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051 whitewhite 052 XENOGLOSSIA 053 PINKY PUNK PUMPKIN POP!! 054 月影連盟 055 主催者イジるズ (元 ヱス・ヴン・ノエルρ) 056 クラマエカナエ 057 乙女の方程式


Rゲート
No.051 whitewhite
within
前田:ラジオのパーソナリティがやりたいんでやりますね

安正:いつになくオラオラ系ですね、どうぞ





前田:こんばんは、ラジオです

安正:ラジオさんになっちゃいますよ

前田:この番組はラジオ和歌山をキーステーションに全国1放送局に配信されています

安正:ウルトラ和歌山ローカル番組

前田:和歌山だけに紀伊ステーション

安正:いよっ

前田:まずはこのコーナーから参りましょう、お悩み相談棟のコーナー

安正:大学みたいですね

前田:このコーナーではリスナーからのお悩みを募集しております

安正:まあそういうのありますね

前田:それでは本日も搾悩していきましょう

安正:サキュバスの言い方

前田:えー、和歌山県、ラジオネーム「サッカー」からいただきました

安正:サッカーさん

前田:「恋、してます。どうしましょう」  とのことですね

安正:えらいざっくりしてますね

前田:恋、いいですよね。いいってよく聞きます
   恋してると、もう、恋してるって状態ですもんね、めちゃくちゃいいと思います
   でも恋してると眠たくなりますよね。寝た方がいいと思いました。以上です

安正:向いてないですよ、搾悩向いてないですよ。ダラダラ何言ってるんですか

前田:えー、トラクター差し上げまーす

安正:太っ腹が過ぎる

前田:それでは続きましてのお悩みです。和歌山県、ラジオネーム「テニス」からいただきました

安正:テニスさん

前田:「先日、転倒してヒザから血が出てきてしまいました。どうしましょう」  とのことですね

安正:消毒してしまいですよ

前田:転倒、いいですよね。いいってよく聞きます
   転倒してると、もう、転倒してるって状態ですもんね、めちゃくちゃいいと思います
   でも転倒してると眠たくなりますよね。寝た方がいいと思いました。以上です

安正:ツールに任せてます? 転倒してると眠たくなるの危なすぎますよ

前田:えー、コピー機4台差し上げまーす

安正:いらぬ腹を太らせすぎですよ

前田:それでは続きましてのお悩みです。和歌山県、ラジオネーム「ボウリング」からいただきました

安正:スポーツの名前単体でつけるの流行ってるんですか?もっと凝りません?

前田:「卵焼きを作りたいんですが、卵がありません。どうしましょう」  とのことですね

安正:買うか諦めるしかないでしょうよ

前田:えー、本棚10個差し上げまーす

安正:せめてツール使いましょうよ、いらぬ腹だけ太らせないで下さいよ

前田:それでは聞いてください、ゴムで、伸縮

安正:何を聞かせるつもりなんですか

前田:ビヨーン

安正:でしょうね よくサンプリングできたもんですよ

前田:(CM)

安正:うわっ、CMだ

前田:さあ、本日はスペシャルゲストが来ておりません

安正:来てないんですね

前田:それではお呼びしましょう、スペシャルゲストの福山雅治さんです

いない福山雅治:(いない)

安正:1行返してください

前田:それでは続いてのコーナーに参りましょう、シャキシャキ生野菜のコーナー

安正:福山いてもそれやるつもりだったんですか?

前田:このコーナーではリスナーからシャキシャキしていると思う野菜の名前を募集しております

安正:誰が企画通したんですか、和歌山ラジオ何やってるんですか

前田:早速紹介していきましょう、和歌山県、ラジオネーム「バレーボール」からいただきました

安正:さっきから思ってたんですけど、「和歌山県、」っていうのいらないですよ ウルトラ和歌山ローカルなんで和歌山からしかこないんですよ

前田:「トマト」

安正:ダウト

前田:えー、ボールペン差し上げまーす

安正:さすがに太りませんでしたね

前田:続きまして、和歌山県、ラジオネーム「バドミントン」からいただきました

安正:複数届いてるのが奇跡ですよ、キャベツとかレタスとか紹介してもう終わりでしょう

前田:「サンチュ」

安正:いい塩梅

前田:サンチュ、いいですよね。いいってよく聞きます
   サンチュしてると、もう、サンチュしてるって状態ですもんね。めちゃくちゃいいと思います
   でもサンチュしてると眠たくなりますよね。寝た方がいいと思います。以上です

安正:なんで急にツール使ったんですか

前田:えー、マンション2つ差し上げまーす

安正:「サンチュ」って書いて名前と住所書いて送っただけで大地主じゃないですか たまったもんじゃない

前田:ここでtraffic information~nu

安正:「交通情報ん〜ぬ」

前田:100人に聞きました、交通をどこでお知りになりましたか?
   【交通は分かるがどこで知ったかは分からない:82% 辞書:12% その他:6%】

安正:「交通」の情報求めてないですよ

前田:それでは聞いてください、大雨の後で、濁流

安正:だから何を聞かせるつもりなんですか

前田:ナンノニヌンナネノニンナヌノナニンナナナネノニニナニナニナネンネン

安正:な行に聞こえる濁流聞いたことないですよ

前田:(IN)

安正:うわっ、INだ。なぜか、急に、INだ。 えっ、なんで?何が?

前田:ここでお便りが届いております

安正:濁流とお便りの間に「IN」ってなんですか?どういうことですか?

前田:ありがたいですね、お便り、大事にしていきたいですね

安正:今までなんとなくついていってきましたけどちょっともう分かんないんです

前田:えー、東京都、

安正:radiko使ってる人いるんですか?わざわざ和歌山ローカル放送をradikoで聞いてる人いるんですか?

前田:「野球」からいただきました

安正:濁流とお便りの間に「IN」が入る放送をわざわざradikoをプレミアム登録して聞く人います?

前田:「こんにちは」 とのことですね

安正:radikoプレミアム登録までしておいて送ったお便りが挨拶だけの人います?命名ルールを守っておいて?

前田:こんにちは、いいですよね。いいってよく聞きます
   こんにちはしてると、もう、こんにちはって状態ですもんね、めちゃくちゃいいと思います
   でもこんにちはしてると眠たくなりますよね。寝た方がいいと思います。以上です

安正:お便りを大事にしたいと思ってる人が返事ツールで済ませます?

前田:えー、木星の衛星3つ差し上げまーす

安正:ちょっと僕もう帰るんで後10行程度なんかやっててください

前田:えっ

いない安正:(いない)

前田:あー、そうですか。えー、そうですね。本日は何か中継が繋がってないとのことなので呼んでみましょう。中継先の川平慈英さーん

いない川平慈英:(いない)

前田:そうですよね、いないですよね。えー、じゃあ、えー、天気予報をね、お伝えしたいと思います

ない天気データ:(ない)

前田:そうですよね、和歌山に天候ないですもんね。ありましたっけ?でもあったら「ある天気データ」になるはずですもんね
   えー、それではここで聞いてください、星野源で、恋

聞こえない音源:(聞こえない)

前田:そうですよね、聞こえないですよね、和歌山ですもんね、和歌山だからなんなんですかね
   えー、ここで一旦大声を出してみたいと思います。これで出なかったら僕も帰ります

出ない大声といない前田:(出ない)(いない)

いた忍者:もういいでござる


Rゲート
No.052 XENOGLOSSIA
爪の適正な長さ
歌姫:爪の適正な長さって何センチだと思います!?

寛子:え、それ本当に100行保つ話題? ていうかそんな高いテンションで話す話題?

歌姫:わたくしは、6センチだと思いますのよ!

寛子:長えな。キーボードでちょっと調子のってエンターキー叩いたら、勢い余って折れちゃいそうだよ。

歌姫:でも最近は16.5センチの方がいいという学説もあるらしいんですのよ!

寛子:どこの暇な学会だよ。

歌姫:それでですね! あ、忘れてた! ごきげんよう六川歌姫ですわ! そう、XENOGLOSSIAの!

