2002年 3月 2日
今回も大島、暖かい潮が入り、水温も急上昇、運がよければ大釣りもあるかな?といった状況です。
島に着いて、いつもの赤岩へ向かいます。すでに縞根にはファンクス兄弟が、右角にはDFK氏が入磯しています。私は右の内側で竿を出すことにしました。後から赤岩氏がやってきて正面で竿を出しました。
私が最初竿を出した場所は最初、潮の動きが悪くエサを取られるだけでした。
見ると、正面は左から右へ潮が動いているようです。赤岩氏がいつもの本流攻めで一発目からイサキを掛けました。「やったー!!ばんざーい!!」、3月3日、しかも、イサキとくればもうマダイ狙いしかありません。さっそく正面へ移動して仕掛けを遠投します。潮流は早くなり仕掛けはあっというまに流されていきます。ハリスにガン玉を打ち仕掛けのなじみが早くなるよう調整すると、立て続けに38・35センチの尾長が釣れてきました。しかし、36センチの尾長を追加したところで潮が止まり、まったりモードに突入。マダイはいずこへ・・・
見るとスナフキン氏はハンバ取り、赤岩氏も竿を置いています。
めげずに攻め続け、沈めていた仕掛けを回収しようとするとゴンゴンと魚の感触、上がってきたのは真っ赤なブダイ、そして、タモ入れしてふと、後ろを見ると全身ずぶ濡れの赤岩氏が笑いながら立っています。なんでもハンバを採っていたら、うねりで海に落とされたそうです。
まさに猿も木から落ちるとはこのことです。さいわいライジャケも着ていたし、波もそれほどでなかったので、「水温どうだった?」、「魚いた?」、などと笑い話で済みましたが、大島で落水者をみたのは3人目です。
で、釣りのほうはというと、潮がすっかり止まってしまい魚の気配なし、しかたなく足元のミニサラシの際をネチネチ攻めていました。
すると、磯際で止めていた仕掛けにコツコツとアタリがあり、33センチの口太をキャッチ、しめしめと、同じように攻めるが来るのはサンノジ、あきらめずに粘り続けると、グーッと竿に乗る引きで、念願ののっこみ口太38センチ、タモ入れして持ち上げると、ずっしりとした重量感、さらに39センチを追加、とりあえず狙い的中です。
結局この後も潮は動かず、最後は、右内側へ戻り、ラインをつまんでアタリを取るといった状態のシブシブの尾長を2枚追加してタイムアップ。
なんのかんのでそこそこ釣れはしたのですがなんとなく消化不良といった感じでした。
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