2003年 5月10日
連休明けは空いているだろうということで大島へ行ってきました。ところが行きの船は予約で一杯、初めて椅子席で行くはめになりました。(といってもあんなところで寝られる訳も無くしっかりいい場所を確保しました)
そして、いつも通りバスに乗って送信所前へ、ところが降りる時になって運転手さんが、「帰りのバスはないのでタクシーの電話番号を教えておきます。」???なに?時刻変更で帰りのバスがない!そんな馬鹿な!
ふざけるなよ!と、ごねたりしたところで運転手さんのせいでもないし、そのまま元町まで戻るしかないかな?という状況だったのですが、結局は赤岩さんのお世話になり無事?に表磯での釣りが出来ることとなりました。ヨコブチから見て回った結果、潮が当たっていて面白そうだということで赤岩へ入ることに決定。
そんなこんなで、ようやく赤岩に着いて、磯に下りました。人は少なく縞根も空いていましたがコンクリ場にカゴ師がいたため西へ入りました。西角はカゴ師が入っていましたが、中央寄りから遠投すれば何とか潮の中を流せるだろう。思ったよりうねりもありサラシも広がっています。手前は餌取りが多いようです。沖は潮が速くて仕掛けはあっという間に流されてしまいます。しかも餌取りはサバ、かなりきびしい状況か?ある程度の距離まではサバだらけ、それより沖はエサが残ります。
青物一発狙いかな?と思っているとなにやら大型の魚が跳ねました、しばらく釣っていると磯際まで何か大型魚が寄っています。カゴ師が地方寄りへ移動したので西角へ入って仕掛けを流しながら様子を見ると、コマセに寄ったサバ、イワシに青物が突っ込んでくるが正体不明、しかし、奴らの数が増えてきたところでよく見ると、なんと、エメラルドグリーンのシイラでした。
やつらは時折小編隊を組んでコマセに寄った餌取りに突っ込んできます。そこで、釣れた小サバをバケツに活かしながら、タイミングを計ります、「きた!」タイミングよくスレでイワシが掛かったのでそのまま仕掛けを入れると、即シイラのアタックがありましたが、走らせてから合わせるとあえなくハリス切れ。
ふたたび奴らの襲撃があり、またまたタイミングよくスレががりのイワシをそのまま投げます。するとやはり速攻でアタックがあり、ベールをあけたまま軽く合わせます、するとやつは一気に沖へ走り出しますが、竿の角度を付けると、すんなり止まりました。重いのですが何とか寄せてタモ入れ、これがなかなか入りません、それでもようやくタモ入れも終わりサイズを測ると74センチもありました。
そういえばメジナ、これはやや沖にコマセを入れると、シイラが寄っていなければ28センチぐらいのオナガがワラワラと浮き上がって来るのが見えるのでコマセとタイミングを合わせると、ポロポロ釣れて来ます。良型は見えなかったのですが、ふとひらめいた瞬間に潮下にダイレクトに遠投した際、交通事故的に39センチのオナガをゲット!
とにかくシイラの襲撃が頻繁にあり、しまいにはコマセを投げるとスーッと寄って来てコマセの中に突っ込んでくるは、浮きにアタックしてくるはでたいへんでした。といいつつ結構楽しくて、小サバを泳がせてさらにもう一匹掛けました。こいつはいきなりジャンプしてくれて、しかもぱっと見た感じ幅もあってデカイ!「ヤベー!」と思いましたが、これも走られること無くやり取りの体勢に入ります。
竿が柔らかくて魚が大きいため、もしかするとやつは自分の置かれている状況が判ってないのかも知れません、竿を寝かして取り込み場所へ誘導し、タモには一匹目よりすんなり収まりましたが、今度はタモが重くてあげるのに一苦労、サイズを測るとなんと84センチ、なるほど重いわけです。
今回のタックルは竿が1.2号、道糸はPEの1.5号、ハリスは2.5号でした。
まあ、色々ありましたが終わってみるとなんやかんやで楽しめた一日でした。
今回お世話になりました赤岩さんには大感謝です。
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