集まれ塩ビ管スピーカー

アールエックスさんの「自作7号」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
はじめまして。アールエックスと申します。
いつも、楽しくあつまれ塩ビ管スピーカーのサイトを
見させていただいてます。

先日、サイトを参考にし、私も塩ビ管で自作してみました。

【スピーカー】
Yoshii9タイプです。
タイムドメイン本社でYoshii9を聴き、あまりにも臨場感が凄く
て感動しまして、
これを安価で再現するべく、このスピーカーを作ってみました。
今まで、エムズシステムの波動スピーカーもどきや、
タンデムドライブ のスピーカーなどを作ったことがありまして、
今回は7回目の自作です。
従って、自作7号と命名しました。
自作費用は、ペア17000円です。


はじめまして!ようこそいらっしゃいませ!!
アールエックスさんは、私の使っているパナソニックAVアンプXRシリーズの
感想サイトを運営されていて、私はいつもアールエックスさんのサイトを参考にしていて
既にこちらのスピーカーは見た事があるのでした!

アールエックスさんのサイトはこちらです。
http://www9.atwiki.jp/xr55/
・ユニット
ユニットは、DIYオーディオのSA/F80AMGです。

・エンクロージャー
エンクロージャーは85cmの塩ビ管用いて、内部には板重りと、
ニードルフェルトを貼付けてあります。
やはり、内部に吸音材を貼付けると、格段に音の筒臭さが消えます。
板重りの効果は分かりません。
でも、塩ビ管は振動の余韻が残りやすいので、
その余分な振動を消すべく、一応貼付けてあります。
ニードルフェルトって結構厚みがあるのですね。

↑クリックすると大きくなります。
【グランドアンカーと吸音材】
3キロのダンベルを寸切りボルトにくっつけて、
かなり重くしてみました。

そして、グランドアンカーに巻き付ける吸音材も色々試してみました。

写真の中の1は、薄いフェルトを巻いた物で、
2はその上からニードルフェルトを巻き付けました。
最後に3は、さらにその上から観賞魚用フィルターを巻き付けて
みました。

その結果、音がどうなったかといいますと、
まず3は全然駄目でした。
低域は皆無で、中域も薄く、高域はキンキン耳に刺さって痛いです。

次に2ですが、3よりはちょっとマシでしたが、低域不足で
全然だめでした。

最後の1ですが、音がガラッと変わって、豊かな低域と、自然な
高域を得られました。
しかしながら、思いきって吸音材を全て外して鳴らしてみますと、
中域 も分厚くリアルになったので、
結局グランドアンカーに吸音材は巻かないことになってしまいました。
吸音材巻き付け過ぎると、上のニードルフェルトとの厚みで、
エンクロージャーの容量が減って低音不足になったかもしれませんね。
【ゲル】
ゲルは、ダイソーの耐震クッションというものを、使いました。
四角くてそのままでは使えないので、細く切ったものを、
接着剤で繋げて輪を作りました。
ゲルの部分の素材はゴムだと駄目と、聞いていましたので、
今回採用したのはエラストマー樹脂製のものです。
このゲルの代わりにフェルトを使用した場合と、
このダイソーゲルを使用した場合とで、音質を比べてみましたが、
やはり、後者の方が断然音の鮮度が高かったです。
このゲルを使うと、音の生々しさ、奥行き感、余韻の再現性などが
段違いにアップしました。
ゲルは皆さん色んなゲルを使っていますね!
【エンクロージャーの加工】
皆さん、塩ビ管を立てるのに色々工夫されているようです。
私も、ちょっと工夫してみました。
MDFを輪っか状に切り出したものを、
3段重ねにして分厚くし、ダイソーで購入した円錐型のワインボトルの栓を
3つ装着して、見た感じ、Yoshii9風にしてみました。

でも、ある程度の工作精度が必要なようで、結構苦心しました。
表面がガタガタになってしまった部分は、紙粘土で修正いたしました。
バッフルもMDFから切り出しました。

塗装は、今まで上手くいったことがあまり無かったのですが、
他の方のスピーカーの自作記事で「薄く何度も重ねて塗る」のが大事
ということ知り、それを実践することで、上手く仕上げることが出来ました。
ホワイトのラッカースプレーで20回ほど重ね塗りしました。

【音質】
こんなに良い音で鳴るとはびっくりしました。
自作7号、作って良かったです!
正に期待通りと言う感じでした。
音は、全域にわたって生々しく、自然 な音です。
変な音のクセなどもありません。私はタイムドメインminiなども
所有しているのですが、正にあの生々しさでした。
しかも、miniよりも音が格段にスケールアップしており、
大迫力です。低域も豊かです。

しかし、さすがにYoshii9の音質には及びませんでした。
Yoshii9の方が音の鮮度が高いと感じます。
音のスケールは自作7号もYoshii9に近い物があるのです
が、やはり何か一皮剥けない感があります。

しかしながら、制作費17000円でこの音を手に入れることが出来て満足です。
これからは、リッチな音楽ライフが楽しめます。

これも、タイムドメイン発案者の由井さんと、塩ビ管スピーカー自作者の皆様と、
サイト管理人様のお陰です。
ありがとうございました!

このワインボトルの栓いいですね〜流行りそう!
音も満足出来る音が出て良かったですね!!
当サイトもお役にたてて良かったです。

アールエックスさんのサイトにも製作過程が載っていますので、
皆さん是非ご覧下さい!
http://www9.atwiki.jp/xr55/pages/31.html

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!
今後も宜しくお願い致します。

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