先日、寿司屋でイサキの刺身を食べました。
はっきり言って美味かった!???いつも釣りたてを食べているはずなのに・・・?
そこで今回は活け締めに付いて考えてみました。
いつも、メジナの場合は、エラを切ってから頭のところへナイフを入れてきちんと締めて帰ります。ところがイサキについてはエラを切って血抜きをするところまではやりますがあとはそのまま氷で冷やすだけです。以前は、血抜きすらしませんでした。
で、イサキっていまいち白身魚独特のぷりぷりした歯ごたえがないと、いつも思っていたのですがそれは間違いだったことに気がつきました。
やはり刺身で食べるためにはきちんと締めることが必要なのです。
と言うわけで今度からはイサキもちゃんと締めて帰ることに決めました。
ちなみにえらは腹側の付け根を切ると心臓とのつなぎ目に当たりよく血が抜けます。また上の付け根を切ると体の血が抜けやすくなります。尾びれの付け根は私はあまり切りませんが、切る時はきちんと血管(背骨の下側を通っている)を切らないと意味がありません。
締めるのは、脳をナイフでグサリ!場所は、たいていの魚は、エラ蓋にある切れ目の延長上で、目から側線へのラインと交差するところで間違いありません。刺したとき身がエビ反って、目がぐりぐりっとなったら正解です。
残酷なようですが、クーラーの中で、半殺しにしておくほうがもっと残酷なので、食べるためにキープするならきちんと締めて持ち帰りましょう!!