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 ジオ&マーフィー獲得へ(12/19)
 横浜DeNAは来季の新外国人投手として前広島のジオ・アルバラード投手(33)と前ロッテのビル・マーフィー投手(30)を獲得に向けて調査していることが判明した。ジオについては既に契約が内定したような噂もあるが、マーフィーについては初耳の情報である。マーフィーは去年こそ12勝6敗・防御率3.75とロッテ優勝に大きく貢献したものの、今季は2勝5敗・防御率3.98と精彩を欠く成績に終わっている。ジオが3勝・マーフィーが2勝という他球団から戦力外通告された選手に手を出さざるを得ないのは情けない限りだが、自前で獲得するより期待度が高いのも事実。ある意味、身の丈に合った補強というべきかもしれない。成績よりもイニングイーターとしての実績を買っているといえよう。
 それにしても気になるのは支配下選手枠である。先日小池を獲得したことにより保有選手は67人、上限まであと3人。新外国人は投手と野手で一人づつ、村田移籍による読売へに人的補償を求める旨報じられており、これで枠一杯まで埋まってしまう。更にマーフィーも獲得となれば枠が足りないのである。11月までのフロントと、12月からの高田GMを中心としたフロントでは舵取り役が異なるため、相互間での調整に齟齬が生じてるように思えてしまう。大丈夫なのだろうか?来年に関してはラミレスは日本人扱いとなるため、横浜は他球団より事実上外国人枠を一つ多く活用できるだけに、この恩恵は最大限生かしたいところ。今後人減らしトレードなど人事の調整が行われることになりそうだ。。

 小池の獲得を発表(12/19)
 横浜DeNAは中日からFA宣言した小池正晃外野手(31)の獲得を発表した。なお、先日獲得した鶴岡捕手と同じく小池選手はC級の扱いになるため、他球団への人的補償は発生しない。

 新スタッフを発表(12/16)
 横浜DeNAは中畑清監督を首班とする新コーチングスタッフを以下のとおり発表した。この内閣を一言で表すなら、地元タニマチとの妥協で成立した大洋保守政権といえるだろう。前年が曲がりなりにも大洋色の脱却を目指していた節があったが、新規参入し球団経営のイロハが分からないDeNAは周囲環境からの斡旋をそのまま受け入れ、大物大洋OBを抱え込むことになった。新親会社となり人事一新となるどころか、大洋の復古になるとは何とも皮肉な話である。こんな人事をやっていては、いつまでたっても弱小チームのままだというのに・・・それだけ旧勢力の浸食力は強いということか。DeNAは球界の中では何も分からない子猫ちゃんで、何れ自立するであろう将来に期待をかけるほかない。
 さて、新たに入閣した面々のコーチ経験・実績は物足りない所であるが、敢えて期待できる点を挙げるなら、功名心が高そうなところであろうか。最下位チームで実績を残せれば、今後のキャリアに箔がつくというもの、それなりに精力的に取り組むかもしれない。
 一軍
監督 中畑 清(57) 駒大
ヘッドコーチ 高木 豊(53) 中大
投手コーチ 友利 桔(44) 興南高
投手コーチ 木塚 敦志(34) 明大
打撃コーチ 石嶺 和彦(50)  豊見城高
打撃コーチ 井上 純(41) 東陵高
バッテリーコーチ 山下 和彦(49) 柳ヶ浦高
内野守備走塁コーチ 白井 一幸(50) 駒大
外野守備走塁コーチ 二宮 至(58) 駒大
 二軍
監督 山下 大輔(59) 慶大
投手コーチ 川村 丈夫(39) 立大
投手コーチ 岡本 克道(38) 柳ヶ浦高
打撃コーチ 高木 由一(62) 淵野辺高
打撃コーチ 波留 敏夫(41) 大谷高
バッテリーコーチ 高浦 己佐緒(59) 法大
内野守備走塁コーチ 馬場 敏史(46) 柳川高
内野守備走塁コーチ 水谷 新太郎(58) 三重高
外野守備走塁コーチ 中根 仁(45) 法大
育成コーチ 蓬莱 昭彦(54) 西南大

 山下氏、二軍監督就任か(12/11)
 白井一幸氏(50)の一軍守備走塁コーチ就任で空席となった二軍監督の座に、山下大輔氏(59)が就任する旨が報じられた。工藤監督頓挫で消滅したと思われた山下氏の入閣だが、また復活してしまったようだ。中畑新監督を迎えたことで、私的になるべくフラットな姿勢で見守ろうと思っていたが、組閣で曰くつきの大洋OBばかり招聘するDeNAに我慢できなくなってきた。何故に過去に指導者として疑問符がついた人間をわざわざ迎え入れるのか?タニマチからの圧力でもあるのか?これでは親会社が代わった意味などないではないか!DeNAはTBSから事務引継も受けてないのか?痛い目を見ないとわからないのか?就任早々に軽率な発言を繰り返す新監督にも呆れるばかりで、これでは今後情報漏洩に悩まされることになるに違いない。明るくていいというが、球団は劇団と違うわ。これじゃあ「横浜ベイスターズは永遠に仏滅です!」と宣言したに等しいではないか!

 鶴岡・林・菊地を獲得(12/11)
 横浜DeNAは読売よりFA宣言した鶴岡一成捕手(34)と契約合意したと発表した。鶴岡は先に交渉していたオリックスに断りの連絡を入れ、4年ぶりの横浜復帰を決断した。 また、元日本ハムの林昌範投手(28)菊地和正投手(29)の獲得も併せて発表している。
 なお、今後の補強は外国人選手の選定が中心になると思われるが、元広島のジオ・アルバラード投手(33)の他、メジャー経験のある30代先発左腕と、同じくメジャー経験のあるサードが守れる右の30代長距離砲を調査している模様。

 中畑氏の監督就任を発表(12/9)
 横浜DeNAは元読売の中畑清氏(57)の初代監督就任を正式発表した。紆余曲折の末、新監督となった中畑監督だが、今のところキャラクターのみが先行しており、肝心の野球観は殆ど伝わってこない。今後の言動に注目が集まるところだが、駒大出身者らしくハードトレーニングを選手に課すことになりそうだ。アテネ五輪のときに疑問視された戦術能力に不安はあるものの、新監督にはかつての須藤監督のような明るい親分肌の「器」に期待したい。そして、あまり「巨人」「長嶋さん」と言わない方が良いだろう。ネット上での新監督に対する風当たりは冷たく、ファンに配慮した言動を心がけるべきだ。
 さて今後耳目が集まるのは組閣作業であるが、ヘッドコーチに球団OBの高木豊氏(53)、外野守備走塁コーチに駒大同期の二宮至氏(57)、更に二軍監督で駒大後輩の白井一幸氏(50)の内野守備走塁コーチの就任が有力視されている。

 読売に人的補償要求へ(12/9)
 横浜はFAで読売に移籍することになった村田のFA補償について、高田繁GM(66)は人的補償を求める意向であることを明言した。GMによればレギュラーを狙える選手であれば、高額年俸選手であっても獲得に動く方針とのことで、全ポジションを対象に人選を進めるという。
 一説にはプロテクトリストから漏れればという前提だが小笠原道大内野手(38)を狙うとの観測もある。小笠原は中畑監督と親交があり、コストパフォーマンスに見合わなくなったことで読売に居場所がなくなりつつあるという。いくらなんでも読売がそんなお人好しである訳がないのだが、小笠原の年齢・年俸を鑑みるとあながち有り得ない話でもないかもしれない。金満読売といえど、杉内・村田・ホールトンと獲れば、相当の出費であるから小笠原の整理を考えてもおかしくはない。無論、可能性としては少ないところであるが。

