集まれ塩ビ管スピーカー

kitanoさんの「スピカ200-FF165K」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
kitanoです、新作を投稿させていただきます。

名前      スピカ200-FF165K
大きさ     タテ、ヨコ260高さ820
ユニット    FF165K
すっきりしていて良いデザインですね!

内部構造
パイプ200の中心にパイプ100の長さ600を使用、
その廻りのスペースを8分割に仕切って、音はパイプ100の下へ、
下の4つの穴から上へ、上で折り返して下へ、そして開放されます。
パイプ全長1800
(仕切り板の周りは遮音シートをシリコンシーラントを塗って巻きつけています)
内部折り返しは、音道が長くてもコンパクトになるので良いですよね!


中心部には鉄丸棒40、長さ650を立ててユニットを樹脂で斜め60°
(30°)で固定しています。
ユニットはパイプに直接固定せず、取付フレームの前後にスポンジゴムを
ドーナッツ状に切り両面から貼り付けて、そして少々のオイルを回りに塗り、
上部のパイプを差し込んでいます。
ユニットのこのような取り付けは、皆さん色々工夫されていて、
参考になりますね。

↑クリックすると大きくなります。
音の印象
やはりユニットの口径が大きいと、音も表情が大きくなります。
(8cmや10cmと比べて)
中高音は明るく明快な感じ、高域までよく伸びています、
低音はパイプ効果が良く出ていてかなり低域まで伸びています。

パイプスピーカー
事の始めは、バックロードホーンを作っていて思う音が出なくて・・、
ふと横を見ると10cmパイプ、手でもって片側にあてると想像もしなかったいい音。
それからは何げなく見ていた集まれ塩ビ管スピーカーのあちらこちらを見ました。

JBLのテクノロジーで低音の再生能力はコーンの有効面積×ストロークと
書いてあります。(これはエンジンで言えば排気量のようなもの)
だから口径が大きいほうが有利、ここでの考えのポイントは
ユニットが空気を動かす体積にあります。
パイプの片側にユニットを取り付け片側を開放した場合、
低域ほど後ろの空気はコーン紙と連動して円柱状の振動をしていると思います、
そこにはストローク以上の体積が動いたことになります。
エンクロージャーが箱型や、また平面バッフルの場合はこのような現象には
ならないでしょう。
ど素人の音響理論、でも出てくる音は自己満足のいい音
これからも、このイメージをもって作っていきます。
ユニットの口径が大きく音道も長いので迫力あるでしょうね!
聴いてみたい!!

バッフルやエンクロージャーは、理想は球状が癖が少なくて良いのでしょうけど
なかなか作れないですよね。
(今年のA&Vフェスタ自慢大会では石で出来た球状SPがありました。)

円柱状エンクロージャーの塩ビ管スピーカーは、そのままでは癖は強く出ますが
上手く抑えればお手軽に作れて良いですよね!

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいませ!

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