２００５年　５月２1・２２日

  今回はフミゾさんとフルコースフィッシング。
まずはお土産確保を狙って利島へ上陸。エサ取りはタカベ、コマセを撒くとイスズミの姿も見えます。予定通り？一投目からビッグサイズのイスズミが釣れました。そして、足元にメジナの姿が見えないので、本命であるお土産用のイサキを狙いますがなかなか食いが渋く思ったようには釣れてくれません。

潮の向きも悪く途中までは単なるコマセ係、一時的に潮が変わった間に堤防際に仕掛けを吸い込ますように入れて深いタナで何とか五枚確保することが出来ました。
途中からはトビウオが回りだし、仕掛けを入れるとすぐにウキが走り、手に負えない状態となりそのまま終了。

昼過ぎに大島へ戻り、エサを買って、まずは御神火温泉へ向かいます。風呂に入って夕方までのんびり過ごしたあと、いよいよ釣り場ヘ向かいます。今回は裏磯の浅い場所での釣り、初めての場所にもかかわらず釣り始める頃はすっかり夕マズメ、急いで準備をして釣り始めます。海の様子はいまひとつ良くわからないまま、まさしく「暗中模索」のスタートとなりました。

日が落ちて暗くなった所で、フミゾさんがビッグなクチブトをキャッチ、タナを聞いて試すと私にもアタリがあり35センチクラスのオナガ、これでいよいよゴールデンタイムに突入か？と思ったのですがなかなか後が続きません。潮はいい感じで沖へ払い出しています。
まっすぐ伸びるサラシに仕掛けを入れてそのまま流していくと・・・目を凝らさないと見えないところまでいってしまいました。

そんななかでもなんとなく、ウキがどこかへ行ったような気がして、そーっとラインのフケを取ると途中からスルスルといい感じに引っ張られていきます。すかさず大合わせをくれて竿を立てるとかなりいい引き、もしかして赤い奴？そうであればあわてることはないとゆっくりとやり取りをします。が、なんだか全然弱る様子がなく、かなり手前まで寄せてきても右へ左へ品のない走りを見せます。

これはでかいイスズミかな？と思いながら、ようやく足元まで寄せてフミゾさんのアシストでタモいれ、暗い中ででいまひとつよく判らずうーんマダイっぽいけど・・・というやや疲れたスタイルの魚でしたが、朝になってちゃんと見ると70センチのマダイでした。なんだかいまひとつ自信がなかったのですが、イスズミにも化けず、フエフキにも化けず「あー良かった」の一匹です。

その後もポツポツと釣れるもののまとまったアタリはなく、途中でまたもやマダイか？というアタリと、巨大オナガか？というすばらしい走りを見せて上がってきたのはメーターオーバーのサメ、しかも2回も掛けてしまいすっかり疲れてしまいました。こんなのがいたらほかの魚は寄り付かないのも当然ですね。

結局朝マズメに一枚メジナを釣った後は、日が昇るとコッパのみとなってしまい、がんばっても釣れそうな気もしないので、朝からフミゾさんと「お疲れ様、乾杯！」で終了しました。