でお前がこの前フラれた女の子ってどんなルックスなん?
稲森:顔は三倉茉奈と三倉佳奈を足して2で割ったような感じやね。
米倉:双子やんけ!!足して2で割る必要性あるんか!!ようするにマナカナ似の女の子なワケやな?結構カワイイやんけ。体型は?
稲森:遠藤にそっくり。
米倉:台無しやんけ!!マナカナの顔に力士の体型って!!
稲森:違うわ!!遠藤久美子や!!
米倉:・・・ピンと来んけど結構カワイイやん・・。うらやまし。
稲森:でもフラレてもう俺の横には居ないんや。そうか俺がモテへんのは女どもの強欲のせいか。
米倉:今回の事に関してはお前が全面的に悪いぞ。
稲森:俺あの子と結婚まで考えとったんやぞ。
米倉:へぇ。そういえばどれ位の期間付き合ったんや?
稲森:5分。
米倉:はっ?どういう事?5分間で結婚まで考える?
稲森:この前の休日に公園のベンチにその子が座ってたんや。俺はドロップをかじりながら彼女に話しかけた。「ドロップいる?」って。そしたらその子が「ありがとう」って言うてくれたんや。いい子やなあって。俺の嫁さんにするならこの人やと思ったんや。そして俺の大好きなハッカ味のドロップを彼女の両手いっぱいにあげたんや。今俺がその子にあげられるモノは愛情以外にドロップしか無いと・・・。
米倉:キモっ!!ただ公園でオッサンがベンチに座った女の子にドロップ勧めてハッカ味食わせまくった話やん!!恋愛でも何でもないぞそれ!!ただの変態や!!
稲森:変態や無い!!恋愛や!!(号泣)
米倉:泣きながら訴えてくんなや!!つまりお前は女の子と付き合ってすら居なかったワケや。今までの話全部無駄やったな。
稲森:もう俺女の子のケツ追っかけんの辞める。これからは芸に専念する。
米倉:もうそうした方がええて。
稲森:これからはお前が恋人や。米倉。(肩に手を回す)。
米倉:お前ゲイやったんかい!!
稲森:ゲイだけに!!
米倉:下手くそやな!!やめさせて貰うわ!!どうもありがとうございました。
審査員 点数 |
12 | 15 | 5 | 75 | 19 | 35 | 平均26.83 |
【審査員コメント】 ・全体的に荒っぽいというか、粗雑すぎるという印象です。 「5分」などはいいボケだと思いますが、とにかく勢いで突っ走りすぎて拙さが先行していました。 叩き合う下りは長いわりに笑いどころも薄いですし、小保方さんなど安易な時事ネタもマイナスでした。 勢いがあることはいいことなので、この勢いを保ちつつボケに緩急をつけてほしいです。 1つ1つのボケをしっかり見せつけられるようなネタ作りを意識してみてください。期待しています。 ・舞台上でやる漫才を活字にした、という感じが伝わってきました。 いえ、それは間違いではないんです。間違いではないんですが、 稲森:飽きたわ。 米倉:飽きたんか!! や 稲森:イヤや!! 米倉:何でやねん!! あたりのあまり中身の無い会話は出来るだけ省いた方がいいです。 (叩く)も本来好まれる表現ではありませんが、その後記憶喪失ボケに繋がってるのでコレは必要なのかなと。 ハッカ味、マナカナのようなベタなボケ、天保山のようなフォローが必要なボケも扱いに注意すべきです。 やや話の展開に無理はあるものの、(叩く)が活かされた記憶喪失や、くだらないオチはよかったです。 ・展開がどっちらけで、ボケツッコミもギクシャクしてて、無駄なくだりも多くて読みづらい 典型的な初心者の方の書き方かな、と思いました。 悪い所追加していくところは良かったんで、諦めずに頑張ってください ・お、正統派のしゃべくり漫才ですね。 会話の流れ自体は非常にスムーズでいいと思うのですが 遠藤から即力士の方に行くかなあとちょっと思ってしまいましたので その段階に行くまでにちょっと一つジャブがあったらよかったかなと。 ・話の展開のさせ方はそこまで悪くないんですけど、内容が面白くありませんでした。 ・叩き合いや時事ネタの連続など、作り込んだ部分もあって好感触です。 ただ、全体としては比較的ベタな内容に落ち着いていたかなぁ、と。 「漫才全体のどの辺りでどんな笑いを取りたいか」を少し設計してから書くと、流れにメリハリがついて全体としてさらに面白くなると思います。 また、ちょっと会話を焦り過ぎな印象も受けたので、ほんの少しだけスローテンポな会話にしても良いと思いました。 しかし米倉と稲盛って、ものすごく経済界の匂いがする名字ですねw
朝倉:はいどうも、モダンカメハメハです。
飯尾:今日も頑張っていきたいと思います。
朝倉:今も昔も、ちびっこが好きなものと言えば戦隊ヒーローですよね。
飯尾:戦隊ヒーローです。
朝倉:みんなのリーダー、赤レンジャー!
飯尾:僕は昔から体が弱かった。でも、みんなのおかげで戦隊ヒーローになれたんだ!昨日から右ひざに違和感があるけれど・・・。
朝倉:自己紹介長いわ!
飯尾:長い?
朝倉:自己紹介長いのはベタだけど、中身に若干の不安要素が見つかったわ!
飯尾:どこ?
朝倉:なんで膝に違和感があるんだよ!
飯尾:自転車で転びました。
朝倉:戦隊ヒーローが民間に溶け込みすぎてるわ!
飯尾:あと、設定を作らないと。
朝倉:設定って基本的なのがあるんじゃない?赤はリーダーとか。
飯尾:赤が火に強い。
朝倉:自分から燃えてるからね。
飯尾:青は溺れない。黄色は高く飛ぶ。
朝倉:それ、ピクミンじゃないか!
飯尾:あっ、チャッピー!それーーーーーーーー!
朝倉:数の暴力!?
飯尾:ガブッ、ガブッ。ふぁぁ〜。
朝倉:ぴぃいいいいいいいいいいいいいくみぃいいいん!!?
飯尾:やかましいわ!
朝倉:お前にあわせてるんだよ!なんでピクミン100匹が出てくるんだよ!
飯尾:カラーリング的に戦隊ヒーローみたいだからさ。
朝倉:ピクミン約何人必要なんだよ!
飯尾:100人・・・いや、それ以上。
朝倉:多すぎるわ!!
飯尾:どうも。
朝倉:誰!?
飯尾:主人公のキャプテンオマリーです。
朝倉:何でや!阪神関係ないやろ!全然関係ないじゃねーか!
飯尾:で、敵にやられて3食の比率が「赤:青:黄色=3:3:4」
朝倉:何でや!阪神関係ないやろ!そこはしっかり合わせるんだな。
飯尾:流れがそこに向かってるからな。
朝倉:あと、戦隊ヒーローと言えば熱い歌だな。
飯尾:引っこ抜かれて戦っただけで報われない。
朝倉:報われろ!!
飯尾:これが、現実です。
朝倉:現実見せちゃダメだろ!夢がぶち壊しだよ!!あと、もうそろそろピクミンから離れろ!!
飯尾:で、現実世界ではアイドルのピンクに歌わせる。
朝倉:完全におしとやか方面じゃないか!!
飯尾:ひっこぬかぁーれてぇー!!
朝倉:音痴か!!ただただ気持ちよく叫んでるだけじゃないか!!
