集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんのボイド管スピーカー コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
ボイド管SP制作動機
アクリル子機に使用したチタンコーンユニットのルックスが気に入り、
その雰囲気にあわせたものを作りたくなり、ボイド管でトライしてみました。
(相変わらずyoshii9タイプ)
出来上がってみると雰囲気あってないですね。黒のトーンが強すぎました。

今回のテーマは
1.ボイド管の採用
2.新しい試みとして、仮想グランドをスタンドに固定、ボイド管をフロートさせました
3.こんにゃくゲルの採用
4.薄く軽いボイド管の胴鳴き防止策と重量アップの工夫
5.新作スタンドの作成
6.次作バージョンアップにつながる構造の模索

かなり手を入れ入念に作った積もりですが、
肝心の音はアクリル管に比べると物足りないです。
音の締まり、艶、が感じられず、筒臭さが取り切れません。
(チタンコーン、FE87Eとも同じように感じました)
紙管の限界でしょうか、それとも対策不十分でしょうか。
ご意見お聞かせください。

2.で試みた仮想グランド固定方式には発展性を感じております。
この方式を活用して他のアイデアも浮かんできました。
構想を実現すべく部品を物色中ですが、見つけるのに時間が掛かりそうです。

SP全体像
ボイド管は薄く(厚さ約2ミリ)軽く弱いので、塗装で表面硬化、
鉛テープでトップとボトムの補強、胴鳴き防止、
重量アップ目的で鉛テープをスパイラル状に巻き付けました。
ボトムには幅10センチの鉛テープを二重に巻いてあります。
(パイプの重さでゲルを押しつける必要からの体重アップ作戦です)
使用したボイド管
内径・・10センチ
長さ・・1メートル
厚さ・・2ミリ
内部
ポールは90センチ+15センチ(スタンド部分)です。
パイプの充填材料はジルコサンドを使用しました。
左が吸音材(金魚フィルター)を差し込んだ状態です。
現在は、上を太く厚く下は薄くに、逆転しました。
まだまだ試行錯誤を繰り返す必要を感じています。
スタンド
100×65のインクリーザーをスタンドとしました。
底をMDF板で塞ぎTGメタル(鉛粒)を充填してあります。
目一杯入れたところ2.5キロ近く入りました。
中心に15センチ長のルミナスポール(システムラック用ステンレスポール)を立てました。
アルミ板で円錐を作り、鉛テープを貼りました。
音の流れをスムースにする事(気休め)と‘見た目’からの遊びです。
その上のヒゲ(3本はやしました)はパイプのふらつきを防止するための固定用です。
ビニール被覆の針金で作りシリコンチューブを被せてあります。
チューブの長さはパイプに触れるか触れない程度にしてあります。
底にはデュポンコーリアン(人造大理石)を円形に加工し、その上に置きました。
ユニット外観
ユニットにボイド管を乗せてセットし上から覗いた状態です。
パイプを受け止めるドーナッツ板には裏表と内周一面に鉛テープを貼りました。
下側のゲルと接触する面にはテフロン液を塗布し、
パイプの着脱時にゲルが剥がれ易いよう対策を施してあります。
(パイプを外した際にゲルがユニットのフレーム上に残るように)
ユニットとゲル
ユニットはTANG BANDのチタンコーン。
ゲルは2種類使用しています。
SPフレームに接している青いのがソルボセインの5o厚ソフトタイプ、
その上にとぐろを巻いている透明なゲルはとても柔らかく、ところてん
にそっくりです。余りべとつかず扱いやすいゲルです。
軽いパイプで密閉効果を必要とする今回の目的にはピッタシでした。
コニさん今度はボイド管を使ったスピーカーですね!
ボイド管をフロートさせるのは考えましたね。
対策も念入りです。

それではまた改良・新作出来ましたら遠慮なくご投稿下さい。
ブログにコメントもご自由にどうぞ。

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