2005年 1月13日

  有給休暇の消化、子供が遊んでくれないこともあり、平日釣行が実現いたしました。しかも今回は泊まり、それは・・・夕マズメ・・・いやいや、イカ狙いのためです。
今回は1月8日に見たアオリイカが忘れられずキーパーバッカン、ブク、生かしバケツ、電気浮きを持ち込んでの本格的なイカハンター仕様です。

で、熱海へ着いてアジを仕入れようとするも、店が開いていない!
すぐに気持ちを入れ替えて、タカベの確保に集中することにしました。
初島に着いて釣り座を確保、海を見るとタカベがたくさんいます。狙って釣るとあっという間に10匹ほど確保できました。

その後メジナ釣りに取り掛かりましたが、タカベタカベタカベ・・・・表層から底までさらに沖へどこまでもタカベだらけでまったくメジナ釣りになりません。さらにコマセを撒いても撒いてもメジナの姿が見えず、これでは海苔も団子もお手上げです。
結局夕方までこの状態が続いてメジナボーズ確定!

そそくさと本命アオリイカ釣りの準備を進めます。タカベをつけた泳がせ仕掛けをセットして投入、五時ごろから地元の方が登場してテーラーをつけたヤリイカ仕掛けを投入し、瞬く間にヤリイカを釣り上げていきます。
話をすると、「この時期はヤリだよ」と力強い一言、「マジ?どうしよう?」さらにまたまた地元の方がやってきてヤリイカ仕掛けを投入します。

ヤリイカが釣れ盛るなか私の仕掛けには何も反応が・・・「うきがない!」「へへーアオリだっているじゃん!」と仕掛けを撒いてくるとずっしりとした重みが伝わってきます、ところが途中でふっと軽くなり、止めるとまた乗ります。「???」結局手前までその繰り返しで「エイヤー」と上げるとヤリイカが掛かってきました。

これはどうやってもヤリイカしかない、しかしテーラーもササミも持って来てない、しかし、獲物がイカとなると錆付いた脳みそも急に回転が良くなり、愛用の万能竿パシフィックファントム12ftに電気浮き、そして取り出したのは普通のエギ、さらにタカベを解体してラインでエギに巻きつける「どうだ!」

これが大当たりでイカの乗りは最高、タカベの身がすぐに取れてしまうのさえなければ倍は釣れたかも知れないと言う手返しの悪さはありましたが、それでも8時過ぎまでに14杯釣って、もういいや状態となりました。このうち3杯は活かして残りはクーラーへしまい宿へ戻りました。

翌日、エサの残りを撒くために6時過ぎから7時まで一時間一本勝負、何とか35センチのメジナを一枚確保して、帳尻合わせ。
8時の船で帰り、家に着いたのは10時過ぎ、とりあえずクーラーのイカを一杯刺身にしてみましたがなんとまだ生きていてびっくり、もちろん味はいうことなしでした。


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