2003年 3月16日

毎度の大島日帰りの釣行です。
今回のテーマは「ノッコミメジナを釣る!」です。邪念を押さえて、西南部はノコッミに入っているとの情報、水温が下がっている状況、バスフィッシングでならしたシーズナルパターンでは、メインチャンネルがらみのスポーニングポイント、更に海的考えでは、潮の動きはあるが通してしまわない場所、はやっぱり港しかない、後は風を考えて元町港を選択。

港に着いて正直、「ハズした・・・」と思いました。海はベタ凪、いくらなんでもこれは無いんじゃないの?といった状況でした。当然釣り師は一人もいません。仕方なく釣り始めますが、エサが全く取られません。しばらくしてようやくエサが無くなり、ちょっと違うかな?というアタリで釣れて来たのはクロサギという魚、これが2匹釣れたあと、一気にウキを引き込むアタリで、竿があっという間に曲がる、そのまま耐えるがジーっとドラグを鳴らして魚は沖へ出て行く、30秒ぐらいは頑張って沖で魚が少し浮いてきたが、ギラッと白っぽい大きな魚体が見えた後あえなくハリス切れ。

まあ間違いなくイスズミですが、とりあえず期待は高まります、そして、ウキをじわーっと持っていく待望のアタリ、ぐっと合わせる、でかそうだ・・・、ヤバイ、テトラに入られる、あーあ、止まれ!、暴れないで・・・、ズリズリ・・・、まずい、ブツッ・・・・・・・。再び(繰り返し)。
これでいきなり弱気になり、ハリスを1.7号から2.5号に上げる、するとどういう訳かアタリが出なくなる、アタリが出ても魚が掛からない、餌は無くなっているのに、???、とりあえずハリを7号から5号に落とす、するとアタリは出始める、ようやく写真の真ん中上の魚が釣れた。

ただし、このときもアタリは全く無くハリも上あごの真ん中に縦に刺さっていたため、たまたま横からちょこっと咥えていたところで仕掛けを上げたら掛かってしまったのだろうと判断。
やはり食いは渋いみたいだ、再びハリスを1.7号に変えてやや沖を攻める、ウキが入るが我慢してアタリウキが消えるまで待つ、そこでようやく竿に乗せるように合わせると、なかなかの重量感、メジナらしくテトラへ向かっていく、すこしでも浮かせようと耐えるが、テトラを巻いてしまう、だがそんなに深くは入られていないぞ、ジワーッとテンションをかけて引きずり出すことに成功、後は慌てずフィニッシュ。で、本日最大の39センチ。

このあと赤岩さんが様子を見に来てくれた。誰もいない港で釣っている私を見て、「えーっ、マジ?こんなところで釣ってるの?」という表情でした。
でも運良く?目の前で30チョイのメジナが釣れたので、魚がいることは証明できました。
その後が続かないのですが・・・

このあとはしばらくエサ取りの木っ端オナガに手を焼いていましたが、上げ潮で潮が動き出し、やや沖目で、まずまずのクチブトをゲット、ただし、タナは深いようで飛ばしウキまで沈むように調整してようやくアタリが出ます。更に同サイズを釣りますがこれはタモに入れてやさしくリリース、ポイント周辺に小魚が出てくると更にタナが深くなりました。飛ばしウキが見えなくなるまで沈め、竿先で聞くとコツッとアタリが出ます。いいじゃんいいじゃん!と、キャッチアンドリリースで三枚追加。

その後ラスト1時間は、釣れなくなってしまいました。小魚が寄ってきた・・・たぶん産卵した卵を食いに来たので、メジナが産卵を止めたか?、後は水温が下がった?のが、原因ではないかと思います、もしくは潮の流れが微妙に変わったので仕掛けが魚のいるところへ入っていなかったのかもしれません。

まあ今回は、最初のどうしょうもない状況から、ハリス、ハリ、タナを替えて魚を釣ることが出来た、限られた時間の中で結果を出せたことが、良かったと思いました。ちなみに今回キープは3枚で,すべてオスです。


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