飯尾:あら?カラオケの点数がまた10点下がったわ?
朝倉:もとは何点だったんだよ!!
飯尾:赤点。
朝倉:それだけでもひどいわ!!そこからさらにマイナス10点!?歌が強力な武器になるわ!
飯尾:ピンク=カービィってことで。
朝倉:誰がうまいこと言えと!?
飯尾:レッドとグリーンはライバル関係♪
朝倉:初代ポケモンじゃねーか!グリーンがはるか遠い世界へ行っちゃってるじゃねーか!!
飯尾:いけイエロー!10万ボルトだ!ピィイイカァーーチュゥウウウ!!
朝倉:だから、うまくまとまりすぎなんだって!
飯尾:なんだかんだと言われたら、答えてあげるが世の情け!
朝倉:悪役のロケット団まで出てきちゃったよ!
飯尾:いけ、グリーン!ソーラービームだ!
朝倉:なんでフシギダネまででてくるんだよ!
飯尾:俺は、火炎放射を打つ!ブルー!お前はハイドロポンプだ!
朝倉:ヒトカゲとゼニガメも出てきちゃったよ!
飯尾:大丈夫?傷薬はいくらでもあるから!
朝倉:ピンクがポケモンセンターの代わりかよ!
飯尾:やな感じぃいいいいいい!!
朝倉:長い長い1話30分がようやく終わったよ!
飯尾:どうだった?
朝倉:もうええわ!
2人:どうも、ありがとうございました。
審査員 点数 |
5 | 5 | 6 | 15 | 25 | 24 | 平均13.33 |
【審査員コメント】 ・残念です。今回こそはステップアップしたモダンカメハメハさんを見たかったのですが。 冒頭の「膝に違和感」などは好きなボケなので少し期待したのですが、そこから入り込むことが出来ませんでした。 描写不足、説明不足、伝わりづらいゲームネタのラッシュなど、読み手を突き放す要素が多すぎです。 やる気はわかるんです。毎回参加されてる姿勢も素晴らしいです。 ただ、もう少しだけ書き方を変えてみてください。少しの変化を覚えれば、成長は劇的に訪れます。 とにかく、新たなスタイルを見つけてください。スタートラインに立ってください。 ・ボケで致命的にまずかったです。 「赤が火に強い」の時点である程度ピクミンは予想できますし、 飯尾:あっ、チャッピー!それーーーーーーーー! 朝倉:数の暴力!? 飯尾:ガブッ、ガブッ。ふぁぁ~。 朝倉:ぴぃいいいいいいいいいいいいいくみぃいいいん!!? 飯尾:やかましいわ! 朝倉:お前にあわせてるんだよ!なんでピクミン100匹が出てくるんだよ! まずここで第一のハテナです。飯尾さんはいつピクミンが100匹いると言ったんでしょう? 言ってないにしても擬音と叫び声だけのボケは厳しいです。 んで、なんjネタはわかるクチですけど、こういう場では堂々と使って欲しくなかったですねえ…。 飯尾:いけ、グリーン!ソーラービームだ! 朝倉:なんでフシギダネまででてくるんだよ! 飯尾:俺は、火炎放射を打つ!ブルー!お前はハイドロポンプだ! 朝倉:ヒトカゲとゼニガメも出てきちゃったよ! 飯尾:大丈夫?傷薬はいくらでもあるから! 朝倉:ピンクがポケモンセンターの代わりかよ! ここで第二のハテナです。どうしてポケモンの名前出したんですか…。 絵的にもグリーンそのものがビーム撃ってる方が絶対面白いのに! 直前にイエローが10万ボルト放ってるのに! そんでピンク=ポケモンセンターはかなり強引です。アニメ版のジョーイさんの髪色しか繋がりないじゃないっすか。 兎にも角にもメインであるピクミンのくだりもポケモンのくだりもズタボロでした。 ・ちょっとどのネタ見ても何もない空間にツッコミ入れてるようなくだりなあるなあ… ポケモンやピクミンでボケをまとめてきたり、ちょっとネタらしくなってきた感じはあります。もっと客観的な視点を持ちましょう ・全体的に浅いボケの羅列のまま 最後まで行っちゃったなあという印象です。 もう少し1つ1つのボケツッコミのやりとりを もっとじっくりやってみては ・テンポよく読み進めることができたのですが、ニンテンドー関連と組み合わせただけで終わってしまった感じのするボケが多く、面白い……とは言えないかなぁと。 まだちょっと独りよがりなところがあります。 他のサイトでの すごく攻めたアイディア・センス抜群の投稿をいくつも知っているだけに、長文でも発揮してもらいたいと願うばかりです。 ・まだ拙いところは多いのですが、ボケの伝わりやすさは前回よりも格段にアップしたと思います。 オマリーのあたりなど少し面白かったですが、他のボケは安易なものが多かったかなぁと。 そのまますぎるツッコミも多かったので、ボケ、ツッコミフレーズともにもう少し捻られてたものを期待したいです。
R:はいどーも! バトルロワイRです! よろしくお願いします!
?:Qゲートからの登場というわけでね。いやせっかくだからRゲートに投稿しろよって話ですけども。
R:最近、ベランダのインテリアに凝ってるんだ。
?:いや、もうちょっとバトルロワイRなのにRゲートを選ばなかったことをイジりたかったけどお前は待ってくれないのな。
まぁいいけど。で、なかなかオシャレな趣味だな。ウチなんて洗濯物を干す棒と観葉植物がちょっとあるくらいだわ。
R:まぁ、平和なとこに住んでる人は別に良いんじゃないかな。俺のとこなんて上下左右の部屋に敵が住んでるからさ。
?:いや、どんな状況だよ。敵ってなんだよ敵って。
R:文字通りの意味の敵だよ。隙あれば殺される。
?:ヤバイとこ住んでんじゃねえか。
R:そうだよ。ある日 上下左右の部屋からベランダを通して一斉にダイナマイトが投げ込まれたくらいだもん。
あれからだよ。ベランダのインテリアも凝ったほうが良いなって思ったのは。
?:どんな危険地帯だよ。そんな所だったらせっかくインテリア凝ってもメチャクチャのグチャグチャにされそうなんだが。
R:愚問だね。インテリアって言葉をよくわかってないみたいだから教えてあげるよ。
インテリア[interior] @建物の内部。室内。A「インテリアデザイン」の略。B要塞化
?:そんな殺伐とした独自の解釈が載ってるのはナポレオンもビックリなお前の脳内辞書だけだ。
R:いやー、入口から部屋の中に至るまでしっかり要塞化したつもりでいたけど、ベランダはうっかり忘れてたからね。
耳なし芳一かよ!って感じのウッカリだよね。
?:同調しにくいわ。っていうか、警察はどうしたんだよ。警察に介入されるだろ。
R:警察は介入できないとこだから。
?:ヤバイとこ住んでんじゃねえか。どこの租界だよ。
R:とにかく自力で戦わなければ生き残れない。だから戦いの最前線であるベランダのインテリアに凝ってるんだよ。
まず右の部屋対策としては「非常時はこれを突き破って避難してください」的なベランダの仕切りを3重にしたんだ。
?:絶対それ防御甘いだろ。1枚も破ってみたことはないんだけど3枚くらいならいけそうな気がするぞ。
R:仕切りの間にはベーコン・レタス・トマトを挟んであるよ。
?:なんのためのBLTなんだよ。サンドウィッチっぽさはいらないだろ!
