集まれ塩ビ管スピーカー

Naitouさんの「MAILBOX」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
スピーカー作りをしていると、
円形の抜き板、塩ビ管の切れ端、継ぎ手等、
種々の余り材料が貯まってきますので、
今回はこれらを利用してスピーカーを作りました。
外観が外国の郵便受けに似ていることから、名前は「MAILBOX」としました。

長岡鉄男氏設計のF-63ダブルヘッダーを基本モデルとしましたが、
スピーカーユニットはFostexFE87Eを用いました。
またまたセンスが良くてカッコいいですネ!

僕も塩ビ管スピーカーの部品がけっこう溜まってます。(~_~;)

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エンクロージャー本体となる塩ビ製150X75mm異径チーズを
持ち合わせていませんでしたので、
スピーカー取り付け用径150mm長さ25cmの塩ビ管と支柱を兼ねた
75mm塩ビ管ダクトとをMDF材を介して接合させることとしました。

即ち、塩ビ管を2カ所縦にカットし、その間に塩ビ管の縦カット面にフィットする溝をつけた
長方形のMDFを入れ、固定するとともに、このMDF板に75mm塩ビ管支柱を
鉛直に固定しました。
バッフル用のMDF円板には円形溝を彫り塩ビ管をはめ込みました。
ダクト穴部は75X65mm異径チーズを、ベースへの取り付け部には
異径ソケット100X75 ミリを使用。
ベースは長さ40cmの2×4材を3枚並べ接着しました。

スピーカーの全高は92cm。
エンクロージャー容積は4.4L、
ダクト径8cm長さ60cm。
fcは約70Hz。

エンクロージャーとダクト内部に吸音材として
観賞魚用水槽に用いる濾過フィルターを入れるとともに、
ダクト開口部下の空隙には砂を充填しました。
塩ビ管を縦切りすると丸まったりするらしいですが
上手に処理してますね!
さすがです!!

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試聴の結果、やはり低音不足は否めず、
3Dスーパーウーファー(30cmウファーユニット付きJSPスピーカー、
LCネットワークのパッシブ型、クロスオ−バー周波数約80hz)
で補強することにしました。

幸い、ウーファーと音のつながりは良好で、
広帯域かつ、まとまりのよい明快な印象の音となりました。
対面取り付けスピーカーの効果かと推測しています。

スーパーウーファーとの繋がりって難しいですが、
繋がりが良さそうですね!


それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さいませ。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!

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