 鶴岡と入団交渉(12/9)
 横浜DeNAは読売よりFA宣言した鶴岡一成捕手(34)と初の入団交渉を行い、2年契約で8000万円の条件提示した。先にオリックスと交渉している鶴岡は近日中に結論を出す見込み。鶴岡は神港学園出身なだけに、地元のオリックスを選択する可能性もある。

 ラミレスの獲得を発表(12/8)
 横浜DeNAは元読売のアレックス・ラミレス外野手(37)の獲得を発表した。年俸3億5000万円+出来高払いの2年契約で、背番号は「3}に決定した。レフトしかできない・選手としては高齢という不安材料はあるものの、村田が抜けた打線の中軸を担うことは間違いない。打力については心配してないが、問題は彼の前後を打つ選手である。一人は筒香、もう一人は現存の選手で該当者を見出すことはできない。やはり外国人野手の獲得は必須であろう。

 村田の退団決まる(12/8)
 その去就が注目されていた村田修一内野手(31)がFA権を行使して読売に移籍することを正式表明した。これで横浜は内川に続き2年続けて有力選手が流出することになった。彼について色々思う所はあるけれども、まともな向上心を持ってる人間なら腐った組織にいたくないのは道理である。いたし方ないだろう。古巣の悪口を言わなければ、それでいい。
 問題は村田が抜けた穴をどう埋めるかである。打線はラミレスを獲得したから良いものの、サードをどうするか?筒香が第一候補だが、肩も良くなく守備力は殆ど期待できない。ましてや両手首の不安もあり、あまり重荷は背負わせたくはない。石川や北をコンバートをする手もあるが、攻守とも迫力に欠けることは否めない。となれば、外国人のサードを見つけてくるのも一策だが、強打のサードは米国でも絶対数が少ない。恐らく来季の横浜はサードをどうするかで悩むことになるだろう。

 小池と入団交渉(12/8)
 横浜は中日からFA宣言した小池正晃外野手(31)と初の入団交渉を行い、2年総額7000万円の条件提示した。現在のところ小池に興味を示す球団はなく、本人も横浜に戻ることを希望しているため、すんなり入団することが濃厚である。

 急転!監督人事白紙に(12/5)
 横浜はこの日行われた高田繁GM(66)の就任会見で、擁立を進めていた工藤公康氏(48)の監督就任要請を断念すると発表した。断念した理由として高田GMは「信頼関係を築けなかった」と説明しているが、どうも職掌を巡り対立し喧嘩別れに終わったというが実情のようだ。中でも工藤氏はヘッドコーチに達川光男氏(56)を招聘するように希望したが、高田GMは球団OBの山下大輔氏(59)を起用する旨を主張し平行線に。また監督に全く人事権がないことも工藤氏にとって不満だった模様。私的に山下氏の名前が挙がった時点で嫌な予感がしていたが、結果は予想を超えるほど不愉快な事態となってしまった。正直腹心くらい監督に選ばせてやれとも思うが、就任前の段階で対立している状況では何れは空中分解したことだろう。GM制を導入した以上高田氏の意向が優先されるのは当然のことでやむをえない。とはいえ、新生横浜の出鼻を挫かれた格好で、前途不安な船出となった。
 なお、工藤氏に代わる新監督候補として読売OBで高田GMと親交のある中畑清氏(57)、ヘッド候補だった山下大輔氏(59)の名前が挙がっている。両氏に共通するのは「明るさ」というキーワードだが、明るければいいという訳じゃないだろうに。仕事ができることと、性格の明暗なんて関係ないっつーの!監督のの選考基準がおかしいよ。私にとって不愉快な二者択一だが、負け犬根性に毒されてないだけ中畑氏の方がまだマシって感じだろうか。とにかく親会社が代わったのだから、旧態に戻るよりも革新を目指すべきだろう。因みに別の報道媒体から球団OBの佐々木主浩氏(43)、高田GMと親交のある梨田昌孝氏(58)の名前も挙がっている。

 ヘッドコーチに山下氏入閣へ(12/3)
 工藤公康氏(48)を新監督候補として擁立している新生横浜だが、ヘッドコーチに球団OBの山下大輔氏(59)を入閣させることで一本化したと、複数紙で報じられた。私的にこのニュースは村田退団濃厚よりもバッドニュースであり、想定されうる事態の中でも最悪に近い。指導者としての山下氏の力量は過去に横浜監督の実績を鑑みれば火を見るより明らか。当時山下氏には十分な補強がなかった故の結果だったとの報道もあるが、コックス・ウッズ・若田部らあれほどの戦力支援を受けた横浜監督など過去にはいないのである。また、山下氏は大洋閥の領袖たる人物であり、政治力も持っているために新生球団に反動因子を持ち込む可能性が高い。なぜにDeNAは旧勢力を代表するような人物をわざわざ招聘するのか理解に苦しむ。恐らくは裏があるのだろう。鎌倉幕府がようやく潰れたら、超復古主義の建武新政だったようなもんで、大いに失望するところである。
 また、就任が内定している高田繁GM(66)の右腕として元読売編成部長の吉田孝司氏(65)を編成部長として招聘することが判明した。今年までの横浜は野球経験がない佐藤貞二前球団常務(63)河本明前編成取締役が編成業務を担っていたが、現場とコミュニケーションをとることもなく、独断で仕事を進めていたらしい。我々が思っていた以上にフロントは腐っていたということだろう。高田・吉田両名とも選手・指導者としての経験も豊富なため、このような旧弊は打開できそうである。

 横浜DeNA球界参入(12/1)
 TBSホールディングスからDeNAへの横浜球団譲渡が、この日行われたプロ野球の臨時実行委員会及びオーナー会議で正式に承認された。去年のリクシル買収失敗より、生殺しのような思いを味わってきた我々横浜ファンにとっては、ようやく忍従の日々から解放されたといえるだろう。ましてや、この参入承認へ至る道程は、楽天の執拗なネガティブキャンペーンにより、難産そのものであった。それだけに安堵感は大きいが、新体制が発足する上で少し気になることがある。。
 正式に球界参入が認められた横浜DeNAは組閣作業も急ピッチで進められることになる。既報のとおりGMは高田繁氏(66)、監督には工藤公康氏(48)の就任が有力視されているが、冷静に考えるとちょっとおかしい。本来監督というものはGMが選定するのであり、高田氏が正式にGM就任しないうちに監督の具体名が挙がるのはスジが違う。ましてや高田氏と工藤氏は殆ど面識・接点がないらしいのである。両者に野球観の相違がある訳で、それが相容れないものであったとき、二頭体制となり指揮系統が混乱してしまう危険がありうるのではなかろうか。ただ、現況は時間的制約があり、悠長に人事を進められない事情もあるので、仕方がないのだろうが。
 組閣のほかに当然補強にも動くことになろう。新聞にはSBからFA宣言した杉内俊哉投手(31)、同じくSBから自由契約となったD・J・ホールトン投手(32)の獲得を目指すと報じられており、主砲の村田修一内野手(31)の慰留にも全力を尽くす意向。しかし、彼ら3人には読売という強大な敵が手を伸ばしており、苦戦は必至の状況である。いきなりハードラックとなるわけだが、ファンに心意気を示す意味もあり、健闘を祈りたい。退かぬ!媚びぬ!省みぬ!の覚悟で。

 スレッジ退団(12/1)
 横浜はターメル・スレッジ外野手(34)と来季の契約を結ばないことを発表した。既に11月25日にはブレッド・ハーパー内野手(30)の退団も決定している。弱点はあったがスレッジ・ハーパーとも助っ人足り得るレベルの選手であり、同レベルの選手を見つけてくることはなかなか難儀なこと。果たしてアテはあるのだろうか。
 また、新外国人候補として元広島のジオ・アルバラード投手(33)の調査をしている模様。

