集まれ塩ビ管スピーカー

Zマンさんの塩ビ管スピーカー コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)


Zマン「かま首3号」作成記

バックロードホーンユニットを作成しようと「IT」検索中に
塩ビユニットのページを発見、
中年おやじが中学生の頃の魂をよみがえらせ、作ってしまいました。

金欠病のため、ユニットは15年前頃マイカーで使用していた
カーステ用のパイオニア10cmスピーカーを引っ張り出し、
写真は無いのですが1本物の直立型を作成してみました。

スピーカーのエッジは健在でしたが、
何せカーステ用ユニットのためマグネットが強力で
ブラウン管の傍では使用不可、NASA開発の防磁シートは非常に高価のため
購入するつもりも(お金も)有りません。

思案の結果、X線を遮断する「鉛」を使用してみてはと思い
マグネットをシールドしてみました。
そこそこシールドしますが完全では無いようです。
結局、シールドを間隔を置いて何重にもすれば効果が上がることを発見しました。
それと塩ビも防磁効果が有る事を発見しました。
「思案をすれば何とかなる」では無いですが、
ニッケルが防磁効果がかなり有るとの情報を入手、
されど500円で防磁シールドを作る訳にはいかず、
ステンレスにニッケルが含まていたはずとの事で、
さっそくステンレステープにてシールド、
結果は鉛より効果が有りました。(異種の金属を使用すると更に効果的)

さて、塩ビユニットの話に戻ります、「かま首1号」ですが、
皆さんがハマル訳が理解出来ました。
なる(鳴る)ほど素晴らしい音がでました。
低音も10cmのスピーカーから出ているとはとても思えない音が出ています。
但し、塩ビゆえに管鳴りが発生、
対処は管内に両面テープでクッキングペーパーを貼り付け改善しました。
(厚手の両面テープを使用の事)

「かま首2号」ですが1号の身長が伸びただけではありません、
初心の「バックロードユニット」の考えと塩ビのすばらしさが合体すればとの考えで
作ってみてはとの発想により、身長が2.5mに成りました。
10cmスピーカーで家が震動しました。

ようこそいらっしゃいませ!
今やオーディオ界で元気があるのはカーオーディオですよね。
カーオーディオ用のスピーカーもユニークなユニットがありいいですよね!

防磁シールド作成までしちゃうとは凄い!!
内部クッキングペーパー貼りは大変だったでしょうネ。


但し、振動板面積の関係で低い音量の際の低音の表現力がいまいちのため、
スピーカーの口径を上げればとの事で、「かま首3号」が完成しました。
スピーカーを何にしようかと、フォステックスを思案しましたが、
カーステスピーカーも捨てがたい様な気がして
(真のオーディオマニヤには笑われるかも?)

12cm3ウェーでメタルコーン・3万Hzまで再生が魅力的で
アルパインの12cmに決定しました。
スーパーツィーターの表現力はさすがです。カーステスピーカーを侮る無かれ!
音像表現力はカーステスピーカーの方が優れているかも?

「かま首3号」にて低い音量の際の低音の表現力も改善し
ラウドをoffにしても違和感が有りません。
16cmも思案しましたが、塩ビユニットにてスピーカー自体の振動を
固定する強度を考え、更に、これ以上家を振動させなくても良いかと却下しました。

ちなみに、アルパインの12cmと16cmは何故か値段が同じです。
カーオーディオのユニットってこういうユニークな形の
3ウェイや2ウェイのユニットがよくありますね。
塩ビ管スピーカーにもってこいかも?
12センチと16センチの値段が一緒なのには驚きです!!


それではブログにも遠慮なくコメント下さいませ。
また新作や改良しましたら、遠慮なくご投稿下さい。

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