集まれ塩ビ管スピーカー

モーレアさんの「TD方式サブウーファ」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
これまでフルレンジでなんとか低音を出したいと試行錯誤をしていましたが、
suisyuさんの低音を聴いてから、サブウーファを作ってみたいと
考えていました。
そんなころ、エリックさんのお誘いで、富士通テンのサブウーファTD725swの試聴会に行き、
低音の魅力にはまってしまいました。
これはなんとしてでもサブウーファを作らねばなりません。

サブウーファを鳴らすには、専用のローパスフィルタやアンプが必要になり、
自分一人ではハードルが高すぎます。
そこで、エリックさんと共同で、サブウーファを製作することに。

ここらあたりの顛末や詳細は、私のホームページを参照ください。
http://www.geocities.jp/hs_moorea/

富士通テンSW試聴されたのですか!
羨ましいッ!!
低音の魅力にはまるとなかなか抜け出せないですよね。


ローパスフィルタにはLMF60というICを使っています。
これで周波数をスパッと切り取ることができます。
それに切り取り周波数の値も自由に変えられるという優れものです。
ICなどの部品も回路図も、ローパス関連はすべてエリックさんに
オンブにダッコで、作成しました。

サブウーファのユニットは松下製の17cmウーファです。
もらい物で型番は忘れました。
ユニットの裏に書いてあったのですが、鉛をエポキシでくっつけてしまったので、
今では確認することもできません(^^;


このローパスフィルタ良いですネ!
これまた羨ましい!!

このユニットに、床束というものを接着し締め上げることで、
チーズの両端に固定しています。
また重さで下に下がるかもしれないので、束を上から銅線で支えています。

チーズの下の部分は、モーレア3号三重管に使っていたVU150です。
とりあえずは内部に何も入れていません。

実際に鳴らしてみると、最初はずいぶん能率が低いように感じました。
ボリュームをかなり上げないと音が出ません。
てっきりユニットの性と思っていたのですが、
試みに、一方のユニットを逆接続してみて、ビックリしました。
急に音が大きくなったのです。

一方だけの接続、あるいは逆位相接続で、音は大きくなり、同位相の接続では、
音は小さくなります。それと、同位相接続では、塩ビのチーズ管が振動しています。
ユニットは束で固定されており、振動がキャンセルされるはずなので、
ユニットの振動が伝わったのではなく、空気の密度変化が塩ビ管を振動させている
のだと思います。

元々の発想は、ユニットの振動を二つでキャンセルさせ、クリアな低音を、
ということだったのですが、思うようには行かないものです。

二つのユニットを連結して振動を打ち消し合うというコンセプトは、
それなりに理にかなっているように思います。
たっぷり入力を入れるといい感じの音がするので、しばらくエージングしながら、
内部に鉛を貼り付けるとかの工夫を行って、クリアな低音にチャレンジします。

まずは、製作直後の速報ということで、よろしくお願いします。

この形のSWって難しいいのですね〜。
管理人も長岡先生の「ドンキー」を作った事がありましたが、
ウーファー部分がこのような形でした。
ドンキーの場合は、すっきりした低音という印象がありました。

ウーファーはエージングでかなり違ってくると思いますので、
日々の楽しみにしちゃいましょう!!

それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さいませ。
ブログにも遠慮なくコメントして下さい!

back