R:突き破ると カリッ、シャキッ、グチャ ってなるし。
?:なるけども。でも、その程度の嫌悪で侵攻を諦めてくれる隣人じゃないだろ。
R:破られた場合にも備えて、足元には信仰する神の踏絵を置いておくよ。仕切りを破った勢いそのままで気づけずに踏んでしまったらどんなにショックだろうか。
?:それが効く相手なら良いんだけど、効かない相手なら僅かな段差にすぎないからな。
R:これで右の部屋から攻めてきても返り討ちだな。
?:自信の根拠がわからない。
R:次に左の部屋対策だけど、先述のベランダの仕切りを2重にしたんだ。
?:より甘くなってんじゃねえか。なんで右の住人よりも左の住人をちょっと見くびってんだよ。
R:そんなことはないよ。こっちの2つの仕切りは形を工夫してあるから。
なんとあのベルリンの壁を完全に真似た形状だからなかなか乗り越えられないぞ。
?:真似るなら形状じゃなくて壁の素材を真似ろよ。突き破れる素材だったら乗り越えることなんて相手は考えないよ。
R:もしも破られた時は大丈夫。その先には全身を映せるサイズの鏡を配置してるから。これで自滅するよ。
?:どういう効果を期待してるんだよ。己の姿の醜さに目をやられるのか? 人は自分の姿に見慣れる生き物から、ブスでも自分では気づかなかったりするんだぞ。
R:これで左の対策も完璧だろ?
?:そういう隣人を小バカにした感じも上下左右から攻められる要因なんだろうな。
R:次に下の部屋対策だけど、これはベランダにボットン便所を置いて使う。これだけ。
?:ひどい垂れ流し攻撃だな。左右への対策はあくまでも自衛なのに、下へは日常的に排泄物攻撃かよ。
R:下の部屋に住んでるのは女性だし、洗濯物とかも干してるみたい。
?:容赦なさ過ぎるだろ。心が荒みきってるな。
R:あわよくば冬季は下の部屋のベランダに向けて尿でツララができるんじゃないかと思ってる。
?:もうその不衛生な話題はやめてくれよ。
R:さらに俺の部屋のベランダから「祝・県大会準優勝」って垂れ幕を垂らして日照権を侵害する。
?:不衛生な上に日も当たらないとか地獄絵図だよ下の部屋! 学校とかでしか見ない垂れ幕を一般家庭で掲げやがって。
R:これで下の部屋の奴は早急にダウンするだろうし、次は上の部屋対策だね。
?:左右の奴に比べて酷い仕打ちだったな。
R:上の部屋の奴は自分の部屋からロープを使って降りてくるだろうから、まずは偽のヘリポートを用意してそこに着地するように誘導する。
?:誘導されねえよ。ロープで降りてくる敵を引き寄せるほどの義務感をヘリポートのマークは持ってないわ。
R:だが、そこに着地したら一貫の終わりなのさ。実はそのヘリポートはただの薄い薄いトイレのフタだからね。人が乗ったらバキッていくからね。
?:トイレの上にニセのヘリポート作ったのかよ。
R:そう。これで相手は階下の地獄へと堕ちていくね。
?:どんだけ巧妙に作ってもその策にはハマらないと思うけどな。
R:さらにその後は、地獄へ堕ちた相手に対して天使に扮した俺が救いを与えると見せかけて突き放すという 期待させてその期待を裏切る精神攻撃もね。
?:とことん嫌なやつだな。
R:天使に扮するために女性用の白ワンピースを着てね。
?:女性用じゃない白ワンピースがあるみたいな言い方で逃げ道を作るなよ。
R:頭に輪っかもつけるよ。だけど、まわりの人に見られてコスプレの趣味があると思われるとちょっと面倒だからね。
もし誰かに指摘されたらこう言うよ。「それはあなたが見たデイドリーム、すなわちコス昼夢だよ」って。
?:白昼夢だよ。コスチュームだって漏れちゃってんじゃねえか。
R:これで上対策もバッチリということで、次は道路を挟んで向かい側にあるマンションへの対策だね。そっちは距離がある分、主に銃火器で攻めてくるから。
?:向かい側にも敵いるのかよ。狙われ過ぎだろ。
R:まぁ、俺が日ごろからベランダに出て干してる布団を叩きながらテンポよく大声で挑発したりしてるからね。
?:それ何年前のトレンドだよ。
R:でも、銃火器での攻撃なら点数を書いた的をたくさん置くことで標準を俺から逸らせるからね。
?:逸らせねえよ。謎の配点が為された的なんか狙わずにお前を狙うわ。
R:俺に当てても2点、的に当てたら6点だよ。
?:それでもだよ。3倍良い点だとしても意味のない点数稼ぎはしないんだよ。
R:でも、今月分の得点ランキングを発表したら更に盛り上がるよ。
?:盛り上げるなよ! 盛り上がったらお前にデメリットしかないだろ。
R:そうでもないよ。このベランダでの戦いは聴衆からお金を取るからね。
?:いや、どんなビジネスだよ。ヤバイとこ住んでんじゃねえか。
R:観客の皆様に楽しんでもらえる戦いがしたいんだよ!
?:見せ物なら下の階に排泄物で攻めるのやめろよ。
R:垂れ幕で隠してるんだから大丈夫だよ。
?:隠してたのかよ! マイナスな部分は隠すとか本能のままだな。
R:というわけでね、日々 神経をすり減らしながら過ごしているわけですよ。死の恐怖と酷い悪臭で。
?:だったら下への攻め方は変えろよ!
R:ちなみに蚊や鳥なんかも俺の命を狙ってベランダに攻めてくるよ。
?:もう敵が多いってレベルじゃねえよ。本能的に殺意を掻き立てさせる何かをもってるとしか思えないわ。
R:でも、まったく相手にはならないんだけどね。蚊は蚊取線香を用意して落とすし、鳥は鳥取県で作られたお線香 通称 鳥取線香を用意して落とすし。
?:それじゃ たぶん蚊は取れても、鳥は取れねえぞ。
R:まぁ、そんなことは置いといてね。最後に告知だけさせてもらおうかと。
今度 ウチのベランダで焼肉パーティーをします。こだわりのインテリアで皆さんをお出迎えするので是非きてください。
?:そんな危険地帯 絶対 行くわけねえし、集合住宅のベランダで焼肉パーティーはやめとけ! もうこれ結構!
シン:どうも初めまして、漫才頑張っていきましょう。 よろしくお願いします。
ペイ:要するに、最後のエンディングをどう盛り上げようかっていうところで悩んでるんですよ。
シン:突然何だお前は。 第一声で「要するに」から入るとか前代未聞だろ。
いきなりエンディングがどうたらこうたら言われてもよ。
ペイ:いやだからね、僕が最近毎日のように没頭している「RPGツクール」のことですよ。
今日は「RPGツクール」で僕が製作している「ミラクルアドベンチャー」という超大作の世界観をね、
皆さんに味わっていただきたいなと。
シン:味わいたくねえよ! はっきり言って誰も興味ないわ! 普通に漫才しましょうよ。
ベタかもしれないけどファミレスの設定とかさ。
ペイ:わかりました。 じゃああなたファミレスの店員で接客してくださいよ。
僕は魔王で、客としてやってくるので。
シン:だからその魔王がいらないんだよ! RPGの世界観そのままでお送りしちゃってんじゃねーか!
