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| enya エンヤ |
*シェパード・ムーン *ア・デイ・ウィズアウト・レイン
*feel2(オムニバス)
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オススメ☆☆☆
<収録曲> 1.Shepherd Moons / 2.Caribbean Blue /3.How Can I Keep From Singing? /4.Ebuda/5.Angels /6.No Holly For Miss Quinn /7.Book Of Days /8.Evacuee /9.Lothlorien/10.Marble Halls /11.Afer Ventus /12.Smaointe...
1991/11/10 国内盤 ワーナーミュージック WPC5-450
1991年11月に発売されたエンヤの二枚目のアルバム、「Shepherd Moons(シェパード・ムーン)」の国内盤。解説と、英語の歌詞の曲のみ、対訳がついています。「Book Of Days(ブック・オブ・デイズ)」等のゲール語で書かれている詞や、「Afer Ventus(アフェール・ヴェントゥス)」といったラテン語の詞に対訳はありません。
私がこのアルバムを手に入れたのが、何年くらい昔のことだったのか、もうあまり思い出せませんが、たぶんこのアルバムが発売された直後くらいだったんじゃないかな、と思います。いつものように、ぶらぶらとCD店を徘徊していた私は、特設コーナーが設けてあるのに気がつきました。それは、「クリスタル・ヴォイス特集」。いくつか並べられたアルバムのなかに、エンヤのアルバム、「シェパード・ムーン」もありました。私は、そのジャケットの神秘的な雰囲気と、「透明な歌声」との売り文句に惹かれ、さんざん迷ったあげく、購入しました。
そのころでも、エンヤはかなり有名だったようなのですが、洋楽にあまり興味のなかった私には、どういう音楽なのか、まったく想像がつかなかったのです。
結論からいうと、エンヤの声は、私が想像していた「クリスタルヴォイス」=「どこまでも澄んだ高いソプラノ」というより、アルトに近い感じがしました。(「クリスタルヴォイス」の定義は、人によって異なるようです。また、範囲の広い言葉です。同じく「クリスタルヴォイスの持ち主」と紹介されていても、その声の質は全く違うことが多いです)
しかし、予想を上回る音楽の素晴らしさに、そんなことはどうでもよくなりました。このアルバムは、ジャケットから受けたイメージそのままに、神秘的で、冬の空気ような、澄んだ一枚だったのです。
二曲目の「Caribbean Blue(カリビアン・ブルー)」
この曲は長いあいだ私の「この世で一番好きな曲」でした。とにかく、はじめて聴いたときの衝撃は大きかったし、くりかえしくりかえし、何度も何度も聴きました。これほどに美しく、素晴らしいメロディにはなかなか出会えない、と思いましたし、重なりあった声の美しさにも圧倒されました。
エンヤの曲の特徴としてよくあげられる、多重録音を駆使して、声を幾重にも重ね、重厚感と神秘的な雰囲気を演出するという手法は、今ではさほど珍しくなくなりました。それでもエンヤの曲は、独創性を保ちつづけています。エンヤ風の手法をつかったエンヤ風の曲の多くは、誰がつくっているのか、歌っているのか、聴いただけではわからなかったりすることが多いのですが、エンヤの曲は、聴けばすぐにエンヤだとわかります。どこがどう違うのか、説明は難しいけれど、あきらかに違う。エンヤのオリジナリティは、手法の目新しさによるものだけではないということなのでしょう。
なお、このアルバムには、タイトル曲「Shepherd
Moons」をはじめ、ピアノを中心にしたインストゥルメンタルが、計三曲収録されています。
また、3曲目の「How Can I Keep From Singing?」と10曲目の「Marble
Halls」は、ブックレットにTr.Arr. Enya&Nicky
Ryanとあることから、エンヤの作曲ではなく、伝承曲をエンヤとニッキー・ライアンが編曲したものと推測されます。「Marble
Halls」は、ほかにもメイヴのアルバム「メイヴ」に収録されているのを聴いたことがありますが、そちらも素敵です。
