塩ビ管スピーカーの紹介

最近の管理人の新作はこちら↓です。
http://enbisp.at.webry.info/theme/11445c9abd.html
http://enbisp.at.webry.info/album/kanrininsp
17.4.25
管理人、新作塩ビ管スピーカー作りました。


長岡式スピーカー「ドンキー」を子供に壊されてしまい、
ウーファー(FW108)は修理してそのままにしてあって
もったいなかったので、FF85Kとの2ウェイに挑戦してみました。
こんな感じに掃除口にFF85KとFW108を取り付けて
取り外し自由な2ウェイにしてみました。

最初はネットワーク無しでスルーで繋いでましたが、
ウーファーと干渉したせいか高音が綺麗ではなかった為
3.5mhのコイル(これもドンキーから流用)を追加しました。
その様子はこちら

追加後は高音が綺麗になりました。
結構低音がモリモリなので、土台もしっかりさせたくなり
コンクリート板(溜めマスのフタ)を接着剤で固定しました。
この接着剤が結構しっかり付くのでびっくり!
コンクリメントという接着剤です。
知り合いの大工さんに教わりました。
コンクリートと木・発泡スチロール・塩ビ・タイルの接着用です。
色んな接着剤があるんですね〜。
説明には接着してから3時間はそのままにすると書いてありました。
こんなにしっかり付きます。

僕が買ったコンクリート板は1枚198円、
接着剤のコンクリメントは417円でした。

安くてお手軽土台で良いですよ!
試聴した感じは、フージョン・ロックはなかなか良いですが、
ジャズボーカルが筒っぽい時があります。
前作の上下開口タイプの方がのびのびとしていました。
(前作はロック系はダメダメでした。)

今回のは取り外しがしやすく、色んな組み合わせが楽しめますので、
これから色々と試してみます。

あとはステレオ誌工作人間に投稿するだけです!!

何か質問とかありましたらブログにコメントお願いします。

17.2.16
塩化ビニル環境協議会の取材の前に、管理人は新作作りました。


形は前作と同じで、
ユニットをFF125Kに、塩ビ管もVU100にしてみました。


簡単な製作工程も含めて紹介します。
材料は写真にあるので全部。

1、VU100(2m)×2     1,134円×2
2、VU100チーズ×4     714円×4
3、VU100エルボ×2     480円×2
4、アクリル板×1        682円
5、ボロン粘着スポンジ×2  262円×2
6、FF125K×2         3,664円×2
7、ターミナル(T−11/45) 892円×2
8、スピーカーコード       余りなので0円
9、プラマット(水槽のろ過マット) 98円
10、しめしめ結束機       余りなので0円

今回は全部で16,500円かかりました。
それでは管理人の塩ビ管スピーカーを
簡単な製作工程を交えて紹介します。


まず管理人のスピーカー場合、足の部分は
アクリル板を接着して立たせるため、
接着剤が乾く時間を考慮し最初に製作します。
吸音材のプラマット(水槽のろ過マット)は
この足の部分に軽めに入れます。
次にVU管を切ります。

お好みの長さに合わせて切りますが、
このようにビニールテープを巻いてから、
鋸で切ると切りやすいです。

今回は80cmと120cmに切りました。
次にユニットとスピーカーターミナルを繋ぐコードと、
ターミナルにつける端子を半田付けします。

コートは普通のスピーカーコードで良いと思いますが、
あんまり太すぎるのも作業しづらいので、
適度な太さのを使いましょう。

コードに+側を分かりやすく色付けしておくと良いでしょう。
次にユニットを取り付けるチーズ管に、
スピーカーターミナル用の穴あけをします。

電動ドリルで穴あけすると簡単に開きますが、
滑りやすいので気を付けて作業しましょう。
穴あけが終わったら、スピーカーユニットとチーズ管の間に挟む
スペーサーを作ります。

写真のような、片側に接着テープのついたちょっと固めのスポンジが、
ホームセンターの防振や滑り止めが売っているコーナーにありますので、
管理人はよくそれを使います。
このようにユニットをつけるチーズ管の淵にあわせて貼ります。

