2002年11月10日

週末になると西風が吹いて釣りに行けず、今日も予報は西風だったけど、とりあえず行ってしまえと言った状況での釣行。となると、ダメでもすぐに帰れる初島しかありません。
でも、ラッキーなことに予報は外れたようでほとんど風もなく比較的穏やかな天気となりました。

今回も釣り座はテトラ、海中を見るとメジナの姿が見えます。これはかなりいいぞと思い急いで準備して早速戦闘開始、メジナは格好でかそうなのを含めてトラから出たり入ったりしています。とりあえず沖まで出したいと思い込ませも仕掛けも沖に入れました。すると、わらわらわらとエサ取が大発生、あかん!どないしょう、とコマセを打ち分けにかかりますが、なかなか振り切れません。

せっかく魚が見えているのに、どうしようもありません。それでも何とかあっちこっちに仕掛けを投入してようやく木っ端尾長君、しかし今度はエサをタナまで落とすと新手の餌取りが、そう、アジ君です、しかも渋いアタリ、もぞもぞと入って良型クチブトを思わす浮き入れ、どうやら海中はアジの絨毯のような状況みたいです。浅めのタナで食わすと木っ端、深くするとアジ。

仕方がないので奥の手、団子釣法、テトラの際で団子を落とすと一発目から物凄いアタリ、竿をいっぱいまで曲げても矯めきれず2回3回と締めこんで糸を持っていかれ、最後にはハリス切れ、かなり深いところで食って、沖向きの底へ突っ込んでいったのでもしかすると石物だったかもしれません。その後もう一度ハリス切れ、これはメジナっぽかったですがテトラに入られていてどうしようもありませんでした。

しかし、団子にもとうとうアジが寄ってしまい、これも断念。さらに潮色がだんだん悪くなって見えていたメジナの姿も消えてしまい、これはやばいと言うことでお土産用のアジ釣り、これが実に簡単で、遠投して仕掛けが立つまで待つと百発百中でアタリがあります。あっという間に必要な分は確保出来ました。持ち帰り用はきちんとえらを取って締めておきます。
(ああ情けない、ここまで来てまじめにアジ釣りをするなんて、でも、うちへ帰ってたたきにして食べましたがやっぱり美味しかったです。)

てなわけで今回もまともなメジナは釣れませんでした。


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