寛子:漫才の導入ヘタかよ。MM-1出るの何回目だよ。
   えー、大変遺憾ながらこいつの相方の七瀬寛子です。そう、XENOGLOSSIAの。

歌姫:まあ見ての通りわたくし正義感が強いんですけれども!

寛子:正義感の強さは見た目に表れる要素じゃねえんだよ。

歌姫:ですので寛子さん! 自殺してくださいまし!

寛子:それは絶対に正義感の強いヤツが言うセリフじゃないだろ。

歌姫:分かってないですわねー! もー、おバカさんなんですからーっ!

寛子:ごめん、ちょっと今本気で近くに凶器になりそうなものが無いか探しちゃった。無くて助かったと思えよ。

歌姫:わたくし正義感が強いから、自殺したがっている人を助けてあげたいって話はしましたわよね!?

寛子:してねえよ。お前がしてたのは爪の話だけだよ。

歌姫:ですので寛子さん! 自殺してくださいまし!

寛子:話の前提が分かった状態で聞いてみても、まだサイコパス感が失われてないんだよな。

歌姫:もー、なんで死なないんですの!? 早く死になさいな!

寛子:わざとやってる?
   分かった分かった。自殺しようとしてればいいんだろ。任せとけよ。

歌姫:飛び降り自殺でお願いしますわね!

寛子:人を自殺させようとするだけならまだしも、死に方まで指定してくるのかよ。



歌姫:会話の流れの都合でここが1行分余るので、わたくしが一番おもしろいと思うポケモンの名前を言いますわね。
   ペリッパー。



寛子:あー辛い。相方の邪智暴虐っぷりが辛い。これはもう死ぬしかない。よし、死のう。

歌姫:わくわく!

寛子:こいつの正義感の強さの自負はどこから来てたものだったんだ?
   くっそーぜってぇ死んでやるからな。ちょうどいい10階建てのビルの屋上から、飛び降り自殺してやるからな。
   待ってろよ人が苦しんでるのに見て見ぬ振りし続けてきた世間様よ。

歌姫:もっと高層ビルのがいいですわ!

寛子:人の飛び降りる高さに注文をつけるなよ。

歌姫:38階! そう、38階建てがいいですわね!

寛子:その妙なこだわりはどこ由来の何成分なんだよ。

歌姫:人間が飛び降りる自殺をするときに一番綺麗に肉片が飛び散るのがちょうど38階なのだと、
   この前学会で発表されたばかりなんですのよ!

寛子:お前妙な学会にばかり詳しいなあ。

歌姫:さあ死んで! あなたは今こそ死ぬべきとき!

寛子:これ録音しておいたらなんらかの裁判で有利になれそうだな。
   あーもう死ぬしかない。もうこの38階建ての高層ビルから飛び降りて死ぬことだけが自らの使命。
   屋上の柵を乗り越えて……死ぬ準備も万端だぞー。

歌姫:そしてそこに颯爽と現れるわたくし!
   自殺をするのは、おやめなさぁーい!

寛子:これ以上のマッチポンプがかつてあっただろうか。

歌姫:さっそく柵に駆け寄って、手を差し伸べますわ!
   さあわたくしに感謝をしながらわたくしの手を取って! 死ぬのはクソバカのすることですわ!

寛子:先人の死者にむち打つような言い方はやめてやれよ。
   ……そんな自殺をするなって言われたって、もうとっくに気持ちを決めてるんだから、放っておいてくれよ。

歌姫:わたくしの手をお取りになるんですのよ!

寛子:こっちはもう生きてるのが辛いんだよ。

歌姫:さあわたくしのもち肌のやーわからな手を取って!

寛子:もう生きていたくないんだって。

歌姫:わたくしの六千円のネイルアートの施された瀟洒なお手てをとるんですのよ!

寛子:自殺者の話を聞けお前は。あと、なにをへらへらと自分のお手てを自慢してきてんだよ。

歌姫:自慢……?

寛子:自慢をしていたという自覚すらも無いのか。

歌姫:まあ早くお手をとってくださいませんと、話も先に進みませんし! さあ、お早く!

寛子:そんなシステマチックに自殺を止められてたまるかよ。
   こっちは死ぬ覚悟を固めてきてんだ。今更こんな能天気な女に言われたからって引き下がれるかよ。

歌姫:なんで死のうと思ったんですのーっ!?

寛子:それ、今まさに目の前で死のうとしている人に、そのテンションで聞いたら一番いけないやつじゃねえの。

歌姫:教えて教えてー! 教えてくださいましーっ!

寛子:グーが出る前に一度引っ込め。

歌姫:遺書とか書いてませんの!?

寛子:ぐいぐいくるなお前。

歌姫:あーっ! そうそう! 靴を並べて置いてその上に遺書乗っけるやつ! あーれ見たかったんですのよー!
   どこどこ、どこにありますの!?

寛子:当の自殺者を目の前にして、見たかったとか言うなよ。

歌姫:あ、あった! わたくし踏んでましたわ!

寛子:なんてことをしてくれてんだよ。

歌姫:オホホ! クロックスじゃありませんの! わたくし初めて見ましたわクロックス!
   口に出して面白い日本語の第一位ってクロックスですわよね!

寛子:お前一つの台詞にいくつの失礼を重ねれば気が済むんだよ。

歌姫:あった遺書! 遺書ありましたわ! もー、なんでくしゃくしゃになってますの!?
   死ぬ前の想いをしたためてるんですから、もっと上等な紙をお使いなさいなー!

寛子:お前、自分が踏んだという記憶はもう綺麗さっぱりなくなってるっていうのか?

歌姫:どれどれ。

寛子:当然な顔して中読むのやめてくれよ。

歌姫:あっ、これ封筒に入ってる! もー、こういう余計な一手間加えるのやめてくださいません!?
   読む人のことまったく考えてないで、書き手のやりたいようにやったのが丸わかり!
   そんなんだから死のうと思うくらい追いつめられちゃうんですのよー!

寛子:じゃあ死ぬね。

歌姫:はいはいお待ちなさいな! こっち今遺書読んでますから、ちょっと待つくらいはしててくださいましよ!

寛子:片手間で自殺をとどめさせるな。

歌姫:えーと、確かポケットにペーパーナイフが入っていたはず……。

寛子:そこは育ちがいい。

歌姫:あ、ありましたわ! ではこのペーパーナイフで封筒の端っこをぺりぺり……っと。よーし、開きましたわー!

寛子:これ隣で待たされてるこっちはどんな顔をしてればいいのかわかんないんだけど?

歌姫:笑えばいいと思いますわよ!

寛子:脊髄反射で答えんな。

歌姫:えーどれどれ! 『遺書! ここまで育ててくれたお父さんお母さん、先立つ不孝をお許しください』!

寛子:本人の目の前で音読をするな。

歌姫:『勤めている会社がブラック企業で毎日毎日仕事ばかりの日々が耐えきれず、死ぬことにしました』と!
   ははー、働いていないのになぜか不思議とお金が増えていくわたくしにはとても理解できない死亡動機!

寛子:死ぬ前にせめてこいつを殺したい。

歌姫:働くのが嫌なら、お仕事をやめてしまえばいいじゃありませんのー! もー、おバカさんですわねー!

寛子:なんでこいつこの態度で目の前の自殺志願者が自殺を思いとどまると思ってるんだ?

歌姫:何が問題なんですの!? お仕事をやめるだけじゃあ駄目なんですの!?

寛子:なんだこいつ。人のの気持ちがわからない怪物かよ。決まってるだろ、今の仕事を辞めたらもう次の仕事も決まらなくて、
   お金もなくなって生きていけなくなって、そんな思いをしていくくらいだったら、
   いっそ今死んでやるって思ってるんだろうがよ。もうほっといてくれよ。

歌姫:じゃあ、お金が貰えれば生きていけるわけですのね!?

寛子:えっ?

歌姫:あげます!

寛子:えっ? えっ?

