２００３年１２月３１日

大晦日にもかかわらず「おっ何もすることないし、いけそうじゃん!」と、出かけてしまいました。道路も空いていて、高速道路の料金所にパトカーがたくさん停まっているのが大晦日を感じさせます。港に着くとさすがに釣り客もいつもより少なくのんびりと釣りを楽しめそうな雰囲気でした。

風は弱いナライ、ということで堤防の内側で釣り始めましたが、なんだか様子がおかしい、コマセを撒いても餌取りが出てこない、当然付け餌は残ってきます。ウキが見えなくなるまで沈めても変わりなし。まあいっか、ゆっくりと釣っていればそのうち食うだろうと粘りますが、まったく無反応。

そのうち沖に浮きグレが出てきました。遠投してみましたが残念ながら届かず。
仕方がなく粘り、何とか、ちびメジナを釣ってボーズだけは逃れました。昼前になり足元に少しエサ取りの姿が出てきましたがコマセへの反応は弱い状況、それでもチャンス到来か?

仕掛けをやや遠投し、コマセを丁寧にかぶせ打ちします。仕掛けがいい具合になじみアタリウキもゆっくり沈んでいき、期待が高まります。アタリウキがやや加速したかな?ぐらいのアタリで合わせると、竿に魚の重みが乗り、ぐんぐんという気持ちのいい感触、穂先を見ながら、しっかり竿を立てると竿の弾力で魚が浮いてきました。

まずまずの型のようです、魚は既に中層まで浮いているので観光客の「すごい!大きい!」の歓声を楽しみながら、ゆっくりとタモ入れしました。残念ながら40には届きませんでしたが38センチとまずまずのクチブトでした。

その後は、アタリがなく、そろそろ風が変わるかな?と思ったらあっという間に西が強く吹いてきました。すぐにテトラへ避難し、ついでに30ちょいのクチブトを追加しましたが、ますます風が強くなり、さらに堤防付け根へ移動、それでもさらに風が強まり、立ってられ無い状況になったので撤収することにしました。

2003年最後の釣行は風速20メートル(堤防の壁にしゃがんでいても落ちない!)という西風により途中撤収となりましたが、午前中には虹も見えたし、魚も何とか釣ることが出来たので、良かったかな?