2001年11月11日

北東の風、波2.5メートル。
岡田港の外側のテトラの上まで波しぶきが見えました。先に泉津に入っている師匠に状況を確認すると「堤防は人がたくさん、オーツクロは波が被っている」ということだったので表磯に向かいました。赤岩も人が一杯で、SSへ行ってみると地元の底物師が一人入っていました。徒歩なのでもう戻る訳にも行かず、とりあえず降りて隣に入ってもいいか確認、「いいよ」と快い返事がいただけたので右側で竿を出すことになりました。

潮はトローッとした逆潮、澄んでいて海底の砂紋まで見える状態、まずは際狙いで仕掛けを沈めていくと1投目からアタリがあり元気よく竿を曲げてきたのはショッパチでした。とりあえず今晩のつまみは確保でき一安心。その後同じように攻め、コツコツとアタリはあるがなかなか乗らずやっと掛けたら今度はカスミアジ、そして木っ端オナガ、そのうちいい感じに潮が流れてきたので真剣に攻めていると、とつぜん誰かが肩をたたく、ちょっとちびりそうになりながら後ろを見ると何と地元の名手赤岩氏がニヤニヤと笑っているではないか、その後氏のアドバイスで、仕掛けを遠投し、どんどん流すと、ラインが走り魚がヒット!青物かな?と思ったが結構底に向かって走る、しかしすっぽ抜けで正体わからず。
しばらくして再びアタリ、今度も良い型のようだ、かなり流していたのでメジナではなさそう、しかも底へ突っ込むのでカツオでもないだろう、竿で矯めるとグングンと首を振る感触、これはもしかしてピンク色の奴か?と慎重にやり取りをしてようやく浮かせてくるとサンノジでがっくり。
次に、潮目の向こうに仕掛けを入れると、ピュー、ビビビ・・・のソーダガツオ、そして再びサンノジで、だんだん潮が上げてきて風が収まったらうねりが大きくなってきました。底物師の人は先に帰ってしまいポイントは独り占めでうれしいのですが、ここは非常に低い根の先端、帰り道は基本的に水没状態、慣れた人でも濡れずに渡るのは大変なところなので、ちょっとやばいかなと感じたため、素直に退散、波のタイミングを見計らって無事に岸までたどり着けました。
この後元町港で再び竿を出しましたがまったく何も釣れず終了。
ちなみに今回裏磯もダメ(というより危険)で、堤防から見たところオーツクロではヨタ波が一番高い所まで上がっていたそうです。(釣り人はタイドプールに落とされたのではないでしょか?)


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