集まれ塩ビ管スピーカー

なーおさんの「Cool Biz」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
こんにちは。ごぶさたしています。なーおです。

塗装前の名前は「MSDBS-1 (Middle Speed DB Sparal)」でして、
ダブルバスレフ+円筒型3D-スパイラルダクトスピーカーです。

その完成からはや半年 (^^;;
ようやく塗装を行いましたので、投稿させてください。
コンセプトは、塩ビ管スピーカーらしく「楽しい」イメージに
したいと思い、 軽快な夏用ビジネス服をモチーフにした色調で、
「Cool Biz」と命名しました。
こちらこそご無沙汰してます。
もう半年にもなりますか〜早いですね。
涼しげなカラーで良いですね!

サイズは奥行き38cm、高さ57cmと、私としては大きめ。
本当は「High-Speed・・」と名づけるつもりだったのですが、
出てきた音がとてもそう呼べそうもないので、仕方なく
ベース名Middle-Speedに降格(笑)

今回、初めて塩ビ管の継ぎ手をつかって、本格的な(?)
塩ビ管SPを製作となったわけですが、部品を組み立てて、
調整のために分解して、 また組み立てて・・
このプラモデル感覚は楽しい!! クセになりそうです。
音のほうは、スピード感はあまり無いですが、
40〜100Hz付近の低域の量感が十分に厚く、
かつ歪み感が少ない、落ち着いた音になりました。
ある意味、ダブルバスレフ的な甘い低域なのですが、
スパイラルダクトのおかげで低域輻射周波数域が広いので、
量感はかなりあって落ち着いて聴けます。
一方、スパイラル特有の中域の漏れは、
第一ダクトの遮蔽性のおかげで大分良くなっていますが、
まだ漏れてくる感じはあります。
塩ビSPのプラモデル感覚は楽しいですよね!
調整のしやすいのもいいですよね。

オフ会時に聴いた感想は
充分スピード感ある音だと思いましたよ!

↑クリックすると大きくなります。
円筒スパイラルは低音伝播効率の高い2条タイプとし、
ダブルバスレフの長所である低音の伸びに、
スパイラルのスピード感・広い低域輻射域の
メリット生かした容積の両方を狙いました。
(容積がもっと小さいほうがスピード感が上がります)
使用ユニット(Fostex) FE88ES-R
第1キャビ容積3.6L
第2キャビ容積3.5L -> 4.6Lに変更
第1ダクトfd160Hz -> 135Hzに変更
第2ダクトfd45Hz

音の狙い方が、流石ですね!

↑周波数特性(クリックすると大きくなります)
MySpeakerのピンクノイズでの測定

当初、120〜200Hz付近に音圧の薄いところがありましたが、
その後の改良で、スパイラルの巻き直し、第2空気室容積増、、
第1ダクト延長などで、音の傾向がかなり変わって
アクティブな音になりました。
低域のバランスは、私の過去の作品の中ではベストです。
詳細は、こちらに掲載しています。
オフ会の時も音良かったですが、
改良でもっと良くなったのですね!
また聴いてみたいです!!

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さいませ。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!

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