ペイ:いやいいじゃないですか! 魔王とツッコミの漫才みたいな感じでやればいいじゃないですか!
シン:よくねぇよ! あのな、俺はお前がRPGを好きなのは充分にわかるし、それは良いことだと思うんだよ。
でもそれをこうやってわざわざネタにまで持ってくんなってことを言ってんの。
そうやってコンビの片方にキャラクターが乗っかったような漫才はどうせ俺らには向いてないんだから。
そういうのはちゃんとキャラを活かすのが得意なコンビに任せて、俺らは普通に漫才しようって言ってんの。
ペイ:はいはいわかりましたよ。 普通の漫才ね。
普通の漫才といえば、この仕事に憧れるみたいな話題からネタになったりしますよね?
シン:まぁそれがオーソドックスだわな。
ペイ:それでね、あなたに向いてるんじゃないかと前々から思ってた仕事があるんで、今日は試しにそれをやってみませんか?
シン:向いてる仕事? どんな仕事よ?
ペイ:あのね、「人生相談」とか向いてるんじゃないかと思いましてね。 ラジオとか新聞とかでやってるじゃないですか。
シン:人生相談? 何で俺に向いてると思うの?
ペイ:いや、やっぱりあなたってはっきり物事を言うというか、さっきも「俺らは普通の漫才した方がいい」みたいな事言いましたよね?
そういうズバリ言ってくれる人っていうのは、人生相談とか向いてると思うんですよ。
シン:なるほどね、まあ確かによく友達の悩みとか聞いたりすることはあるからね。
ペイ:そうでしょう。 ということで早速やってみましょうよ。
こういう時のために、前から友達とかバイト先の同僚とかから悩みを募集してたんで、それをあなたにぶつけますから。
シン:ほう。 まぁ答える以上は真剣に考えていきたいですけども。
ペイ:じゃあ行きますね。 まずは・・・30代・自営業の方ですね。
「僕にはそろそろ結婚を考えている彼女がいるのですが、彼女が姑となる僕の母親と上手くやっていけるかとても不安です。
悩んでる僕にアドバイスを下さい。お願いします」
シン:なるほどね。
ペイ:というわけでシンさん、早速アドバイスの方お願いします。
「夫であるあなたが不在の時に何か問題が起きている可能性もあるので、二人の様子に不自然なところがないか注意して、
おかしいなと感じたら声をかけてあげるなどの気遣いが大切だと思います」
って言ってあげてください。
シン:なんでお前が答えてんだよ! お前が全部回答しちゃってんじゃねぇか! お前の答えを俺が言わされてるだけかい!
ペイ:ほら、早く答えてあげてくださいよ。
シン:だからなんでお前の答えを言わそうとするんだよ! 佐村河内氏も驚くゴーストライターぶりじゃねぇか!
ペイ:いや、皆さんはあなたの声を聞きたいんですよ。お願いします。
シン:・・・次からは俺が考えた答えを言うからな。
はい、というわけでですね、嫁と姑が仲良くできるか不安ということでしたけども、
夫であるあなたが不在の時に何か問題が起きている可能性もあるのでね、二人の様子に不自然なところがないか注意して、
おかしいなと感じたら声をかけてあげるなどの気遣いが大切なんじゃないかと思う次第であります。以上です。
ペイ:ありがとうございます。 きっと相談者の方も救われたと思います。 やっぱあなたにはこの仕事向いてますよ。
シン:褒められた感じがしねぇよ。 なぜなら自分で考えて相談に答えてないからな。
ペイ:じゃあ次の相談いきますね。 10代・職業は、えーと・・・ゆ、勇者ですね。
シン:ん? ・・・ん?
ペイ:「僕はクラスの同級生と交際しているのですが、最近部活の後輩のことが好きになってしまい、何度かデートをしてしまいました。
自分でもいけないことだとわかっているのですが、どうしたらいいでしょうか。」
というわけで今回は是非、自分の言葉で、答えてあげてください。
シン:いや、その前におかしいだろ。 なんだ職業が勇者って。
ペイ:ちょっと、職業は今関係ないじゃないですか。 若者の、恋愛の悩みに答えてあげてくださいよ。
シン:それよりも職業の方が大事だろうが! 同級生とつきあってんなら「学生」とかでいいだろ! なんだ勇者って!
お前友達とかから悩み募集したって言ってたよな! なんだ、お前の友達には勇者がいんのか?
ペイ:いいかげんにしてくださいよ! 彼だってね、こういう恋愛の悩みを勇気を出して僕らに打ち明けてくれたんですよ!
その勇気に敬意を表して、勇者ってことでいいじゃないですか!
シン:よくねぇだろ! なんで勇気あるだけで勇者を襲名してんだよ! そんな気楽に肩書き変えられるわけねぇだろ!
大体本当にそいつが勇者だったら彼女そっちのけで後輩とデートなんか行かねぇよ! 勇ましさゼロじゃねぇか!
こんな適当な奴の悩みなんて答える必要ねぇよ! なぜなら勇者だからだよ! 己の持ち前の勇気とやらで困難に立ち向かえや!
ペイ:・・まぁしょうがないですね。 今回は「己の勇気で立ち向かえ」が答えということにしましょう。
次はちゃんと相談に向き合ってくださいよ。
シン:ちゃんとした奴からの相談には俺はちゃんと答えるつもりだよ。
ペイ:では行きます。 20代・黒魔道士の方です。
シン:おい! ちょっと待てやお前! また職業おかしいのが来たぞ!
ペイ:なんですか! また職業ですか! そうやって相談に向き合うことから逃げていては相談者に失礼でしょう!
シン:失礼なのはお前と相談者の方だろうが! なんだ黒魔道士ってよ!
ペイ:この方はね、専門学校を卒業して立派な黒魔道士として働いていらっしゃるんです! 真摯に向き合っていただけませんか!
シン:専門学校があんのか黒魔道士は! 今度オープンキャンパスとかあったら是非見学に行きてぇよ!
あのな、さっきの勇者はまだ「そいつに勇気があるから勇者って名乗ってるだけだな」と思って引き下がったけどよ、黒魔道士で確信したわ。
お前そうやって人生相談の話を利用して大好きなRPGネタをぶち込もうっていう魂胆なんだろ!?
ペイ:違いますよ! 僕はただあなたに人生相談が向いてるんじゃないかと思ってこうして悩みを募集したんじゃないですか!
シン:だったら紛らわしいから黒魔道士とか出すな! ちゃんとした相談なら俺もちゃんと答えるからよ!
ペイ:行きますよ。 えー30代・僧侶の方です。
シン:僧侶? まぁここでぐだぐだ言ってもしょうがないか・・・ じゃあそいつの相談は何よ?
ペイ:「Peccei-Quinn理論(もしくは機構)は強いCP問題の解となるのでしょうか? 予測されたアキシオンの特性は何でしょうか?」
シン:わかんねぇよ! 人生相談だって言ってんだろうが!
ペイ:またですか! 職業に文句付けるわ質問にも文句つけるわでなんなんですか! やる気無いんですか!
シン:そういう問題じゃねぇだろ! これのどこが人生相談なんだよ! なんちゃら理論とかいいからまず相談する相手を考えろや!
ペイ:今日のご飯は焼き肉かな、それともPeccei-Quinn理論かな、みたいなことじゃないですか!
