慈姑(くわい)


春になると田圃の中から昨年の掘り残した慈姑から芽を出します。

6月には背丈が60cm位に成長します。

この後は見た目には何の変化もありませんが土の中では養分を吸収する根の他に地下茎が伸びます。
この地下茎の先端に今年の慈姑が付き、秋に向かって養分を蓄えます。

10月には、地上部は枯れてしまいます。こうなるともう堀上げても良いのですが、おせち料理に使うので12月に田圃を掘り起こして収穫します。地下茎は枯れていますがまだ形は残っているためこれをたどって先端に付いている慈姑を収穫します。

右に出ているものが芽で、来春成長し一株当たり5個位の子孫を残します。

おしまい