 ラミレスを獲得か(11/28)
 横浜が読売を退団したアレックス・ラミレス外野手(37)の獲得することが決定的となったと、複数スポーツ紙で報じられた。交渉解禁となる12月2日にもか入団を申し入れる算段。但し、資金元となる新親会社DeNAの承認がまだ行われていないことから、いまだ流動的と言わざる得ないだろう。
 また、横浜が獲得を検討中とされた高橋信二内野手(33)はオリックス入りを決断し、ご破算となった。

 村田FA宣言(11/25)
 横浜の主砲たる村田修一内野手(30)が移籍前提のFA宣言手続を行った。既に読売が獲得に動いており、横浜退団の可能性が極めて高くなった。なんだかんだ言っても村田はチームの顔だ。村田がいない横浜は横浜足り得るのかと思えるくらいに重要な選手であろう。とりあえず球団は誠意を尽くして慰留に努めて欲しい。それでも駄目だったのなら、それは仕方ない。そのとき村田選手に望みたいことは、ただ一つ。マスコミに古巣の悪口は言ってくれるなよ。ファンにとってそれが一番辛いんだ・・。

 富田・西森と契約(11/25)
 横浜は育成ドラフト指名した香川OG・富田康祐投手(23)及び西森将司捕手(23)と、それぞれ支度金300万円・年俸360万円で契約を結んだ。

 元読売・高橋信内野手も獲得か(11/24)
 高田GMの就任が内定している横浜だが、読売より自由契約とされた高橋信二内野手(33)の獲得を検討している旨が、報知・デイリーの2紙にて報じられた。高橋といえば、高田氏が日本ハムGMを務めていた頃に主軸を打っていた選手で、クラッチヒッターとして定評がある。ここ2年は死球等の怪我により成績は急下降、今季途中で読売に移籍して27試合に出場し.182・0本塁打・3打点に終わっている。ピークが過ぎた選手であることは否めないが、村田流出が現実的となってきた現況を鑑みると、保険として獲っておくべきかもしれない。なお、高橋にはオリックスも注目しており争奪戦となる可能性もある。
 また、先に報じられた元・日本ハムの林昌範投手(28)菊地和正投手(29)について、サンスポで横浜入りが決定したとの掲載されている。事実であれば、戦力的にかなり大きい。特に左リリーフについては30年来もっとも充実することになるだろう。

 中日・小池外野手の動向に注目(11/24)
 横浜はFA権を保有している中日・小池正晃外野手(31)の動向に注目、同選手がFA宣言した場合、獲得に動くことが判明した。ご存じのとおり小池は4年前まで横浜に在籍しており、先に報じられた鶴岡と同じく出戻り移籍となる可能性が出てきた。小池の今季の成績は73試合に出場し.268・5本塁打・21打点。攻守に破綻はないが、とりたてて非凡なものはなく平凡な選手といえる。しかし、この平凡さこそが今の横浜にとって貴重であり、そつなくなんでもできる選手は重宝だろう。7番あたり打たせたら、他球団は嫌に違いない。なお、小池は自身の去就について熟考中であるという。

 工藤政権の組閣進む(11/24)
 かねてから注目されていた新監督人事であるが、DeNAは工藤公康氏(48)に就任要請することで一本化、本人も就任に積極的であることから事実上決定した模様。組閣作業も水面下で進んでいるようで、ヘッドコーチに元広島監督の達川光男氏(56)、投手コーチに前中日ヘッドコーチの森繁和氏(57)の名前が挙がっている。
 私的には読売を退団した小谷正勝氏(66)も招聘して欲しいところだ。投手育成手腕には定評のあるばかりか球団OBでもある。フリーになったことはチャンスだろう。

 元日ハム・菊地投手を獲得へ(11/23)
 横浜は日本ハムより戦力外通告された菊地和正投手(29)の獲得を目指していることが判明した。菊地は09年にセットアッパーとして57試合に登板し5勝2敗21ホールド・防御率3.67という成績を残している。但し、今季は一軍登板はなくイースタンリーグで38試合に登板し2勝2敗9S・防御率2.87。制球力があり最速148キロを誇るが、10年以降奪三振率が落ちており、このあたりが日ハムより見限られた要因か。とはいえ、退団確実な真田の穴を埋めるには最適な人材といえそう。同じく日ハムを解雇された林昌範投手(28)と同様、今後の展開が注目されるところである。なお、菊地・林両投手とも24日に行われた合同トライアウトには参加していないので、ある程度移籍先が絞られているのかもしれない。

 D1位北方投手と契約(11/23)
 横浜はドラフト1位で指名した唐津商・北方悠誠投手(17)と契約金8000万円・年俸720万円で契約した。

 西武・後藤−武山のトレードを発表(11/22)
 横浜は武山真悟捕手(27)と西武・後藤武敏内野手(31)との交換トレードが成立したことを発表した。後藤は横浜高出身で、松坂を擁して子園優勝した際に4番を打っていた選手。長打力のある打者だが、今季は腰痛で不振、24試合に出場し.152・0本塁打・1打点と全く精彩を欠いている。「二軍の帝王」と揶揄されるほど二軍では出色した成績を残すが、ポジションは一塁か三塁と汎用性に欠き、同タイプの中村がいるため果たしてチーム現況にあった選手かどうかは疑問である。右打者ながら左投手に弱いのも難点。何より出身校の柵から優先起用される懸念もある。
 一方、放出される武山は、登録抹消された後半戦の段階で戦力外だったものと推定される。頑丈で強肩だったがインサイドワークに難点があり、それを埋められる打力もなかったことが見限られた原因だろう。ただ、武山は3年にわたり我慢して起用されたこともあり、この時間はチームにとって無駄に終わったことは痛い。
 正直得るものも失うものも少ないトレードだと思うが、今回の人事は果たして誰の差し金で動いたのか気になるところである。いまだGMは決定しておらず、チームのグランドデザインも決まってはいないというのに。

 真田がポスティングで米挑戦へ(11/22)
 真田裕貴投手(27)がポスティングを利用してメジャー挑戦をすることを表明した。投手の質量に欠けるチーム現況からすると痛いが、現実的にはポスティングが不発だったときの対応も用意しておく必要があるだろう。正直彼クラスの投手にメジャーが接触してくる可能性は少ないからだ。とはいえ、真田が退団することを前提に補強を進めるべきで、選手枠のこともあり自由契約にしてやるのが妥当ではないだろうか。
 一方、彼の穴を埋めるべく調査しているのか不明だが、日本ハムから戦力外通告された林昌範投手(28)の獲得に動いていることも判明。但し、林に注目している球団は多く、ウェーバー公示された場合にはロッテに優先権がある。また、韓国・三星に在籍していた門倉健投手(38)の調査をしていることも報じられている。

 新監督候補に工藤氏浮上(11/22)
 横浜の来季の新監督候補として工藤公康氏(48)が急浮上していることが判明した。工藤氏は2年前まで横浜に在籍していたこともあり、ネームバリューも十分。しかし、指導者経験はなく、どんな野球を志向しているのかも未知数。彼の起用もまた出たとこ勝負の博打と言わざるを得ない。ただ、工藤氏が監督とするなら、中日を退団した森・辻両コーチら西武系のスタッフで組閣される可能性もあり、期待できるのはこのあたりだろうか。
 私的に理想を言うなら、今のチームには清濁併せのむ親分肌の指導者が合ってると愚考する。例を挙げるなら須藤監督だ。AFT野球という明確なコンセプトを打ち出し、チームを活性化した手腕は忘れがたい。今のチームは士気に欠けており、これを鼓舞するような人物こそ必要だろう。