歌姫:億で大丈夫ですかしら? あ、でも今後の人生考えると兆とかですかしら?
   京を動かすにはちょっとお偉方の方々とお話をしないといけなくなるからお時間かかってしまうんですのよね〜。

寛子:えっ? えっ? えっ?

歌姫:億、あげまーすわ!



寛子:……こうして自殺をしようとしていた一人の若者は、何故か億の大金を手に入れて、
   その後の人生をおもしろおかしく暮らすこととなるのでした。



歌姫:助けられましたわね!

寛子:金持ちってずるいわって思ったよ。もうなんか気持ちが辛くなってきたら、ここらで終わりにしてくれると嬉しいな。

歌姫:というわけで! 歌姫と!

寛子:寛子の。

2人:単なる雑談、おしまい。ありがとうございました。


Rゲート
No.053 PINKY PUNK PUMPKIN POP!!
プリン
陽一:どうも、PINKY PUNK PUMPKIN POP!!です。よろしくお願いしまーす。

まい:有名芸能人の話。

陽一:何故長井秀和と全く同じネタの入り方なのか。

まい:不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。不倫。

陽一:なるほど、有名芸能人の話だ。

まい:あたしも有名芸能人と不倫して文春にフライデーされたい。

陽一:文春はフライデーしない。

まい:話題になりたいから中居正広と不倫したい。

陽一:結婚してねえよ。

まい:じゃあ藤原道長。

陽一:じゃあでぶっ飛びすぎだろ。

まい:誰と不倫すればいいんだ。おすすめ教えて。

陽一:おすすめって。話題性を狙うなら夫婦仲が良さそうなイメージのとこが良さそう。

まい:なるほど、桑田佳祐。

陽一:サザン解散させる気かよ。

まい:SMAPも解散したし、サザンも解散するし、2017年はすごい年になるぞ。

陽一:SMAP去年だよ。

まい:まず桑田佳祐とお近づきになるために、サザンに加入するでしょ。

陽一:加入できるかよ。

まい:まず、ドラマーを闇討ちするでしょ。

陽一:物騒かよ。

まい:そうすると、ドラマーをオーディションしなきゃいけなくなる。

陽一:サザンのメンバーの誰も他にドラマーの知り合いが居ないとしたらな。
   あとサザンには活動休止って手がある。

まい:ダメかよ。あとちょっとだったのに。

陽一:ずっとダメだったよ。

まい:もうさ、中居正広を結婚させてから不倫すればいいと思う。

陽一:凄い回りくどい妙案出てきたな。

まい:まず中居正広とお近づきになるために、SMAPに加入するでしょ。

陽一:もう無えんだよ。

まい:じゃああたしと中居と稲垣吾郎で新生SMAPってわけだ。

陽一:わけだじゃ無えし、なんでゴロちゃんだけ呼び戻した。

まい:華があるから。

陽一:それほど無えよ。

まい:でもそうすると最初に結婚する相手がどう近づくかってなるじゃん。

陽一:もうそこは中居くんの好きにさせてやれよ。

まい:だから稲垣を闇討ちするじゃん。

陽一:最初から入れなきゃいいだろ。

まい:で、代わりに入るのは、あたし。

陽一:ん?

まい:あたしの二段構え。

陽一:凝った言い回し披露する前に説明しろ。お前増えるのかよ。

まい:5年前にすでに。

陽一:すでにかよ。

まい:もう一人のあたしは実家でひたすらダラダラしてる。

陽一:その親に無限に心配かけるだけのお前必要なのか。

まい:そのもう一人のあたしが、中居に積極的にアプローチする。

陽一:まず疑問なんだけど、積極的なアプローチ如きで元トップアイドルなびかせられるのか?

まい:そこで使うのが吊り橋効果。

陽一:一緒に恐怖を味わうことで恋愛に発展しやすくなるみたいなアレか。

まい:まずあたしが二人居る、怖い。

陽一:恐怖そのものを好きになることあるのかよ。

まい:何事も恐れず愛せるようじゃないと業界であの立ち位置には行けないでしょ。

陽一:なら吊り橋効果効かねえだろ。それに、そもそもそういう恐怖は別だろ。

まい:でも私が二人なんてのはすぐ慣れるだろうし、やっぱりここは闇討ち。
   中居の周囲の人に次々と重傷を与えて恐怖を与えるの。

陽一:お前に闇を与えた世界が悪いよ。

まい:稲垣に始まり、香取も草なぎも木村も。同情を誘うためもうひとりのあたしも。

陽一:お前はお前まで手にかけるのか。

まい:そして中居も例外ではない。

陽一:もう吊り橋落ちちゃってるだろ。

まい:そしてもうひとりのあたしと中居は同じ病室で入院するわけ。

陽一:まあ恋愛に発展しそうなシチュエーションではあるか。

まい:そしてそこで、胃袋を掴む。

陽一:病室で料理する気かよ。

まい:いやいや、メスと麻酔を盗み出して。

陽一:物理的に掴んでもなんの意味もねえよ。

まい:これは単純に、あたしの性癖。

陽一:単純なやつかよ。結婚に繋がるやつはないのかよ。

まい:そこはまあ、若い男女が同じ部屋で夜を共にするとなれば、

陽一:中居くん若くねえよ。

まい:そう、スペースインベーダー交代プレイで親睦を深める。

陽一:お前も若くねえよ。と見せかけてもうそれ歳とか関係なく何だよ。

まい:熱が入るにつれて偶然手と手が触れ合ってドキッと。

陽一:なあ、ここまでやってまだその段階なんか。おい。遅すぎるぞ。

まい:じゃあ手が触れ合った瞬間に中居の手を舐め回す。

陽一:それはもうちゃんとヤバいやつだよ。

まい:エロい気持ちにならない?

陽一:なるけど。

まい:まあそんな感じを積み重ねて妊娠して結婚しまして。

陽一:中居くんもエロい気持ちに抗えないのかな。

まい:その間SMAPの看板を一人で背負い続けたあたしのターンがいよいよ。

陽一:これまでの下り全部もう一人のお前の行動だったな。

まい:幾度ものドームツアーで精神面も体力面も鍛えられたあたしのターンがいよいよ。

陽一:お前のソロでドーム埋まるのかよ。SMAPのネームバリュー凄すぎるだろ。

まい:ここであたしが二人居る事が生きてくるの。

陽一:ほう。

まい:中居くんにもバレずにこっそり入れ替わって結婚生活を送るの。
   そうすると本当の妻ではない人間と結婚生活することになる、つまりは不倫。

陽一:……なあ、今更だけどそれって不倫なのか。どっちもお前なんだろ。
    仮に不倫だとして、どの文春が気づいてスクープするんだ、それ。

まい:文春のリサーチ能力なめんなよ。

陽一:文春のリサーチ能力はそりゃもう信用してるけど。どっちも同じお前じゃ。

まい:鍛え上げられた私と病室で寝てただけの私だよ。すでに別人と化してる。
   人間は歩いてきた道を映す鏡なので。

陽一:急に名言めいたの入れてきたけど。

まい:よって文春による砲撃が炸裂しあたしは一転時の人。世の話題の全てをさらうこと必至。完全勝利。

陽一:SMAPの名を背負って一人でドームツアー成功させてる時点でまあまあ時の人なっちゃってんじゃねえの。

まい:確かに。不倫って意味ない。しない方がいい。

陽一:ここまでやってその結論かよ。

まい:だから不倫以外でサザンを解散させる方法考えることにします。

陽一:いや、サザンの解散は諦めてないのかよ。もういいよ。

まい:どうもありがとうございました。



Rゲート
No.054 月影連盟
推理作家を殺さないで
海堂:問題。いつの時代も人々の心を鷲掴みにする職業と言えば?そう、推理作家!

咲野:月影連盟です。お久しぶりです。相方が早速なんか言ってます。

海堂:推理作家になりたすぎるあまり、大嫌いだった納豆も食べるようになったしジョギングも始めた!

