外観は色といい大きさといい(直径約10cm)申し分ないのですが、中身はびっくりするほど皮が厚く、果肉は小さくしかも酸っぱい (*。*; そこで何とか食べる方法はないかと思ったのがこの加工法です。
まず表面の油細胞を包丁で削り取り16等分し、果肉を除去します。
これを下のように透き通るまで熱湯で煮沸します。
この後1日水にさらして苦味をぬき、今度は0.6%ほどの明礬水で約10分間煮て組織を丈夫にし煮崩れしないようにします。水切り(ホームセンターで見つけた「サラダ回転水切り」という遠心式脱水器を使うと便利:しかし相方さんには「ま〜たそんなもの買いこんで、一体どこにしまうのよ〜」と叱られた)をした後35%の砂糖水(水0.65リットルに砂糖350グラム)に浸漬し弱火で水気が無くなるまで煮詰めます。
このままではまだべとべとですから50度位に設定したレンジで水分を飛ばした上で更に日に当て乾燥させます。
仕上げにグラニュー糖をまぶしてほんのり苦いみかんの皮の砂糖漬けのできあがり。
おしまい