3「How Can I Keep From Singing?」
(聴き比べ→セント・ポール大聖堂聖歌隊「How Can I Keep From Singing?」、Angel Voices「Angel Voices」)
(2001年12月)
ア・デイ・ウィズアウト・レイン
a day without rain
オススメ☆☆☆
<収録曲> 1.ア・デイ・ウィズアウト・レイン / 2.ワイルド・チャイルド /3.オンリー・タイム /4.テンパス・ヴァーナム/5.ジョラ・ア・モ・クリー /6.フローラズ・シークレット /7.フォーレン・エンバーズ /8.シルヴァー・インチズ/9.ピルグリム /10.ワン・バイ・ワン /*11.イゾベラ /12.レイジー・デイズ
2000/11/11 国内盤 ワーナーミュージック WPCR-11000
2000年11月に発売されたエンヤのオリジナルアルバム、「a
day without rain(ア・デイ・ウィズアウト・レイン)」の国内盤。解説と、歌詞の日本語訳を掲載した別冊がついています。
国内盤の11曲目は、日本のみのボーナストラックとして、「isobella(イゾベラ)」という曲が入っていますが、輸入盤(ボーナストラック付きのものと、そうでないものがありますので注意)の11曲目は「the
first of autumn(ザ・ファースト・オブ・オータムン)」という曲でして、これは国内盤には収録されていません。
「イゾベラ」は、ある日ローマ(エンヤとチームを組みつづけている作詞家のローマ・ライアン)に話しかけてきた妖精イゾベラについて歌った曲、とのことです。
このアルバムは、エンヤのこれまでのアルバムのなかでも、柔らかく、聴きやすい曲ばかりが集まっていて、全体的な雰囲気が明るくあたたかく、雪どけ、春の訪れ…、そういったものを感じさせてくれます。
特に好きな曲は、「wild child(ワイルド・チャイルド)」や「only
time(オンリー・タイム)」。元気いっぱいの弾けた曲、というわけではないのに、聴いていると、良い方向に気持ちが上向くような気がします。
また、それらの曲とは対照的な「tempus vernum(テンパス・ヴァーナム)」も、好きな曲です。とても力強い曲で、エンヤにしてはやや珍しい、迫力のある低い声で歌われています。
これまでもエンヤの曲の歌詞は、特に英語にこだわらず、曲のイメージを大事にした言語でかかれている、といったことが特徴のひとつとしてあげられると思うのですが、「テンパス・ヴァーナム」も、英語ではなくラテン語でかかれています。
また、「deoraar mo chroi(ジョラ・ア・モ・クリー)」は、アイルランド出身のエンヤならではのゲール語。歌詞のなかの「He-a-ro」の部分は、
『特に意味がなく、礼拝で女性は言葉でなく音を歌にして嘆きを表現するという伝統があり、それを取り入れたとのこと』(ライナーノーツより)
とのことで、興味深いです。
(2002年4月)
■関連■
〜ザ・モスト・リラクシング〜フィール2
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Angel Voices
(The St. Philips Boy's Choir)
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イギリスのボーイソプラノグループ(少年合唱団)The
St. Philips Boy's Choirこと、Angel Voicesのファーストアルバム。輸入盤。 エンヤのアルバム、Shepherd Moons(シェパード・ムーン)に収録されている、「How can I keep from singing」を合唱曲としてカヴァーしています。 →詳しくはこちら |
Angel Voices 2
(The St Philips Boys' Choir)
![]() |
イギリスのボーイソプラノグループThe St.
Philips Boy's Choirこと、Angel Voicesのセカンドアルバム。輸入盤。 エンヤのアルバム「ウォーターマーク」に収録されている、「Evening Falls(イヴニング・フォールズ)」を合唱曲としてカヴァーしています。 →詳しくはこちら |