更新日  2008.9.3(2010年3月27日追加)

我が家のバラ(切花種)  


〜 シセロ、ヴィンテージパール、ショコラ    

挿し木苗から育てている、お気に入りの切花種が
次々と開花しましたので、3種をまとめてご紹介します。

いずれも開花するまでは、夏場でも
雨風の当たらない温室内で管理してます。


シセロ      Cicero

丸弁カップ咲きの花は、中心の濃い目のピンクは外側にいく程に
白っぽく変化し、さらに緑色を帯びる。
この花色の変化が魅力的。微香。

2002年、オランダ作出
系統/モダンローズ(HT)

挿し木苗より開花。
(2008年8月24日撮影)
(2008年8月24日撮影)
花もちは良く開いていくと、全体が淡いピンクに染まります。
5号スリット鉢で管理中。
(2008年8月24日撮影)
 
 毎年咲きますが、スリップスによるシミが直ぐに入ってしまって
なかなかご紹介出来ませんでしたが
この花は何とか、シミも少ないので撮影できました。
(2010年6月27日撮影)
 
凛とした咲き方、しっかりした花首、花持ちの良さ。
切花に求められる薔薇の条件を全て満たしています。
 (2010年6月27日撮影)
切花で購入した時の様子。


ヴィンテージ・パール  Vintage Pear 

クラッシックなカップ咲きの花は、深みのあるクリーム色で
その名前の通り、真珠を思わせる。

花径4〜5cmの小輪タイプのスプレーで
光沢と透明感のある花色。

2005年、日本作出
系統/モダンローズ(ST)


大分県のメルヘンローズさんのオリジナル品種。
ヴィンテージ・シリーズは他にもあり、いずれも人気の切花種です。

挿し木苗よりの開花。
(2008年7月19日撮影)
4号スリット鉢にて育ています。
(2008年7月19日撮影)
約一ヶ月半にて次の開花。
繊細な外見にもかかわらず、パイタリティのあるバラです。
(2008年9月2日撮影)
また一ヶ月で開花しました。
ややアプリコットがかったこの色合いにはうっとりさせられました。
(2008年10月28日撮影)
少し角度を変えて撮影。優しい透き通るような花色。
(2008年10月28日撮影)
2009年の一番花。
相変わらず温室管理してますが、花付きは良い。
(2009年5月17日撮影)
 
 夏場はスリップスにやられてしまい、綺麗に咲きませんでした。
翌年の3月、温室内での開花です。
(2010年3月27日撮影)
 
 ロゼット咲きになって愛くるしい。
(2010年3月27日撮影)
 
 花数も多く、しっかり一人前の株に成長しました。
(2010年3月27日撮影)
 
 このまさに真珠の輝きがお写真に収まるとうっとりします。
(2010年4月5日撮影)
 
 最初の開花からもう16日目ですが、まだしっかり咲いてます。
この花持ちの良さが切花種の最大の長所でしょう。
その間に次々と開花し、一株でこんなにボリュームタップリに
なりました。さすがに株の負担が大きくなり過ぎるので、まだ蕾も
ありますが、この辺で切って花瓶に移動させましょう。
(2010年411日撮影)



ショコラ    Chocola

フランス語でチョコレートを意味する名前の通り
ピンクがかった茶色のロマンティックな色彩。

巻きが強く、開ききっても形が崩れない。
花径7〜8cm。微香。

マッドな質感の微妙なピンク色合いが魅力的なバラ。
我が家にある絞り模様のバラであるマーブルショコラは、
このショコラの枝変わりとされます。

2000年、日本作出
系統/モダンローズ(ST)

(2008年8月28日撮影)
まだ小さな2.5号スリット鉢のまま開花しました。
花後に5号鉢に植え替え予定です。
(2008年8月28日撮影)
次の開花は10月。やっぱり独特の花色が魅力的です。
(2008年10月8日撮影)