 尾花監督の解任を発表(11/22)
 横浜は尾花高夫監督(54)の今季限りでの解任を発表した。2年連続して90敗前後の成績では仕方あるまい。オフェンス面で無見識だったこと、投手王国を目指しながらディフェンスを軽視した布陣を敷いたことなど監督としての能力に欠けていたと言わざるを得ない。彼に白羽の矢を立てた球団幹部はより責任を糾弾されるべきだろう。
 また、尾花監督のほか岡本哲司総合コーチ(50)吉田篤史投手コーチ(41)福沢洋一バッテリーコーチ(44)芹沢真矢ブルペンコーチ(50)米村理外野守備コーチ(52)杉村繁巡回打撃コーチ(54)の退団も発表されている。

 D2位高城捕手と契約(11/22)
 横浜はドラフト2位で指名した九州国際大附高・高城俊人捕手(18)と契約金7000万円・年俸650万円で契約した。

 D6位佐村投手と契約(11/19)
 横浜はドラフト6位で指名した浦添商・佐村トラヴィス幹久投手(18)と契約金2000万円・年俸480万円で契約した。

 D4位桑原内野手と契約(11/18)
 横浜はドラフト4位で指名した福知山成美高・桑原将志内野手(18)と契約金3500万円・年俸540万円で契約した。

 D5位乙坂外野手と契約(11/17)
 横浜はドラフト5位で指名した横浜高・乙坂智外野手(17)と契約金2000万円・年俸480万円で契約した。

 D7位松井内野手と契約(11/17)
 横浜はドラフト7位で指名した三菱重工広島・松井飛雄馬内野手(20)と契約金3000万円・年俸600万円で契約した。

 読売・鶴岡捕手が出戻りか(11/17)
 読売の鶴岡一成捕手(34)が移籍前提のFA宣言をすることを決断、読売側も積極的に慰留交渉をしない意向で、古巣の横浜移籍が濃厚と報じられている。鶴岡の今季の成績は34試合に出場し、.215・0本・1打点とかなり寂しい。第二捕手として常にベンチ入りすることが彼の仕事であるので、成績を額面どおりに判断することはできないが、今更横浜が必要とする選手であるのか疑問である。恐らくは強豪・読売で揉まれた経験を球団は買っていると思うが、盗塁抑止力のない捕手でもある。同じ弱肩の野口・橋本を解雇して、今度は鶴岡となると一体球団は何も学習してないのでは、と訝らざるを得ない。
 ただでさえ今年の横浜の戦力外通告・ドラフト等の人事を鑑みるに、保有選手の枠がかなりキツイ状況である。スレッジ・ハ―パーが退団見込みとしても、残りの人数は6人以下であろう。だからこそピンポイントで補強する必要があり、決して優先順位が高くない捕手を獲る余裕はないと思料する。ましてや今年は年俸調整がうまくいかず戦力外となった好選手も多い。まずは全ての選手が市場に出た段階で、補強策を練ったほうがよいのではないだろうか。

 D3位渡辺内野手と契約(11/16)
 横浜はドラフト3位で指名した関西高・渡辺雄貴内野手(18)と契約金4000万円・年俸540万円で契約した。

 D8位古村投手と契約(11/12)
 横浜はドラフト8位で指名した茅ヶ崎西浜高・古村徹投手(18)と契約金1500万円・年俸450万円で契約した。

 D9位伊藤投手と契約(11/10)
 横浜はドラフト9位で指名した帝京高・伊藤拓郎投手(18)と契約金1500万円・年俸450万円で契約した。

 リーチ・桑原に戦力外通告(11/10)
 横浜はブレント・リーチ投手(28)と来季の契約を結ばないことを発表した。リーチは球筋そのものは非凡だったが、ランナーを背負うとパフォーマンスが大幅に低下したのが致命傷になった。費用対効果からも解雇は妥当だろう。なお、クレイトン・ハミルトン投手(29)ブランドン・マン投手(27)と来季の契約を更新することも発表している。ブランドンはともかくハミルトンは来季必要だろうか?成長を期待しているなら、秋季キャンプにも参加させるべきだと思うのだが。
 また、9日に桑原義行外野手(29)に戦力外通告をしたことも発表。桑原は現役引退する意向で、今後は球団スタッフとして採用される見込み。

 新監督候補に桑田氏浮上(11/7)
 横浜DeNAは尾花高夫監督に代わる新監督人事に着手していることが判明。その有力候補として読売OBの桑田真澄氏(43)の名前が挙がっている模様。D社が理想とする監督条件として「若さ」「理論」「情報発信力」の3つを挙げているが、桑田氏はこれらの条件をを満たしているという。桑田氏も現場復帰には積極的とも報じられているだけに、GM就任濃厚とされる高田繁氏(66)と併せ、案外あっさりとまとまる可能性もある。
 私的に気になるのは桑田氏に指導者経験がないことだ。また、卓越した野球理論の持ち主という肩書が、尾花監督とダブる疑念もある。とにかく圧倒的に劣勢な戦力、一定以上の戦術能力がないと弱さに輪をかけることになるだろう。ましてや新体制となったのである。失敗を避けねば、新親カ社が球団経営に消極的となることも否定できまい。だからこそ、指導者素人の桑田氏の登用は博打と言わざるを得ない。ただ、進取気風のベンチャー企業が掲げる人材として理解はできるのだが・・・。
 べつの報道としてGM候補に山下大輔氏(59)・監督候補に佐々木主浩氏(43)の名前も挙がっているが、彼らの起用は論外だ。最早体制が変わったのだから、大洋OBを登用する必要はない。むしろ抵抗勢力として食い潰されるのがオチだろう。負けても明るい野球なんて殲滅されるべきだ。

  村田慰留交渉へ(11/7)
 DeNAの春田真会長(42)はFA権を有する村田修一内野手(30)の残留を熱望していることが判明した。村田については加地球団社長がFA移籍を認めるような発言をしていただけに、今後の去就に一石を投じる可能性が出てきた。戦力的には絶対必要な存在であり、生え抜きの彼に対して礼を尽くして交渉するべきだろう。村田の真意は不明だが、誠意を尽くした結果、駄目だったのならばファンとして諦めがつくというもの。サードは案外埋めるのが難しいポジションであり、守備に難がある筒香がファンの罵声に潰されないためにも村田は必要であろう。
 また、今季限りで読売を退団するアレックス・ラミレス外野手(37)に興味を示す旨も、春田会長は発言している。ラミレスは守備に難があるものの、打撃力は捨てがたい。万一、村田が退団した際にもリスクマネージメントとして機能するだろう。何より外国人枠を消費しないのも魅力の一つ。パ複数球団との争奪戦に発展する可能性があるが、横浜という土地が外国人に魅力的であるため、全く勝ち目がない交渉でもないはずだ。

 横浜DeNAベイスターズ誕生!(11/4)
 横浜ベイスターズを保有しているTBSホールディングスは、DeNA社への球団譲渡が正式合意したと発表した。これに伴い新親会社となったDeNAは球団名を「横浜DeNAベイスターズ」に変更することを決定、日本野球機構に加盟申請した。但し、球団譲渡が正式決定するには、12月1日に行われるオーナー会議で承認を受ける必要があり、楽天などDeNAの球界参入に難色を示す動きがあることから、いまだ超えるべきハードルが残っていることは否定できない。
 だが、私的にはとりあえず安堵した。そして、親会社の名が球団名にきちんと入ったことにも。「横浜ベイスターズ」のままでは宣伝媒体にならないことで親会社に旨味が殆どなく、球団経営への関心も年々薄まっていくことは、マルハ・TBSの轍で明らかである。また、聞こえが宜しい市民球団「横浜」の実態が、地元財界の利権の巣窟にすぎないこともよく分かった。新親会社の周聞は芳しからざるものがあることも確かだが、自社の名が入った球団を放置することはできまい。冠名を背負わせることは、相当の責任を負担することもまた伴うからだ。そして新親会社の将来は不透明なものの、当面球団消滅の危機が回避できることはファンとして感謝すべきだと思う。
 今後はD社による球団のグランドデザインに注目が集まる。D社発表のプレスリリースによれば、GM制を導入することが明らかとなった。具体的人選はこれからだが、日刊・報知・スポニチには元日ハムでGMを務めた高田繁氏(66)、サンスポには元西武監督の伊原春樹氏(62)らの名前が挙がっている。また、監督人事についても現在休養している尾花高夫監督(54)の解任は決定的で、GMが決定次第、人選を進める見込み。

