2001年 2月17日

久しぶりの釣行、今回は大島、夜行日帰りだ。
夜、竹芝桟橋から船に乗り、朝6時に大島へ到着。そこからはバスで釣り場へ向かう。
今回は釣り場の選択に悩んだ。事前の情報では大島の水温は15度から14度台に下がったらしい、しかし水産試験場の海況を見ると大島は16度の水域に囲まれていた。伊豆諸島の東側を黒潮が北上していてその分流が入っているようだ。そこで今回は釣り場を東側に選定、となるとお手軽なのは岡田港、あとはオーツクロか泉津堤防、とりあえず知っているのはそれぐらいしかなかったので、慣れているオーツクロに入った。(これがあとで後悔することに・・・)
最初は北東の風が吹いていて結構、波があった。そこで左のほうの足場のよいところに入ることにした。右側にもう一人、あとから左の高いところに2人入ってきた。
足元からの払い出しは3本、ちょうど自分の正面で合流しているように見えた。「しめしめ」と思い釣り始める、しかし、なんと釣れたのは左側の二人、タナは深くないようだ、結構沖合いで食っているみたいだったので払い出しに乗せて仕掛けをどんどん流す、するとようやく30センチ弱の口太が釣れた。
その後も同様にして同サイズを追加するが、いかんせん方が小さい、「うーん?」おかしい、ぜんぜんうきがシモらない、いろいろ攻めるがどうもポイントが定まらない、あっちでポツリこっちでポツリ、それでも釣れて来るからかえってたちが悪い。
そのうち右側の人がカゴをつけて竿1本半ぐらいを攻めたもんだから、魚は横着して浮いてこないでそっちばかりに食ってくる、さすがに「こりゃかなわん」と実は気になって仕方がなかった一番左側に場所移動、一見、払い出しは斜めに右へ出ているように見えるのだが最初の釣り座から見ているとどうも左の根に沿って細い流れがあるように見え、仕掛けを入れてみるとバッチリそのとおりだった。仕掛けがスーとなじみウキがシモっていく、いい感じだ、案の定すぐにアタリがあり35センチ弱の口太を釣る、続けて同サイズを追加、その後、久々に竿をギューンと絞り込んで46センチ、さらに43センチを追加したところで、帰りのバスの時間もあるためいったん終了。
ここまで木っ端も入れて12枚、なんのかんのでまずまずの釣果(本来なら上出来だがこの日は泉津と岡田の堤防で知っている人がそれぞれ20枚以上釣っていた。)
さて岡田港に戻って帰りの船まで1時間ある、そうくれば当然釣りましょう!というわけで再び竿を出すが・・・ぜんぜん釣れませんでした。
この日はやはり予想通り東側が正解で、元町へ行った人はぜんぜん釣れなかったそうです。ただ、東側でも通常のセオリーと逆で潮が通す場所に暖かい潮が入りメジナの活性が高かったようです。


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