2002年 2月16日

ほぼ1ヶ月ぶりの釣行、ウキウキとした気分とはうらはらに直前の温度は12.5度と近年稀に見る低水温、こんなので果たして魚が釣れるのでしょうか?
今回はハンタマキレタ氏、スナフキン氏、O氏そして私の四人で赤岩に入磯し、スナフキン氏は右角、ハンタマキレタ氏は縞根、私は縞根の手前、O氏は付け根で竿を出すことになりました。

潮は真潮で、縞根の先端からワンド側と沖側に分かれて流れている状況、最初はマダイの一発もあるという事でハリス2.5号、ハリもマダイ針、オキアミ2匹掛けで仕掛けを流す。仕掛けはサラシに乗って沖へ出た後、ワンド側へ斜めに流れていく、数投目、5,60メートル以上流したところでラインが走る、来た!マダイか?竿を立てると、そう大きくはないが、まあまあの魚ようだ、なんだろう?と思った次瞬間ふっと竿先が軽くなり得意の朝一バラシ。

近くで見ていたハンタマキレタ氏から「今のはきっとマダイだったよ!」冷やかしの声がかかります。うー悔しい!
しかし、魚がエサを食うことがわかったのでとりあえず一安心、O氏も木っ端ながらぽつぽつと尾長を釣っています。
ところが、その後は、赤岩氏もやって来て竿を出しましたが、氏をもってしてもアタリなしというかなり厳しい状況となってきました。

そんななか突然、ハンタマキレタ氏に大物がヒット、かなりのサイズのようで竿が伸されたままです。魚は沖からグーっと回りワンドの中へ、そして最後には足元の根を巻くようにして止まってしまいました。ラインは根を巻いてしまったためかびくともしません。しばらく待って、押したり引いたりしていると、ラインは根から外れましたが魚は付いていませんでした。おそらく根を巻いてそのままハリスを引きちぎっていったのでしょう。

その後は再びまったりムード、天気がよく思わず寝てしまいそうになります。
私は、沖向きを見切りO氏のさらにワンド寄りで木っ端を一枚釣りグレボーズだけは何とか脱出。その後右側のワンドのほうへ場所移動、底潮が動いているようで、ウキが沈んだ後ラインがパラパラと出て行き何とか釣りになりそうな予感。足元の子イワシの動きも心なしか活発になってきたようです。

回収した仕掛けを見ると付けエサが潰されているようです、底でハリをグレ7号から5号に落としてみると今度は付けエサ取られました。それならばと今度はオキアミの殻を取り、ムキ身にして流します、すると、パラパラッとラインが走り25センチ程度の尾長が釣れました。この後5投連続空クジなしで30センチまでの尾長が釣れ7投目、それまでとは少し違う良型の引き、ようやくキープサイズか?浮きが見え、魚の姿が、んっ?茶色い?えっ?
イサキだー!?

まずい、やばい、どうしよう、隣にいたスナフキン氏を見ると満面の笑みで「タモ貸そうか?」ときました。タモを借りてキャッチしたのは39センチの良型イサキ、再びスナフキン氏を見ると携帯で赤岩氏に「うっぴねがイサキ釣ったよー」と速攻で連絡、そう、この二人は過去、私が季節外れの良型イサキを釣ったときにマダイをゲットしているのです。
このままではまたやられてしまう、しかし、8投目に再び木っ端尾長を釣ってタイムアップ。

結局この後はマダイは出なかったようで、一安心。


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