2001年 4月 7日

とうとう6週連続で大島へ、今回はスナフキン氏と二人でやって来ました。
先週末から水温が下がっていたのが、ようやく昨日あたりから上昇の気配が見え始めたので、後は良い潮が入れば爆釣も夢ではないかな?なんて甘い読みで来たのですが、情報では潮が動いていない、との事。風はナライということでとりあえず赤岩へ入ることにしました。確かに海は凪いでいて、潮の動きはなさそうです。先端フェチのスナフキン氏は左側の一番先へ、私は正面から先端のサラシを攻めることにしましたが、どうも、サラシの伸びが悪く、いわゆるナンチャッテサラシのようです。
「あー釣れねー」などと汗を拭いているとサングラスに手が引っかかって、ポロリ、すかさずキャッチしようとしたのですが手にあたって後ろのタイドプールに落ちてしまいました。タモですくおうとしたのですがうまくいきません、サングラスは磁石でメガネに留めるタイプなので、ラインに鉄製のラインカッターを結び、サングラス釣り、幸いうまくくっついて来たので慎重にタモ入れして無事回収できました。(本日一番の大物かも?)
その間スナフキン氏はちゃっかりメジナをゲット、私のほうは気配もありません。
そのうち地元の赤岩氏も顔を出し、スナフキン氏と「赤いの出た?イサキは?(私がイサキを釣ると彼らにマダイがくるジンクスがある)」なんてやっている。
そこで私は、奥の手、仕掛けを大遠投し、磯に腰掛けてよそ見をする、名付けて「大遠投、殺気を消す釣法」(そのまんまやんけ!)しかし、これが大当たり、いきなりラインがパラパラと出て行き、30センチのオナガをキャッチ、そのあとに、かなりの大物、磯際まで寄せてきたが残念ながら弱気になってラインを出したため根ズレでバラシ。
しかし、このあとは、39センチ、36センチ、36センチと強引に取り込み、お土産だけは確保。スナフキン氏も同じ作戦(ただし殺気は隠さず)で数枚キャッチ。
潮が下げ止まったため、休んでいると赤岩氏がやってきて、「赤いの出たよ!」なんて言うではありませんか、「またー冗談でしょ?」なんていうと「マジですよ、赤い鯛、ブがつくけど・・・」だって、ちょっとドキドキしちゃったじゃないですか、まったく。
で、後半戦、やはり潮は動かず、魚の気配も無し、エサも残ってくる、だんだん「大遠投ふて寝釣法」になってきた時にアタリがあり、上がってきたのはイサキ、これを見たスナフキン氏はいきなりはりきってマダイ狙い、マダイは出なかったがオナガを立て続けに3枚釣って好調、私はその後まったくアタリなしのまま終了となってしまいました。今回は水温、潮回り、潮位、釣果とも3月24日とほとんど同じ状況となりました。不思議ですね。


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