清水みなと祭2013


2013年8月3日、例年は清水みなと祭に合わせて入港した護衛艦は体験航海があるのですが今年は艦内一般公開のみで少々残念。しかし数少ない機会なので行ってきました。

入港しているのはDDG178あしがら。2008年就役のイージス艦です。
(全ての画像はクリックで大型サイズになります。)
あしがらネームプレート

始発の電車に乗り、会場の日の出埠頭に着いたのが0730。0745には時間整合が行われ、0800に自衛艦旗掲揚ですが、0755には「艦旗掲揚5分前」の号令が掛かり掲揚員が所定の位置につき、隊員も飛行甲板に整列。

「10秒前」、「よーい・・・時間!」、「ぱーぱーぱぱぱ・・・(ラッパ「君が代」の吹奏)」、整列した乗員の挙手の礼、はためく護衛艦旗、といつ見ても良い光景です。
自衛艦旗掲揚

0900から艦内公開が始まるのですがその前に艫から1枚。
艦尾の様子

定刻より3分早く艦内公開開始。乗艦したら艫の艦旗に敬礼するのがマナー。自分は民間人なので脱帽して敬礼。後甲板は飛行甲板だけなので前甲板へ行く途中、内火艇のスクリューがピッカピカ。案内の曹に「手入れ行き届いていますね」といったら実に嬉しそうに「ありがとうございます」と答えてくれました。
内火艇のスクリュー

前甲板は、ありきたりのアングルですが62口径5インチ砲、垂直発射装置、バルカン砲、とブリッジです。
前甲板の様子
5インチ砲の砲塔は驚くほど小さくなっています。また艦橋トップの旋回式レーダーはSPYレーダーに取って代わっていて、時代の変遷を痛感しました。

続いての見学ルートは何階かラッタルをのぼり艦橋です。停泊中なので案内員しか居らず、広々とした感じです。海面からの高さは約20mとのことで、下を見ると高さが実感できます。旗甲板へはちょっとした通路を通るのですが立ち入り制限のテープが張ってあって見学できませんでしたが、その脇に救命胴衣が!こちらは右舷で高級仕官のものが、左舷は乗員用のものが用意されていましたが、見えるところに置いてあるのが新しい発見でした。
救命胴衣

艦橋を降りて見学ルートは終了。残念ながら操縦室その他甲板下は見せてもらえませんでした。

午前の部はここまで。
腹ごしらえをして、日の当たりがよくなってきたところで舳側から1枚
艦首側から見たあしがら

再び艫に回って自衛艦旗を1枚。風がなくやっとのことで撮ったものです
自衛艦旗
艦長小澤1佐は在艦し、見学者との記念撮影にも気軽に対応してくれていました。

おしまい