集まれ塩ビ管スピーカー

モーレアさんの「Moorea Y2010」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
ここしばらくスピーカー制作から遠ざかっていましたが、
久しぶりに皆さんの活動からインスピレーションを得て、
新しく制作しました。

名前は Moorea Y2010
Y字ソケットを使った2010年初めの作品という意味合いです。

コンセプトは、「簡単」「安価」「そこそこの音」です。
久々のモーレアさんの新作は、
今度の関西オフに向けてのスピーカーですね!
横からの写真です。
一番下はフランジ、真ん中はY字ソケット、上はVU100のソケットです。
上下はダークブラウンに銅メッキ調の塗料をちりばめ、
中はカントリーブルーというカラーリングにしました。
前作で使った色です。

Y字ソケットの斜め部分にユニットを取り付け、
上に向いた部分はリング状のダクトになっています。
なかなか良いカラーリングですね!

僕の場合こういうのタイプの小型SPは、
低音増強を狙って底部開口にしています。
ユニット取り付け部の写真です。
内側にスポンジテープを巻いています。


スポンジテープはお手軽で良いですよね!
スピーカーユニットは旧いラジカセを分解して取り出したものです。
ボール紙をドーナツ状に切り出して何枚か貼り合わせ、
それでユニットをはさみます。
またクッションとしてスポンジシートも使っています。


塩ビSPの場合は、ユニット取り付け簡略化が難しいですよね。
これならお手軽で、スポンジシートで防振も出来ますね。
ボール紙のドーナツを押さえるために、シリコンチューブを使いました。
このようなユニット固定方法はコニさんのアイデアです。


これでしっかり固定できれば良いですね。
鳴らしているうちに緩みが出なければ最高ですね!
Y字ソケットにこのようなものをはめ込んでいます。
(逆さまにはめ込みます)
黒いのはプラスチック段ボールで、
これがリング状のダクトになっています。

ダンプラ簡易リングダクト良いですね!
フランジの底はボール紙でコーン形状を作りフタをしています。
内部には砂を詰めました。
また空気がもれないように周囲はエアコン用パテで塞いでいます。

さて肝心の音ですが、やはりユニットが今ひとつなのと、
キャビネット容量が十分でないためか、低音はあまり出ず、
オーケストラは聴けません(--);
これは前作の「灯」と比較しての評価なので、
この手軽さならそこそこでしょうか。
ボーカルや小編成のバンドは十分聴けます。

一応、コンセプトは満足したかなと考えています。
これくらい容量でもユニット交換で低音不足は
かなり違ってくるでしょうね。
ダクト底部開口でも違ってくると思います。

でもオーケストラ以外は充分聴けるとのことなので
良い音でしょうね!

因みに僕のスピーカーはいつもそこそこの音です。(笑)

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログ別館にも遠慮なくコメントして下さいネ!
今年も宜しくお願い致します。

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