トリブヴァン国際空港 (Tribhuvan International Airport)

ネパールにおける航空組織

CAAN(Civil Aviation Authority of Nepal)

日本の航空局のような所

ネパールには飛行機(場外飛行場等を含む)が離発着できる空港?が70以上もあるとか

航空管制官はカトマンズを始めポカラ等数カ所に配置されているらしい

日本では航空路管制とターミナル管制は分かれているが、ここネパールでは航空路管制(2セクタ有ったのがいまはセクタ統合?されて1セクタのみ)はカトマンズでしか行われておらず、また航空路とターミナルの区別もなくTWR→RADAR→ACCと周期的に勤務が交代していくとのこと。


CAA(Civil Aviation Academy)

航空保安大学校に相当?

管制官、管技官の訓練を実施?

CAANになる前はCATC(Civil Aviation Training Center)と言う名称であったが民営化と同時にCAAに変更。
よっていまいち内容がはっきりしないので以下省略


TIA(Tribhuvan International Airport)

トリブバン国際空港:ネパールで唯一の国際空港

 ・滑走路3000m、幅45m、標高4500feet

 ・国際線1日約40便(往復)

 ・国内線(400便(往復)ほとんどがVFR)


 管制官、管技官、電気機械職員その他おもしろいことに倉庫担当、車両担当等がいる。
 機器の予備品は倉庫(と言ってもEQ室の中にある)に入っているのでそれを取り出すのにいちいち倉庫番に連絡して鍵を開けて貰う必要がある。 そのため復旧に相当時間がかかると言う。
 また、レーダサイトは飛行場の反対側にあるので障害時には車両担当者に連絡して車両(運転手付き)の手配をして貰う必要があり場合によっては車両の手配が付かずサイトに行けないこともある(そういうときの方が多いらしい)という。

管技(相当する)セクション紹介

・NAV/COM Division
・RADAR/RDPS Division
 がある

勤務態勢は
・Morning Shift(06:00〜12:00)
・Day Shift   (12:00〜18:00)
・Night Shift  (18:00〜24:00)
 空港の運用時間は24時間なのに24時には電源を落として帰るという。何とも不可解な世界?

RADAR/RDPS Divsionのクルーは
・Incharge(主幹相当?)          x1
・Asst.Incharge(主任相当?)      x1
・S.T.O(シニアテクニカルオフィサー)  x1〜3

 により構成され、クルーにより配置されている人員はバラバラ。
 ちなみにAクルーとBクルーは5名、Cクルーは3名
 管技官には、文系と理工科系の出身者がおり理工系出身者はレディオエンジニアの称号?を持つ。
が、だからといって特別に待遇が違うと言うことはないらしい。

レーティング制度があり3ヶ月以上現場を離れていると再訓練の必要がある(日本の管制官と同じような感じ)
また毎年レーティング試験があるとか(身体検査等を含む)この辺は日本より厳しい!!



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