集まれ塩ビ管スピーカー

モーレアさんの塩ビ管スピーカー改造 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
忘年会は盛り上がったようですね。
皆さんの熱気に刺激され、こちらでもスピーカーの改造を行いました。

内側はモーレアミニを改造したもの。今度は背が高くなりました。
ユニットがTanBandなので、「モーレアTBスパイラル」と呼びます。
VP100の70cmを使い、下部に20cmのスパイラルが入っています。

外側はモーレア1号を改造したもの。同じくユニットはフォステックス
のFE127なので「モーレアFEスパイラル」です。
30cmのスパイラルの上にVP100-50cmを接いでいます。

前に比べて、少しですが、低音が良く出るようになりました。
ただ、これも置き場所によって大きく変わります。
机の前の壁際はなかなか
良い置き場所です。

お陰様で忘年会オフは無事に済みました。
弟の店用の塩ビ管スピーカー設置しましたので、
また東京に出張の際に、お時間あれば寄ってみて下さいネ!
カウンターに置いたのでバランス悪いです。(^_^;)

モーレアさんのスピーカー、今回の改良で少し長くなりましたね!

管理人も弟の店用に始めてTBのユニット使いましたが、
なかなか良いですよね!


改造にあたってのポイントはいくつかあります。
1.周波数特性の測定
 耳に全く自信がなくなってきましたので、周波数特性を頼りに
 改造ポイントを探りました。
 信号発生はWaveGen、解析はWaveSpectra
 それに安物のコンデンサマイクです。
 測ってみると、ずいぶんでこぼこがあるのに驚きました。
 50cmのパイプ だと、重要な200-300Hzあたりが大きく落ち込んでいるのが
 目立ちます。
 音の共振や干渉が原因と思われます。これが「鳴り」でしょうか?
2.吸音材
 周波数特性をフラットにするため、いろんなところに吸音材を入れて、
 様子を見ました。
 結果的にパイプの中央に詰めるのが一番効果的でした。
 吸音材ではなく、適当な反射板を入れるという手もあるかもしれません。
 これはまだ実験していません。
3.VP100
 VP100をカットしたものが売られていたので、買い求めました。
 厚くて 自分では切れそうにないので、店で所望の長さにカットしてもらいます。
 VUとの差を測って見ましたが、VPの方が周波数特性のでこぼこが心もち
 少ないようです。聴いてみても気持ちだけ鳴りが少ないです。
 それよりも「ずっしりと重い」のは気持ちいいです。
4.スパイラル
 パイプの下にスパイラルを入れることで、60Hz以下の部分が良く出る
 ようです。スパイラルの上には反射を防ぐため、吸音材を入れています。

測定しながらの改良は変化が解りやすくて良いでしょうね。
吸音材も場所によって音が違いますね。
僕のスピーカー場合はバスレフポートの処理でかなり違います。
あと、確かにVP管の方がしっかりしているのですが、
やはり手軽さを考えるとVU管を選択してしまう管理人です。(^_^;)
周波数特性の測定結果をホームページにのせていますので、
関心のある方はそちらをご覧下さい。

http://www.geocities.jp/hs_moorea/
左の周波数特性の写真はクリックすると大きくなります。

また改良や新作製作されましたら、ご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメント宜しくお願い致します。

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