シン:意味わかんねぇよ! そんなアルファベットだらけのおかずがあるか! 大体人生相談で今日のご飯のメニュー相談してくんなバーカ!
そんなにそのなんちゃら理論のこと知りたかったら他の人をあたれや! 多分いるだろ、理系の問題が得意ですって言ってる人が周りに!
ペイ:なんなんですかもう、せっかく僧侶の方がね、相談してくれたというのに・・・
シン:そもそも僧侶とその理論に何の関連性があるんじゃい! お経読んでて「南無妙法Peccei-Quinn・・・」とか言いたいのかそいつ!
あと最初は黙っていようと思ったけどやっぱり言うわ! 僧侶も若干RPG感にじみ出てるからな!
ペイ:なんでですか! 僧侶ですよ!? 僧侶なんて普通にいる職業じゃないですか!
シン:うーん・・・いや、いや! やっぱ僧侶もRPGつながりだろ! 僧侶はアウトだよ!
もういい! この質問も答える必要無し!
ペイ:じゃあ今度こそ、マジで答えて下さいよ。 40代、職業は、企業戦士の方です。
シン:だ か ら ! ! 戦士って何だって言ってんだろうが!!
ペイ:もう!! またですか! 「企業戦士」ですよ!? 「会社員」と同じようなものじゃないですか!
シン:だったら会社員でいいだろって言ってんだよ! 「ご職業は?」って聞かれて「はい、僕、企業戦士やってます」とか言うバカがいるかい!
ペイ:それにしたって企業戦士なんて職業はRPGには出てきませんよ! あなたの被害妄想じゃないんですか!?
シン:その「戦士」っていう部分にRPG感がはみ出てんだよ! いくらお前でもそれくらいわかるよな!?
ペイ:なんのことですか! 何でそんなに怒ってるのかまったくわかりませんよ!
シン:なんでわかんねぇんだよ! 鈍感すぎるだろ! まだ「鈍感なんです」ってお前が相談してくれた方が答えがいがあるわ!
ペイ:もういいです! こうなったら相談から先に読みますんで、今度こそ真面目に答えて下さい。
シン:そんなことしなくていい! まずちゃんとした職業の人が出てくることの方が大事だよ!
ペイ:行きます、「ペットがなつきません。どうしたらいいですか。」 さあ、答えて下さい。
シン:うるせぇ、職業を言え! 職業だよ!
ペイ:職業職業ってなんなんですか! 相談に答えてあげるだけの話じゃないですか!
シン:職業だよ! いいから職業を言えよ!
ペイ:えー、20代、猛獣使いの方からです
シン:やっぱりそっち系じゃねぇか! ほれ見ろ! そもそも猛獣使いが「ペットがなつきません」ってバカすぎるだろ! 本業じゃねぇか!
ペイ:あー! なんなんだよもう!!
シン:なんなんだよもうじゃねーよ! こっちのセリフだよ! お前が普通の職業からの相談を言えば済む話なんだよ!
ペイ:「ピーマンが苦手です。克服するにはどうすればいいですか。」
シン:知るか! 職業は! 職業は何だ!
ペイ:ピーマンといえばね、ナス科のね、野菜ということで・・・
シン:そんな時間稼ぎしなくていい! 職業をさっさと言わんかい!
ペイ:・・・10代、キマイラの方からです
シン:もはや人間ですらねぇのかよ! 職業っていうか種族じゃねぇか! 「キマイラの方から」って言葉を俺は今初めて聞いたよ!
ペイ:ピーマンを克服したいっていう、切なる願いを聞いてあげてくださいよ!
シン:キマイラがそんな悩み持ってるわけがねぇだろ! 菜食主義のキマイラとか聞いたことないわ!
ペイ:・・・では、次の相談を・・・
シン:お前いつまで同じボケ繰り返せば気が済むんだよ! ひたすら職業でつまづいてばっかりじゃねぇか!
最初の自営業の方だけじゃねぇかよ、ちゃんとした職業の人は!
ペイ:だから、それはあなたが相談に向き合おうとしないからじゃないですか!
シン:違うわ! じゃあ今からお前に現時点での俺らの状況を教えてやるよ!
MM-1グランプリという大きな大会でだ、冒頭で「RPGの話はやめて普通に漫才やろう」って宣言したのにもかかわらず、
結局お前のせいでRPG、というよりRPGの職業のボケオンリーでもう漫才の終盤にさしかかってるんだよ! どうしてくれるんだよ!
ペイ:違いますよ! 僕はただ人生相談をやりたいだけなんですよ!
シン:だったら普通の職業で相談してこいって言ってんだよぉぉぉぉぉぉ!!!
ペイ:わかりました! じゃあ最後、この方の相談に答えてあげて下さい!
シン:もう最後かい! ほぼRPGの住人からしか相談来てねぇのかよ!
ペイ:20代、銀行員の方です!!
シン:・・おっ、銀行員?? おお、おう、銀行員な。 銀行員なら全然いいよ。
ペイ:よかった、ありがとうございます。 じゃあ相談を読みますよ。
「魔王を倒したいのですが、しんぴのつるぎが中々手に入りません。洞窟の奥には・・・
シン:質問がRPGじゃねぇか! いいかげんにしろ!
二人:ありがとうございました。
審査員 点数 |
55 | 47 | 62 | 35 | 36 | 72 | 平均51.17 |
【審査員コメント】 ・投稿者名の某女性タレントBとは伴都美子さんと予想します。 二つの要素を合わせたネタというのはよくありますが、「相談」と「RPG」という要素が上手く噛み合っていました。 ボケのパターン自体は変わらないんですが、企業戦士やキマイラなど盛り上げ方が良かったです。 その半面、展開に欠けた点は否めないため、何かしらの変化があっても良かったかもしれません。 また、勇者に辿り着くまでが冗長だったため、もっと縮めるかキラーワードを盛り込むとなお良くなるかと。 ・しつこいなあ……。 たしかに勇者の時はそれくらい食いついてもよかったと思いますけど、 黒魔導師以降は職業に執着し過ぎてテンポ悪かったです。 RPG要素を組み込むにしても、相談内容が普通な以上、もっと幅を広げて欲しいです。 だからPeccei-Quinn理論はすごくよかったです。単語の破壊力も、意味不明さも、掘り下げも見事。 こんな感じで他のくだりも改善していくといいと思います! ・黒魔道士の辺りから段々とボケが面白くなってくる感じでしたが、ツッコミがくどかったかなあ、と。 「ちゃんとした職業の人が来ることが大事」とありましたが、そうでもない感じがして 終盤のたたみかけとかよかったんで、ツッコミの違和感が残念でした ・そうですねえ、ボケのパターンもそのツッコミも 基本全く同じなので1つ1つやりとりが進むごとに どこか変化をつけてもらいたかったなと。 ・こういった誰かの相談に答えていくって内容で このユニット名だとラジオ番組的な元ネタがあるのかなと疑います。 それはさて置き、RPGっぽい職業を出すことよりも、それを過剰に突っぱねるほうがボケらしい気がしてフワフワした印象を受けました。 ボケが見聞系な上に「職業に文句つけるな」が割と正論なのが余計にボケ・ツッコミを中途半端に見せてるのではないでしょうか。 ボケ・ツッコミを思いっきり分け隔てたりしないネタだとそれこそキャラを活かす必要があると思いますし。 相談の答えを言わせるのとか面白かったです。 ・オマージュ元のノリを上手く利用できていて、さらに独自のフレーズを上手く乗せられていたんじゃないかと思います。 「黒魔道士の専門学校」「Peccei-Quinn理論」あたりのフレーズが特にツボでした。 あとはやっぱり、オマージュ元が神なだけに、どうしても笑いとしてちょっとハードル上げて見てしまいますね。
井島:はいどうもー、井島と大崎と杏奈でエバーグリーンですよろしくお願いしますー。
大崎:助けてくれぇぇぇぇぇ!!