咲野:随分健康的じゃねぇか!一体推理作家の何がお前をそこまで駆り立てるの?

海堂:実はこの前、アガサ・クリスティの名作『そして誰もいなくなった』を読んだんですよ。そしたらもう感動しちゃって!
   読み終えた瞬間、脳みそが沸々と沸騰し始めてスポポーンと大豆が飛び出てきたの。
   その大豆を藁に包んで発酵させたら納豆ができたので美味しくいただきました。
   いやぁ、アガサ・クリスティってすごい!

咲野:アガサ・クリスティよりお前の方がすげぇな!

海堂:何が凄いって、あの緊迫感ね!それに自分がその場にいるかのような臨場感!
   謎の人物に招かれてやってきた10人の招待客たち、外海から隔離された絶海の孤島と不気味な洋館!

咲野:まあ、クローズド・サークル系ミステリーには欠かせない要素だよな。

海堂:一向に現れない招待者、突如鳴り響くテープ、不穏な空気、轟く雷鳴!
   流れ出る溶岩、飛来する彗星、裂ける時空、逃げ惑う無力な民衆たち!!
    
咲野:スケールがでけえな!あの小説そんなディープ・インパクト感ねえだろ!

海堂:自然の脅威には人間などまるで歯が立たず、地球は壊滅したのであった……『そして誰もいなくなった』

咲野:うまいことタイトルと合致したけども!

海堂:この小説のあまりの衝撃に、いざという時に誰よりも早く逃げられるようジョギングを始めましたね。

咲野:ジョギングで太刀打ちできる相手ではねえだろ!

海堂:そんなこんなで、僕もこういうの書きたいなあと思ったわけですよ。

咲野:この後の展開に不安を隠しきれないよ。

海堂:で、早速書いてきました。『そしたら誰もいなくなっていた』

咲野:案の定かよ!何だその飲み会に遅れて行ったら既に解散してた感じのタイトル!

海堂:このジャンルは手を変え品を変え、亜流作品が山のように作られてますからね。僕のはオリジナリティを追及した作品になってます。
   ペンネームは、考案中に食べた納豆が予想以上にパリパリしていて驚いたので『アラマ・クリスピィ』と名付けました。

咲野:くだらねえよ!クリスティの遺族に腹掻っ捌いて詫びろ!

海堂:読みますよ。
   「兵庫県は淡路島のとある不気味な館、ここに年齢も職業もバラバラな7人の男と3人の女が集められた」

咲野:まあ舞台の驚くべきムードの無さはともかく、設定は『そして誰もいなくなった』そのままだな。

海堂:「自己紹介もほどほどに、食卓に並べられた豪華な料理を楽しんでいるとき、隣の部屋から謎の声が響き渡ってきた。
    『君たちを招待したのはこの私、U.N.オーエンだ。君たちを呼んだのは次の罪で告発するためだ』

咲野:全員が過去に法律で裁かれなかった罪を犯していて、それを糾弾するテープが流れるわけだ。

海堂:『一橋!お前は友人を無理やり連帯保証人に仕立て上げ、借金地獄にして自殺に追い込んだ!』」

咲野:おぉ、それっぽくなってきましたよ。

海堂:「一橋、極度の罪悪感によりフォークを喉に突き刺して死亡」

咲野:早速一人死んだ!「こんなテープは嘘っぱちだ」とかそういうこと言い合う流れじゃないの!?

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『二階堂!お前は授業の最後に出席カードを配るタイプの講義でラスト5分前に入室して出席カードを提出し続けた!』」

咲野:そんな大学生おるけども!それは何ら法律に触れてないだろ!

海堂:「二階堂、極度の罪悪感によりナイフで頸動脈を切って死亡」

咲野:こいつも死んじゃった!マンボウメンタルの集まりなのかよ!

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『三本松!お前はツイッターで”栗山千明と寺田心が結婚するらしい”とデマ情報を流し、多くの栗山千明ファンを絶望の淵に追い込んだ!』」

咲野:それはもう騙される方がバカなんじゃないのかな!?

海堂:「三本松、極度の罪悪感によりベレッタ84でこめかみを撃って死亡」

咲野:食堂にそんな物騒なもん置いとくんじゃねぇよ!

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『四井!お前はツイッターで”四国がオーストラリアに吸収合併されるらしい”とデマ情報を流し、多くの四国民を絶望の淵に追い込んだ!』」

咲夜:だからそれは騙される方がバカじゃねえか!お前の中の人間のピュアっぷりどうなってんだよ!

海堂:「四井、極度の罪悪感により糞尿を撒き散らして死亡」

咲野:もうダメだ、阿鼻叫喚の糞尿地獄だ。ダヴィンチもパゾリーニも真っ青だ。

海堂:「『ウッ!』
    九条、餅を喉に詰まらせて死亡」

咲野:いよいよ本筋と関係ないところで勝手に死ぬやつまで出てきた!

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『五代!お前は母親の財布の千円札をすべて二千円札にすり替えた!』」

咲野:それはむしろちょっとした親孝行じゃねえか!

海堂:「五代、適度な罪悪感により泡を噴いて気絶!」

咲野:生き残った!気絶はしたものの一命をとりとめた!
   使いづらい二千円札に替えたところに適度な罪悪感を感じたの!?

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『六本木、七瀬、八戸!お前らは連名で女子高の日常を描いた漫画「女子高インフェルノ」を出版し、
     俺の女子高に対するイメージを完膚なきまでにぶち壊した!』」

咲野:それはもう完全に筆者の私怨入ってるじゃねえか!どんな理想持ってたんだよお前は!

海堂:「六本木、七瀬、八戸、互いに牽制しあって身動きが取れない!」

咲野:何そのヘビ・カエル・ナメクジの三すくみ的な関係!?

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『九条!お前はアウトレットモールのマネキンの乳をすべて揉みつくした!』」

咲野:九条死んでてよかったな!生きてたら罪悪感どころか羞恥心で自殺モンだよこれは!

海堂:「場は不穏な空気に包まれた。なおもテープは続く。
    『十姉妹!お前はアウトレットモールのマネキンの乳をすべて揉みつくした!』」

咲野:九条と被っちゃったよ!!いやむしろ九条と一緒に揉んで回ったのか!?

海堂:「十姉妹、料理にキレる。
    『おい!納豆チャーハンに空薬莢が入ってたぞ!シェフを呼べシェフを!』」

咲野:それ三本松が自殺した時に飛び出たやつじゃねえか!シェフの存ずるところじゃねえよ!
   つーかこの状況下で何のんきにメシ食ってんだコイツは!

海堂:「シェフ、極度の罪悪感により窓から身を投げて死亡」

咲野:いやシェフいたのかよ!11人目出てきちゃったじゃねえか!

海堂:「十姉妹、なおもキレる。
    『大体駅まで迎えにもこない、掃除も行き届いてない、礼儀もなってない、そんなことで館の使用人が務まるのか!』」

咲野:キレ方が大奥様のそれじゃねえか!この館10人の客以外にもそんなに色々いたの!?

海堂:「運転手、家政婦、執事、互いに牽制しあって身動きが取れない!」

咲野:三すくみアゲイン!!
   五人の死者と一人の気絶中と二組の三すくみが混在してるこの状況、何だこれ!

海堂:「執事がつぶやく。
    『こんな殺人鬼がいる食堂にいられるか!私は部屋に帰らせてもらう!』」

咲野:唐突にベッタベタなミステリー感出してきな!もはやミステリでもなんでもないけど!

海堂:「三すくみの均衡が崩れた!
    運転手、客を駅まで迎えに行かなかった罪悪感によりコルトM1848で上腕二頭筋を撃ち抜いて死亡」

咲野:無個性キャラの大掃除が始まった!

海堂:「家政婦、ろくに掃除をしなかった罪悪感によりスプリングフィールドXDで大腿四頭筋を撃ち抜いて死亡」

咲野:いちいち狙撃ポイントがニッチすぎるだろ!あとこの食堂武器庫かなんかなの!?

