更新日  2009.3.19追加

我が家の
クリスマスローズ
(レンテンローズ=ヘレボルスハイブリット)

  
〜 セミダブル咲き    

真冬の薔薇花壇は葉もなく寂しくなります。
私は薔薇と薔薇の間にクリスマスローズを
植えつけています。
10年以上前に購入したクリスマスローズ(レンテンローズ)は一重でしたが

その後華やかな八重咲きが登場し、現在はセミダブルと呼ばれる
一見して一重ですが、小さな飾りのような花びらがついた種類があり
現在もっとも気に入ってます。

ここでは早くも年内に咲き出した3種からご紹介します。
3月にはいって
次々と咲いてきたので追加しました。


セミダブル・糸ピコティ咲き  

白い花弁に紫の糸ピコティ(縁取り)。
さらに中央に赤紫のネクタリーが入るセミダブル咲き。

ネクタリー(蜜管)とは
クリスマスローズの雄しべの軸基を取りまくようについている、
花弁が退化したもので赤・黒・グリーン・白・黄色などの色がある。


(2008年12月25日撮影)

薔薇の間に宿根草なんて寒肥入れの時に邪魔・・と以前は考えていましたが
最近は、寒肥の代わりに春の剪定後にパイオゴールドバラ用の固形肥料
を株元にばら撒くだけになったので、薔薇の株間を有効利用してます。

クリスマスローズは夏場は直射日光を嫌うので、薔薇の葉が茂り
程よい日陰を作ってくれるので両者にとって良い組み合わせのようです。

ただし、クリスマスローズは成長がユックリで、
開花までに数年掛かることもあります。

また組み合わせで色んな花が咲くので、開花するまで
その花姿が予測できないのも、また楽しみな点ではあります。



育て方のコツとしては、冬に日当たりが良く、夏は半日陰になるような
落葉樹の下が理想的。11月に古い葉を切り、追肥す。
自然開花は当地では2月末から3月だが、早咲きのこともある。
花後の5月まで月一回の追肥をして、その後は構わないでおく。

強健種では自然に種がこぼれて、群生を形成することもある。
我が家でも、コナラの木の下にシングル咲きの群生がある。
地植えです。下向きに咲くので、何とか首を持ち上げて撮影しました。
蕾も3つほど付いています。植え付け2年目で開花。
(2008年12月25日撮影)
3月になると花数が増えてこの通り。
下向きに咲くので、そのままじゃ
お顔が見られないのが難点なんですよね〜。
(2009年3月19日撮影)
お顔を持ち上げて、ハイ!ポーズ?!(笑)
(2009年3月19日撮影)


セミダブル・アプリコット・グリーン系

淡いアプリコット地にグリーンが入った優しい色合い。
スポットはなく、ネクタリーはグリーンかがったクリーム色。

ネクタリーの形が個性的で、色合いもよく可愛らしい。

(2008年12月25日撮影)
これは温室で育てたもの(鉢植え)。

(2008年12月25日撮影)



     セミタブル・ピンク系スポット入り

ピンク系のセミダブルでパープルのスポット入り。
ネクタリーが大きくて華やか。

(2008年12月25日撮影)
地植え。蕾がたくさん付いてます。
(2008年12月25日撮影)


セミダブル・バイカラーピコティ咲き

また一つ開花しました。
ほんのりピンク色に色づいたバイカラー・ピコティ咲きに
はっきりした赤紫のネクタリー。

鉢植えですが、霜の当たらない軒下で管理していたもの。

(2009年1月18日撮影)
3月に入ると同じ株の花色が濃くなり、はっきりしたピンク色に
赤紫のネクタリーが彩りを添えてます。
(2009年3月8日撮影)


セミタブル・ピコティ咲きブロッチ入り

2月に入り、次々と開花してきました。
これもまたセミダブルながら咲き方が違います。
花びらにもネクタリーにもブロッチが入ります。

(2009年2月1日撮影)
3月に入るとブロッチが消えてスッキリしてきました。
(2009年3月8日撮影)
開花したては、丸いお椀を被せたよう。
(2009年3月19日撮影)


セミタブル・ピンク

地植えして2年目。逆光で撮影しましたが、
色素の粒が見えて面白い。
(2009年3月19日撮影)


セミタブル・ピンクスポット入り

3月中頃からドンドンと開花してきました。
こちらも地植え2年目です。
(2009年3月19日撮影)