2004年10月24日

  久し振りにフミゾさんと釣行することになりました。当日の朝四時ごろ(と思っていた)携帯に電話があり、「まさかまだ家?」の問いに、「・・・・・ん?・・・やばーい!」と、飛び起きて玄関に用意してあった道具一式を車に投げ込み、サンダルを引っ掛けて家をでたのは六時前、いやー焦った焦った。焦りすぎて長靴忘れた。しかも足元はサンダルだし・・・(結局スパイクシュ-ズを購入、3500円也)

なんだかんだで無事に熱海に着き、いよいよ初島へ向かいます。
師匠からの情報では、コッパの嵐だけど下には良型もいて活性はそれなりに高いとの事。島に着くとナライが強かったので内向きに入りました。
情報通り、釣り始めると木っ端が湧いてきてエサがあっという間に取られてしまいます。スズメダイも増えていてその数は半端でないためコマセで分離するなんて事はまず無理そうでした。遠投してもだめでした。

結局コッパと遊びながら良型が出てくるのを待っていると、午後になって風が少し収まってきた頃、ようやく足元のエサ取りの下にサンノジ、イスズミの親分に混じってメジナの姿が見えてきました。
すかさず団子釣法でエサを落とすと、「ギューン!ブチッ!」、気を取り直して第2投目、「ギューン!ブチッ!」、ハリスを2.5号に替えて3投目、「ギューン!・・・止まった!」、かわいいサンノジ、しかもスレ、さらに4投目、「ギューン!・・・よし!」、またまたサンノジ。

それから数投目、「ギューン!・・・こなくそ!」、でようやく35.5センチのクチブト、その後も「ギューン!・・・うわー!」、「ギューン!・・・ごめんなさい!」、「ギューン!・・・とまれー!」とブチブチ切られまくって、バラした数はおそらく20回程度、ハリスは一巻き、針は一袋以上使い切ってしまいました。
フミゾさんも、慣れない団子に最初は戸惑いつつも、後半には「絶対あいつだ生命体」のパワフルな引きを楽しんでいました。しかも、ちゃっかりシマアジまでキープしています。

この時期の状況で、良型メジナには出会えませんでしたが、しっかり楽しめたし今期もまだまだ始まったばかりなので、期待ももてそうな手ごたえだけは充分に感じられた釣行でした。


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