このスペーサーをつけると、塩ビ管へのユニットの共振を
ある程度抑える事が出来ます。
次にこのように、スピーカーターミナルを取り付けます。

円い管に取り付けるため、+−が独立したタイプが良いでしょう。
中はこんな感じでコードに半田付けした端子をネジで固定します。

ショートしないように注意します。
そしてユニットをしめしめ結束機で固定し
上下の塩ビ管を差し込んで出来上がりです。

大体2時間もあれば出来ちゃいます。
出来上がり。

上の方はこんな感じ。
下はこんな感じです。
漏斗のホーンはお好みでどうぞ。

出来上がってすぐはユニットや塩ビ管エンクロージャーの
エージングが出来ていない為、どんどん鳴らしこんじゃいましょう。
エージングとは、年をとるということで、ある程度鳴らし込むと
出来上がってすぐより良い音になってきます。

エージングの期間は、故長岡先生の本には、出来上がってから半年は
待って音の判断をした方が良いと書いてあります。
これには色々意見がありますので、完成してすぐに音の判断を
しないようにすれば良いと思います。
管理人個人的には、1ヶ月は毎日鳴らしてからではないかな?
と思っております。
こうして2本並べてみると見栄えも迫力出てきました。
カッコイイ!!

試聴した感想は、ユニットの口径が大きくなったので迫力あります。
しかしエージング途中の為か、細かい音がちょっとイマイチで、
ちょっと大味な感じがします。
共鳴管特有の筒くささは、管が太い為?か、そんなに気になりません。
大体想像していた音だったので、満足しました!

次作は小型化を目指してみたいと思案中です!

簡単な製作工程も合わせて紹介しましたが、
塩ビ管スピーカーの自作について分からない事ある方は、
こちらにコメントをどうぞ。

管理人の塩ビ管スピーカーユニット交換しました。 15.5.20

新しいユニットはFF85Kです。
FF85Kのアップ。
ちょっと見にくいですが、エッジ形状が特徴的ですね。
最近のフォステクスはこういうのが多いですね。
FF85Kには、VUチーズ管の奥行きが足らなかったので
スペーサーを作り入れました。材質は硬めのウレタンです。
塩ビ管スピーカーの下にもVUチーズを追加して
開口部を拡大しました。

また、上部にキャップをして開口部をここだけにし
構造的には共鳴管に近づけて試聴してみたところ
何故か低音の迫力が無くなったので、
(共鳴管の場合は端にユニットを取りつけた方がいいのかも?)
キャップは外して、上部と下部は開口してバスレフにしました。

この方が断然音に元気が出て、とても8cm一発とは
思えないほどの迫力です。
トーンコントロールも、FE83の時ほどブーストしなくても十分です。
また、このスピーカーの場合、ソフトの録音の良し悪しが
かなりはっきりわかるので、
そこが長所でもあり、短所であるかもしれません。

とにかく8cm一発とは思えないサウンドで大満足です。
よく見るとカッコ悪い 矢印の付いている長いのが今回作った、
スピーカーです。VU管(いわゆる排水管、塩ビ管)を
使用した共鳴管スピーカーです。

長岡先生も好きだった、ホームセンターで
VU管を見かけて、ふと思いついて作りました。
近くで見るとこんな感じです。
安さだけでは負けません。 材料 (右から)
・VU管65ミリ 2M×2 (\780×2)
・VU管チーズ65ミリ (\330×2)
・しめしめ結束機 (\1900)
ユニット
・フォステクスFE83×2 (\2,160×2)
スピーカーコード
・フォステクスSFC80×4M (\420)
スピーカーターミナル
・CP212 (\600×2)
(たぶんコイズミ無線オリジナル)
やっぱりカッコ悪い 作り方
まずVU管を切断します。(90cmと110cmに切
りました。)
次に、VU管チーズにターミナルを付けてから
ターミナルとユニットをコードにそれぞれ
はんだ付けをしユニットをチーズにしめしめで
固定をします。
サイズは83にぴったり。
あとはVU管をはめ込んで出来上がり。
1時間もあればできます。
試聴
小音量だと共鳴管特有のくせが出ますが、
それ以外は成功です。左のように下は少し
すきまを空けたほうが低音の迫力が出ます。
(この場合だとバスレフ?)
ドンキーに比べると低音は出ませんが、でも
十分です。なんといっても音がきれいで
CDの録音の良し悪しがはっきりわかるのには
びっくりしました。後はスタンドをどうしようか
考察中です。全部で一万円以内で作れますの
で、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?
下のパイプをはずせば卓上にもなります。
じゃまだけど!

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