海堂:「執事、礼儀を軽んじた罪悪感と三すくみの均衡を崩した罪悪感によりチャーターアームズAR7で全身の筋肉を撃ち抜いて死亡」

咲野:罪悪感が二重になると死に方も派手になるとかそういう細かい設定いらねえんだよ!

海堂:「六本木、七瀬、八戸、食堂の写真を撮ってインスタグラムにアップし始めた!」

咲野:いきなりどうしたんだよ!この惨状を前にして承認欲求が過ぎるよ!

海堂:「六本木、死体の写真をSNSにアップした罪悪感によりパンケーキの海に溺れて死亡」

咲野:アップしてから死ぬまでの流れが早ええよ!周りに流されちゃったのかよ!あと死因がメルヘンすぎて女子受け狙いが露骨だぞ!

海堂:「三すくみの均衡が崩れた!
    七瀬、六本木の彼氏と浮気していた罪悪感によりSeventeenの袋とじに頭を挟まれ死亡」

咲野:ここにきて罪悪感が生々しいな!あともうそのハードコアな死因にはつっこまねえぞ!

海堂:「八戸、『女子高インフェルノ』の印税をごまかしていた罪悪感によりパンプスのヒールがうなじに突き刺さって死亡」

咲野:だから罪悪感の生々しさ!何なの、女子高の生々しさを暴露されたことへの怨みなの!?

海堂:「十姉妹、死んだ八戸のおっぱいを揉みつくした罪悪感により満面の笑みを浮かべながらエア腹上死」

咲野:嬉しいのか悲しいのかよく分からねえ野郎だな!どんだけおっぱいに執着あるんだコイツ!

海堂:「十姉妹が死に、そして誰もいなくなったかと思われたが、別室でこの映像を眺める一人の男がいた」

咲野:もうどんな急展開にも期待できないよ……

海堂:「彼の名は通称U.N.オーエン、本名ウエヤマ・ナオト・オーエン。この事件の黒幕である」

咲野:誰だよその馬の骨は!つーか最後にいきなり出てきたやつが犯人って一番やっちゃダメなパターンだろ!

海堂:「彼の職業は臨床心理士。心に罪悪感を抱える人々を集めて互いの感情を吐露させ、トラウマを克服させることを目的としていた」

咲野:目的はともかく方法が突飛すぎるわ!バトルロワイヤル並みにサクサク死んでいったぞ!

海堂:「自身の稚拙な計画によって多数の死者を出してしまったウエヤマ教授はつぶやいた。
    『こんなことになるなんて……私は……私は……』」

咲野:まさか……

海堂:「ウエヤマ教授、刑務所生活への不安に耐えきれずジョギングで逃亡」

咲野:いやお前は罪悪感に打ちひしがれろや!!何こっそり自分だけ生き残ってんだよ!!

海堂:「エピローグ」

咲野:早ええよ!!終盤の処理が雑すぎるよ!!本家ならまだ皆が招待状受け取って「これなんだろう」とか言ってるとこだよ!!

海堂:「不気味の館の惨劇は、近隣のレジャーランド・淡路ワールドパークONOKOROで遊んでいた家族連れの通報によって世間に知られることとなった」

咲野:そんな観光地のど真ん中に突っ立ってたのかよ!!館のおどろおどろしさが一気に吹っ飛んでいったわ!!

海堂:「この館から唯一生還した五代浩介氏は、惨劇の様子をこう語った。
    『謎の人物から招待状が来て、で館に行ったら同じように招待された人たちがいて……』」

咲野:そういや一人気絶してたやついたな!せめてコイツだけでも助かってよかったよ!

海堂:「『食事をしていたらみんなの悪事を糾弾するテープが流れて、あまりの罪悪感で気を失って、しばらくして目が覚めて……そしたら誰もいなくなっていた』完」

咲野:うまいことタイトルと合致したアゲイン!!
   何だよこれ、推理小説どころかバイオレンス小説じゃねぇか!お前本当にミステリー書きたかったの!?

海堂:もちろんですよ!他にもアロハ・フリスビィ名義で『そしたら誰かの付け髭が飛んできた』ってのも書いたんですけど聞きます?

咲野:俺がジョギングで逃亡したいよ!!もういいわ!!



Rゲート
No.055 主催者イジるズ (元 ヱス・ヴン・ノエルρ)
ひろちょびをイジる
E:イーです!

Z:ズィ〜です!

E:イーとズィ〜で、主催者イジるズです! よろしくお願いします。

Z:主催者をイズィっていきましょうね。

E:はい! 今日は漫才をしにきたわけですけど、漫才中に道がわからなくならないようにクッキーの欠片を撒きながらやります!

Z:いや、掃除するひろちょびの身にもなれや! 舞台を汚すのはダメでしょうよ!

E:でも、それをやらないと漫才中に方向を見失ってしまうかと・・・

Z:おバカッ!(バシンッ)

E:ぐはっ

Z:こんなコンビ名で出てる時点でもう方向性は誤ってる! 今更そんな事に悩む必要は無い!

E:はっ・・・! そうか!

Z:そうだよ! だから安心してガンガン主催者をイズィっていこうな!

E:はい!

Z:それにしても、こんな芸風でMM-1に挑むって事は相当頑張らないといけないぞ!

E:でも夢はあるよね。だって、こういうネタで決勝なんてけうけげんでもまだ成し遂げてないんだよ?

Z:いや、ひろちょびをイズィれ! 主催者以外の関係者の名前は出さない、それが……?

E:主催者イジるズ……! そうだった!

Z:次は無いぞ?

E:はい!

Z:それにしても、こういうネタでも勝機はあるぞ?
  だって、第18回大会でゴリゴリの内輪ネタを披露した組に ひろちょびは75点もつけてるからな!

E:あぁ、おちんちんを育●る会 にね。

Z:どこ伏せてんだ! 伏せるなら「●」の位置は3個以上前にしろ! 「育てる」は伏せる必要ない言葉だぞ!

E:おち●ちん……!? はっ、そうか!

Z:そして、ひろちょび以外をイズィるな! まぁ、今のは投稿者名までは出してないからギリギリ許すけど!

E:ごめんね。

Z:でもよ、審査員だったり投稿回数が多い人をイズィる事が中心のネタに良い点数あげちゃうってどうなの?
  知らない人からしたら、何が面白いかわからないし、疎外感だってあるし、何だこの大会って思わない?

E:まぁまぁ、今回は大丈夫だよ。低い点数だってガンガンつけてくれるスリーオールが審査員に居るんだから。

Z:たしかに。20点以下を第6回では15組、第7回でも15組、第8回でも15組につけてるからな!

E:スリーオールじゃなくてフィフティーンオールじゃねえか!

Z:って、ひろちょび以外をイズィるな! ひろちょび以外で上手い事を言うな!

E:そうだった! ごめんなさい!

Z:ったく! 注意した3行後には すぐ忘れて、他の審査員の名前を出してるんだから! まったく!

E:でもでも、つまり今回はこういうネタには厳しい評価が下されそうって事でしょ。
  僕らにも激辛のコメントがきそうだね。激辛ぇ審査は怖いなぁ。中辛ぇ審査くらいにしてほしいな。

Z:……ん? おい、さっきから辛ぇ辛ぇって、彼。をイジってるだろ!?

E:えぇ!?

Z:分かりづらいダジャレをぶち込むな! ひろちょびを基にしたダジャレ以外許さねえぞ!

E:難易度たかいよぉ! あー、もうNCE!

Z:はっ? NCEって何だよ!

E:どーだ! NCE!

Z:どうだって言われても…… ん? アルファベット……? はっ、まさかKKをイズィってるだろ!?
  順番的にそうだろ!? でもアルファベットだけって、もう無理やり過ぎるわ! もういいよ!

E:


Z:




DO DA




NCE!





