たまねぎ


7月中旬に玉葱の苗床を準備します。白く見えるのは、透明マルチに土中の水分が結露したもので、このマルチの下はこれから8月いっぱいお日様による日光消毒を受け、植物の種は枯死、病原菌は死滅するのだそうです。

上の苗床に9月5日、浜育ちという品種の極早生玉葱の種蒔をしました。角棒で筋をつけます。画像上部にうっすらと見えるのがそれで、この筋に5から10ミリメートル間隔に種を蒔きます。
 

薄く土を被せたあと手でぎゅっと押し付けます。先生の本には足で踏みつけると書かれていますが私には怖くて出来ません。種蒔後の養生として、ネキリムシ防除のカルホス粉剤を撒き乾燥防止に新聞紙を掛けておきます。

10月中旬の玉葱の苗です。画像後方が9月5日に蒔いた早生の玉葱、前側が9月20日に蒔いた晩生の種類です。蒔きつけの差2週間で生育が違います。

10月20日に玉葱の苗床を見に行ってびっくり!早生玉葱の苗の太さが5mm程になっているではありませんか。苗が大きくなりすぎると収穫前にねぎぼうずが出てワヤになってしまうので来週には植えつけなければなりません。例年では11月10日くらいに植えつけるのですが、苗の育ちを止めることは出来ないので来週植えつけることにし、玉葱の植えつけ予定地に畝たてをしました。幸い晩生玉葱の苗は正常の生育をしているので通常の植付けができると思っています。

先週作った畝に早生玉葱を植えつけました。画像では分かりませんが畝の中央に元肥として鶏糞と過燐酸石灰をうめこんであります。苗は更に成長して鉛筆の太さくらいになり、これ以上待てないのでやむを得ずの作業でしたが、来春正常に収穫できるか心配です。画像の上側に白菜がちょっぴり写っています。(2001年10月28日雨の中で撮影)

11月20日前後に晩生玉葱の植付けをしました。まず畝の背を割り、元肥として鶏糞と過燐酸石灰(過石)を埋め込みます

苗は赤玉葱(カルレッド)、晩生玉葱(OP黄)(パワー)の3種類です

作業時間の設定を誤り、暗くなり始めたので慌てて撮影したため解像度が良くありませんが全部で700本ほど植えつけました。

1月下旬の玉葱畑の様子です。未だ植えた時と大して変わらない大きさですが、春になってぐんぐん成長すると思います。

4月中旬には早生の玉葱が収穫できます。早速オニオンスライスにして食しました。

4月22日収穫の早生玉葱に続き、5月20日、27日に晩生玉葱の収穫です。もう少し遅くてもよいのですが画像右奥に植えてあるかぼちゃの生育がよいので、つるの伸びるスペースを確保するための収穫です。収穫した後ガレージに並べ1週間ほど陰干しし、8球づつ結わえて棹に吊るします。これで1年間の消費分が確保できました。例年は5%位葱の花であるギボシが出てしまうのですが今年は1個も出ずウフフです。おかげでトホホのこの花コーナーへのアップは来年にもちこしです。
昨年蒔いた種はこの1球に満たない量でしたが、これだけの量が収穫できるのはまさにおてんとうさまのおかげです。
 

じゃがいもと相性がよく、カレーライス、コロッケ、肉じゃがに使うほか、刺身のつまにも使います

おしまい