2001年 7月 8日


初めての神子元、ここへイサキを狙ってくることになろうとは思っても見ませんでした。
夏は釣り人も少ないと思ってきたのですが港に着くと、約60人の釣客が来ていました。もう、荷物と人の積み下ろしだけで大騒ぎといった感じです。
しかも、昨日までのうねりが残っていたため全員が本島で釣ることになり、もう、上物底物入り乱れて観光地の堤防か釣堀状態。
それでも何とか、今回同行したスナフキン氏の兄のおかげで本場3号(だと思う)の端っこに釣り座を確保出来ました。
とにかくうねりがすごくて目の前はサラシで真っ白け、朝一番は潮が動かなかったがだんだん下り潮が入り川のようになりました。
磯際にコマセを撒くとイスズミが出てきます。本流に仕掛けを入れると小ぶりながらイサキが食ってきました。今日の本命はイサキ、最初は重い仕掛けで狙ったのですが安定せず、結局00ウキにガン玉を少し余分に打ってナチュラルドリフト(川釣りの要領)にするとコンスタントに釣れてきて結局18枚釣ることが出来ました。スナフキン氏の兄もほぼ同数のイサキとメジナも釣りお土産はたっぷりといったところでしょうか。
そして、磯上がり間近には重量感のある魚、「???」が掛かりましたが、奴は磯際まで来てからそのまま磯際に沿って走り出し、まったく止めることが出来ないままスプール一杯道糸をひきずり出し、最後に仕方なく竿先を魚に向けてリールだけで止めたら針を伸ばして行ってしまいました。ここまであっさりとやられてしまうと、もう「もしかして獲れたかも・・・」なんて言う感覚がなくて「惜しかった」とか「悔しい」といった感じがせずあっさりと「何だこりゃ?」といった感じでした。
まあ、混雑はしていたのは別とすれば、夏磯も結構面白いかもしれません。

追記・・・底物はかなり調子が良かったようで一人で二桁近く魚を掛けた人もいます。(実は私もカニ餌で流したらなにか掛かりましたがばれてしまいました)そしてメジナも40オーバーが数枚出ていました。ルアーでシマアジを釣った人もいます。ポリシーのあるメジナ釣師にはちょっと・・・ですが私のように食える魚なら、楽しめれば・・・の人には最高かも


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