井島:うっせ。お前うっせ。うっせっせ。一体何があったんだよ。
大崎:お、俺さぁ・・・さ、最近頭いいって言われてないんだ・・・どうすればいいんだ!
これは由々しき事態だ!実に由々しい!由々しいってかもう由々々しいぐらいかな!?いや、由々々々しいぐらいかな?
井島:由々しいって言葉「ゆ」が増えてくごとに度合いが増してくもんじゃねえよ。
ってか別にそんな非常事態でもないでしょ頭いいって言われなくなったぐらい。
杏奈:井島くん!アンタ何言ってるの!?このクズ!人でなし!
井島:何で序盤からそんなキツめの罵倒浴びせられなきゃなんないんだよ。幸先悪すぎるだろ。
杏奈:いい!?アンタ頭がおかしいって言われないことがどういうことかわかってるの!?
井島:まぁ褒められたことではないってだけじゃない?
杏奈:アンタ・・・ボラギノールって知ってる?
井島:溜めてまで言う座薬じゃねえよ。まぁ知ってるけど、ボラギノールがどうかした?
杏奈:アイツ、めっちゃ頭いいって言われてるのよ!しかもTVで・・・!あんなただの痔の薬が・・・!
井島:確かにCMで頭いいって言われてるけども。だから何なんだよ。
杏奈:あんなに頭いいって言われてるボラギノールですら痔を治す薬という立場に甘んじているのよ!
じゃあ頭いいとすら言われない人はどうなるの!?せいぜいゲボ掛けられて燃やされて終わりでしょ!?
そうなんでしょ!?日本政府さんよ!!
井島:座薬と人間様を同列に考えてんじゃねえよ!
ってかお前被害妄想のスケールがエグいわ!空想上で日本政府を相手取ってんのかお前!
そんでどんだけひでえ政府でもゲボを用いた処刑は行わねえだろうよ!
そういえば大崎も最初「助けてくれ」って絶叫してたけど、お前もこれを信じちゃったの?
大崎:・・・いや?この人さっきから何言ってるの?
俺は頭良いって言われなくなっちゃったから自分がバカになってきちゃったのかなーって不安になっただけだよ。
井島:よかった!被害妄想患ってるのは一人だけだった!それにしては最初のセリフはオーバーだと思うけどとりあえずよかった!
杏奈:被害妄想なんかじゃないわ!実はね、最近は私も頭いいって言われないの・・・逆は言われるんだけどね。
井島:その辺は何となくここまでの会話的に皆さんも察してると思うわ。
杏奈:それでね、最近ね、何かどこかから視線を感じるの。それでわかった。
頭がいいと言われなくなったボラギノール以下の私たちは、政府の監視下に置かれてるのよ!隙を見せたら殺されるの・・・!
助けて!助けてよぉ!
井島:だからボラギノール以下の私たちって!ボラギノール以上だわ!異常かもだけどボラギノール以上ではあるわ!
座薬と人間じゃ身分が違う!
杏奈:今の日本は身分なんて関係ない実力社会よ。
井島:実力社会の限界超えてるわ!
ドラッグでもやってるのかってレベルの被害妄想だな!お前を助けられるのは多分カウンセラーだけだわ!
大崎:ひぃぃぃっ!頭良いって言われないとそんなことがあるの!?知らなかった!
井島:何で信じちゃうんだよ!どう考えても嘘だろそれ!
大崎:嫌だぁぁぁ!!殺されたくないよぉぉ!助けてぇぇ!
井島:ダメだ・・・大崎も向こうの陣営に持ってかれた・・・もう嫌だ・・・
杏奈:井島くん、お願い!クイズを私たちに出して!
井島:もう帰りてえんだけど。大事な舞台だけどもう帰りてえんだけど。
杏奈:お願い!ここであなたが出したクイズに正解して、政府に頭いいとこをアピールするの!
そうすれば、私たちは生き残れるかもしれない!
井島:政府にアピールできねえよ。お前らに興味あるのは精神科医ぐらいだよ。
大崎:俺からも頼む井島!お前の力が必要なんだ!
井島:・・・もうわかったよ面倒くせえな。
杏奈:ありがとう!井島君は命の恩人ね!
大崎:ありがとう井島!お前ならやってくれると信じてたよ!
井島:あいあい、じゃあ問題。
日本一高い山は、
大崎:こんなの簡単だ!ふ・・・
井島:富士山ですが、
大崎:うわぁぁぁぁぁ!!富士山って言い掛けたぁぁぁぁぁ!!引っ掛け問題だったぁぁ!!
政府様に引っ掛かるとこ見られたぁぁぁぁ!!死にたくない!死にたくないよぉぉぉぉ!!!
杏奈:落ち着いて!落ち着くのよ大崎君!焦ってもいいことなんてないわ!
一緒に!一緒に生きてこの場をくぐり抜けましょ!
大崎:はぁ・・・はぁ・・・・助けて!俺このままじゃ死んじゃう!死んじゃうよ!
杏奈:大丈夫!大丈夫だから!まだ巻き返せる!巻き返せるのよ!
井島:うるせぇぇぇぇ!!人にクイズ出させておいて聞かねえのかよ!
杏奈:ごめんね!でも今かなりギリギリの状態だったから!ごめんね!
井島:別にギリギリでもなんでもねえんだよ!政府なんてここには居ねえよ!もういいわ!やめようぜ!?
大崎:いや、頼むよ!俺たちにもう一度だけチャンスをくれないか!?
井島:・・・もうわかったよ面倒くせえな!
じゃあさっきの続きな?世界で一番高い山は何でしょう?
杏奈:よし、わかったわ!
大崎:待てよ。本当にわかったのか?
杏奈:え?
大崎:いいか、間違えたら俺たちは日本政府の手によって殺される。
100%、死なないって言う自信がないのなら・・・俺はお前に回答させるわけにはいかない。
杏奈:大崎くん・・・
井島:何かドラマチックになってるとこ悪いけど大丈夫だろ!世界一高い山だぞ!?これ間違える!?ってか間違えられる!?
ってかそもそも殺されねえんだよ!!さっきから何で大崎まで完全にその世界観に溶け込んでるんだよ!
大丈夫だから早く答えろよ!
杏奈:え?じゃ、じゃあ答えるわ・・・山形県?
井島:お前ぎゃーぎゃー騒いでるだけで問題文ロクに聞いてなかったろ!そんで聞いてないなら答えようとすんじゃねえよ!
正解はエベレストだよエベレスト!
杏奈:あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ!!テンパった!テンパった!テンパったってか問題聞いてなかった!
井島:案の定だな!
大崎:井島!フォローだフォロー!フォローして少しでも政府への印象を良くしないと!殺される!杏奈が殺されるぞ!
井島:殺されねえよ!いい加減うざってえよそのノリ!
杏奈:私はもうダメよ!頭のよさじゃ結局ボラギノールに勝てないの!
井島:勝てるよ!人間様だもの!
