集まれ塩ビ管スピーカー

ゆったり人さんの「ゆったり8号機:RD-801」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
投稿しようと思って集まれ塩ビ管スピーカーさんを開いたら、
Naitouさんの「為五郎2」が登場していたので驚いたのですが、
私も同じような方向性でスピーカーを作成しました。
名づけて、ゆったり8号機:リングダクト「RD-801」です^^


内側に空気室を持ちます。
高さ約26cmの小型のスピーカーです。
おおッ!
Naitouさんに続いてのリング状ダクトスピーカーの登場です!!
上から見たところです。

このようにぐるりとダクトがユニットの回りと取り囲み、
平面方向では無指向性となる形状と考えます。
ユニットは定評のあるSA/F80AMGを採用しました。
なかなか綺麗に収まっていますネ!
外側の筐体を外したところです。

内部空気室はVU100用のソケット+キャップで構成されており、
底面の外部キャップとの間はナットを挟むことで5mmほど浮かしています。
折り返しの場合は、内部や外部の塩ビの太さを色々変えたりしても面白いですよね。
底部の様子です(端子関係はもう少し検討要です)。

内部空気室の底面キャップには直径5cmほどの開口部を持ち、
ここから出た波動は外部底キャップとの間を円周方向に広がり
空気室横のリング状抱ダクトへと続き、ユニット横前面にて放出される
バスレフ構造となります。
この底面の円周方向への広がり部分で、音道の断面積が広がる効果も得ながら
ダクト長を稼ぐ点も低音面へは有効かと。
管理人の「トーチ」シリーズみたいに横に寝かすだけでも
結構低音稼げたりしますよ。
測定が不慣れにより、音信号を過大に出力して
測定していた可能性があります。
  ご指摘を確認し、またもっともであるとの認識から、
測定方法の見直しが必要である  と考え、また
誤ったF特グラフを掲載しておくのは好ましくないと考えました。
  よって、管理人さんにご迷惑とお手数をおかけして恐縮ですが、
測定グラフを削除させて頂きました。
  今後、勉強して納得できる測定結果を得ることができましたら、
改めてアップさせていただきたいと思います。
  引き続きまして、ご指導の程、宜しくお願い致します。

2008.2.6 ゆったり人
(PCサウンドボードの都合で高域部が測定できていません)

リング状の部分の幅は約5mm程ですが、断面積にすれば直径5cmほどもある
巨大なダクトと同等です。
しかも底面部分の長さも考慮すれば、ダクトの長さは30cm近くになります。
本スピーカーの空気室容量、ダクトの概算数値によりヘルムホルツ共鳴の法則から
導かれる計算に合うように、100Hz付近の量感がすごく増すことが確認できました。
ダクトを調整すれば、もっと下方向へ伸ばすことも可能と考えていますが、
現状はこの特性で深夜の音楽を楽しんでいます。
(トーンコントロール、ラウドネス不用で適度な低音が得られます)。

実験として、同じ空気室の後ろ面から直径約5cmのパイプを同じ長さつないだところ、
同じようなF特を得ることができましたが
(この点でもヘルムホルツ共鳴の法則の成立が見えます)、
空気室容量に対してかなり不釣合いなサイズであるためでしょうか、
たまに中域の音がダクトからも聞こえ、少々耳につく音となりました。
ですが、本スピーカーのように細いリング状のダクトにすることで、
中域の音は消音効果が発生するようでその点も解消することができました。
計算通りになっているようで流石ですネ!!
あまり細かいことは気にしない私ですが、一応定在波の低減ということで
内部に吸音材を入れています。
ただ、空気室を分けるように写真のように綺麗に膜状にしています。
若干ながらWバスレフ効果がないかな〜なんて思っているところですが、
あるようなないような...
金魚フィルターを、硬質発砲スチロールをドーナツ状にした2枚で前後にサンドイッチして、
それを塩ビの接合用パイプを差し込み固定しています。

音質ですが、抜けの良さでは現状JSP方式に一歩譲るかなと思うところですが、
低音部分の強調能力はかなり有効と思います。
「太い」「長い」ダクトという構造が、低音+量感に大きく作用することが明快です。

本スピーカー(RD-801)では量感重視となりましたが、
ダクトをもう少し狭めると低域に伸びると思われ、
その点では調整し甲斐があると思います。

ということで、宜しければリングダクト方式と呼ばせて頂いて、
引き続き皆さんのアドバイスを頂きながら改良を行っていければと思う次第です。
まだまだバージョンアップの可能性がありそうですね。
リングダクト流行りそう!

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!
測定が不慣れにより、音信号を過大に出力して
測定していた可能性があります。
  ご指摘を確認し、またもっともであるとの認識から、
測定方法の見直しが必要である  と考え、また
誤ったF特グラフを掲載しておくのは好ましくないと考えました。
  よって、管理人さんにご迷惑とお手数をおかけして恐縮ですが、
測定グラフを削除させて頂きました。
  今後、勉強して納得できる測定結果を得ることができましたら、
改めてアップさせていただきたいと思います。
  引き続きまして、ご指導の程、宜しくお願い致します。

2008.2.6 ゆったり人
(2008年01月15日)

違うスピーカーを聴き比べるなどしていると、
本8号機の以前の測定方法とそのF特グラフに自信がなくなりまして、
測定場所(部屋)を変えて再測定を行ったF特です。
前回のF特にありました異常な100hz付近の増強はありません。
アパートの部屋での測定でしたが、何かしら部屋の影響を受けたものと思いますし、
斜めから約50cmの距離で測定を行った記憶があります。(角度をよく覚えてません)
斜めからの測定で、中音、高音が減衰したものと思われますし、
それに部屋の反響が作用したのかなと考えております。
それら記載をしておらず誤解を与えましたことお詫び致します。
 
前回はスペアナ風のF特で不明瞭な部分でしたが、
500hz付近の谷が気になります。
800hz付近の谷は、他のスピーカー測定でも出ましたので部屋固有の影響かと
思いますが、500hz付近の大きな谷は8号機特有です。
音楽など視聴した感じは、それほど違和感は感じないというか、
かえって中域の厚みはあるように感じるんですけど...
背面からの逆位相の打ち消しかもしれません、形状を少しアレンジしたりして、
この点はいろいろ試行錯誤を続けたいと思います。
測定もいろいろ難しいですね。
大変ご迷惑をおかけ致しまして、慎んで修正・加筆をさせて頂きます。

測定は色々な影響を受けるので、難しいですね。
見た感じは僕のスピーカーより良さそうですね!

また何かありましたら遠慮なくご連絡下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいませ。

back