 秋季キャンプ参加メンバーを発表(10/29)
 横浜は奄美大島で行われる秋季キャンプの参加メンバーを以下のとおり発表した。
投手   山口・小林寛・大沼・小林太・山本・加賀・藤江・須田・加賀美・高崎・真田・牛田・大原慎・福      山・小杉・阿斗里・佐藤・国吉・王溢正
捕手   新沼・細山田・岡・黒羽根・松下
内野手  山崎・石川・筒香・一輝・北・大原淳・高森・梶谷
外野手  荒波・森本・松本・井手・吉村・内藤・下園

 ドラフト会議で11人指名(10/29)
 横浜は27日に行われたドラフト会議で本指名で9人・育成指名で2人の交渉権を獲得した。1位入札で東洋大・藤岡投手で外し、更に英明高・松本投手の外れ入札も失敗し、結局本指名9人中8人が高校生という偏った指名となった。私的には目眩がするほどの惨敗感を覚えた結果で、本来なら断トツ最下位に終わった球団がとる補強策ではない。しかし球団の現況を鑑みるに、やむにやまれぬ指名戦略だったという思いに至った。その訳は、、、
 第一に球団買収という異常事態での中での会議だったことだ。球団の前途に不安を感じた大学・社会人選手への根回しは困難を極めたことだろう。まずは世情の機微に聡い大学や企業のアグリーメントをとらなければならないのだから。
 第二に現場責任者たる監督が欠席していたこと。尾花監督の休養となったことで、藤岡指名以外の指名戦略が白紙に戻ったという話もあるほどで、会議をリードする船頭がおらず、結果的に高校生主体という無難なセレクトとなったようだ。
 第三に新親会社に配慮した可能性があること。大学・社会人選手の契約金はどうしてもかさんでしまう。これらの費用負担を抑えて球団経営を引き継がせたいという意図があったのかもしれない。会議中に買収発表延期のニュースが流れたのは何とも皮肉な話であったが。
 一ファンとしては誠に忸怩たる思いもあるが、指名された選手たちは誰もが入団に前向きなのは救いであり、将来が楽しみだ。ポジション面でのバランスもよく、懸案だった右打者も補充された。ましてや最近のスカウト陣の見る目はそれなりに信頼できるレベルで、白井二軍監督・蓬莱コーチの育成力もなかなかのもの。3年後に期待できるのではなかろうか。なお、指名された11選手の略歴は以下の通り。
 1位 北方悠誠投手(17)  唐津商。180センチ・80キロ・右投右打。最速153キロのストレートと140キロ中盤のカットボールが武器の剛腕。制球力に課題を残すが、夏の予選を一人で888球を投げ抜くなどスタミナも無尽蔵。3年夏の甲子園では2試合連続二桁奪三振を記録。気迫溢れる投球スタイルも魅力的。
 2位 高城俊人捕手(18) 九州国際大附高。176センチ・80キロ・右投右打。高校No.1捕手。二塁送球が平均1.8秒台を叩きだす猛肩。打っても4番を務め高校通算21本塁打。今年のセンバツで.632のハイアベレージを残し、大会タイ記録となる8打席連続安打を放った。
 3位 渡辺雄基内野手(18)  関西高。180センチ・75キロ・右投右打。高校通算24本塁打。パワーのある中距離打者で勝負強い。50m6秒1・遠投115mと身体能力も高い。ポジションはサードだが、ファースト・ショート・外野もこなすことができる。
 4位 桑原将志内野手(18)  福知山成美高。174センチ・74キロ・右投右打。守備範囲が広い遊撃手で、スナップスローが得意。小柄ながらパンチ力もあり、広角打法で3番をこなした。。50m5秒8の俊足で、攻守ともにスピード感が持ち味。
 5位 乙坂智外野手(18)  横浜高。182センチ・78キロ・右投左打。日米ハーフ。アグレッシブなプレーが身上で、ヘッドスライディングも辞さない。50m5秒8のリードオフマン。「ハマのイチロー」の異名あり。春夏甲子園での通算打率は.385.。横浜ファンだという。
 6位 佐村トラヴィス幹久投手(18)  浦添商。191センチ・81キロ・右投右打。アフリカ系米国人を父に持つ大型投手。長いリーチをしならせながら投げるストレートは最速144キロ。角度を利したフォークも武器。成長痛で実戦経験は少なく背番号も「11」だったが、体ができれば大器になり得る好素材。
 7位 松井飛雄馬内野手(20)  江の川高−三菱重工広島。180センチ・80キロ・右投右打。強肩強打の大型遊撃手で、荒削りだが攻守ともダイナミックなプレーが持ち味。高卒1年目でレギュラーに定着。都市対抗でホームランを放つなど大舞台に強い。
 8位 古村徹投手(18)  茅ヶ崎西浜高。178センチ・74キロ・左投左打。全国的には無名だが、神奈川球界屈指の左腕。がっちりした体から最速140キロの直球と2種類のスライダーを投げ分ける。打撃センスもあり。
 9位 伊藤拓郎投手(18)  帝京高。185センチ・86キロ・右投右打。1年生の段階で最速148キロを投げ甲子園を席巻、ドラフト1位クラスと評された。2年生以降はスランプに陥ったが、3年になってようやく復調し球速も145キロまで回復した。潜在能力は高い。
 育成1位 富田康祐投手(23)  PL学園−青学大中退−香川OG。186センチ・90キロ・右投右打。前田健太と高校時代同期。香川では抑えを務め、今季は48試合に登板、3勝3敗9S・防御率1.39という好成績を残す。最速153キロの直球が武器。
 育成2位 西森将司捕手(23)  北照高−Honda-香川OG。182センチ・82キロ・右投右打。インサイドワークの良さに定評あり。捕手ながら足も速い。今季は香川の正捕手として62試合に出場し、.273・2本塁打・25打点・6盗塁。

 10選手をドラフト指名へ(10/25)
 横浜はこの日行われた編成会議で、育成選手を含めて10人程度の選手をドラフト指名することが判明した。今年は例年と比べて逸材が少ないといわれているだけに、やや意外な感もある。外国人選手との契約を圧縮する意向かもしれない。注目される1位指名はアマNo.1左腕の東洋大・藤岡貴裕投手(22)であることも表明した。最大で7球団が競合するとみられているだけに、外れ1位の選出が重要になりそうだ。新親会社により将来新潟移転が噂されているため、北陸の逸材である金沢高・釜田佳直投手(18)や星陵高・西川健太郎投手(18)あたりに白羽の矢が立つ可能性もある。
 なお、ドラフト指名候補として新潟の日本文理高・高橋洸内野手(18)のリストアップも伝えられている。高橋は身長184センチの大型内野手でポジションはサード。三拍子揃った選手だという。