EZ DO DANCE! 踊る君を見てる〜♪



_________________________________________________________

予選総合第53位(1回戦敗退) 主催者イジるズ(元 ヱス・ヴン・ノエルρ)

|審査員点数| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |得点13.33

【審査員コメント】
・僕の名前を出すときは『様』をつけろ

・様をつけろ

・様をつけろ

・フェニックスをつけろ

・ジハードをつけろ

・おい、〇□☆☆、いい加減にしろ

_________________________________________________________
 ※同じ記号には同じ文字が入ります




G:って、その漫才ちょっと待ったーーーー!

E:!?

Z:!?

G:俺はジーだよ! というか「ズィ〜」って誰だよ! 主催者イジるズはイーとジーの2人だろ!?

E:はっ、そうか……! どうりで「イジる」じゃなくて「イズィる」に聞こえるなと思ったよ!

G:もっと早く気づけ!

Z:ちっ、バレたか! だが元はと言えばお前らが悪いんだからな!

E:なにおうっ!

Z:お前たちは元々、「審査員へのアドバいズ」ってコンビ名で出ようとしていただろ!?

G:ボツにしたのに何故それを!?

Z:しかも中身は、「こういうネタには0〜9点をつけましょう」って言って、自分らの1回戦落ちネタをただ披露するだけだっただろ!?

E:それが面白くなる工夫じゃないか!

Z:違う! そんな審査員を試すような真似をしても世界に平和は訪れない!

E:ガーーーン!!!!

G:くっ、そうだったのか…… 勉強になったぜ。

Z:審査員を試すのはホドホドにして、次回はもっと頑張って主催者をイジれよな。

E:はぁ。それにしてもホント 主催者をイジるのって、easyじゃないね。

Z:いや、安易だけど、らしいボケ! もういいよ!



どうも ありがとうございました!!!!!!!




そして、第19回MM−1グランプリをここまで読んでくれてありがとうございました!!!!!!



Rゲート
No.056 クラマエカナエ
フール3
倉前エイジ:はいどーもクラマエカナエでーす!パンジー畑から帰ってきました!よろしくお願いします!

金江仁志:いやー、三度目の出場ということでね、今度こそ優勝狙ってやっていきたいなと思います。どんなことがあろうとステージの上にしがみつく覚悟でここに立っていますね。

倉前:おーいい心がけじゃんかカナエ!クラマエ感動したよ!その調子でバッチリかましてね!

   あっ、そういえばカナエ聞いてよ!クラマエ最近買いたい物があって悩んでるんだ!

金江:ほうほう、何が欲しいんだ。

倉前:いやね、この間引っ越した家の床がとっても冷たいの!だから畳を買おうかと思っているんだ!

   けどクラマエ、ずっとフローリングの家で育ってきたから畳ってどうやって買えばいいのか分からないんだ。

   だからちょっと畳屋に行く時のシミュレーションをしたいんだ!

金江:おう、俺もそんな畳屋ってイメージ分かねえけど……。まあ、やってみるよ。

   んじゃあ俺が店員やるから、お前は畳を買いに来る客をやってくれ。

倉前:あいあいさー!



金江:いやー畳屋の商売って暇だなー。畳屋って普段一体何をしているか分からねえから、余計暇だなー。

倉前:あー、ここが新しく出来た畳屋かあ!ちょっと入ってみよう!カランコロンカラン

金江:あっ、客だ。いらっしゃいませー。



ドゥウウウウウウウウウウウウウウズシャアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!



金江:…?

倉前:…?



シューーーーーーーッ(遥か上空から、デカいリンゴが、二人の真後ろに落ちてきた)


金江:……ナニコレ。えっ、ナニコレ。



(リンゴがぱかりと割れて中から男が出てくる)



リンゴマン1号:(無線に向かって喋っている)こちら1号。地球への到着に無事成功。今からミッションに入る。我々フール3に幸あれ。

金江:誰だよ、おい、お前誰だよ。

リ1号:むう、なぜこんな所に民間人が!地図にはここは空家だと……しまったあ!これは300年前の地図だったぁっ!

金江:誰だか知らねえけどクソみたいな書類管理だな。

倉前:も、もしかして、宇宙人ですか……?うわあ!握手してください!

リ1号:握手か?ああ、それはいいぞ!なぜなら私はリンゴマン!リンゴマンは全ての宇宙の人気者だからな!全宇宙で私を知らぬ者などいないからな!!

金江:誰だか知らねえけど自惚れがエグいな。

リ1号:はっはっは……おう、こんな事をしている場合ではない!このままでは残り二人もここに落ちてきてしまうではないか!

    おい君たち、あと10分以内にもう三人この辺に落ちてくるから全力で逃げてくれ!直撃したらまず人の形は保てまい!

    それでは私はミッションがあるのでこれで失礼する!(颯爽と去る)



倉前:……行っちゃった……えっと、つまり……あと二人、リンゴマンと同じような人が落ちてくるってこと?

金江:……そうだな。あの勢いで直撃されたら、さすがに死ぬだろうから、早く逃げないと。

倉前:…………。

金江:…………。

倉前:…………よし、漫才に戻ろっか!

金江:ええええええええええええええええええええええええええええええ!!!????

倉前:どうしたよカナエ!なにをそんな驚愕してるんだい!

金江:そりゃあなるわそりゃあよお!あんなヤバい宇宙人が空から降ってくるんだぞ!

   俺今まで色んな状況で漫才やってきたけど、さすがにこのパターンはリスタート無理だろ!

   ほれ客席を見ろ!全員さっきのリンゴ野郎の話を聞いて逃げるように去っちまったぞ!俺らも避難しようって!

倉前:いやーここが新しく出来た畳屋かー。ちょっと入ってみよう!カランコロンカラン

金江:ここで芸人魂を見せるんじゃねえ!舞台の上で死にけど上からの単純な衝撃で死ぬのは真っ平ごめんだ!(逃げようとする)


キュゥォーン(足元にライフル弾が飛んでくる)


金江:おい、これはどういうことだ……。

倉前:でもカナエ……舞台の途中で帰ると隠れてるスナイパーに撃ち殺されるよ。

金江:おいおいおい、訳の分からぬマイナスな状況に訳の分からぬマイナスな状況が掛け算されたぞ。

   数学みたいにプラスにならないのが現実の辛い点。どういうことだよ、どういうことだよ倉前おい!!

倉前:いやだって、カナエがどんなこともあろうかと最後までステージの上にしがみつくんだって言うもんだから、雇っちゃった。

金江:なあ、手加減って言葉を覚えような!!こんなイカれた要件に限って仕事が早いんだからお前は!!こんな形で舞台で死にたくないよお!!

   それとスナイパーもさあ!プロだったらステージの状況を踏まえてくれよ!アンタも融通利かねえな!

倉前:いやーここが新しく出来た畳屋かー。ちょっと入ってみよう!カランコロンカラン

金江:本当に続けるのかよおっ!いつ宇宙人が降ってくるのかも分からねえ状況でええ!!

   あと、畳屋は、カランコロンカランではないだろうがあああああああ!!!!

倉前:ああ、そうなんだ!ふう、畳屋さん一つ質問があります!

金江:もうとっとと漫才終わらして逃げよう!はいはい畳屋です!いかがいたしましたか!!

倉前:畳って何ですか……!

金江:その概念から知らないのかよ!せめて形ぐらいは掴んでおけよ!

倉前:ああ、ええと、どんな形をしていたっけ……。

金江:ええ、大きな長方形の形をしていて、確か横の幅がこのくらい……(手を広げる)


ドゥウウウウウウウウウウウウウウズシャアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!(金江の広げた手の隙間に巨大なバナナが落ちてくる)


倉前:わあ、二人目が来た!

金江:(メチャクチャ震えている)……………指が……指が吹っ飛ぶかと思った。


シューーーーーーーーーー(バナナの皮が向け、中から男が現れる)


バナナマン1号:バナナの1号、地球に到達ザマス……って、誰ザマスお前らは!

金江:こっちのセリフだボケナス!!人の舞台をことごとく邪魔しやがってよお!!

