2003年 3月 9日

久し振りに泊まりで行く予定が、天候が悪く日帰りで行くことになった大島です。今回はフミゾさん、しげさんおおさん、私の四人での釣行となりました。行きの船の中ではしげさん持参のぶりカマの煮つけ(めちゃうま!)を頂きながらチューハイで乾杯!

さて、今回は朝一番は赤いの狙い、後は黒いのを狙うつもりだったのですが、赤岩が満員御礼で割り込むのも嫌なので、のっけから予定変更しヨコブチを目指すこととなりました。ヨコブチはコダハム先端がうねりで出られそうにありません、そうなると狙いは黒いのに絞ってホンヨコへ入ることにしました。うねりの影響でサラシが大きく沖へ出て行きます。水温が低下している状況ではやや厳しいなという感じがしましたがとりあえず釣ってみないと判りません。

でも結果は思った通りで、エサが全く取られない状況が続きます。それでも途中からは木っ端オナガが釣れだし、魚体を触るとやや暖かい感じでした。少し水温が上昇したかな?という感じはしましたがいかんせん木っ端オナガばかりが釣れます。このままではどうしょうもないと思い、10時になるとすぐに東海汽船に電話して出帆港を確認、元町ということだったので、おおさんに電話で「どうします?」ととりあえず確認してから移動を決定。

念のため波浮新堤も寄ってみるが波を被っていてパス。そこで、密かに最初から狙っていた元町港を目指す。南西寄りのウネリ、風は北、潮回りは小潮の下げ一杯までの勝負、時間は2時間半、魚は必ずいるはず、どうやって釣るか?最初は風向きと釣りやすさを優先して釣り座を選択、しかし、木っ端は釣れるがエサ取りがいることと、風が巻いていること、潮の流れが風と合わないこと、仕掛けがイメージ通りに入っていかないことがあり、釣り座を移動。

さて、後一時間半、短時間の勝負ということで仕掛けを入れてコマセをドカドカと撒く、オキアミは潰しているので付け餌を食う確率は高いだろう、予想通り数投目で気持ちよくウキが入り、そこそこの引きで、33センチの良く肥えたクチブトをゲット、これで魚がいることもはっきりしたため気合を入れて釣り始める、さらに数投目、アタリウキがなじんで沈んでいき仕掛け全体がなじんだ後スーッとアタリウキを引き込むアタリ。すかさずあわせてやり取りに入るが、テトラの中を横に走られズリズリという感触にヤバイ!と思うまもなくハリス切れ。

立ち位置からして、どうしてもテトラの中に入られるのは避けられない状況だったため、とりあえずハリスを1.75号から2.5号に上げる、その後再び魚を掛けるがやはりテトラの中に魚が入ってしまう、なんせ、ウキは水面にでているテトラの脇にある状況、ただし魚は縦に引っ張っているので、慌てずじんわりと竿で矯めて魚を引きずり出す、浮かせてしまえばこっちのもの、ハリスにものを言わせてテトラの隙間を無理やり引きずってタモが届くところまで魚を遊動してしまう。

もう一枚は、やや遠投して食わす、魚は割合浮いてきているようで、テトラから離れた位置でも食っているようだ、やはり仕掛けがなじんでじんわり沈んでいくと、スーッと親ウキまでが引き込まれ、充分に食い込ませた後合わせるとしっかりとした重量感のある引きで、はらぼてのクチブトが釣れました。この後は潮が全く動かず仕掛けがまっすぐ立ってしまう状態になり追加が無いまま終了!

しかし、何とかイメージ通りの釣りが出来たので、よかったのですが、やはり一緒に釣っていたおおさんのほうがアタリが多かったこと、テトラに入られたメジナを見事引きずり出しキャッチしたこと、それがハリス1.75号であったこと、を考えるともう少し時間とチャンスがあれば1.75号でチャレンジできたかな?という点だけがやや心残りでした。逆にいうと今回は潮の動きが絶妙で2.5号でも魚が針に乗る確率が高かっただけ(事実エサを潰されるだけのケースが多かった)のかな?


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