 尾花監督、休養(10/24)
 4年連続最下位で全日程を終えた横浜だが、尾花高夫監督(54)以下一軍スタッフ全員を身売り問題が解決するまで休養させることを発表した。事実上、解任が濃厚のようだ。11月から行われる秋季キャンプも二軍スタッフのみが指導にあたる見込み。新親会社にはチームの生殺与奪の権利があるだけに尾花解任もやむなしだが、秋季キャンプも敢えて指導させ後任に引き継がせることも必要ではなかろうか。つまりは、年俸分働かせるのもありなのでは。普通の会社じゃそうだろうし。
 なお、注目される後任監督には、デイリーにて古田敦也氏(46)、サンスポでは新庄剛志氏(39)、東スポには落合博満氏(57)の名前が挙がっている。いまだ身売りは正式決定しておらず、どの報道も憶測の域を出ていないが、東スポによればDeNAには監督の座を狙って球界OBの売り込みが殺到しているという。横浜OBの佐々木主浩氏(43)もその一人のようだが、D社は断ったとの情報もある。また、金融筋からの情報としてD社は前述の落合氏を希望しているとか。落合氏の腹心たる森繁和氏(56)も過去の遺恨を忘れ、落合氏と行動を共にするのではないか、とみられている。サンスポの新庄監督の話も荒唐無稽に聞こえるが、今年の身売り情報をいち早く報じたのは同紙であるので、一笑に付す話でもないのかもしれない。
 まあ、どの報道にしても眉唾もので、身売りが成功しなければ浮上してくる話ではない。であるが、ペナントリーグに失望した横浜ファンにとってストーブリーグのみが楽しみである。暫しの妄想を楽しむのも乙であろう。

 身売り問題、混迷化(10/21)
 DeNAとの買収交渉本格化が明るみとなった身売り問題であるが、ここにきてミツウロコを中心とした京浜急行・相模鉄道など地元企業連合が新たに買収に乗り出している旨が報じられ、事態は混迷化の一途を辿っている。事の詳細についてはメディアの載っているので割愛するが、私見を述べたい。
 DeNAとの交渉は大筋で合意に至ったと報じられたのは20日のことだが、楽天などパリーグ数球団がこれに反発、オーナー会議でD社の球界参入を阻止するという。出会い系サイトを運営している(D社は誤解としている)のは企業として品位に欠けるのが理由とのことだが、片腹痛い。風俗・賭博情報を載った駅売新聞を出している企業や、高金利で債権回収に精を出してる企業、家畜を屠殺して製品化する企業は品位が高いとでもいうのか?そういうことじゃないだろう。職業に貴賎はないはずで、社業を理由に一方的に排除するのは公平性に欠けていると言わざるを得ない。
 また、京浜急行を巻き込んだ地元企業連合の件は、聞こえは良いものの球団運営上の不安がある。球団名に企業名を入れないとのことだが、これでは今のTBSと何ら変わらないではないか。企業連合体だけに、問題があったときの帰責が曖昧になるだろう。参画企業が一枚岩になることは権益上難しいに違いない。何より横浜には横浜フリューゲルスという企業連合体の失敗例があるではないか。参画企業の一つが連合から脱退したときに、残った企業で球団を支えられる保障はどこにもない。
 一番腹立たしいのは行政や商工会の無責任なコメントだ。上から目線で既得権益の確保の躍起になっている様は見苦しいの一言。そんなに横浜球団に拘るのならば、権益の一部を球団に還元しろと言いたい。こんな魑魅魍魎が跋扈する横浜なんて捨て去って移転してしまえばいい。
 もう横浜球団は手の施しようがないほど老耄化している。最早「改革」程度では立て直すことはできない。今、必要なのは「革命」である。驚異的急成長を遂げてきたDeNAには横浜球団を利用する腹案があるはず。その野心で球団経営に革命をもたらすことを期待したい。

 村田、FA権行使へ(10/21)
 横浜の主砲たる村田修一内野手(30)がFA権を行使することを示唆、これを受けて加地隆雄球団社長は「引き留めるわけにはいかない」と他球団移籍を容認する発言を行った。
 相川・内川のときもそうだったが、「権利だから勝手にどうぞ」という横浜球団の功労者に対する姿勢は冷淡と言わざるを得ない。資金的な面もあるかもしれないが、10年近く主力だった選手に相当の礼を以て接するべきであろう。これだから移籍した選手から悪しざまに批判されるのだ。
 また、戦力的に担保がある上の措置でないから始末が悪い。筒香が育ってきたから問題ないと思ってたら、浅はかとしか言いようがないだろう。まだ20歳の若者に重荷を背負わせようというのか?両手首は完治しておらず、シーズン通しての実績など皆無だというのに。

 横浜身売り、今月中に決定か(10/15)
 読売の渡辺恒雄球団会長(85)が横浜身売りについて「今月中に決まるんじゃないか。来季に間に合うんじゃないか。だけど大変だなあ。経営者が変わって監督をどうするか、選手補強をどうするか色々考えなきゃいけないだろう」とコメントした。買収先の具体名は明かしていない。
 余談だが、一時期買収先の最右翼として報じられたDeNA社との交渉顛末について週刊文春にて報じられている。これによれば、D社は当初TBSとの共同球団保有を持ちかけたが、T社は全株買収するよう主張。結局D社はこの条件を呑み10月初旬のも買収が正式決定する運びだったという。ところが、TBSは更にD社のCMの50%を自社で放送するよう要求、これに難色を示したD社は交渉を縮小したという。細々とではあるが交渉は継続中とのことだが、現在買収先の本命か否かは不明である
 とにかく速やかに身売りの成立を望む。これが解決しないことには、来季の話などできないーーーッ。

 佐藤達也投手を上位指名へ(10/15)
 横浜は27日に行われるドラフト会議でHondaの佐藤達也投手(25)を上位指名する方針であることが判明した。佐藤投手は身長178センチ・体重75キロの右腕で最速152キロを誇り、スライダーやカットボールの切れも良いという。。球団関係者は「社会人でトップクラス。中継ぎなら即戦力。将来的には先発も考えている。常時145キロ以上出るし上位じゃないと獲れない」と評している。
 私的には指名自体は悪くないセレクトだが、果たして2位〜3位でいくべきかは疑問符がつく。佐藤はリリーフタイプだが、横浜のリリーフ陣は意外と量は揃いつつある(これは尾花監督の数少ない功績だが)。優先すべきは絶対的に不足している先発だろう。ただ、最近の横浜スカウト陣の眼力は侮れないものがあるので、それなりに使える投手なのであろう。
 なお、1位指名については東洋大・藤岡貴裕投手(22)が本線と見られるが、スケールの大きさを買って英明高・松本竜也投手(18)を一本釣りする可能性もある。また、地元枠で茅ヶ崎西浜高の左腕・古村徹投手(18)の指名も濃厚とされる。

 ブランドン残留(10/15)
 横浜はブランドン・マン投手(27)と来季も契約を更新する意向であることが判明した。格安左腕として入団したブランドンの今季成績は12試合登板.し1勝1敗・防御率1.16。特長に欠ける投手で飛躍的成長はあまり期待できないと思料するので、飽くまでも補助的役割に割り切るべきだろう。つまりは主戦力足り得る外国人投手を獲れってことだ。
 また、ルイス・ゴンザレス投手(28)が16日に帰国することを発表。ノ―コンすぎるゆえ、解雇が濃厚だろう。逆にW杯に台湾代表として参加していた陳冠宇投手(20)は本日再来日しフェニックスリーグに合流する予定。

