2012年 7月 9日
今期最後のつもりで、イサキを狙って神子元へ行ってきました。「カメネに行くよ!」と言われて「やったー!!」と思ったのもつかの間で、やっぱりうねりがあって無理っぽい感じ・・・で、今回も乗ったのはエビネ。前回も乗ったのでイメージはばっちり、「ここだね!」と釣り座を構えましたが、潮は上りです。
あちゃー!読み違えで、今回も潮下に2人釣り師が入っている状況です。潮色は緑っぽく濁っている感じです。
とりあえず前回の記憶をもとに、根の間を流すイメージで釣ると、イサキが釣れてきました。しかし、最近のパターンで後が続きません。左の離れ根に仕掛けを当てていくイメージで流していくとメジナがヒット、イサキも釣れてきたのでこのパターンで攻め続けるのですが、サラシと潮の流れが複雑でなかなかイメージ通りにはいきませんが、うまくハマるとアタリがあります。
メジナの40センチクラスも二枚釣れたので、狙いをイサキに絞るため、裏の水道を攻めることにしました。上り潮なのでどんどん流すことができますが、いま一つ、というかほとんどアタリがありません。むしろ手前まででのアタリのほうが多く、コマセに魚が上がってくるのが見えます。
ようやく掛けた魚は沈み根へ回り込みます。「あー入られた!」と思ったら根が動き出します「???」そして三角の背びれが見えて2メーターぐらいのサメでした。
その後は足元近くからコマセに魚が乱舞してきます、サイズもいい!見える魚は釣りたい!が、結局ぶち切られの連続とサンノジの連発で時間を浪費してしまいました。
その後は潮が止まってしまい、これ以上遊んでも仕方がないので、再び元の釣り座へ戻ると、30分間ぐらいやや下り潮が差し込み、目の前でイサキがテンポよく釣れ出しました。いったん潮が止まって上りに変わりましたが、魚の活性は高く最後までイサキが釣れ続き、ようやく満足のいく釣果を得ることができました。
ずっと、表でやっていたらもっと釣れたかも?なんて思うのは贅沢ですが、このエビネという場所は、浅くて沖磯の雰囲気がなく、周りは高根だらけで釣り辛いけど、実際の魚影は濃いし、ちゃんと釣れるし、何ともいえず奥の深い磯だと感じました。