   てかなんでバナナなんだよ!「リンゴマン1号だから次に来るのリンゴマン2号かな」って思った俺の一瞬の思考時間を返せやトンチキが!!

   あと、その名前のヤツ地球にもういる!!!

バ1号:なんでこんなに怒っているザマスか……ふん、あたくしは地球と我が星をつなぐ重大な使命がありますので、ここは失礼するザマス!

倉前:うわあ、握手したかったのに……まあいいか、漫才に集中だ!そっかー、それが畳なんですね。スマホのズームで拡大したカラフルな昆布かと思いましたー!!

金江:お前は本当に動じねえな!つーかだめだよもうそんなシュールなボケに突っ込むだけの集中力が俺にはねえよ!

倉前:じゃあ、この店にあるもの全部畳なんですねー。ちょっと触ってみてもいいですか?

金江:えっ、うん、いいよ。俺は避難するから……キューン(足元をライフルで打たれる)うわああ取り囲まれた!内からも外からも上からも取り囲まれた!

倉前:うわあ、凄いザラザラした感触ですね!まるでアザラシみたい!ほら、乾かしたアザラシみたい!

金江:もう嫌だ!相方が絶体絶命のボケしかかまさない!極限なのは状況描写だけにしてくれよ!

倉前:いやあ、でも気持ちいですねこれ!実際に眠ってみたいですね。

   よーし寝るぞー!店員んさんも一緒に添い寝しましょうよ!!(倉前、舞台で横になる)

金江:自ら面積を広げて直撃の確率を上げるスタイル。いや、俺は寝ねえぞ。まだ死にたくないんだ。最後の晩餐は大根おろしと決めているんだ。

倉前:そんな事を言わずに、ほらクラマエと一緒に!


ドゥウウウウウウウウウウウウウウズシャアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!


(上空から巨大なバナナが落ちてきて、倉前の胸元に突き刺さる)



倉前:…………。

金江:……ほれみい言わんこっちゃない!!!!!!!!!

   大丈夫かおい!倉前大丈夫かああああ!!!!!

倉前:いや、意外と平気だわ。(普通に起き上がる)

金江:意外と平気なの!?お前胸元に巨大なバナナ刺さってるけど、平気なの!?

倉前:うん、全然大丈夫。むしろいつもより体が軽いやー!!よーし、これならいつまでも漫才できるぞー!!!

プシューップシューップシューップシューップシューッ!!

バナナマン2号:(バナナの中から)あれ?おかしいでありますな、開かないでありますぞ!

金江:本当に大丈夫かよおおお!!!内側から宇宙人がバナナこじあげようとしてるけど大丈夫なのかよおおお!!!

バナナマン2号:(無線に向かって)こちら、バナナマン2号、トラブルが起きであります。助けてくれであります……!

        うわっ、なんだこれであります!す、吸い込まれるうううう!!!!!!ありますううううう!!!!!!

金江:えっ、どうしたんだよバナナ野郎……。


(突き刺さっていたバナナが全部倉前の体内に吸収される)


金江:……ええええええ!ちょっと、中の人ごと倉前の体内に吸い込まれたぞおお!!

倉前:うううう……うがああああああああああああ!!!(地球全体に響く轟音)


   (空中に浮く)我……宇宙の落下地点を知る者なり……即ち神である。

   
   (周りの建物が宙に浮き始める)……ああ、それにしても腹が減った……。


金江:相方が!巨大なバナナを吸い込んだら!よく分かんないが!!神になった!!

   もうこれがボケならツッコミには荷が重いよ!誰か助けてくれー!誰かー!!


(上空から二人の人物が落ちてくる)


バナナマン1号:なんなでザマスのあれは!!2号の救援要請に駆けつけてみれば、あの化物は何ザマス!?

リンゴマン1号:ま、まさかあれは!我々フール3と地球人が交わることで生まれる可能性が0.01%でもあった存在、空間の神ではないか!!

        くそう、その可能性の存在を究明するために、この星に来たというのに、こんなアクシデントで生まれてしまうとは!まさに最悪の事態だ!!


金江:やったー!よくわかんないけどヒーローがやって来た!!おい、助けてくれよおお!!

倉前:我の……口に……落ちろ!!(口をあんぐりと開き、その中に色々なものが吸い込まれる)

バナナマン1号:ザマアアアアアス!!!油断しなきゃ勝てたザマスううううう!!!

リンゴマン1号:我々の想像を遥かに超えているううう!!!油断しなきゃ勝てたのにいいいいいい!!!!

(そうめんのように倉前の口の中に吸い込まれる二人)

金江:雑魚だった!全く強そうじゃなかったけど、あいつら想像以上の雑魚だった!

倉前:(さらに巨大になる)ふううむ……。我は強くなりすぎてしまった。


   聞けこの星の民族。我はその昔、宇宙を守るためどんな場所にも落っこちるヒーロー、フール5に封じ込められた空間の神の末裔である。


   復活の祝いにこの星の生命を根絶やしにしてやろう。光栄に思うがいい。


金江:そんなあ、畳屋の漫才をしていただけなのに、地球が終わろうとしている。誰かあ……誰かアイツを止めてくれええ!!

倉前:そうと決まればこんな狭い場所にいつまでもいる訳にはいかない。さらばだ!(巨大な羽を広げて上空へ浮く)


ダダダダダッダダダダダダアダダダダッダッダダアッダダダダダダダダッダダ!!!!!!!!!!!


倉前:……嘘やろ。(全身から体液を吹き出して舞台の上に落ちる)


金江:や、やられた!いったい誰が?

スナイパー:(舞台の隙間から出てくる)いや、契約だし。漫才投げ出して舞台から少しでも離れたら撃ち殺すって契約だし(メガネを抑える)

金江:アンタ強ええええ!!!しかもメガネの女子高生だあああ!!!地獄に仏ええ!!!!

   あっ、そうじゃない、おい、大丈夫か、死ぬんじゃねえぞ倉前!!

倉前:(普通に起き上がる)いや、なんか普通に大丈夫。空間の神だけ、死んだっぽい。

金江:当たり前のように生きてるんだからお前が相方で良かったああああ!!!

   ってなんだよこれっ!!!俺ずっと叫んでまんまだし、舞台はメチャクチャだし、漫才全然できなかったし!!!

   情報錯綜で大洪水だよ!!全てを畳み掛けているんじゃないよ!!

倉前:あっ、カナエ。まさに畳屋だけにって!

金江:無理矢理オチ付けてるんじゃねえよおおお!!!もういいいよ!!


頭の中に響く声:(ああどうも、宇宙ヒーローの理事長です。フール3が全滅してしまいましたが、その代わりに空間の神を封じた君ら三人が英雄に相応しいと思うので、君らを新たなフール3に任命します。それでは今すぐ水星に行って水星人を助けるミッションに行ってきてください)


(舞台に巨大な穴が空き、落ちる三人)


金江:嫌だああああああああ!!!!もう帰りたいいいいい!!!

スナイパー:舞台から離れる奴は撃ち殺す!覚悟しろ!

金江:お前は仕事を全うしすぎだああ!!!少しは自我を持てえええ!!!

倉前:うわあカナエ!!これがまさに大オチだね!!

金江:物理的に落ちてるじゃねえかああああ!!!もういいよおおおおおお!!!!!!


(落っこちた先の宇宙空間に響く金江の声。そして飛び交うライフルを必死で交わすクラマエカナエ。彼らの運命は如何に……)


おわり


Rゲート
No.057 乙女の方程式
でぱ☆あな
Y美:はいどーも、姉妹漫才師「乙女の方程式」です!よろしくお願いします!
   姉のX子、妹のY美でがんばっていきましょう!

X子:突然ですけど、デパートのアナウンスとかやってみたいと思うんですよね。
   なんかこう、女性としての花形職業的なところあるじゃない?

Y美:うん、デパートのアナウンス…ね、
   割と最近どこかで聞いたような気がするんだけど、気のせいかな…?