 内野手足りない(10/13)
 9日の試合で藤田内野手が死球を受けて以降、内野の要の二遊間に内藤や中村といった専門外の野手が起用される異常事態が続いている。ベンチ入りメンバーに入っていない藤田は相当重傷なものと思料されるが、何故に登録抹消して代わりの内野手を一軍に上げないのか理解に苦しむところである。理由として二軍がフェニックスリーグに参加していて、数少ない内野手を一軍に上げるとスタメンが組めなくなることが考えられるが、それならナンセンスな話だ。客に金を払って見てもらうのは飽くまでも一軍であり、二軍の練習試合如きに配慮するなんぞ本末転倒も甚だしい。相手チームにも失礼な話で、首脳陣の見識を疑う。
 そもそも投手陣の効果的運用で競り勝つ野球が尾花監督の身上のはずだが、なぜにディフェンスを軽視した布陣を敷くのか?この人の野球はどこかチグハグで、明確なコンセプトに欠けていことは否めない。親会社が変わらぬ限り尾花続投は既定路線のようだが、正直勘弁して欲しいところだ。潔く引き際というものを弁えてもらいたいものである。

 7選手に戦力外通告(10/9)
 横浜は秦裕二投手(28)・大家友和投手(35)・杉原洋投手(26)・松山傑投手(22)・橋本将捕手(35)・稲田直人内野手(31)・喜田剛内野手(31)以上7選手に戦力外通告を行ったことを発表した。先に現役引退が発表された早川大輔外野手(36)を含めて、今回退団となる選手の殆どは2年前の大型補強により獲得した選手ばかり。成果は大失敗で、フロントの見る目の無さを露呈したことは明らかだが、凋落の一途を辿っていた球団を立て直すため当時の補強姿勢としては間違ってなかったと私的には思う。それだけに、今回の人事は切ない・・・。
 それでも、稲田の解雇は不可解だ。内野をどこでも守れるユーティリティプレーヤ―というだけではなく、ムードメーカーとしても貴重な存在だったはず。まあ、端から尾花監督はこの選手を使いこなせていなかったのだが・・・。また、FAで獲得した橋本捕手も残念な結果に。腰痛が悪化して今季は殆ど棒に振った形だが、打てる捕手だっただけに惜しい。

 フェニックスリーグ参加メンバーを発表(10/7)
 横浜は10日から宮崎県で行わるフェニックスリーグの参加メンバーを以下のとおり発表した。なぜか引退表明した早川もメンバーに入っているが、これはチームスタッフとして参加するという意味だろうか?
投手  須田・加賀美・田中・眞下・小杉・阿斗里・佐藤・王溢正・小林公
捕手  新沼・岡・松下
内野手 北・大原淳・高森・梶谷
外野手 森本・早川・桑原

 早川、現役引退(10/6)
 早川大輔外野手(36)が今季限りで現役引退することを発表した。自慢の俊足が衰えたことで、引退を決意したという。

 身売り交渉、またも破談か(10/4)
 先日DeNAとの球団身売り交渉が報じられたばかりのTBSであるが、一転して継続保有する公算が強くなったと神奈川新聞にて報じられた。この話が本当であれば、去年の住生活グループとの交渉に続き、連年にわたって身売りが失敗したことになる。当面は生かさず殺さずというわけだ。
 私的には、もう勘弁してくれという気持ちだ。こんな生殺しの状態が来年も続くというのか。最早赤字体質の陥ったTBSに積極的に球団経営をする意思はないのは明らか。既に高年俸のスレッジを切ったように補強に資金を回す余裕はないだろう。FA権を有する村田との残留交渉も形だけに終わる可能性が高い。違約金を渋るがために敗将・尾花監督の続投も濃厚。ただただ、存続するのみの経営に終始することになろう。チームは常に閉塞感を抱えたまま戦うことになり、ペナントレースは参加するだけ。こんな球団に何の期待できるというのか?
 願わくば、今回の報道は球団譲渡を妨害する抵抗勢力のプロパガンダであり、水面下で本格的交渉が進んでいることを望む。どこでもいい、この球団を買ってくれ。

 石川、登録抹消(10/4)
 球団期待のホープとして偏重起用されてきた石川内野手であるが、右外腹斜筋付着部損傷で一軍登録を抹消された。全治は1〜2週間だという。余談だが、手堅い用兵を旨とする尾花監督が、どんな不調でも石川を使い続けてきた由がいまだに分からない。恐らくは外部からの圧力だろうが・・・。

 DeNA、横浜球団買収か(9/30)
 去年より身売り問題に揺れるベイスターズだが、ここにきて携帯ゲーム会社大手のDeNAが買収先の最右翼となっていることスポーツ報知にて報じられた。無論、現段階において交渉中であり、去年の住生活グループとの交渉決裂の件もあることから確定的とはいえないが、交渉の中で横浜残留を基本線としていること、球団身売りを促しているとされる渡辺恒雄氏の御膝元から出てきた情報であることを踏まえると、かなり信憑性が高いものと思料される。
 DeNAの財務諸表を見る限り、資金面は潤沢であり、球団を保持するに足る経営体力を持っていることは間違いない。但し、社歴が浅く、IT産業の将来性を危惧する向きもあり、果たして長期間にわたり球団運営できるのか、疑問が残るところである。
 私的には球団を広告媒体として更なる知名度アップを図る野心的企業の方が、球団経営に熱心になるのではないかと期待がある。他買収先としてエネオスやヤマダ電機の名前も挙がっているが、これらの超大手企業が今更ベイスターズを買収したところで何の得があるのかとも感ずる。どうせ解散寸前もで追い込まれている球団、買収してくれるだけ有難いのではないだろうか。奴隷契約と揶揄される横浜スタジアムとの契約問題も同時に解消できると良いのだが・・・。
 とりあえず、事態の推移を見守るしかない。

 くたばれ!横浜ベイスターズ!!(8/19)
 タイトルは敢えて往年の名サイトから引用させて頂いた。こんな見出しをつけたのは、今季も低迷して最下位を独走しているからではない。夢を与えるのが責務であるプロ球団から、うす汚く度し難いような問題がすっぱ抜かれたからだ。
 東スポによれば横浜二軍で中堅野手Aに対して、波留敏夫二軍打撃コーチ・山下和彦二軍バッテリーコーチによる陰湿なイジメが行われている、とのことである。夕刊紙だけに信憑性に疑問を抱く向きもあるが、殆どの人間が注目していない横浜二軍のガセネタをわざわざ一面にのっける必要があるだろうか?筆者としては事実に近いものと考えざるを得ない。また、中堅野手Aとは明るい人柄で知られる選手というから、概ねファンからすれば見当がつくはずだ。10連敗するより悲しいことである。
 波留・山下両コーチに対しては憤りを感じる。西武のように球団として断罪すべきあろう。そして二軍を統括している白井監督にも失望を感じるところである。弁舌爽やかな白井氏には次期監督として多くのファンから期待されている人物で、わたしもそう見ていた。しかし、イジメ問題に気付いていなかったならば指導者としての資質を問われ、逆に気付いてイジメを黙認していたのならば人間性に疑問が生ずる。何れの場合にしても大した人物ではないような気がしてならない。
 そもそもこうした問題は去年も漏れ出していた。吉田篤史コーチによる王投手らに対するパワハラ指導問題が報じられていたではないか。そんな人物を一軍コーチに昇格させる自体、この球団の人事はおかしいのである。最早球界のブラック企業と言わざるを得ないだろう。
 球団成績も炭酸が抜けたビールで、まずくて飲めたものではない。シェフたる監督の腕も最悪で、経営者もボンクラ揃い。そして恥ずべきイジメ発覚・・・こんな球団存続する価値があるのだろうか。改めて言おう。くたばれ横浜ベイスターズ!

