モービル運用によるDXCC


現在のマンションベランダ突き出しアンテナでは、New DXCCを稼ぐことは難しいという結論に達した。昨年はかろうじてST0R(Southern Sudan)で1つ増えたけれど、残りの多数が存在するカリブ海の諸エンティティーは今の設備では聞こえないし飛ばない。
色々なWebサイトを見てみると、車で出かけ、見事にカリブ海の諸エンティティーを射止めている局がいる。参考JN3TRKさんのブログを見て下さい。そこで私も思い切って外に飛び出すことにした。最近FT−857(50W)とATAS−120でVP6TやC21HAそれに南米やアフリカが非常によく聞こえ、簡単にQSO出来ないものの、何とか交信出来ているので、本格的にモービルDXCCをやろうと決意した次第である。



タイヤベース

潟Rメットから発売されている「ふみたてくん」がオークションで5,000円〜10,000円くらいで売られているが、大型アンテナの設置には少し弱いような気がしたので、東京都田無市にあるFBサウンド田無という店が販売している「タイヤ踏みたてベース」を購入した。ベース筒の内径は70mmあり、ポールを6か所のボルトで固定するようになっている。
 


大きさは煙草の大きさから判断してほしいがかなり大きい。


筒部分は可倒式になっている。


四隅のボルトで水平に設定可能だ。



ポール

当初潟Rメットから発売されている「CL−60」を購入しようと思ったが高さは6mと十分だが元径が43mm、先端径が28mmと3エレの八木を乗せるには少々心もとない。
そこで、フジインダストリーという会社のポールを検討したが、仕舞寸法が1m80程あり、車のトランクに収まらない。バンのように天井に積めるようにすれば良いのだが、私の車は普通のセダンなので、どうしてもトランクに積める仕舞寸法でなけなければならない。

フジインダストリーのポールでFSP-505Dというポールは高さは5m強で、仕舞寸法は1.34mで十分トランクに積める。しかも元径は55mm、先端径は34mmで強度も十分である。早速オークションで購入した。
 


  
フジインダストリー社製のFSP−505D。仕舞寸法が1.34mなのが決め手だった。



アンテナ バーテックススタンダード ATAS−120

当面はポールの先端にATAS-120を取りつけて運用してみるつもりだ。暖かくなったらどこかに移動してみようと思っている。
 


車のトランクにきれいに収まる。


土手の向こうは武庫川になる。

土曜日ということで、犬の散歩を終えて、尼崎側の武庫川堤防に出かけてみた。ATAS−120は車のトランクに付けた場合は各バンドでSWRが自動的に下がるが、5mのポールに接続したらSWRが自動的に下がらなくなった。何か工夫が必要かもしれない。各バンド良く聞こえるが24MHzと28MHzでZK2CがサービスしていたのでQSO。