2002年 1月12日

今回は初めての釣り場、コダハムへ、宿から車で向かい、途中赤岩の様子を見ていると、地元の赤岩氏がやって来て、道案内していただきました。
上から見ていると波が高くて先端まで行けそうもありませんが手前の方ではいいサラシが出ています。
ワクワクしながら荷物を背負って階段を下りていきます。20段ぐらい降りたところで、「???」「!!!」「竿を忘れたー!」平静を装い急いで車へ戻り竿を取ってふと見ると、赤岩氏がニヤニヤとうれしそうに笑っていました。「やばい、見られてしもーた」
気を取り直してポイントへ向かいます。先端まで行かず途中の釣り座へ入り、ほかに誰もいないのでゆっくりと準備をして、竿を出しました。
サラシの勢いは強く、仕掛けはあっという間に沖に出て行きます、しかも、どこへ仕掛けを入れても流れていく先が同じで、いかにも教科書的なポイントが出来ているといった状態でした。
しばらくやっているとボラが掛かりましたが、途中で運良く?ハリはずれ、その後木っ端尾長が2枚釣れ、気分転換に際を攻めて、何か掛けましたが、ハリはずれ、それにしてもおかしい、私の知っている大島なら、こんな状況のときは良型の入れ食いが楽しめるはずなのに。
途中でただならぬ気配を感じて振り向くと背後に赤岩氏がきていました、まったく、毎度びっくりさせてくれます。
あれこれ話しながらやっていますが、エサをつつくのはカモメだけ、何回かハリ掛かりしそうになり焦りましたが何とかセーフ、氏の前でカモメを掛けた日には、酒の肴&HPのトップ間違いなしでしょう。
それでも、なんとか氏が帰る寸前にサラシの先に潜っていたラインがスルスルと走り待望のメジナが釣れました。
ここでは結局この一枚だけで、その後西風が強くなり海も荒れ出したのであわてて逃げ出しました。
その後は、カキハラで夕マズメ一本勝負、とは言うものの、正直言って、魚が釣れるとは思いもしませんでした。
ブダイ釣師と話をしながら竿を出すと、特にサラシや流れがあるようには見えないのですが、仕掛けはゆっくりと沖へ向かって出て行きます。
「もしかしていいかも?」などと思いながらやっていると元気よくウキを消しこんで木っ端尾長が釣れました。その後もぽつぽつと釣れいよいよゴールデンタイム、そこで赤岩氏から電話があり「表は入れそうだよー」、「まじっすか?」、「今から行って来るよ」、なんてこった、と思いましたがここはぐっと我慢、「頑張ってください」と返す。
その後、ブダイ釣師が帰る準備を始め、いろいろ話しているといつのまにかウキが消えてガツンと手元にくるアタリ、竿を立てて強引にやり取りし、最後は波に乗せてフィニッシュ。やっと35センチのメジナ、その後ケミホタルを付けて釣っていると一気にウキが消え、なかなかの手ごたえ、ようやく浮かすと結構な型、やばい、潮が下げてきているので磯へずり上げられない、タモも用意していない、たまたま一発いいウネリがやって来たので勝負!ウネリに魚が乗ったのを確認してすぐに竿を矯めたまま背走、何とか波をかぶらずに済み、魚を見るとばっちりタイドプールに横たわっていました。これが40センチの尾長、さすがにこの後はタモを用意してハリスを2.5号から5号へ変更。再び釣り始めると、今度はモソモソと浮きが入り、重量感のある引きでしたがゴリ巻きして一発タモ入れ、38センチのメジナ(40あると思ったんだけどなー)。
結局カキハラでは良型3枚キープでき、なかなか楽しめました。この日は水温が14度台と低下、カキハラは浅場で風裏だったので水温が上がりやすかったのかもしれません、この日、宿で魚を釣ってきた人はほとんどが浅い釣り場での成果でした。

 


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