投手陣を大入れ替え(2/22)
 第4クールに入り紅白戦や他球団との練習試合で投手の振い分けが行われ、11投手が入れ替わることになった。第5クールより一軍に昇格するのは、小林寛投手(22)大沼幸二投手(31)秦裕二投手(27)真田裕貴投手(27)小杉陽太投手(25)阿斗里投手(21)の7名。代わって田中健二朗投手(21)真下貴之投手(19)福田岳洋投手(27)佐藤祥万投手(21)が二軍に降格する。
 故障明けで調整が遅れている牛田・真田・大沼は暖かい沖縄でメンテナンスさせる狙いがあるのだろう。シーズンに入れば馬車馬の如くこき使われるであろう投手達だけに、調整遅れを取り戻させようとする首脳陣の焦りを感じる人事ではなイカ?
 期待されていた若手左腕三羽烏が揃いもそろって降格されるとは、現実は甘くないと再認識させられる。消化試合で少々好投した投手に期待せざるを得ないところに、このチームの層の薄さがしのばれるところ。結局、現時点では篠原以下ということなんだろうなあ。

荒波が一軍昇格(2/16)
 第3クールが終了した横浜一軍キャンプだが、次のク―ルで新人の荒波翔外野手(25)が昇格することになった。荒波は特別参加した2度の紅白戦で結果を残し、その快足ぶりを尾花監督以下首脳陣に注目されていた。なお、荒波と入れ替わりで北篤内野手(22)が二軍に降格されることが決定。こちらも2度の紅白戦で「3番中堅」として出場していたが無安打に終わっていた。彼も期待株だっただけに少々残念である。
 荒波以外の新人は加賀美や小林寛が順調に仕上がっている様子。1位指名の須田幸太投手(24)は彼らと比べると調整がやや遅れているという。左腕の大原慎を含めて新人4投手は18日の紅白戦で実戦デビューする見込み。なお、独立リーグ出身の大原淳内野手と岡捕手は肉離れで故障、別メニューでの調整や戦線離脱を余儀なくされている。

一軍キャンプメンバーを発表(1/27)
 横浜は26日、来月1日より宜野湾で行われる一軍キャンプメンバーを以下のとおり発表した。
投手  山口・小林太・山本・加賀・清水・三浦・藤江・高崎・リーチ・江尻・篠原・ハミルトン・大家・田中・眞下・福田・ブランドン・佐藤
捕手  新沼・橋本・黒羽根・武山
内野手 稲田・山崎・渡辺・石川・筒香・一輝・藤田・村田・ハ―パー・北
外野手 金城・森本・松本・吉村・下園
 概ね予想された面子だが、故障明けの牛田・真田が二軍スタートなのが痛い。彼らなしでスタートすることはシーズン序盤で投手陣崩壊の憂き目を見ることになる。何とか開幕には間に合わせてほしいものだ。また、どういうわけかスレッジの名前がない。家族問題からとの報道もあるが、去年ランドルフも同じ理由で来日が遅れ成績に精彩を欠いた。球団として手綱をきっちりと握るべきであろう。

 西武・大沼−弥太郎のトレードを発表(1/21)
 横浜は弥太郎投手(28)投手と西武・大沼幸二投手(31)の交換トレードが成立したことを20日に発表した。両投手とも勝ち試合に投げる投手ではなく、戦力的にそれほど影響を与えるトレードではないが、今更こんな人事をすることは理解に苦しむところである。大沼は150キロ近い直球が武器のハイスペックタイプの投手だが、安定性に欠ける。今オフは制球力重視の投手補強に徹していたはずなのに、三十路を越えた素材型に手を出すのはどうにも意図が分からないのである。ましてや肩・腰に故障を抱えた経緯もあり、球団内でも安定した投球をする弥太郎を出してまで獲得することは、相当のリスクを伴うことはビッチ球団でも分かるはずなのに・・・どうにも裏がありそうだ。
 報道によれば、西武から持ちかけられた話のようだが、弥太郎は年末の契約更改で多少揉めた経緯があり、この席で諫言めいた発言もしている。また、シーズン中に吉田コーチとの軋轢が一部で報じられたこともあり、下種の勘繰りだがまずは弥太郎放出ありきの話だったのではなかろうか。この球団は伝統的にフロント・現場と諍いがあった選手を放出する傾向が強く、そう的外れな推測ではないと思う。正に暗黒時代を象徴する人事といえそうだ。

 陳冠宇争奪戦を制す(1/13)
 横浜は獲得交渉を続けていた台湾国立学院在学中の陳冠宇投手(20)と契約合意に達したことが判明、年末より続いていた中日・巨人との争奪戦を制した。尤も中・巨は育成枠での条件提示に対し、横浜は支配下選手としてのそれであった訳で、いわば勝って当然だったのだが、2011年早々幸先のいいグッドニュースであろう。なお、フロントは即戦力として期待している訳ではなく、「2〜3年後の戦力」と見做しており、来季の戦力構想には入っていないようである。それでも巨人の黄志竜投手や、横浜在籍中の王溢正投手よりも若輩ながら実績的に上の投手であり、薄い横浜の投手層なら本人の目論見とおり出番は早くやってくるに違いない。
 余談だが、陳獲得でようやく支配下選手が65人に達した。既知のとおり、選手枠で65人を超えなければ育成枠を維持することができず、筆者的にはこの人数を球団存続に対する一種のバロメーターと判断していた。育成枠を維持する余裕があるということは、当面は経営的にまだ行き詰っていないといえるのではなかろうか。

 陳冠宇・林U清を獲得へ(1/5)
 昨年末横浜が獲得に動いていると報じられた台湾国立学院・陳冠宇投手(チェン・グァンユ、20)について、既に条件提示を済ませていることが判明した。これは台湾の自由時報が報じたもので、契約金3000万円・年俸600万円を提示、本人は横浜入団に前向きであるという。日本報道では中日入団が有力とスポーツ各紙で報じられており、台湾のそれとは対照的であるが果たして・・・。陳投手は最速148キロを誇る左腕で球種も豊富な投手のようだが、一方でノ―コンとの風評もある。身長178センチ・体重73キロと中肉中背の体格で、比較的長身を好む横浜の左腕獲得傾向からするとやや異色の素材と」えそう。
 また、同じく台湾国立学院に所属するU清投手(22)の獲得にも横浜が動いていることも併せて報じられている。林投手は広州アジア大会で台湾代表に選ばれており、日本相手に5回1/3を零封した右腕である。身長180センチ・体重85キロ。野手投げに近い独特のフォームから癖球を投げ込む。ストレートの球速こそ最速144キロだが、スライダー・フォーク等で打者のタイミングを外すのが持ち味のようだ。国際大会での経験も豊富で、7月に行われたオランダ・ハーレム大会では日本を9回1失点に抑え完投した実績がある。即戦力という点からすると、陳冠宇よりも上そうである。
 両者とも首尾よく獲得できることを祈りたい。

 ENEOS・大城投手を上位候補に(1/5)
 横浜は今秋行われるドラフト会議でJX−ENEOSの大城基志投手(23)を上位指名候補としてリストアップしたことが判明した。大城は沖縄の私大である名桜大出身の左腕で、ENEOSに入社後、日本選手権で好投すし脚光を浴びた。身長173センチと小柄で最速143キロながら、宜野座カーブと言われる独特の変化球を駆使する左腕で、横浜関係者は今ドラフトの目玉たる菅野(東海大)や野村(明大)・藤岡(東洋大)に匹敵する素材として高く評価している模様。
 今の時期のドラフト報道は殆ど飛ばしであり、実際の動きとあまり連動しないのが例年のことである。ただ、どういう意図でこの情報をリークしたのかは気になるところ。なお、今年も地元優先のドラフト戦略を獲ることを加地社長は明言しており、大城もその一環として捉えることもできる。ただ、今やマイナーな存在となった社会人野球に一般の野球ファンが果たして注目しているかは甚だ疑問であるのだが・・。