2002年12月21日
大島日帰り釣行、予報では午後から雨、しかも波が2メートルから4メートルになるという状況、しかも実際には朝から雨で風も強く寒い日でした。
「釣師と犯罪者は現場に戻る」の格言通り赤岩へ入ります。一人ではおっかないので現場にはスナフキンさん、DFKさんと入りました。
しばらくすると逆潮がゆっくりと流れ始めました、スナフキンさんが木っ端ながら尾長を釣ります。私にもアタリがありましたが一瞬でハリス切れ、どうやらイスズミのようです。そしてDFKさんもサラシの中から木っ端ですが尾長を釣り上げます。やばい、まだめじなボーズだ、焦っていると、待望のアタリがあり、しかも結構いい引きで足元へ突っ込んできます。「おっ、いいじゃんいいじゃん」と思ったのもつかの間、見えた魚体は銀色で、40オーバーのイスズミでした。「なんだよ、シャープな走りすんじゃねーよ全く」といった感じでした。さらに続けてアタリがあり、今度はバタバタと暴れています、「またきたよー」と寄せてきて「オヨ?」めじなじゃん!何故だかしっかり40センチの尾長でした。
このあとはスナフキンさんが良型の尾長を釣り、タモ入れのときにサメに横取りされそうになりながらもしっかりキープ、さらにもう一枚追加します。
私のほうは風が巻いてやりにくいので、二つ根向かいに移動、ここでは魚は釣れましたが木っ端ばかり、潮も変わってしまって一旦小休止状態となりました。
しばらくして真潮になったということで期待して正面に戻りましたが、非常に弱く、潮というよりサラシに引かれているだけでした。
再び潮が動くのを待ちながらの釣り、じわじわと逆潮が強くなりサラシの先端が二つ根方向に出て行きます。チャンス!時間もあと1時間ぐらいしかないのでサラシにコマセをドカドカ入れ、サラシの先端に仕掛けを投入、カモメの動きで仕掛けとコマセの同調を確認しながら流すと、パラパラパラとラインが走り、待望の尾長君、強引に寄せてタモ入れしようとするのですがうねりが大きくてなかなか上手くいきません、さんざん失敗してようやく成功。これが42センチの尾長でした。
パターンはつかめたので同じように流していくと、再びヒット!今度は寄せてから慎重にタイミングを計り一発でタモ入れ成功、41センチの尾長でした。
さらに、もう一度ヒット、余裕をかましてタモを手に取り込み場所へ降りていきましたが、足元に突っ込まれてラインブレイク、逃がした魚は・・・じゃないけどそこそこ重さがあっただけに残念。結局ここまでで後はアタリもなくタイムアップ。
帰り支度をしてバス停へ向かいますが、途中の道は池になっていて渡れず荷物をしょってロッドケース片手に藪こきしてようやく道路へ出ました。冷たい雨の中バスを20分待ち、ようやく岡田へ向かいます。岡田では風雨が凄く、客船が着岸に手間取っています。結局30分遅れで出港、大揺れの中不安だったのですが爆睡して帰れました。
ちなみに今回のメジナは竿が1.7号だったこともあり、とても40センチを超えているとは思っていませんでした。せいぜい36,37,39センチと思って家に帰って測ってびっくり!でした。このサイズだと1.7号では竿が曲がりきらず、ちょっと釣趣には欠けてしまう感じがしました。
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