ってかさっきからボラギノール意識しすぎだろ!ボラギノールだって世界一高い山の名前は答えられないからな!?
大崎:・・・あ、確かに!ナイスフォロー!お前フォロー上手いな!
井島:こんなんで褒められると逆に恥ずかしいわ!
杏奈:ダメよ・・・確かにボラギノールは世界一高い山の名前なんて答えられない・・・
でもね、私たちは、アイツらみたいに、外にサッと塗られたり中にチューッと注入されることはできないの・・・
アイツらが頭いいと言われる原因はそこ。それが彼らのインテリポイントなのよ。
井島:インテリポイントではねえよ。
杏奈:だから私たちは、ヤツらとは別の部分のインテリポイントを見せる必要があった。
でもダメ・・・それさえできなかった・・・
このままじゃ私は、ボラギノール様以下の存在よ。
井島:自己評価がボラギノール下回ったからって敬い始めるなよ!
ってかそもそも下回るなよ!
大崎:何言ってんだよ杏奈!二人で政府の魔の手から逃れるんじゃないのかよ!こんなとこで諦めんなよ!
杏奈:諦めてなんかないわ!
でも私は頭の良さではボラギノール様に遠く及ばないのよ・・・だけど・・・他の部分では勝てるかもしれない!
だから頭の良さではなく私の別の長所を褒めて!そこでボラギノール様に勝てば生きて帰れるかもしれないから!
井島:他のところって・・・何だ?他と比べ高いのは頭のイカれ具合ぐらいだろお前。
杏奈:ナメんじゃないよ!私にだって特技の一つや二つありますよ!
井島:頭のイカれ具合についての否定はないんだ・・・特技ってどんなの?
杏奈:私ね・・・こう見えて、他人の恋愛にすごい敏感なの!
学生時代に誰と誰が付き合ってるとかすぐわかったんだから!
井島:予想以上にしょうもなかった・・・!
多分後にも先にも見ねえよそんな野次馬能力で政府に立ち向かおうとしてるヤツ。
杏奈:だからそこを褒めて!恋愛に敏感ですごいね!って言って!お願い!
大崎:俺からも頼む!
井島:・・・はいはいわかったよ!恋愛に敏感ですごいね!
杏奈:ありがとう!これで私は救われた!
大崎:・・・いや、ダメだ・・・!
俺たちは監視されている。つまり、杏奈の「恋愛に敏感ですごいね!って言って!」って発言も政府に聞かれてる!
杏奈:・・・え?あっ!確かに!
井島:あ、そこ気づいてなかったんだ!バカかよ!
杏奈:バカって言うなぁ!うわぁ!殺されるぅぅ!
うっ・・・・ショックのあまり吐き気が・・・・
おぼろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろ!!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
ゲボ掛けられたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
あとは燃やされるだけだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
井島:掛けられたってそれお前のゲボだろうが!頭の良し悪し以前に正常な認識能力が、ない!!
そんであとは燃やされるだけって何!?誰も燃やさないから!政府はここに居ないから!頼むからこれ以上傷口広げないで!
そもそもさ、何だそのハイリスクな処刑方法!燃やしたらゲボ臭が蔓延するだろうが!誰が好むんだよ!
杏奈:どうしよう・・・私はもう、終わりかもしれないわ・・・
大崎:じゃあその、恋愛に敏感って言う特技をさ、ここで披露すればいいんじゃない?
誰も知らないような恋愛事情をここで皆に教えればもしかしたら政府も認めてくれるかもしれないよ!
杏奈:それしかない!・・・でも、これ言ってもいいのかなぁ?
大崎:え?何!?何!?俺聞きたいんだけど、誰と誰?誰と誰!?
杏奈:あのね・・・井島くんはね・・・大崎くんのことが好きなんだよ。
井島:・・・・・は?
杏奈:今日の漫才で確信したの。
だって、大崎くんが井島くんの言うことよりも私の言うことを聞いたら、
井島くんしばらくテンション下がって帰りたいとか言ってたし
クイズを出してって私がお願いしても聞いてくれなかったけど、大崎くんがお願いしたら聞いてくれたし
大崎くんが間違った答え言おうとしたとき、井島くんは問題読んで遮ったし・・・
完全に井島くんは大崎くんが好きなのよ!
井島:・・・・いや違うよ!?たまたまだから!何かそこだけ取り上げられちゃうとそうみたいになっちゃうけど!
何だこの感覚!濡れ衣なのにすげえ恥ずかしいんだけど!
大崎:お、お前・・・・そんなに俺のことを・・・・
井島:お前はすぐ何でも信じるね!俺、金に困ったらお前だまして巻き上げようと思う!
杏奈:そりゃあ信じるわよ!だって本当のことでしょ!?
井島:日本政府さんコイツぶち殺してやってください!ただの恋愛に敏感ぶってる決めつけ女でした!
杏奈:何てこと言うのよ!ひぇぇぇぇぇ!!私、私殺されるぅぅぅ!!
井島:こんなんで殺されるわけねえだろ!バカかよ!
大崎:バカって言うなぁ!政府さん違うんですよこれは!
おい!井島!大事なことをバラされたからって、言っていいことと悪いことがあるだろ!
俺・・・そういう井島は嫌いだな・・・
井島:・・・・いや別に悲しくねえわぁぁぁぁぁぁ!!調子乗ってんじゃねえよ!!
やってられるかもういいぜ!
3人:どうもありがとうございました。
審査員 点数 |
54 | 40 | 58 | 68 | 56 | 49 | 平均54.17 |
【審査員コメント】 ・テンションとバカっぷりは今大会随一でした。なんだよゲボかけて燃やされるって。 クイズの部分は特にそのバカっぷりが際立っており、テンションだけで笑わせるパワーがありました。 ただ、導入とオチは多少ムリヤリ感が出てしまい、残念な印象か残ってしまいました。 「頭いいって言われない」という導入に無理を感じてしまい入りにくかったので、もっと納得出来る導入にすべきかと。 また、オチの同性愛展開も急過ぎたので、別の終着地点を用意した方がキレイだったと思います。 バカバカしい内容を存分に発揮出来るよう、もっと細部を意識してみてください。 ・井島くんはホモ(公式) ボラギノールが頭いいという着眼点は素晴らしいです。なるほど、と笑いながら感心しました! ですが、よかったのは序盤までで、クイズ以降から歯車が狂い始めました。 インテリポイントとか良いフレーズはあるんですが……展開がぐちゃぐちゃで何がしたかったのか見えなかったです。 ・杏奈が異常な人、大崎が普通なのに杏奈に引っ張られてるオーバーな人っていうバランスが取れてて良かったと思います 長ゼリフに関してはダレたりノイズになってる感じが半分、功を奏してるのが半分といったところでしょうか 「ゲボかけられて燃やされる」が異様な面白さでした。今大会の本当の意味のキラーフレーズ ・面白いんですがやりとりの割にはちょっと密度が薄いかなあと。 三人いるとやはり行数がかさむのでもうちょっとその中で 展開やボケを詰め込む工夫がいるかと思います。 ・勢いはすごかったのですが、結構 中身はスカスカに感じました。 もちろん面白いところもあったんですが、全体のあつくるしい印象に埋もれ気味です。 「お前すぐ何でも信じるね!俺、金に困ったらお前だまして巻き上げようと思う!」は急になんてひどいこと言うんだって感じで特に良かったです。 ・杏奈がヤバい人だというのは分かったのですが、それに対して大崎の立ち位置が少し中途半端だったかなと。 面白そうなボケも多かったのですが、「政府に見られている」というテーマが強すぎて、個々のボケの威力が薄れているのが勿体ないと思いました。 今回は厳しい指摘が多くなってしまい申し訳ないのですが、面白そうな要素自体はたくさんあるので、あとは料理法次第かなと思います。
鶴岡:ど−もーチェックです
武田:よろしくお願いします
鶴岡;初めてのお使いってさ緊張したしたよね
武田:そうだね。なにがでるかな、なにがでるかな。じゃじゃじゃじゃん♪
鶴岡:初めての小堺じゃないよ。厳密にはごきげんようだよね
武田:違うの?みんなやってんじゃないの?不倫の話とか
鶴岡:やってないし不倫で話せることないよ。
武田:俺はいっぱいあるんだけどね
鶴岡:あんのかよ!僕は初めてのお使いの話を聞いているの。お使いね、何買った?
