２００３年 ４月１９日

 久し振りの大島日帰り釣行です。
予報は南西の風、しかも10メートル以上、ということで裏磯、といっても泉津の堤防に行くことにしました。
今回の釣行は急きょ決定だったので、行きの船は座席しか取れませんでしたが、運良く横浜潮友会の方のキャンセル席を譲っていただきゆっくりと寝ていくことが出来ました。（ありがとうございました）

船ではＲＲのメンバー＆ハンタマさんと酒宴、今日こそは早く寝るぞと思いつつも毎度毎度のことながら午前様。
翌朝は、しげさんチームに泉津まで送っていただきました。（ありがとうございました）さて、泉津の堤防に着くと思ったより風が回り込んでいてきつそうです。しかし、潮さえ行ってくれば何とかなるだろうと思ってとりあえず釣り場へ向かいます、先客はカゴ師が一人です。

とりあえずタモをセットして、次にエサの用意、しっかりコマセを作って釣り座へ戻ると？？？タモは？えっ？なに？んっ？ほへーっ？無い！！おそらく風で飛ばされてしまったのだろうと思いますが、ぐっとこらえて、でかいの掛かったらどうしよう？とまだまだ前向きな考えで自分をごまかす。

状況としては潮は右へ左へふらふらと落ち着かず風は右へ強く吹いて道糸は吹かれるといったありさま、釣り始めてすぐにアタリがありましたが、タモ無しクラブのＳさんにタモ入れしていただいた魚はイスズミで、（ありがとうございました）そのあとは25センチクラスまでの木っ端尾長が2枚と惨敗、その後検潮台裏でやってみるが何も釣れず断念。

まあとにかく立っていられないほど風が強く、カゴ師は早めに撤退、フカセ師も二人来ましたが、結局撤退するという状況、私も12時半にはあきらめて、岡田港へ向かうことにしました。バス停でぼんやり待っていると軽のワンボックスが止まってくれて「乗ってく？」と親切に岡田港まで乗せてくれました。（Ｔさんありがとうございました）
さて、ラストチャンス、どこにするか？待合所裏も魅力的でしたがとりあえず先端で勝負、風は少し落ち着いて何とかなりそうです。

潮は沖に出て行くような感じで、内側に仕掛けを入れてコマセとあわせる努力をします、テトラの際で仕掛けがなじむようにすると、ゆっくりと沈んでいくウキの速度が速くなり、視界から消えました。竿が1.5号なのでやや強気のやり取りで魚を浮かせましたが、タモが無い！仕方がないので「せーの！」で抜きあげる。この魚は35センチでした。

その後は船の姿が見えてきた頃、ふたたびアタリがあり元気の良い魚の引き、まずまずか？もしかして尾長？やばいなー、タモ無いし、とりあえずバケツを落しダモ代わりにしようと用意していると近くにいた人がタモ入れしてくれました。（ありがとうございました）
この魚は35.5センチありました。

そんなこんなで、今回はいろいろな人のお世話になりながら、何とか最後には帳尻を合わすことが出来たので良かったです。
ちなみに今回のメジナは二枚ともメスでまだ卵が入っていました。そして、胃の中はほとんどが海苔でした。見た目、太っていなかったことを考えると、まだまだこれからノッコミなのでしょうか？それとも少し産卵したあとなのかな？