X子:デパートのアナウンス、を?
   まぁ仕方ないんじゃない?「デパートのアナウンス」略して「MM-1」なんだし!

Y美:どこが!?
   「デパートのアナウンス」、どの文字も「M」要素の欠片もないと思うんだけど…

X子:M要素の欠片もないですって!?!?!?「デパートのアナウンス」に!?!?!?
   何よ、じゃぁ「ドSデパアナ少女☆X子さん」にでもなってやろうか!?あぁん!?

Y美:突然に突然を重ねてこないで!?

   M要素ってSMのMじゃなくて、略称としてMってか「マ行」が入ってるか、って意味だから。

X子:あっ…「三越・松坂屋-1グランプリ」…!

Y美:デパート名を当てはめて開き直らないで…
   もう時間もアレだから、とっととデパートのアナウンスのコント始めちゃってよ、お姉ちゃん。

X子:とっとと?



   …確かに、私はデパートのアナウンスをやりたいわ。

   でもね…「やってみたいけど、できない」ってこともあるんじゃない?

Y美:…どゆこと?

X子:デパートで放送をしたかった。でもできなかった…
   そんな状況をね、再現したいの…

Y美:具体的にどんな状況よ…まさかアナウンス嬢の採用試験に落ちたとでも言うんじゃ…?

X子:!! そういうのも、良いわね!!

Y美:いや納得しないで!?





X子:よーし、今日は普段以上良い声出していくぞ☆ あー! あー!

Y美:やるんだ!?
   おそらくだけど「アナウンス嬢の採用試験」設定でコントやるんだ…

X子:失礼します!X子です!よろしくお願いします!

Y美:いろいろ端折ってるけど、おそらく面接官のいる部屋に入室して挨拶してるんだね。

X子:「ぁメェイゴォの…お知らせを…」

Y美:試しに喋ってみてとか言われたのかな?それにしてもすごい訛り方…

X子:落ちちゃった…

Y美:   展   開   が   早   い   。

   導入でゴニャゴニャやっててなかなか本題入らないなと思って、いざ本題に入ったと思ったらこれ!?
   
   …あ、でもそっか。
   デパートのアナウンスを「やってみたいけど、できない」の一例で急に今のやったんだもんね。
   他に、お姉ちゃんが想定している設定があるんだよね!?

X子:!! そういえば、そうだったわね!!

Y美:忘れてた!?





X子:えっと、アンタは適当にアナウンスやってくれる?

Y美:…へ?





X子:ドンドンドン!
   アナウンス嬢は、私よ!!
   ドンドンドン!入ーれーてー!

Y美:ピンポンパンポーン 迷子の、お知らせを…

X子:ドンドンドン!入ーれーなーさーい!
   正規のアナウンス嬢は、わーたーし!

Y美:緑色の服を着た…



   ごめんお姉ちゃん、無理。状況がいまいち飲み込めない。

X子:要するにアレよ。
   「アナウンスをやりたいのに、先にアナウンスやってる人がいる」
   という状況ね。

Y美:うん…だとしても、だとしてもその状況の意味がよく分からないな…
   正規じゃないアナウンス嬢がなんで放送室に入れたの、とかいろいろ気になるし…

X子:アナウンス嬢を「やってみたいけど、できない」状況、続きましては…

Y美:何なの!?ショートコント形式にでもする気!?
   ちょっと待ってお姉ちゃん!わたし、そのよく分からないテーマで漫才続けられる気がしないよ!

X子:…分かったわよ。
   「デパートのアナウンスをやってみたいのなら、思うがままにやってみれば良いんじゃない?子猫ちゃん!」
   ってことね?

Y美:架空のイケメンが出てきましたけどね。
   例えイケメンだとしても台詞が寒くて惚れる気がしないんですけどね。
   まぁそれでいいから、アナウンスやってみなよ。

X子:じゃあ「ドSデパアナ少女☆X子さん」という設定でやるわね!

Y美:…………まぁ一旦、聞いてみようじゃないの。





X子:ピンポンパンポ〜ン!

   迷子の〜〜〜〜〜お知らせだよ〜〜〜。

Y美:…なんか、思ってたのと違う。

X子:たかしくんという〜、3歳くらいの男の子〜〜〜!

Y美:SM嬢の引き出し、にしおかすみこになってしまいがち説。あえて言うわ、その点においては正常よ。

X子:親御さ〜ん?早くしないと〜たかしくんに〜ロウソクの〜ロウを〜

Y美:あ、ダメだ。これ単なる児童虐待だ。
   というわけで至急、ストップ、ストップ!

X子:Sだけに〜?

Y美:……ダメだ。反応に困りすぎる。

   「ドSデパアナ少女☆X子さん」の響きから、せめて深夜アニメぐらいにはマイルドなやつ想像してたや。

X子:私、気づいた。
   デパートのアナウンス、そんなにやりたくないかもしれない。

Y美:急に何なのよ!?ここに来て今までの流れ、全部覆す気!?
   いや、確かにここまで捻くれた方向でしかなかったけども…

X子:やりたいって、自分を追い込んでいたところもあるかもしれない。
   そう、「女性としての花形職業」だから…

Y美:それもなんか昭和の価値観なんだよなぁ…女性が口にしてるのあんまり聞いたことないや…

X子:でも、やるわ。私、デパートのアナウンス、やるわ!

Y美:棒読みの茶番を見せられている…?

X子:武士に、男に二言はないっていうものね!

Y美:武士でも男でもないでしょ。言いたいことはなんとなく分かるけども。

X子:だって、お姉ちゃんだもん!!

Y美:………責任感的なことを言いたいんだと思うけど、
   「男に二言はない」の直後に言われると脳が追いつかない。

X子:…というわけで、デパートのアナウンスやるわね。

Y美:無理はしないで欲しいけど、ちゃんとやれとも思う。





X子:ピンポンパンポーン…



   …



Y美:…うん?

X子:





   えっと…



Y美:…放送、始まってるんだよね?

X子:


   
   うーん…

Y美:わたし、テレビ以外の放送事故に直面するの初めてだ。

X子:


   
   ピンポンパンポーン

   …

Y美:仕切り直した…

X子:えー・・・、





   35億。



Y美:



   …嘘でしょ!?そんなことってある!?

X子:…ふぅ。

Y美:ふぅ、じゃないわよ!!
   どうして!?どうしてデパートの放送で、流行かつネタ上で安易に使うべきでもない単語言っちゃう!?
   たとえそんなにやりたくなかったとしても、迷子放送ぐらいならできたでしょ!?
   「ドSデパアナ少女☆X子さん」のときにできかけてたんだから!!

X子:35億は…アレよ…
   デパートの…年商…?

Y美:微妙にそれっぽいけども。相場は全然知らないけども。
   だったとしても年商を放送してどうするんだって話だし、本家の域に納まりきってるから…

   うん、さすがにもう一度チャレンジして欲しいかな。

X子:じゃぁ…



   ピンポンパンポーン



   32億。

Y美:  ま  さ  か  の  減  収  !



   いやそうじゃないそうじゃない!

X子:だって!だってだって!
   だってだって〜〜〜!
   だって〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

Y美:子供か!!子供でもそんな意図不明のだってだってはしないわよ!

X子:あーもう分かったわよ!どうせ私なんてデパートのアナウンスなんてできないんだわ!

Y美:うーん、なんというかそれ以前の問題…

X子:デパートのアナウンス嬢の採用試験を、受けても落ちるんだわ!

Y美:うーんと…今日の感じのまんまだったら落ちると思うけど…

X子:例え正式採用されても、中で違う女が放送しているんだわ!

Y美:えっと…アレなんだこの展開…

X子:Sを履き違えて、迷子の子供に虐待をしそうになるんだわ!

Y美:伏線回収のつもりなのかな…

X子:あ〜〜〜〜〜!5000兆円欲しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

Y美:ってそこは35億じゃないのかよ!!
   もういい加減にしなさい!

X子:以上、第19回三越・松坂屋-1グランプリでした!

Y美:違ーう!!!