武田:サクランボだっけなー?
鶴岡:ほうほう
武田:ピーチだっけ?
鶴岡:英語で言う
武田:そうだプラネタリウムだ
鶴岡:プラネタリウムを買ったの!?
武田:お前は何買った初めての大塚愛?
鶴岡:初めてのお使いじゃなくて初めての大塚愛の話してたのかよ。
武田:それでは歌います。さくらんぼのサビ
鶴岡:歌うのかよ!
武田:笑顔咲ク 君とつながってたい
もしあの向こうに見えるものがあるなら
愛し合う2人幸せの空
隣どおし あなたとあたし 裂くランボー♪もう一回
鶴岡:そんなグロテスクな歌じゃないよ。ランボーは引き裂かない!はじめのお使いの話がしたいの!
武田:そうだなお前は最初は何買った?
鶴岡:ぼくはねーアンパンだった。親って明日のパンのこといつも心配するよね。武田君は何買ったの?
武田:俺もパンだよ
鶴岡:なにパン?
武田;ちがうよ。パンのメーカー
鶴岡:企業を買ったの!なんで?
武田:パンのメーカーの社長のやまさきさんと自分の家が隣同士でおやじと中悪かったし買収して社長を左遷させ関係を裂いた
鶴岡:乱暴すぎ。
武田:やまさきさん母とは仲良かったんだ
鶴岡:そうなんだ。なんてメーカーを買収したの?
武田:やまさきパン
鶴岡:アウトじゃないの?やまざきパンは知ってるけどやまさきパンは知らないよ
武田:知らないの毎年春にパン祭りしてるよ
鶴岡:そこもパクってるの
武田:パンをぶつけあう祭り他にあるの?
鶴岡:そんな、外道な祭りやってんの!
武田:チョココロネ最強説あるね。
鶴岡:そんな説あるの!?
武田:熱してぶつけたら中のチョコがでて火傷するから
鶴岡:危なすぎる!
武田:凍らしたパンも強いね
鶴岡:血が出る。下手すりゃ、死ぬ
武田:通称やまさき春の血祭りって言われてるからね
鶴岡:あっちは皿でこっちは血をあげてるのね!それより買収はお使いじゃないでしょ初めてのおつかいはなんだった?
武田:コンビニのおにぎりの具
鶴岡:具だけを買わせる親すごいな
武田:母親が浮気してたから浮気相手とごそごそするために買いに行かされた
鶴岡:ゲスイ親!だから最初うわきの話あるつったんだ
武田:浮気相手は元パンのメーカーの社長のやまさきさん!
鶴岡:えー、やまさきさん左遷されたんじゃ!?
武田:うちの会社やめてやまさきさんはパイロツトになってた
鶴岡:すごいな
武田:もし障子の向こうに見えるものがあるならみてみたい愛し合う2人がパンパンとお後がよろしいようで
鶴岡:全然よろしくないよ歌丸師匠みたいにさ!
武田:幸せの空の旅だな
鶴岡;パイロットだからって上手くない。もっと楽しいこと話そう、子供の時のはじめての友達とかある
武田:小学生の時の友達を金で買った
鶴岡:君はなんでも金で解決するね。最低だな。金で買ったのかよ
武田:1000円で女の子だよ
鶴岡:さらに最低だな
武田:いまでも、その子を2万で買っているよ
鶴岡:売春してんのかよ
武田:今でも繋がっているよ二つの意味で
鶴岡:うまくないよ!ゲスイだけだよ
武田:子供のころわね
鶴岡:今は普通なのか
武田:今は落とし穴掘って落とし穴に落ちた人を嘲笑ってる
鶴岡:今でも最低過だな、ほとんど最低なことしかいってない
武田:そんなことない。歌で後ろから言ったこと振り返ってみる
鶴岡:また歌うの
武田:大塚愛でさくらんぼ
鶴岡:また
武田:笑顔咲ク(落とし穴) 君とつながってたい(売春)
もしあの向こうに見えるものがあるなら
愛し合う2人 幸せの空(不倫)
隣どおし あなたとあたし さくらんぼ(買収)
もう一回
鶴岡:もう一回みてほしいね
武田:ごきげんよう(小堺)
審査員 点数 |
20 | 50 | 47 | 25 | 39 | 33 | 平均35.67 |
【審査員コメント】 ・オチはなるほどと思いました。狙い通りもう1回最初から読みたくさせる効果はあったと思います。 ただ、肝心の中身が拙すぎて、オチで取り戻せなかったのが致命的でした。 序盤は安易なダジャレボケばかりでしたし、終盤は単純にボケが弱くて笑えませんでした。 こういう構造は印象的なボケが随所にあって初めて効果を発揮するため、ボケが小粒すぎて本末転倒になってしまっています。 狙いはいいですので、もっとボケをパワーアップさせ、印象的なフレーズを随所に散りばめてみてください。 そうすればオチの歌も読み返させるだけじゃなく、笑いを増幅させる効果を生んでくれます。 ・台詞の言い回しや話題の展開、純粋な文章力など、まだ漫才を書き慣れてない感があるものの、 初めての大塚愛、やまさき春の血祭りなど、言葉遊びはセンスを感じました。 裂くランボー、やまさきぱんなどハズレもありますが、精度を高めれば相当な武器になります。 最後のさくらんぼの歌は、微妙にかかってない、或いは外してる部分もありましたが、試み自体は面白いです。 ・「パイロツト」って誤字久々に見たな 「あっちは皿でこっちは血」とか最後をさくらんぼでまとめるとかもう一つのユニットよりも凝ってて良かったと思います。 後は会話のスムーズさと読みやすさを追求していくとよりよくなるんじゃないかな、と ・ボケもツッコミも全部単発なんですよねえ。 もう少し会話の流れというものを意識してみては ・こういう構成、試みとしてはかなり好きです。 でも、最後のオチに持っていくために無理やりボケを間に合わせた感じがしました。 それでネタ運びが雑になってしまったのが惜しいように思います。 ・ボケの突飛な発言を、ツッコミがすんなり受け入れすぎているところに違和感がありました。 個人的な意見というかあくまでも一つの例なのですが、ツッコミはおかしいところを徹底的に叩くぐらいでも良いかなぁ、と思いました。その方が、よりボケの面白さを引き出せるかと。 パン祭りやさくらんぼの歌詞のあたりはなかなか良かったと思います。もうちょっと深めても良さそうなところですね。