2002年 4月28日

さて2日目、何とか早起き(といってもすっかり明るくなっていましたが)して赤岩へ向かいます。それでも磯へは一番乗りで、ほっと一息でした。
昨日は縞根に乗ったので今日は右角へ入りました。相変わらず潮の動きが悪く、風もナライが巻かれて方向が定まらず苦戦が強いられそうな状況です。

今日は最初から遠投、ウキはそのままゆっくりと沈んでいきます。
潮が動き出すまではダメかな?なんて思いながらボーっと海を見ていると、突然ラインが指を弾いて出て行きました。慌ててあわせるとかなりの重量感とスピードで魚が走っています。竿もいい感じで曲がっていて、どうもメジナとは違う感じです。徐々に寄せてきて魚が見えた瞬間、「あーっ、サンノジだー!!」と、がっかり。

考えてみれば当たり前、潮が全く動いていないときに食ってくる引きのいい奴といえばこれしかありません。てなわけでこの後もサンノジを2匹追加、そしてまたグーッと重い引きで「サンノジだー!」とやりとり、途中でハエ根に巻かれて、「あーっ、もう!おっ、出た出た!」なんてやっていると、上がってきたのはなんと40センチジャストのクチブトでびっくり。卵を持っていてあまり走れなかったのでしょう。それにしてもばらさなくて良かった。

どうやら少し潮が動き出したようです。右角から沖へ向かって格好いい感じで流れていきます。手前のほうから仕掛けとコマセを入れてどんどん流して50メートルから70メートルは流してるでしょうか、そのあたりでやっと魚がぽつぽつと食ってきて、39センチの尾長もゲット、これでようやくお土産も確保できたため、正面で流していたハンタマキレタさんと場所交代、でも結局正面は右角の流れに引き寄せられてしまうので右角から並んで流すことになりました。

結局この後はもうひとつ釣果が伸びず、終了間際になぜだかソーダガツオが釣れて、終わり(というより暑いのと二日酔いで頭が痛いので根性が持たなかった?)。
せっかくだからということで御神火温泉に入ってさっぱりと汗を流してから船に乗りました。


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